大人だからこそ勉強しなければ、本当の負け組になる: 私は明日クビになる　～ぶら下がりリーマンブログ～

2023年09月18日

大人だからこそ勉強しなければ、本当の負け組になる

久々にこのブログを再開。

ああ、世の中の移り変わりの何と早いことか。

ブログタイトル通り、私は未だ「明日クビになるかもしれない」という危機感から逃れることはできない。

何故か。

所詮、組織に属し、組織から給料を貰う立場に留まっているから。
しかし、それは多くの人が同じだと思う。

問題は、己の立ち位置に安心できるか否か。

私もこの歳まで懸命に働いてきた。
私なりのスキルもあるつもりだ。

しかし、そんなものは他人から見て価値があるか無いか、それだけなのだ。

だから不安なのだ。

前回でも書いたが、このブログはやり場の無い怒りを日本社会に向けてぶつけてきた。
いや、日本社会を1秒ごとに歪ませてきた政治に対して、と言った方が良いだろうか。

私は政治に怒りを覚え、己を身を守るための方法を考えるたびに、一定の答えに直面する。

それは

「もっと勉強せよ」

という己への厳しい解答だ。

たった3年で私を取り巻く環境は大きく変わった。
しかし、やるべきことは変わっていない事が解った。

この3年、世界中の人と同じく、コロナと戦争、この２つに翻弄された。

しかし。

コロナへの対策は正しかったのか？
否、日本政府がコロナ禍において、対国民、対外国への対策は正しかったのか？

戦争はロシア=プーチン政権だけに原因があるのか？ウクライナ政府の対応は？件の地域での民族間抗争や地政学的な歴史的背景は？

日本のメディアから得られる情報全てが正しい訳は無い。
今の世の中、海外のニュースも容易に手に入る。
ちょっと頑張れば英語のニュースだって読める筈だ。
いや、ロシア語のニュースも、ウクライナ人の本音も。
様々な情報に辿り着く事ができるはずだ。

一体、どれくらいの日本人が、自らの意思で真実を探ったのだろうか？

私はこの3年間、海外にも行き、多くの外国人と交流し、様々な文化と慣習に触れた。
日本人がいかに甘く、無学で、傲慢かということを嫌というほど実感した。
正直、この歳で己の価値観を根底から打ちのめされるのは余りにも辛い。

しかし、"真実"は幾つもあるのだ。

メディアが短時間で流す情報は、その辺に落ちているゴミ屑のようなものだ。
誰も拾わないようなゴミ屑を、たまたま大袈裟に取り上げて騒いでいるに等しい。

そのゴミ屑を捨てたのは誰か？
そのゴミ屑は本当にゴミなのか？
何故そこに捨てられていたのか？

そこまで疑問を持ち、真実に迫ろうとすると、余りにも多くの事実が見えてくる。

そして、己が発見した事実をジャッジするのは己だけなのだ。

己のジャッジに根拠と自信を齎すためには、勉強するしかない。
年齢は関係ない、否、むしろ大人だからこそ学ぶべきなのだ。

一晩寝たら、昨日の常識さえ変わっているような今の世の中で、己の価値観を持ち続けるためには、常に学び続けなければならない。

変化についていけるようにするためには、変化を厭わない柔軟性を持ち続けなければならない。
ともすれば、変化を生み出すくらいの大人でなければ、世の中から相手にされない。

だから勉強しなくてはならない。

長々と書いたが、日本のメディアは信用してません。
朝から晩まで働き、若い頃のように身体も動かない中で勉強するのは容易ではありません。

寝たい、遊びたい、酒も呑みたい。

しかし、それでも学ぶのです。

この歳になって気付いたことは、
"今が一番若い"
"今からでも遅くはない"
この二つです。
そして、これに気付いてからは勇気も出ました。

歳を取ることは怖くない。
己の人生にも価値はあった。
では、それを活かせるように学ぼう。

ニュースを棒読みする人には何の説得力も無い。
しかし、学んだ人は説得力だけでなく、魅力さえ生み出す。

若い人がこのブログを見たのなら、"頑張ってね"くらいしか言えません。

しかし、もしも同年代の人が見たのなら"私に教えてください"と言いたい。

お金も欲しいけど、無知による負け組にだけはなりたくない。