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2016年11月27日

三菱電機で残業隠し発覚。被害者の男性は鬱病の労災認定を受ける


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おはようございます。

また、大手企業のブラックぶりが公表されました。


長時間残業の実態を隠蔽し、社員を鬱病に追い込んだのは三菱電機です。


残業100時間超で鬱病 三菱電機31歳元男性社員の労災認定 レーザー技術研究に従事


このニュースを見ると、三菱電機の研究所で就労していた男性は、

「上司から勤務時間を短くつけるよう指示された」と証言。

明らかに管理職が違法行為に手を染めていました。

上司からは「残業時間は月40時間未満にするように。39時間ばかりだと怪しまれるので、数字をばらつかせるように」と指示された


という詳細も露わにされています。

時には160時間を超える月もあったというから、

やはり異常さが蔓延しているのが解ります。


更には

上司は「研究職は、ブラックとか言わずに死ぬ気でやれ」「おまえの研究者生命を終わらせるのは簡単だ」と言っていた


という、パワハラの実態まで暴露されています。

このパワハラ管理職は、今後処分されるのでしょうか?

恐らく、何事もなかったかのように見過ごされるでしょう。


元々、ブラックな実態が多いといわれる電気業界ですが、

電気に限らず、高度成長期に日本を支えた産業の多くは、

古い体質に縛られすぎているのでしょう。


馬車馬のように働くだけで全てが成り立った時代の生き残りが、

古臭い考え方だけを押し付けて社会を衰退させています。


残業代の支払いとか、そういう問題以前に、

一人の人間の健康を損ない、それを隠蔽しようとした組織の実態。

これをもっともっと社会的に問題化すべきです。


大手の知名度にすがり、組織内では違法行為が平然と行われていた辺りは

電通と何ら変わりありません。

三菱電機側は、「労基署の判断を確認の上、対応を検討致します」と語っています。

ここにも、責任逃れが始まりそうな匂いがプンプンします。


人を人とも思わぬ会社など、大手と言えどサッサと潰れてしまうほうが良い。


どうせ電気系の業界なんて、国内では衰退の可能性しか残されていないんだから。

パワハラする前に、やることいっぱいあるだろうが。

三菱電機も消えていく企業の筆頭に名乗りを挙げそうだな。


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