バングラデシュえび養殖奮闘記

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輸出用の冷凍えびってどんなの?と質問はいりました。


パイガサ養殖地域でとれた輸出用冷凍BTです。
(これは少し古い画像)


これは有頭皮あり。(HOSO)と書きますね。(ヘッド・オン・シェル・オン)


えびのサイズについては、8/12 13/15 とありますが、


1kgあたりの尾数という理解をして良いです。



また、頭をとったえびで皮付きは、無頭皮有あり。(HLSO)と印があり、


(ヘッド・レス・シェル・オン)と言います。


これは、1.8kgの氷のブロックに入っている状態になります。

メーカーによっては、1.5kgブロック・2.0kgブロックがあります。



ここで注意しなければならない事は、表記です。


無頭の場合の重さはポンド(LB)表記となっておりますので、


画像の10/12 13/15 と記している数字は、


1ポンドあたりに入っている尾数と言う事。


1ポンドは、約453.6gですから、単純に450gに10〜12尾、


1.8kgのブロックなので約4倍。　


4を掛ければ何尾入っているか、大体想像つく思います。

わかりやすいスーパーの説明表がありましたので、貼り付けますね。



10/12 は　10×4=40尾 12×4=48尾 1.8kgブロックの中に入っている尾数は、


40尾〜48尾　入っているんだな〜ってね!!


業界の方々は分かるのですが、素人の私たちには、正直、


何がなんだか分からずに、大きなえび。少し小さなえびだなって言って


スーパーで買っていた感じも致しますね〜。


箱を開けて中身を確認する事も出来ないですからね!!





☆かにまみれ・北の国から直送便


よ〜し、ここで覚えたので、近くのスーバーに行って冷凍棚の中に入っている


えびの商品を眺めてくださいね〜。


欲を言えば、産地確認をして購入してくださいね。(笑)


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鬼手長えびです。



私たちの養殖場はBTブラックタイガーえびを進めておりますが、



他の区域では、手長えびを養殖している場所もあります。



注意しなければならないのは、蟹同様に、手を挟まれないようにする事です。




この手長えびは、淡水で育ちます。



BTブラックタイガーは、潮水で成長致しますので、



同じ池にいれるにはリスクがある。という事。



バングラデシュは雨期と乾期に分かれており、パイガサ養殖地域の中には、



乾期はBT養殖を進め、雨期は手長えびを進める方もいる。という事です。



これも輸出用として出荷されたり、ローカル販売向けにもなります。



もし、こういうえびが欲しい。という方は、
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パイガサ養殖地区の魚市場に入りますと、色々なえびが入って来て、



とても楽しい場所でもあります。



この市場に入る、えびの種類は、ハリナ・白えび・シータイガーという多種のえびが入りますが、




この種のえびは自然に養殖池の中に入って来てとれるので、




あえて専門で養殖をしているオーナーさんは居ない筈です。




次回は、こういう多種のえび画像をUPしながら、



パイガサ養殖場の魅力を伝えて行きたいと考えてますね。



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海外在住日本人のブログなどで、多く食に関する話題が出てますね。

ここバングラデシュでの話題も、野菜や魚介類にホルマリン漬けされた

食材が販売されている。という話題が、毎年のように出でいる記事を見ます。

　　　で、どうすんの???　食べるな!!　って言っている？


☆バングラデシュのえび業界の例では、

海外向け輸出用には工場生産過程でホルマリンは入っていない。

養殖オーナー・市場仕入れルートが決まっており水揚げから冷凍工場まで氷漬け。

当方では冷凍車で原料を運び加工を進めているからですが、その輸出用でも、

原料仕入れ時点から、自分達の目で確認しないといけませんね〜。

えびの産地クルナ産であっても、冷凍工場で価格の開きがUS1ドル以上もある事は、

商社さんなら経験ある筈ですね。トリック⁈　なんで!!　となる筈。　




バングラ産の輸出用冷凍ブラックタイガーえびは、日本では知名度ありませんが、

多くの冷凍えびは、EU向けやUSAに輸出している輸出大国です。

そのえび輸出大国が国内では、ホルマリン漬けの危なっかしいえび・魚を食べている国でもある?

という事。不思議ですね!!

ローカル販売食品ルートでホルマリン漬け完全撲滅については、正直、今でも大変難しく感じてます。

現地の方々の食の意識を変えない限りはイタチごっこ。モグラたたきで終わります。




試しに今年、海外輸出用から国内販売に切り替え、ダッカのみですが鮮魚市場販売をして見ました。

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ブランド名は''Fresh Fish BD'' で販売。(おっ。営業しちゃいました。)


出始めは確かにホテル・レストラン・そして一般中間層からの問い合わせが多かったのですが、


ローカルマーケットと同じ価格か、さらに値切り交渉をされてしまう。という始末!!


(いや〜アハハって 笑っちゃいました〜。)　残念ながら、価値を認めてもらえずって事ですね〜?


確かに冷凍致しますと、多少黒ずんで見える為なのかも知れません。


今年は、バングラデシュ人の食文化を良く理解せずに国内販売を進めた為、大赤字。


こう考えると、もし現地企業・商売人なら…。薬品を使っても、劣化した食材でも、


長期保存と見た目を良くする事を考えますね。


一筋縄ではいかないバングラデシュ!!。

養殖場から獲れたてのえびと魚を 冷凍トラックでダッカまで持ち込み販売中。

ローカルマーケット価格と同じなら、誰も冷凍車で運ばない!!　　

ダッカ中間層で、食の概念がまだこうなのです。

なんとかしなくちゃ!! と真剣に日々tryしてます。

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☆かにまみれ

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こんにちは。ベンガルのタイガーです。



バングラデシュでえび養殖を進めながら、お魚販売を進めてます。



いつも えび養殖場の奮闘記を見て頂いてありがとうございます。



優良ブラックタイガーを育てるなら自然の稚えびからスタートです。と言うブログ書きます。　


パイガサ養殖村の女性達は本当に働き者ですよ。



シュンドルボン(美しい森)マングローブの森から流れてくる



天然プラックタイガー稚えびを、河川敷沿いで女性達が捕って



生計をたてております。(すばらしい事ですね〜)




養殖業者は、そのシュンドルボンから捕れる稚えびは、



えび孵化工場からの稚えびより3〜5倍の価格で買っているのですよ。



理由は、工場で孵化したえびの生存率は20〜30%



河川敷から捕れたえびは、70%〜80%の生存率です。



工場孵化した稚えびは、生まれた環境との水質が変わってしまうと、



弱って死んでしまいます。




粗放養殖の場合、稚えびも自然からとれる稚えびを投入しないと、



病気になったり、水になじまず死んじゃうんですね〜。



水質管理をすると簡単に話が出ますが、塩分濃度からpHまでをコントロールするには



パイガサ養殖村の池が広すぎますからね〜。



自然のままで育ったえびは、とても力強く身がしっかりしてます。



日本で、タイ・ベトナム等を指導しているという偉い学者さんのなどが、



自信満々に、エビ専門講師だ〜っ!! と視察に来られ、1つや二つの問題点を指摘し、



改善点を指導しようと力説します。　



有り難いお話しです。　



しかし、薬や抗生物質・タイ・ベトナムでも指導しているなら、



そちらの海老を日本へ送って頂ければ良い。という気持ちもあります。



自然を、何かの薬品で改善しても、結果的に長続きはしない。と私は考えてます。



昔からの地元にあった言い伝え。という技法で進める事が、本当の粗放養殖と



言うのではないのでしょうか…。





よし、私もえびの養殖をして見よう。(笑)と思った方は、連絡お待ちしております。



一緒に、稚えびとり河川敷でやりましょ!!



毎日、えびばっかり食べる生活になってしまいます。

養殖池の水草取りも大変ですが、 村の女性達は、ここでも頑張っているのです。 こういう風景は、もう日本では見られないですね。

こういう写真を貼りますと、これを過酷労働と指摘する人達もおりますが…　



現地に入って過酷労働なのかを直接、



こちらの女性たちに聞いてからニュースとして伝えて欲しいですね〜!!

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