近々行われる林間学校で、慧輝は同級生女子たちの『脱・変態計画』を推し進める決意をしました!
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<警戒する彩乃さん>
林間学校へ行く前、慧輝は彩乃さんにパンツをおねだりされる前に先手を打ちました。
(よーし、そっちがその気なら嗅がれる前に嗅いでやる! 異性に体臭を嗅がれるのがいかに恥ずかしいか思い知るがいい!)
「藤本さん!」
「俺に、藤本さんのパンツをくれないか?」
「藤本さんの、パンツの匂いが嗅ぎたいんだ!」
結果、その後しばらく慧輝は彩乃さんから警戒されることになりました。(作戦成功?)
<林間学校!(南条真緒に嫌われた)>
「大変なことになった。南条の俺への好感度が過去最安値だ」
彩乃さんへのセクハラを真緒に見られ、真緒の機嫌を損ねたせいで、同じグループで真緒が中心になって作ってくれたカレーは慧輝の物だけ真っ赤な激辛でした。(露骨な嫌がらせ)
更に林間学校中、慧輝は瑞葉がスカートをめくる様子を動画撮影(もちろん瑞葉の要求)。それも真緒に見られたせいで、真緒の態度がかなりトゲトゲしくなりました。
しかし最終的には仲直りして、夜には真緒と一緒に入浴。(他に人がいないとはいえ、真緒が男湯に入ってきた!)そこでいい雰囲気になったので、真緒は思い切って慧輝に好きだと伝えようとしました。
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真緒:「あたしは、桐生のおちん〇んが大好きだから!」
なにやら混ざった。
一世一代の告白と、絶対に混ぜてはいけない何かが混ざってしまった。
(や、やっちゃったああああああああああああっ!?)
「な、南条……? お前、いったいなにを言ってるんだ……?」
「じゃっ、そういうことだから!」
「どういうこと!?」
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<鬼塚恵(おにづか めぐみ)>
慧輝のクラスメイトの鬼塚恵(おにづか めぐみ)というキャラが登場。恵は次期生徒会長に立候補しました!
次の生徒会長には彩乃さんも立候補しているので、彩乃さんと恵が投票で戦うことになります。
漫画研究会で『オタサーの姫をやっている』という恵は、生徒会長になった暁には『恋愛禁止』を執り行おうとしていました。
『恋愛禁止』などというスローガンでは票が集まらないと思いきや、漫研で作成したオリジナルの宗作マンガを配るなど、独特の手法で人気を集めていきます。
<恵が恋愛禁止を掲げる理由>
慧輝が恵に、どうして恋愛を禁止したいのか恵に尋ねました。
恵:「どうして……?」
「そんなの、みんながナオ君を傷つけたからですよ」
「桐生氏だって面識があるはずっすよ。生徒会の三谷凛に騙されて、こっぴどくフラれた文実の委員長です」
恵は文化祭実行委員長の乾直也(いぬい なおや)先輩と幼馴染みで、ずっと彼のことが好きでした。
恵:「三谷氏にフラれたあと、ナオ君はすごく落ち込んでたんですよ。片思いの相手が女装した男だったんだから当然ですけど」
「失恋してどん底な気分の時に、校内でイチャつくカップルを見たらどんな気持ちになると思います?」
「だから私は、ナオ君のためにカップルを排除するんです。生徒会長になって、この学校を恋愛禁止にすることで」
<文実の委員長>
慧輝が乾先輩に尋ねたところ、乾直也も恵のことが好きでした!(三谷に一回浮気はしましたが)
慧輝は乾先輩に、恵に告白するよう促し、そのまま乾先輩は恵への告白を慧輝相手に練習し始めました。
しかしそこを真緒に見られてしまいました!
真緒:「き、桐生が……桐生が目つきの悪いイケメンに求愛されてる!?」
「大変だ……これはすぐにネームに取りかからねば……っ!!」
その後落ち着いた乾先輩は弱気になってしまいました。
乾直也:「応援してくれた桐生君にはわるいけど、やっぱり諦めることにするよ。恵ちゃんとぼくが釣り合うわけないもんね」
「――私とナオ君は釣り合うわけない、か」
その発言を恵が聞いていました!
恵:「そう……だよね……釣り合うわけないっすよね……私なんかとナオ君が……釣り合うわけ……っ」
恵は逃げてしまいました。
<投票前日!>
学校の掲示板に『2年B組の桐生慧輝は二股をかけている!』と黒のマジックで書かれていました。
そこには2枚の写真も貼られていて、片方では彩乃にハグされ、もう片方では志帆に抱き寄せられた慧輝の姿が写っていました。
(『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』8巻のあらすじ・ネタバレ)