ラノベぐらし！

緋弾のアリア30巻の感想・紹介。
父、遠山金叉は生存している!?


緋弾のアリア 30巻　/　赤松 中学
おすすめ度★★★
ハーレム度★★★★★
お気に入り★★★★
31巻 感想：緋弾のアリア31巻の感想(キンジの父も女性問題が多いっぽい？)
29巻 感想：アリア29巻[盟約の諜侯]の感想・紹介！(キンジがクロメーテルで生活することに……)


現在高校を退学し、戦いに身を投じながらも勉強を続けて東大合格を目指しているキンジ。(社長になったり敵幹部の女の子と無人島に漂着して一緒に暮らしてたりもした)
前回、女装して女子校に潜入し、Nのヒュドラとアスキュレピョスとの戦いにバスカービルは勝利しました。

奪われたNの指輪を取り返すため、マキリがキンジと接触。そこで父・遠山金叉(とおやまごんざ)が生きているかもしれないという情報を手に入れました！
しかもその父親はキンジと一緒に無人島で暮らした女の子、ネモの命を狙っているという話まで浮上。敵とはいえ、キンジと彼女は一緒に力を合わせて共同生活をし、プロポーズまでされた仲。彼女を助け、父親と会うために行動を開始するのでした。


(脱ぎ途中の陽菜！)


表紙が風魔陽菜！私の好きなキャラなのでテンション上がりました！しかも次回以降も陽菜は登場してきそうで嬉しいです！従順なダメっ子後輩忍者かわいい。

この30巻の中だけでも女子校への潜入から父親の生存情報、国外へ行ってまた人外の敵と出会い。
キンジは相変わらずキンジです(笑)
金次：「落ちた……落ちまちた……高認に……来年、大学受験、できまちぇん……」
萌：「遠山君……高認って……偏差値35か45くらいで合格できるハズなんだけど」
金次：「無人島に漂着してて、日付けが分かんなくなってて、物理の試験に間に合わなかったんだよ……」
菊代：「遠山な理由だねぇ……」
――これ、東大を受験しようとしてる人の発言です……(汗)

伊藤マキリのキャラがイマイチ分からない……。Nの指輪を取り返すためにキンジに絡んできますが殺意は無くて。マキリなら簡単に指輪なんて取り返せると思うんですけど、キンジの言いなりになっている現状に結構違和感があります。

作者さんの意図なのかもしれないですけど、1つの巻で登場する女性キャラが異様に多いです。おかげで『このキャラ誰だっけ？』みたいに忘れることはないんですけど、ちょっとどの子を見てて良いの気が散らばるというか、ヒロインのアリア含めて『全員モブキャラ』みたいになってしまってるのが残念かも。全員がちょっとだけずつの出番。(登場人物が多すぎ？)
この30巻で言えば、キンジと陽菜にもっとイチャイチャして欲しかった！
でもたくさん女の子が出て来るのはこのシリーズの魅力でもあります。次回はおそらく戦闘シーンから始まると思うんですが、どんどん敵キャラが強そうになってきます……。(勝てるんでしょうか?流石に怪しい強敵！)

「緋弾のアリア」30巻 感想・紹介