世界破滅か、起死回生か: 私は明日クビになる　～ぶら下がりリーマンブログ～

2016年11月10日

世界破滅か、起死回生か

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昨日の大統領選、

正直、驚きました。

結果論ですが、アメリカ国内でも驚かれた結果を

日本で予測することができただろうか？

木村太郎のようなゴミジャーナリストが

ギャンブルの予想屋のようなコメントで勝ち誇ってましたが、

トランプ勝利の要因については、

今後、ちゃんとした識者の分析も含め、

色々と勉強したいと思います。

単に政党の順序的なもの、というカンタンな理屈ではないだろうし、

アメリカの本当の実態が、政府に対する不満として現れたのであれば、

それこそ日本人も色々な意味でアメリカに対する認識が不足しているのでしょう。

ただ、トランプが大統領になったことで、世の中が大きく変換するのは間違いないでしょう。

アメリカの靴を舐め続ける自民党・安倍政権の狼狽ぶりは、

昨日だけでも明らかになりました。

今後、安保が大きく揺らぎ、

米軍が日本から撤退、

「撤退をしないでくれ！」と安倍政権が泣きつけば、膨大な経費負担を呑み込み、

異常な税負担が我々にのしかかることは間違いないでしょう。（むしろ、この可能性の方が高いか）

後先考えず、本日強行採決予定のTPPも、

ハシゴを外される可能性が高い。

日本企業は一気に衰退に追い込まれ、大不況の予感がします。

ただし、アメリカ自身も今後、大きな不安要素に包まれ

迷走することが予想されます。

選挙の段階で「大統領の資質が無い」と味方から見放され、

政治家経験も軍人経験もないトランプに、

有能なブレインが集まるのか？

そもそも、暴言を吐く人間に国家元首を任せて

次世代に好影響を残せる訳がない。

もはや異常なまでに混沌とした世界情勢のパワーバランスを無視して

マヌケな判断を下しかねないのです。

アメリカ国民も、どの国の国民も、

他人の事を考える前に自分の生活優先なのは当たり前です。

トランプが主張したことで、唯一正論だと思ったのは

「他国の戦争でアメリカ軍人を死なせるわけにはいかない」

これは、間違いない、アメリカの本音でしょう。

日本も、アメリカの巨大な図体の後ろに隠れ続ける安全保障から

自立しなければいけない時が来たのでしょう。

ただし、もはや内需はボロボロ、輸出に頼るしかない経済が破綻しかねません。

それは世界中が同じでしょう。

各国首脳からの祝辞の映像で、

プーチンや習近平が勝ち誇った顔に見えたのは私だけでしょうか？

それに引き換え、安倍の狼狽えた顔の情けなさ。

民主主義の先端を走り続け、繁栄から崩壊までを見せたアメリカは、

国家の成り行きの手本を見せているのかもしれません。

日本が言葉だけのレイシストを首長に選ぶような状態に陥るかどうか、

今後、非常に大きな決断の時代に突入します。

願わくば、子供の世代で簡単に戦争したり、

差別やいじめが蔓延する世の中になって欲しくはありません。

そもそも、身近な差別問題がブラック企業で、それをテーマにしているので、

そんな世の中になればブラック企業＝普通の会社組織

になってしまう危険性も高いのだけれど。

アメリカが崩壊し、世界が破滅するか

アメリカが再建し、日本も自立の道を歩みだせるか

見えません。

不安だ。

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