意外な人物が大事件を起こす!(香織も大変身!)
ありふれた職業で世界最強 6巻 / 白米 良
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★★★
お気に入り★★★★★
(5段階評価)
6巻のネタバレ
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前:5巻の感想・評価
価格:777円 |
<あらすじ>
攫われた愛子先生を助けるため、ハジメ達は【神山】へと向かいます。【神山】は七大迷宮の一つでもあるので、神代魔法の入手も狙っていきます。
王国の城では兵士たちが何者かに操られ襲い掛かり、勇者たちが大ピンチに陥ります。
【神山】にも王国にも、魔人族たちが侵攻してきました。魔人族と人間族の戦争勃発!
実は勇者たち召喚組の中に裏切り者がいます。一人は檜山。もう一人、これまで檜山と怪しい話を繰り広げていた人物が明らかになりました。
香織が大変身!一気にパワーアップ!ハジメ達の役に立つため、彼女は人間の身を捨て去ってしまいました。香織の覚悟は重いようです……。
<感想>
この6巻の表紙についてなんですが、作者さんはあとがきでこう言っています。
――――――
さて、今巻ににおいては、皆さん、表紙を見て戸惑ったのではないでしょうか?
ヒロイン格の女の子が表紙を飾っていた中で、今まで一度も挿絵にすら登場したことのない女の子が載ったわけです。
「誰だこれ!?」となったのではないでしょうか?
口絵を見ていただいて、
「恵里かよ!」とツッコミを入れていただけたでしょうか?
もしそうなら、担当編集様共々、白米は大変うれしく思います。
――――――
……正直、私は表紙を見て『お、また新キャラか?』と思い、口絵に載っていた名前を見て『中村恵里って誰?』となりました。クラスメイトが多いのでそんなキャラまで覚えてなかったです。すみませんが……。
それが今回、あまりにも唐突に恵里が大規模な行動に出たので驚きました。これは絶対に予測不能!
過去を振り返ってみると、それまで全然出てこなかった魔人族が急に出てきたり、新キャラがいきなりハジメに惚れたり。そんな急展開はもはやこのシリーズの魅力かもしれません!
読者としては毎回意表を突かれます。
それだけに飽きなくて新鮮で、話の展開が激しくて。私は好きな作風です!
あんまり見ない表現ですが、「誰何(すいか)する」という言葉を多用してるのは読んでて引っかかりました。(作者さんが最近覚えた言葉?)
これまで檜山と接触していた、謎の存在の正体が明らかになりましたが……。
いや、これはズルいでしょう。予測できる訳がないです!だって口調変わってます。
檜山と怪しい会話をしていた時の一人称は『ボク』でした。でもこの人、普段ボクなんて言ってません。急にキャラが変わって、今まで猫被っていたことが発覚!(納得いかない)
聖教教会が滅んで、檜山達裏切り者が魔人族の側について……この6巻では、大分状況が整理されてスッキリしました。
今後の展開が追いやすくなって嬉しいです。読者に優しい。
次はシアの故郷付近である【フェアベルゲン】に行きそうです。ここにも七大迷宮の【ハルツィナ大樹海】があるので。亜人族たちとの再会が楽しみです。
『ありふれた職業で世界最強』6巻のあらすじ・感想。
タグ:ありふれた職業で世界最強 白米 良
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