キンジに奴隷が3人もできた!
緋弾のアリア 32巻 / 赤松 中学
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<あらすじ>
遂にキンジが父親と再会しました!
しかし金叉はネモの暗殺を狙っていて、同行していた伊藤マキリは父である金叉に襲い掛かり、キンジとジーサードが止めに入るという混沌とした状況。キンジたちは金叉と戦うことになりました!
父親との戦いの後、キンジは奴隷の女性3人を連れて帰国!エルフの美女エンディミラと、過去のショックで言葉を話せなくなった獣人の少女たち(テテティとレテティ)。3人は元・Nのメンバーでしたが、差し出せるものが他にないということでキンジに自らの体を差し出しました。(キンジは断ったのに)
更にキンジは収入を得るため、臨時で学校の先生を始めます。
『学校』と『金』がテーマの、ちょっと珍しい奴隷付きの日常が始まりました!
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★★★★★
戦闘・バトルの量:★★★★
ラブコメ量: ★★★★★
読みやすさ: ★★★★
<感想>
今回のストーリーはけっこう好きでした!
毎度おなじみの新しいヒロインは、キンジの奴隷になると宣言し付き従います。
巻数が増えすぎて最近マンネリ気味のシリーズだと思ってましたが、遂に父親にあったり、またキンジが先生やったり。話のテーマがいくつかあって全然飽きなかったです。
舞台が久しぶりに日本なのも良かったです!(やっぱり日本が一番読んでいて安心します(笑))
そして人間社会を回している『金』に関する経済の話や、『金』の無い社会についてなどはちょっと興味深い内容でした。『金』という物を知らない女性キャラ(エンディミラ)が出てきましたが、これがキンジに『金』について色々聞き出します。このやり取りが面白かったです。作者さんもよくこんなヒロイン書けるなと思いました。
遠山金叉はあまりの強さのせいで現実味がないです!文章を読んで何も納得できません!
足で地面を振動させて地震を起こす『陸奥(むつ)』という技。『地面からの揺り戻しがまた地中に戻る瞬間に次の振動を足で打ち込めば増幅ができる』という理屈で振動を大きくして地震を起こしていました。でも地面への振動はすぐに周りに広まっていってしまうので、振動を積み重ねて増幅するのはほぼできない気が。うーん納得いかない。
(緋弾のアリア32巻の感想・評価)
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