2016年11月09日
ブラック確定、電通のセクハラ・パワハラは伝統だった
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おはようございます。
電通のブラックぶりが社会に露呈された今、
このような事態に陥れば、組織の実態がどんどん明るみに出てきます。
電通、靴でビール飲み強制…「社員過労死」文化は20年以上前から、東京五輪の発注停止すべき
Yahoo!ニュースの記事ですが、
これを読むと、もはや企業の皮を被った強制労働所としか言いようがありません。
肉体労働で無ければ、休みなしで働かせ続けても死なない
とでも思っているんでしょうか?
今回の件で、武蔵野大学の長谷川秀夫教授が「100時間を超えたくらいで過労死するのは情けない」という
暴言をネット上に書き込んだことがありました。
この暴言は社会的にバッシングされ、既に教授は処分されましたが、
電通の経営陣・管理職などは、
恐らく長時間残業を長年経験し、
その上で暴言教授と同じ感覚を持っているのでしょう。
自分が経験したことは、全て世の中の常識だと思っている無能な人間が多すぎます。
自殺してしまった女性社員は東大卒だそうです。
頭脳明晰で真面目に働いていたとなれば、
おそらくパワハラ上司よりは格段に能力のある人財だったのではないか。
そう思うと、残念でなりません。
老害集団や、パワハラ管理職のせいで、一人の若者が命を絶つのです。
>政府が今回の件でコメントを発していますが、
電通だけにスポットを当て、電通を法的に処分するだけで終わるでしょう。
安部首相が唱える「働き方改革」なんて、アベノミクス同様口先だけの空論です。
国は本来なら、今回の悪質な事件をきっかけに、社員を過労死させるなどの
長時間残業を強いる組織、パワハラ、セクハラがあった組織の
企業名を公表するなど、社会的な抑止につながる実務的改善を図るべきです。
口先だけの与党では、それが期待できない。
景気が悪くなれば、被雇用者の立場が必然的に弱くなるという性質を悪用するブラック企業は、
世の中にゴマンとあります。
そんなブラック企業は、社会が糾弾・弾圧しないとなくなりません。
電通のような特殊な業種では、一社だけでなく業界全体にグレーな部分が蔓延していると容易に想像できます。
その中でブラックを炙り出せばキリが無いかもしれませんが、
そこに切り込むことが重要。
大企業かもしれませんが、電通一社が消えるくらいで世の中は大して変わりありません。
テレビ業界が電通に牛耳られているのなら、
それこそ転換を図るべき。
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