(……もはや、敵も味方もバケモノしかいない……!)
緋弾のアリア 31巻 / 赤松 中学
おすすめ度★★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★★
(5段階評価)
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<紹介>
父である遠山金叉を追ってアメリカにやって来たキンジ。弟のジーサードと風魔陽菜も一緒です!
FBIの超能力捜査官・ベイツ姉妹と戦ったり、金叉の存在にまた近づいたり。FBIに追われる身となり危険な中、捜索は続きます。
ベイツは正体不明の超能力で物を浮かせたり動かしたり。自分自身も少し飛んだりと、力に何らかの制限はあるようですが、その威力は相当なもの!
ベイツ姉妹を突破しなければ、父・金叉の下へはたどり着けそうにありません。
今ではちょっと懐かしく感じてしまう、日本の仲間たちとも再会。予測できない事態ばかりが続きます!
<感想>
風魔陽菜が好きなキャラなので、30、31巻とキンジと一緒なのが嬉しいです!
でも、私は陽菜のドジっ子な部分が好きなんですが、戦闘中にドジっ子を出されると本当にシャレにならない……。それは良くない……。
陽菜とキンジの二人の絡みは、もうちょっと平穏な日常で見たかった気もします。陽菜がんばって!
ちょっと登場キャラが多くて、刊行ペースもそんなに早くないので色々と忘れてしまっていました。(Zセカンドとかも読んでて記憶が怪しかった)
このシリーズは、出てきたキャラがやたら再登場します。内容的にも相手はこちらを殺そうとしてきますし、色んな意味で気を抜いて読んでられないですね……(汗)
キンジはこれまで散々死線を潜り抜けてきたので、たまに出てくるセリフが凄くカッコよく感じます!
マダム・ティー:「どうしても会いたいのね。彼が――死んでいるとしても。全てがもう、終わっているとしても」
キンジ:「死が何だ。俺も2回か3回死んでる。終わりが何だ。また始めればいい」
実際に死んだキンジにしか言えないセリフです。今でも東大合格に向けてずっと勉強したり、ネモを助けるため、また父に会うためにアメリカへ飛んだり。ずっと前に向かって進み続けてる精神力が凄い。見習いたいとは思いませんが(危なすぎる)、ちょっと感化されます。現実ではありえない展開ばかりが続いて、私は読んでいて結構楽しんでいます。(笑)
「緋弾のアリア」31巻 感想
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