2018年04月25日
自動車排出の鉄粒子、温暖化加速か?
4/24の中日新聞朝刊に、車排出の鉄粒子 温暖化加速か という記事がありました。名大発表!
自動車の鉄製部品が高温で擦れ合うことでエンジンやブレーキなどで
「黒色酸化鉄」という直径1マイクロメートルの微粒子が作られ、空気中に排出されているとのこと。
この微粒子は太陽光を吸収して、熱を持つことは知られていましたが、
気候変化への具体的な影響は不明だったそうです。
今回、名大が調査したところ、
「黒色酸化鉄」微粒子の多いエリアでは温室効果ガスの二酸化炭素の1割ほどの気温上昇効果ありとのこと。
しかし、一方でこの微粒子が海水に溶けることでプランクトンの光合成が活性化し、
二酸化炭素の吸収量を増やすことから、
百年以上の長期期間では逆に温室効果を抑制する可能性があるのでは!とのことです。
名大はさらなる研究を深めていきたいとのことです。
炭酸ガスの排出だけならば、この結果は内燃機関を使い続けても、
一時的には温暖化するが、また、元に戻るということになる。
植物性プランクトンが光合成をするということがかなりのカギになっていますね。
ただ、内燃機関の燃料である石油などの資源がいつまで存在し続けるか?
というのも課題の一つでもありますね。
さらに、長期的な研究となるので、他のいろいろな条件が加わったり、または逆に条件がなくなったりすることで、結果も変わってくるかもしれませんね。
今後の研究結果に期待したいですね。相当長期的な研究になってしまいそうですが・・・。
では。
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