ネタバレ注意！
2巻 感想：可愛ければ変態でも好きになってくれますか？2巻の感想/また新しい女子が登場
3巻ネタバレ：可愛ければ変態でも好きになってくれますか？ 3巻のネタバレ(遂にシンデレラの正体発覚！)
1巻ネタバレ：可愛ければ変態でも好きになってくれますか？1巻のネタバレ・荒筋 女子が変態ばっかり!!
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＜翔馬のストーカー＞
「えっと……鳳さん、でよかったよね」
「はい、鳳です。鳳小春(おおとり こはる)です」
制服の上にパーカーを羽織っているかなり小柄な子。小さくて、モフモフしていて、なんだかウサギみたいな女の子。年下にしか見えませんが、この鳳さんは3年生の先輩で、秋山翔馬のストーカーです。天文部の部室には、天井と壁一面に翔馬の隠し撮り写真が貼られています！
鳳さんは翔馬に恋をしていて、慧輝に彼を紹介してもらうようお願いしてきました。紗雪先輩とのいかがわしい写真を撮られていたせいで、慧輝は彼女に逆らうことができません！
＜鳳小春と翔馬を会わせる＞
鳳小春は学年を偽り、年下の1年生を装って翔馬と会わせることにしました。(『小春ちゃんは一年生だよ☆大作戦』)
秋山翔馬：「この子はお持ち帰りOKなのかな？」
小春の見た目にアッサリと騙され、ロリコンの翔馬は大喜び。とりあえず二人の仲はうまくいきそうです。
(いつか小春が年上だと明かさなくてはなりませんが)
＜小春と翔馬の結末＞
小春先輩と翔馬はとても良い仲になっていきました。
小春は遂に勇気を出して、自分が年上であることを明かして愛の告白。しかし、翔馬は『自分はロリコンだから』と言ってその告白を断ってしまいました！
翔馬の双子の姉が重度のブラコンだったせいで、彼は年上の女性を受け入れることができません。
しかし翔馬は後日、小春先輩のいる天文部でもう一度小春先輩と向き合いました。
翔馬：「僕はロリコンだけど、小春ちゃんならもしかしたらと思って、でもそのためにはリハビリが必要っていうか……だから小春ちゃんに協力してほしいんだ」
小春：「？ つまり、どういう……？」
「つまり、その――僕と、お友達から始めませんか？」
翔馬の勇気の告白でしたが、小春先輩は冷たいジト目で彼を見つめています。
小春：「……ラブコメの主人公とか、よくその台詞を使いますけど」
翔馬；「うん？」
「それってつまり、はっきり付き合うとは断言せず、さりとてバッサリ断るわけでもなく、とりあえずキープだけはしておくという最低の選択なのですよね？」
「ぐはっ!?」
「翔馬くんは最低です」
「最低……僕は最低……」
しかし結局二人はお友達となり、今まで通りデートを重ねていくことになります。
＜真緒と唯花が書道部に入部！＞
慧輝が部室に向かうと、そこにはバニーガールの姿をした唯花がいました。唯花と真緒は書道部に入部しました！唯花は慧輝にもっと近づくため、BL好きの真緒は、慧輝が女子とイチャイチャするのを監視するためです。
その代償として、唯花はバニーガール姿をさせられ、真緒は紗雪先輩にBL本(慧輝と翔馬がモデル)を提供するのでした。
(紗雪先輩はもともと真緒のBL本のファンだったようです)
＜藤本彩乃(ふじもと あやの)の登場！＞
藤本彩乃さんは生徒会副会長。
彼女が落としたプリントを踏み、階段で自分の足を滑らせてしまい、それを慧輝が抱きかかえて救出。しかし彩乃さんはその状態のまま、しばらく慧輝から離れてくれませんでした。
彩乃さん：「お願い。もう少しこのままでいさせて？ 桐生君と……離れたくない」
＜彩乃がシンデレラの可能性？＞
「先生に聞きたいことがありまして。五月に部室の大掃除をした日のことなんですけど」
慧輝は顧問の沖田先生に確認します。
「あの日、先生が部室をチェックしに行った時、部室棟で誰かに会いませんでしたか？」
先生：「んん？ ……ああ、そういえば、部室に向かう途中で女子生徒とすれ違ったな。特徴的な髪型をしてるから憶えていた」
「その女子生徒って誰ですか？」
先生：「藤本だよ。生徒会副会長の藤本彩乃」
「藤本さんが……？」
先生のこの証言により、彩乃さんが『シンデレラ』である可能性が浮上してきました！
慧輝が彩乃を抱きかかえた時も、彼女は顔を赤くして、なかなか離れてくれませんでした。彼女は慧輝のことを好きなのかもしれません。
その後彩乃さんは手作りクッキーを渡して慧輝に抱きついてきたり、好意を持っている様子が見受けられます。
生徒会の彩乃さんに頼まれて、ゴミ拾いのボランティアで汗を流した日の放課後。
慧輝は生徒会室に招かれ、手作りアップルパイと紅茶を堪能します。彩乃さんとは良い雰囲気の中、慧輝はそのまま眠りに落ちてしまいました。
慧輝が目を覚ますと、そこには彼のズボンを引き落とし、パンツを脱がせようとしていた彩乃さんの姿がありました！
聞くと、彩乃さんは重度の『匂いフェチ』。
(慧輝の周りの女性はやはり変態ばかりだった)
「階段で桐生君に助けられた時にわかったの。ああ、これが運命の匂いだ――って」
「そんな運命は砕けてしまえ」
「本当に残念。薬はちゃんと効いてたのに」
「薬!? なにそれ、睡眠薬ってこと!?」
「むぅ……体育のあとのパンツ、狙ってたのに。汗の沁み込んだ下着を思う存分クンカクンカしたかった」
「うわぁ……」
こうして慧輝は、また新しい変態女子と仲良くなってしまったのでした。
＜シンデレラのパンツが盗まれた！＞
慧輝の家に紗雪先輩がやってきて飼い犬プレイを楽しみ、その後唯花がやってきて慧輝がバニーガール(バニーボーイ?)の恰好そさせられた日。
慧輝の自室に隠していたシンデレラのパンツが無くなっていました！
パンツが盗まれたのなら容疑者は2名。この日家に来た紗雪先輩と唯花ちゃんです。
慧輝は本格的にシンデレラ探しをするために、紗雪先輩に『一日だけ飼い主になる』という約束をしました。
良い飼い主を演じられるよう、犬関連の本を読み漁り、少女漫画でシチュエーションの勉強を重ね、紗雪先輩のご主人様となる日がやってきます。
その日は遊園地にデートに行き、紗雪先輩と濃密な時間を過ごしたものの、結局紗雪先輩がシンデレラなのかは分かりませんでした。
そして慧輝は遂に強硬手段に出ます。
慧輝：「紗雪先輩にお願いがあります」
紗雪：「お願い？」
「スカート、めくってみせて？」
「ふぇっ!?」
当然戸惑う紗雪先輩
「……こ、ここで？」
「ダメですか？」
「は、恥ずかしいわ……」
「紗雪先輩は今日、俺のペットですよね？ ご主人様の命令がきけないの？」
「っ!?」
「……わ、……わかり……ました……」
羞恥で体を震わせながらも、紗雪先輩はスカートをめくりました。
シンデレラのパンツを穿いているかの確認をしたかった慧輝ですが、とんでもない物を目の当たりにしてしまいます。
紗雪先輩はパンツを穿いておらず、そのままの下腹部を晒していました。
紗雪：「今日ね、ずっと穿いていなかったのよ？ 誰かに見られてしまわないかな、いつバレちゃうかなって想像すると、本当に堪らなくって、とってもゾクゾクしちゃったわ」
「今もね、慧輝君に見られてとっても恥ずかしいのに、恥ずかしいのと同じくらい気持ちいいのっ」
(『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』2巻のネタバレ・荒筋)
