2016年10月20日
ブラック企業のゴミクズのような組織論・精神論
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電通社員が自殺した件は、
電通というメディアに影響力が高い企業だけに
メディアに対するウラの規制がかかることを懸念していましたが、
ニュース番組で特集が組まれるなど、今のところはそのようなことは無い様子。
メディアが広告業者に取材をし、業界の実態が垣間見えたりしていますが、
残業や働き方そのものに対する考え方は、
個人の考え方が通用する訳ではありません。
特に、この日本という国は。
日本企業は、未だに実益よりも精神論が優先。
働き方どころか人格にも多様性を容認せず、
働き方のモチベーションやプロセスにも慣習を踏襲させようとします。
実績を上げてきた確固たる歴史があり、その慣習を倣うことで結果と報酬、達成感等が満たされるなら
誰も文句は言いませんが、
大多数の企業がゴミのような価値観、慣習を強制的に押し付け、
変化こそが重要な時代に、あえて社員が身動きできないようにしているのです。
三菱や東芝の不正を見れば、組織体質が社会を欺くような悪質なものにまで腐敗し切っていることが解るでしょう。
雇用契約にも、権力者と弱者のような極端な主従関係が当然と思うバカも少なくありません。
長く不景気を引きずり続ける近年でも、まだ日本では職業選択の自由は残されています。
それを「辞めても行くところがない」と、組織が社員を脅迫するように洗脳し、
働き方への選択肢そのものを考えさせないのが日本の慣習になってしまったのです。
そもそも、従業員と経営者のモチベーションが違うのは当たり前。
従業員は、給料・報酬のために働きます。
組織に属する安心感を求める人もいるかもしれませんが、
今の時代、却ってナンセンスでしょう。
経営者が社員にゴミクズのような精神論を押しつけ、
考え方まで支配するような企業は本当のクズ。
社会的な存在意義や企業として業績を上げるという根本だけ共通意識を持たせることが基本。
その根本ができないからこそ、くだらない論理を押しつけ、従業員を圧迫するのでしょう。
社畜として組織に居座り続けると、
その組織に染まり、組織の中で通用すれば良いというぬるま湯に走り、
普遍的な能力向上の努力を怠るようになります。
こういう人間こそが現代社会の中間管理職に多いタイプ。
自分の無能さを知っているからこそ、
年齢が下、社歴が下というポジションだけで
社内の人間を否定し、強制労働を辞さぬような発言をするのでしょう。
自分が適当に楽をし、偉そうに能書きタレるポジションにしがみつきたい思考からくる行動は
下衆以外の何ものでもありません。
武蔵野大学の教授なんて、自分が大学教授だからサラリーマンの世界のことは解らないのでしょう。
雇われ教授であっても、大学教授なんて毎日嫌なことやってる訳じゃありません。
将来的な目標を会社以外の処に置いたり、迷ったりして
働きながら可能性を模索する若者に対し
「残業時間が100時間を超えたくらいで過労死するのは情けない」
などと悪質な言葉が飛び出すのは、
この教授こそ世間しらずなのでしょう。
入社して数年の20代の若者が、会社の仕事にプロ意識なんて持ってる方が珍しい。
働きながら悩み、上司の顔色や周囲の人の人格、組織としての社会性を観察しているのです。
ブラック企業が求める人物像は、奴隷のように従順な人物のみ。
このような企業は、今後も社会的に糾弾されなければなりません。
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