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2019年12月10日

ホームステイは基本最高!でも?

この記事は1〜3分で読めます。
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こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介

今回は僕がこれまで様々なホストファミリーで過ごしてきて気づいたことについてご紹介します。

ホストファミリーと同居人






僕はこれまで、
語学学生として、オペアとして友人宅の居候ときて、そして現在のウーファーとして様々なホストファミリーの元で過ごしてきました。
大方のホストファミリーはとてもやさしく、価値観もほぼ同じだったので同居人として特に不自由なく暮らしてきました。
しかしそんな中でもちょっと困ったというより面倒くさいと思ったことについてご紹介します。

情報共有が希薄


ホストファミリーに住んでいると、いつ誰がどこで何をしているかという情報は非常に大切になってきます。特に合いカギをもらっていないと、外に締め出しを食らいます(笑)
逆にこちらがいつもと違った動きをするとホスト側も「どうしたのかな」ということになり、連絡が来ることもしばしば…

これはどういうことかというと、特別なことが無ければお互いいつも通りの1日を過ごしますから、特にあらじめ情報共有をしておく必要はないということです。しかし、週末や季節の変わり目は動きが不規則になりやすいですからお互い翌日の予定をあらかじめ伝え合う必要が出てきます。

そして1番面倒くさいのが、ホストファミリー間で同居人の予定を共有していないことなんです。これによって、例えばホストファザーと出かけている時にホストマザーに「今どこ?」と連絡が来たり、夕飯がいらないのに用意されてしまっていたりということが起こります。

そのため、かなり多くの場合で自分の予定をホスト全員に伝える必要が出てくるんです。なので同じことを1日に2,3回言うことも珍しくありません。僕はおしゃべりですし、ドイツ語の会話についても困ることはほぼないので問題ないのですが、最初の方は慣れなくて「あれ、さっき言ったはずなのに」となることが多くなると思います。

僕の家族やシェアハウス当時はLINEやWhatsAppのグループトークで情報を共有していましたから、すごいなと思うものです(笑)


引き際が難しい


ホストファミリーで過ごすということは、同じ時間を共有する時間が長いことが最大の利点です。
しかし日本人より空気が読みにくいので引き際がつかみにくいです。

早く引いても「機嫌悪いのかな」と思われますし、遅くまでいても「まだいるのかよ」と思われてしまうので、結構難しいところですね(笑)
もちろん1人になる時間がステイする側も欲しいですし、ホストも欲しいのでその辺の様子はホストファミリーに住んで少しずつ、相手が何を考えてるのか分かるようになると良いですね。


それぞれのホストファミリーの許容範囲


これについては、日本でも同じですよね。
例えば普段からキッチンを使っていいかとか、シャワーか風呂かといったところでしょうか。

最初は何をどこまでしてよいのか分からないところが多いですが、そういったことは直接聞いてしまって大丈夫です。
なのでホストファミリーのに住み始めて最初の方は質問ばかりになるかと思いますが、仕方ないですね。逆に問題が起きてからのほうが大変ですから。


ただそういったこと加味しても、ホストファミリーから学べることは非常に多いので、やはりホストファミリーで過ごす時間というのは非常に良いものになることがほとんどですよ。




いかがでしょうか。
書いているうちに何に困っていたのか忘れてしまったので、思い出したらその都度書いていこうと思います。
でもそれくらい困ることってあまりないんですよね。

それにしても様々なホストファミリーがいて、ほぼ毎回非常に良い時間と経験が詰めている(それぞれのファミリーでの具体的なところはその都度記事にしていますので、見ていただければと思います。)ので様々な滞在方法がありますが、こういったこともステイ先を考えるときの材料にしていただければと思います。

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2019年12月09日

悪の巨頭、ナチスが残したものとは… 負の遺産だけでない?(ドイツ国外編)

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こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介

今回はドイツにとっておそらく最大の負の遺産であるナチ党(ナチス)について書こうと思います。
世界的に見ても最も悪名高いと言えるであろう政治政党ナチ党は、意外なことに現在もドイツ国内外に残るものを生み出してきました。ここではそれらの紹介をします。

世界的には…





前回に引き続き、今回は日本や世界に今も残るものを見ていこうと思います。

オリンピックの聖火リレー


今日本では来年東京で開催されることで、話題沸騰のオリンピック。そのオリンピックではおなじみの聖火リレーも、ナチスドイツ時代の1936年ベルリンオリンピックから始まりました。

これもある意味ナチスのプロパガンダとしての活用だっと言われていますが、現在にも続いています。
ちなみにオリンピック期間に限って、人種差別や迫害が緩和されていたそうです。
また、駅やスタジアムは科学的に人間の流動を完全に計算して設計されていたともいわれています。

そのまま人種の問題が終わればよかったのにと思いますが、そうはならず1939年に第二次世界大戦が勃発したため、戦前で最後のオリンピックとなりました。1940年は東京で開催予定だっただけにそれも惜しいですね。


動物愛護法


この動き自体はドイツ国内で1920年代から活発になっていましたが、ナチスドイツが動物愛護法を制定したことにより、よりその動きが鮮明にないました。
これによって動物は物ではないということが定義されました。

しかし表向きはこの法律が現代にも続く良いものに見えますが、裏ではこれもユダヤ人を迫害するための手段として用いられたのでした。ユダヤの教えでは、動物をと殺するときに麻酔を使わないということがあり、これがこの法律に引っかかるわけです。

こういったことが政治利用されるというのは非常に残念ですね。


環境保護


これも上記の動物愛護と結構なつながりがあります。
ナチ党としては、自然回帰主義であり、「自然と調和した生活」を目指していました。
この流れで有機野菜などの思想も強く出てきたということで、僕が以前の記事で紹介したBIOにも少しつながってくるんですね。

こういった法律は当時かなり進んだものであったのですが、戦争の激化とともに法律の廃止などとなりました。それでも戦後、こういった法律はナチスのファシズム的な思想とは離れているということで、残ったものもあります。


反タバコ運動


これも当時としてはかなり進んだものでした。
ドイツが医学的にタバコは健康に害を与えるということを突き止めたことが理由なので、この時すでにレストランなどでの喫煙も禁止されたようです。タバコに対する税金も上げられたので喫煙量は減ったそうです。

こう見ると最近になってやっと時代がドイツに追いついたと言えるかもしれませんが、戦後になって喫煙が再び増加したのちに、1990年代に再び嫌煙感情が強まって現在に至るようです。

またナチスドイツ時代にこの動きが活発だったのは、単純にヒトラーがタバコ嫌いだったということも大きく関係しているようです。そのため戦時中の地下壕も禁煙だったようですね。




いかがでしょうか。
現在の世界の潮流にかなり早くの時代からドイツ国内で取り入れられていたのが分かります。ただし表向きはクリーンでも、裏では散々なことをしてきたということがやはり印象深いですね。

ナチ党についてはドイツにいてももたまに議論になりますが、やはりポジティブにとらえる人はほとんどいないですし、ナチスドイツ時代のものが法律などで禁止されていることも老いです。

もう下火になりつつある流行語?の「マジ卍」なんてドイツで公の場で発信することがあれば逮捕される可能性もありますし、周囲の人に軽蔑の目で見られることもほぼ確実ですので気を付けてくださいね。

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2019年12月08日

悪の巨頭、ナチスが残したものとは… 負の遺産だけでない?(ドイツ国内編)

この記事は1〜3分で読めます。
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こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介

今回はドイツにとっておそらく最大の負の遺産であるナチ党(ナチス)について書こうと思います。
世界的に見ても最も悪名高いと言えるであろう政治政党ナチ党は、意外なことに現在もドイツ国内外に残るものを生み出してきました。ここではそれらの紹介をします。

ドイツ国内では






速度制限なしの高速道路「アウトバーン」


実は現在ドイツに住む人が恩恵を受けまくっているアウトバーンはナチスドイツの時代に事業がスタートしているんです。
その目的は軍事目的だと言われるかとも多いですが、時代背景として第一次世界大戦で敗北したドイツの失業者救済のための公共事業としての一面も持っていました(確かに戦時中は滑走路として使った経緯もあるらしいです)。

またこの事業ではパーキングエリアも一緒に建設されたりと、現在の世界各国にある高速道路のパイオニアとも言えますね

ちなみにアウトバーンは速度制限が無いのかという点ですが、たしかに本当に無い区間もありますが制限速度が決まっている区間も多いです。詳しくは別の機会にご紹介しますね。


全土に広がる鉄道網


もちろん鉄道に関しては、ナチスドイツになる前から存在していました。
しかしこれもナチ党がこれも国策として推し進めた結果かなりの発展を遂げたと言われています。
また日本ではあまりなじみが無い路面電車の整備もこの時に勧められたらしいですが、実際のところ定かではありません。

当時は鉄道が国威を表すのに一役買っていたということもナチ党が建設に力を入れていた理由ともいえるでしょうし、軍事的な輸送にも貢献していたことでしょう。

しかし第二次世界大戦で施設が多数破壊されたり、東西にドイツが分断されてしまったりが原因で、現在でも東西の移動が南北ほどスムーズでないのは確かです。


ロケットや航空機技術


これも軍事的な面が強いですね。
しかし当時、開発に携わっていたフォンブラウン博士が月面着陸のためのロケット開発で功績をあげているのは結構有名な話だと思います。

またジェットエンジンの飛行機もナチスドイツは戦闘に用いていました。しかしこういった技術は未熟であるうちにドイツは敗戦しました。

現在ではジェットエンジンの旅客機が主流になったりしているのは、つまりナチスドイツが開発していた技術は現代にもちゃんと残っているということなんです。


医療技術


ここまでは工業ばかりでしたが、ドイツは医療分野でも名を馳せていますね。
当時からこういったことに対して非常に力を入れていたのでした。

そしてその医療現場はクリーンなものだけでなく、ホロコーストに収容された人たちが残酷な人体実験に強制的に参加させられたということがありました。
ナチスドイツが行った人体実験について実際に強制収容所で見たところでも信じられないほど非情で、あまりの残酷さに故に例えて書くのも簡単ではありません。(見なくても分かりますね…)

分かりやすく言うと、わざと被験者に毒を盛って病気にさせたり、麻酔なしでどこまで痛みに耐えられるかといったことをいくつも行っていました。
また強制的な治験とは別に負傷した兵士の処置方法について研究したり、海水を飲めるようにする研究というのも行われていました。

しかし実験結果から現在の医療の発展があることも事実ですから、こういった過去から現在の高度医療の礎が築かれていることは忘れてはならないことかと思います。


自動車産業


現在では、日本と競り合っている自動車産業もこの時に作られたものが大きく関係してきます。
その会社名は日本でも人気の高いVolkswagen(フォルクスワーゲン)です。

この自動車会社はナチスドイツの時代に国有企業として設立され、戦後は他国の介入もあって民間の会社になりましたが、現在も名前は変わっていません。
そもそもVolk(国民)とWagen(車)が社名なので、そのまま大衆車ということになっていました。

今はポルシェなども傘下に入り日本のトヨタと販売台数で世界一を競り合っていますね。
この会社も当時は強制労働などをさせていたらしいです。




いかがでしょうか。
いくら現在のドイツの発展に関与しているとしても、僕が当時のナチスを支持しているというわけではありません。それはあまりにも非人道的で多くの人が今もつらい思いをしているからです。
今回紹介しようと思ったのは、今でも当時の物が存在していてこういった政策が現代でも恩恵をもたらしているのは事実であるということ。そこからまた歴史などにつて考えることができればと思い書かせていただきました。

明日は海外にも広がった政策を見ていこうと思います。

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2019年12月07日

日本人のおしゃべりもケンカ腰?

この記事は1〜3分で読めます。

こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介
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火曜日に「ドイツ人はケンカ腰?」ということについて書きました。
そこで今回は逆はどう見えるのかということについて触れてみようと思います。

日本人のおしゃべり






僕たちは特に何も考えずに日本語で人とおしゃべりをしますから、外国人から見てどんな感じなのかというのはなかなかつかめない感覚だと思います。
そこで僕がこれまでいろんな外国人とこれについて話した内容についてご紹介します。

日本語は美しいと言うけれど


よく日本では「日本語は美しく聞こえる」ということを耳にすると思います。
はたしてそれは本当なのでしょうか?

僕の経験的には日本好きにはそう聞こえるというが正解かと考えます。
というのもアニメやマンガでしか日本語に触れていなかった人が、日常的に僕たちが話しているのを見て「美しく」というより、本当にその言葉が使われているという「現実で話している人がいるんだ」するということで美しくといえるのではないでしょうか。

また博識の高い人などは、日本語の細かい表現に対してそのように考えていることも多いようです。
例えば「お湯」や「熱湯」といった水の温度を別の言葉で表現できるのは日本語しかないレベルです。ドイツ語だと「Heißeswasser」(熱い水)、「Gekochtwasser」(調理された水)ということで水という大きなくくりの中に「お湯」や「熱湯」という言葉があります。英語でも同じですね。
日本語単語の表現力って実はすごいんです。

そのほかの人はそもそも日本語なんて全く理解できませんし、他の言語との共通点が少ないことから、しゃべっていることが意味不明すぎて「美しい」というより「秘密の暗号みたいですごい」とか「面白い」と思われがちですね。
そこから日本語に興味を持ったら「美しさ」が分かるようになるのではないでしょうか。


超早く話しているように聞こえるらしい


日本語を話すときに、すべての文字に母音が存在していますよね(aeiouのこと)。ローマ字入力をしたらよくわかると思います。
それが外国に人からは、超早口に聞こえるそうです。

それもそのはずで例えば「ブログ」という言葉もアルファベットで書くと「Blog」となり、「B」と「G」のような子音だけの発音が英語やドイツ語などでは存在し、母音は1つとなりますよね。しかしそれが日本語では「Bu Ro Gu」ということで3つも母音が出てきます。

こういったことが会話では無数に出てくることによって超早いということに聞こえるんだとか。
またすべての文字に母音が入るというのは、日本人の英語が「ジャパングリッシュ」と言われる(僕がそう言ってるだけかも…)のもこれが関与しているんですよね…

とにもかくにも、こういった理由から僕たちが普通に日本語を話しているつもりでも、外国人の人にとってはすごいスピードで会話しているように見えるようです。


無感情に聞こえるらしい


皆さんも中学の英語の授業などで「アクセント記号」とかいうのを習いませんでしたか? これって日本人が結構苦手とするところですよね… 僕も例外なく超苦手で適当にやっていました、というより今も感覚的にしかつけてません(笑)

それもそのはずで日本語はが外国語と比べて抑揚がある言葉が極めて少ないんです。母国語にないものが得意なはずないじゃないですか。他にも「LとRの違い」とか…

ちょっと本題から外れますが、外国語を勉強するうえでこれを習得するには、アクセント記号なんて見ていないでとにかくしゃべって経験を積むほうが早いと僕は思います。

そもそも言葉の抑揚って何だって思う方も多いかもしれません。
教科書的にこれを表現すると、ドイツ語や英語などの文の抑揚が「右矢印2下矢印2下矢印2.」となるところ日本語では極端に書くと「→→→→→→。」ということです。

確かに日本語って感情がこもらないと抑揚ってつきにくいですよね。
もちろん日本語に抑揚が全くないわけではないのですが、外国語の多くはそれ以上に激しいわけです。


ケンカしているように聞こえるらしい


これは上記の通り、無感情っぽくかつ超早く聞こえることでケンカしているように聞こえるんだそうです。
むしろ怒っている時のほうが感情もみえるし、より早くなりがちですよね。

なるほどこういうことか。
そして最近ではスマホを見ながら会話をする人も多いですから、より険悪な雰囲気に見えるんでしょうね。
ちなみにドイツでこれをしたら超失礼にあたります。というか日本でもマナー違反ですよね…

流石にケンカしているとまではいかなくても、感覚的なスピード感と安定した抑揚というのは、とにかくまねるのが難しいみたいです。
「Sushi」とか「Sake]とか単語を言うのは簡単のようですが、文章を真似してもらうと逆にこっちが何言ってるのか分からないとなります(笑)




いかがでしょうか。
今回の記事はすべて僕の経験がもとになっているので、この記事とは反対に他の文献などでは日本語が美しいと言われる理由というのも見られるかと思います。

また最初に書いた「日本語は美しいのか」というところに関しては、説明すれば分かってくれる人は多いです。ただ他人が見ているだけだとこのように感じられているんだということが分かったと思います。

たしかに「美しい」と言われることもある反面、このようにとらえられることもあるのはちょっと残念ですね。来年は外国人観光客も増えるでしょうから、せめて人と話すときは相手の顔を見たいものです。

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2019年12月06日

12月6日はドイツにサンタが来る? ニコラウスって誰?

この記事は1〜3分で読めます。
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こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介

今日、12月6日はドイツにとって特に子どもにとっては特別な日なんです。

アドベントという約1か月間の一大行事






ドイツでアドベントと呼ばれるこの行事は、1年の中でもトップクラスの大ごとなのです。
しかし実際、留学するとなるとそれを感じるのは断片的になってしまうかもしれませんから、自力でこの時期を楽しむ方法についてご紹介できればと思います。


ニコラウスとアドベント


日本では聞いたことがあるかないかくらいの存在ですよね… しかしドイツでは非常に重要な存在なので、このブログを見てくれている皆さんが覚えておいて損はないでしょう。
実はちょうど1年前に僕がオペアとしてバイエルンに住んでいた時に、これについては説明をしています。

なので概要的な部分は以下の記事を参考にしていただければと思います。
クリスマスまでのカウントダウン、第2、3アドベント

とは言っても過去と現在での環境も違いますし、僕の視点や感覚も違ってきているので、ここからもう少し詳しく書いていこうと思います。
ちなみに昨年の記事では、ドイツの家庭でどっぷりアドベントにつかっている様子を書いています。(もちろん今もですが)


アドベンツカレンダーは12月になってから買おう


アドベンツカレンダーのアドベンツがまさに現在進行形ですね。大人でも毎日カレンダーのドアを開けるのが楽しみになると思います。大人が買うアドベンツカレンダー多くの場合がチョコレートやお菓子になると思います。

他にも化粧品メーカーや醸造所などもこれに乗じてアドベンツカレンダーを売りに出すわけですが、いざ12月になると今度は売れ残りが懸念材料になるわけです。そうするとセールなどに走る店が爆増します

個人的には最初から他よりちょっとだけやすく売って、12月前に全部売ってしまえば全体の利益は多くなるんじゃないかと思ったりするんですが、だめなんですかね(笑)

とはいえ、客側である僕たちからすれば大喜びです。良いときは50%引きでRindなどのチョコレートが買えたりするんですから、期間限定的な付加価値がかかっているにしてもちょっといいもので行事を楽しめるんです。やはりせっかくやるならコスパ良くやりたいじゃないですか。


クリスマスマーケットで飲みまくろう


とにかくこの時期の大人は外でもホットワイン、家でもホットワインを飲みます。
その理由はまずはとても温まるからです。また、スーパーでもこの時期にしか売っていませんから大人も楽しむことができます。

あとは昨日の記事でも触れましたが、良い雰囲気づくりということですね。
僕が初めてドイツで12月を過ごした時は、1日で友達といくつもの街のクリスマスマーケットをはしごして、ホットワインを飲んではマグカップを集めていました(笑)

それくらいドイツの街の12月は、気候とは裏腹に陽気な雰囲気に包まれるんですね。
この時期が1番ドイツらしいと思いますね

ちなみにビールもこの時期限定の物がクリスマスマーケットやスーパーで売られているので要チェックです!


とにかく街を歩こう


上記のように街が本当にクリスマス一色ですから、適当に歩いているだけでいいんです(笑)
というのも、一般家庭でも装飾にかなり力をいれているので、見ていて楽しいんですよね。

またそれによって、住んでいる町の新しい発見があるかもしれません!
僕は飽き性でかつ注意力も散漫ですがこの時期の散歩はいつもより長くなりがちです。
お勧めは夕方の暗くなり始めが良いと思います。気づいたら暗くなっているし、時間も相当立っているかもしれません(笑)




いかがでしょうか。
最近は日本でもクリスマスマーケットなどが流行っていて、ドイツと日本を行ったり来たりしている自分はどちらのクリスマスマーケットも良く楽しんでいます。

次回はいつもとちょっと違ったテイストで書いてみようかなと思います。

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2019年12月05日

12月のドイツ。ヨーロッパの冬に気を付けることとは?

この記事は3〜5分で読めます。


こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介

いよいよ今年も残すところ1か月を切りましたね。

12月にもなるとドイツはかなり冷え込んできます。この時期になるとヨーロッパでは風邪の他にも気を付けることがあるんです。
暗く長いドイツの冬




前半はちょっとネガティブな実態について書きますが、後半はそれらを吹き飛ばすような知恵や楽しみも書いていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

朝夕がきつい


12月になると冬至が近いこともあって、かなり日照時間が短くなります。ヨーロッパの緯度は北海道とおなじかそれ以上になるので、夏至と比べるとかなりの差があります。

例えば僕が住んでいるドイツは、朝も8時くらいまで暗く、夕方も17時には大分暗くなってきます。僕はもともと朝型人間だったのですが、それでも起きるのが億劫になることが多いです。

またそうなると気温もかなり下がってきて、夜の時間晴れていたりすると地形によっては街中霜だらけなんて言うことも珍しくありません。夜の曇は日中の暖気を留めてくれるので、あるのとないのでは翌朝の気温にも結構影響してきます。

地域によっては濃霧となることも多いので、交通機関が乱れたりもします。


日中もどんより


ヨーロッパはいつも空がグレーというのはよく聞くことかもしれません。本当にそうなんです。僕が最初に住んでいたハイデルベルグは年間を通してドイツでもかなり天気が良いエリアだったので、それには気づきませんでした。

しかし今住んでいる場所やバイエルンは日中でも本当に空がグレーでした。グレーというのは、どんよりとした分厚い雲が空を覆っていることから表現されることです。

その為、昼でも部屋の電気をつけるということも珍しくありません。
そしてそうなってくると体にも影響を及ぼします。


人間も暗くなる


多くの人が盛んに活動するのは昼間で、かつ空がどんよりとしていると気持ちもどんよりしてきてしまうんです。
「私は大丈夫」と思っていても、周りの雰囲気がどんよりしていると結構萎えてきてしまうんですよね。

そして気持ち以外にも身体的にも結構厳しい時期です。もちろん気温が低いこともありますし、日光から摂取されるビタミンDが減ってしまうことによって体調を崩す人も多いです。

これらの要因を合わせて発症してしまうのが、うつ病。ヨーロッパではこの時期にうつ病患者が急増するとも言われています。それくらい太陽というのは大切なんです。

では毎年来てしまうこの時期に対して、ドイツ人たちはどうしているのでしょうか…


サプリメントに散歩


やはり寒くなってくると、部屋を閉め切って暖かくしたくなりますね。しかしそうしていると空気も入れ替わらなくなってしまうので、これでも上記のような健康に影響を及ぼしかねません。

そこで多くのドイツ人は気分が乗らなくなってくると散歩に出かけるんです。そうすることによって新鮮な空気が取り込まれますし、若干の運動にもなってリフレッシュできます。
また日光が出ているのに気づいたときは、速攻で外に行くなんていう人も多いです。

他にも冬を乗り切るために、ビタミン剤などのサプリメントを摂取する人が増えます。ドイツでは結構手軽で安く手に入るので、僕も飲んでいる時期がありました。


暖炉で雰囲気づくり


僕がオペアをしている時に住んでいた家や今の家には、暖炉があります。
しかしドイツの家はオイルヒーターが標準装備なので、無くても大丈夫と言えば大丈夫なんです。

ではなぜ暖炉があるのか昔のホストマザーに聞いたところ、暖炉がいい雰囲気を作ってくれるからなんだそうです。
暖炉はむしろ燃やす木を斧で割いたり運んだり、灰の掃除と手間のかかるものですが、それをしてでもそれ以上の効果があると考えられています。

確かに暖炉の火がるだけで、結構部屋を流れる空気が明るくなるんですよね。


クリスマスマーケットは最強の救済


ドイツでは11月の最終週末から始まるクリスマスマーケット、かなり小規模な街でも開催されていてこれで儲かるのかと思うほどです。

しかしこれには別の目的もあるんじゃないかと感じています。
というのも、暖炉と同様にとても居心地の良い場所だからなんです。特に夕方から夜にかけては、オレンジ色の証明がともり人も増え、ホットワインがなおさらおいしくなります。

個人的には、小さい町のクリスマスマーケットは本当に落ち着くんですよね。大規模だと人が多いので少しせわしなくなってしまいがちのところ、小規模だとたき火を囲んで地元の人とおしゃべりをしたり出来るのがとても楽しくゆったりできるんです。

ホットワイン自体も2〜3€とお手頃なので(マグカップのデポジットは別、持ち帰りも可能)毎日のように通っていた年もありました。




いかがでしょうか。

留学で初めて経験するヨーロッパの冬は結構厳しい環境かもしれません。しかしそういった環境下での楽しみは、その楽しさを倍増させてくれる感じがします。

そしてそのあとに訪れる春に向けて、もうひと頑張り出来たら良いですね!

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2019年12月04日

ドイツ人のおしゃべりはケンカ腰?

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今回はいろいろなホストファミリーに住んできて気づいたことについて書こうと思います。

ドイツ人のおしゃべり






話すのを譲らないドイツ人


まず本題に入る前にこれについて説明したいと思います。
日本だとおしゃべりをするときに、相手の話をさえぎってはいけないというマナーというか暗黙の了解がありますよね。

ドイツにそれが無いというわけではありません。
しかしほぼ同時に話し始めたりした場合、どっちも譲らずに話続けることが多いんです。2人でもそうだしそうでなくてもそうなることが多いです。

これはホストファミリーにいなくても、旅行中のカフェなどでも見る光景かと思います。
僕の予想ですが、話のテンポが普通の日本人より早いんじゃないかと思っています。なので本格的に話し始めたら別ですが、言いたいことを言いたいときに言わないと言いそびれてしまうという考えがあるんじゃないかなと思います。

特に僕のような外国人となると、ドイツ語を早く話されても理解はできますし自分も同じペースで話すことができても、話に入り込む好きというのをつかみずらいということもあります。


文末までうなづかないドイツ人


日本で会話をしている時、普通の場合は読点(、)ごとくらいのタイミングでうんうんと頷きますよね。

それがドイツの場合、句点(。)ごとに頷く人がとても多いんです。なので、全部話し終わってから「なに言ってるかわからない」と反応されることもあるんです(笑)
その代わりに真面目な顔で相手の目を見ています

もちろんすべての人や場合でというわけではなく、よく頷く人もいますし相手の話し方によっては読点ごとに頷くこともありますよ。むしろ目を見て話すことが最大のマナーです。

もちろん日本でもそのはずですが、僕が一時帰国していた時スマホを見たまま話しを聞いている人が「うんうん」言ってますが本当に話を聞いているのか分からないですし、それが友達といえどもとても失礼に感じて「ちゃんと聞いてんのかよ」と言ってしまいそうでした。

前のところで「話すのを譲らない」と書きましたが、あくまで話はじめだけ。流石に文章を全部まるかぶりで話すことはありません。同時に話しているどちらかがちゃんと途中から聞く側に回ります。


他から見たらケンカ同然?


上記のように、ドイツ人は真面目な顔で話をしているし頷くことも少ない、かつ同時に話し始めても「お先にどうぞ」なんてあまり言わないとなると、他から見たら「何?口喧嘩してるの?」と見えるわけです。

今はドイツ語も理解できますし、そう思うことはだいぶ減りました。しかし留学し始めの当初は、頻繁にそう感じていました。人によっては、同時に話し始めることがあんまりにも多いからと、どんどん声が大きくなっていく人もいます。

そして後から「何についてケンカしてたの?」と聞くと「別に普通に話してただけだよ」というんですね。

他にもそう見える点としては、本当のケンカの時とあまり大差ない表情に見えますし、日本語以上に言葉の抑揚が激しいということも言えるでしょう。




いかがでしょうか。
文化が違うとおしゃべりの仕方でも結構変わってくるものなんですね。

では日本人のおしゃべりってドイツ人やそのほかの人からはどう見られるのでしょうか。後日これについてもご紹介しようと思います。

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2019年12月03日

ドイツ人はみんな大好き政治の話。留学生として持つべき知識とは?

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ウーファーって何ぞやというご紹介

今回はドイツに留学するうえで、1つ大事なポイントと言えるようなことについて書こうともいます。

ドイツ人の政治観






政治の話はタブーじゃない


日本では政治について話すことに対して抵抗を持つ人が多いと思います。
ではドイツはどうでしょうか。

ドイツでは政治について話すことはむしろ非常に重要なことと考えられています。もちろん日本でも政治について話すことは重要なことですが、躊躇してしまいがちですよね。

もちろんドイツでも政治について話について話す相手は本当に信頼できる人だけです。ということはこういった話に発展した場合は、相手に信頼されてるんだとわかる指標にもなりますね。

家族間でも政治観はそれぞれ


たしかに家族だから政治観を同じにする必要はないですよね。
その為、ドイツの家庭内では結構政治の話が話題になって、それで何時間も話し込むという光景を見ます。

もちろん無関心な人もいますし、テレビを見たついでにちょろっと話すという人も多いですが、それでもちゃんと個々に政治観を持っています。

これはドイツの外国人率が高いことも寄与しているんじゃないかと思います。これについてはこの後詳しく書きます。


多民族が一緒に暮らしているから


ドイツは歴史的にも民族ということに対して強い関心がありますし、日本でもよく話題になる難民問題などもあります。またいわゆる国際結婚やハーフの子どもも非常に多いですから、やはり政治の世界でも大きなテーマです。

そしてこの辺についてはについては結構政党ごとに意見が分かれますし、例えば移民排斥を支持する党が台頭してくると僕たちのような外国人は困るわけです。

なので特に最近は僕たちのような外国人はこれについてよく目を張る必要があります。こういった背景が多少なりともVISAの取得に影響しているというのが1番分かりやすいかもしれません。


日本の政治もちゃんと見ている


僕が最初に留学していた時「で、アベノミクスって実際どうなの?」と聞かれました。
その人は当時20歳くらいで特に日本に興味を持っていたわけではないのにです。これは僕たちがドイツ人に「ドイツのインダストリー4.0はうまくいってるの?」と聞くようなものです。

もちろん海外を相手に仕事をしている人は、そういったことを注視しているでしょう。
しかし普通の人でも海外の政治経済を見ているのです。

僕もそうですが、留学する人の多くが若い世代でまだ政治経済についてよくわかっていないと思います。
しかし少なくとも自国の政治や経済についてはちゃんと見ておいたほうがいいかもしれません。


日本の投票率に驚く


まず日本の最近の投票率は50%台です。特に10.20代に関しては30%台です。
一方、ドイツは70%台の投票率なのでドイツ人がこれを聞いて驚くのは当たり前なのかもしれません。

また「自国のことなのに何考えてるんだ」と言われることもありますし、自国のことでも対岸の火事場のように見ている人が多いなと感じます。

確かに日本では政治について知る機会は少ないかもしれません。しかし自分の生活にかかることですから、誰が言わなくてももっと自発的に情報収集する必要がありますね。政治についてでなくても同じことが言えますが…

そうでないと極端に言うと恥をかくことになるかもしれません…




いかがでしょうか。
戦後、同じような歴史を辿ってきたきた両国ですが、こんなところに違いがあるんですね。

留学しようと思っている皆さん、少しでもいいですから政治や経済について見ておくことを強くお勧めします。

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2019年12月02日

環境大国ドイツのリサイクル精神 ボトルのデポジットについてのご紹介

この記事は3〜5分で読めます。


こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介

今回はドイツが環境大国と言われる一面を見ていきたいと思います。

ドイツのデポジット制度






ドイツでは、ボトルなどのデポジット制度を導入しています。

今回はそれについて詳しく見ていこうと思います。

ペットボトルや缶にも価値がある!


ドイツで売られているボトル又は缶入り商品には基本的にPfand(プファンド)と呼ばれるデポジットがかけられています。
ペットボトルと缶は0.25€、ビンは0.08€が基本です。
ただ缶やビンはデポジットがかけられていないものもあるので、下記のマークかPfandの字を探しましょう。ついていないものについては、分別して捨てることになります。またオレンジ系の物についてはなぜかプファンドがついていません。きっとリサイクルが難しいのでしょう。
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このデポジット制のおかげで環境にもいいでしょうし、ポイ捨ての減少にも寄与できていると感じます。(実際のところ環境にいいかという点については意見が分かれるようですが、即ゴミになるよりはましですよね。)
他にもこんな一面もあります。


ホームレスへの救済措置?


いくらプファンドがあっても捨てる人は捨てます。僕自身、缶などに関しては手で持ち歩く必要があるので面倒くさくなってゴミ箱に捨ててしまったりしていました。

そして捨てられたプファンド容器を探す人がいます。もちろん普通の生活をしている人でもそういうことをしている人は多いですが、多くの場合ホームレスなどがそれを探しています。

それを返せばお金になるわけですから、環境としてだけでなくホームレスへの救済という一面も自然と兼ねるようになりました。実際4本でも集められれば1€になりますから飲み物とパンくらいは買えますので飢えをしのぐこともできます。

またバーベキューなどをしている場所に物乞いのごとく、ボトルや缶を捜し歩く光景はもはやドイツの日常です。


プファンド容器の返却方法


ではここでプファンド容器の返却方法についてみていきたいと思います。
多くの場合はスーパーなどにある専用の機械で返却作業をします。

やり方は簡単で基本的には2ステップです。
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まずは容器を機械の丸くくりぬかれたところに入れます
そうすると機会が容器を回転させて、プファンド容器かどうかを確認して吸い込まれていきます。
たまに戻ってきますが、空のプファンド容器であれば何回か試しているうちに吸い込んでくれます。(誤作動が非常に多いです笑 画像のやつも故障中…)

全部入れ終わったら、唯一ついているボタンか、スクリーンのチカチカしている部分を押すとレシートが出てくるので、それをレジに持っていけばお金が帰ってきます。

ちなみに別の買い物がある場合は、これも一緒にレジに持っていくことでプファンド分は値引きされて、差額の返金か追加で支払いをすることになります。


ずるいプファンドマシーン


空港などの大規模施設でもプファンドマシーンを見かけます。
しかしそこに容器を入れても返金が受けられない場合があります。

ではどうなるのかというと「どこの会社に寄付しますか?」と出てきます。
こういった場合スクリーンにKassenbon(カッセンボン、レシート)かBeitrag(バイトラグ、寄付)のような選択種が出ますので、返金が欲しければ、Kassenbonを押しましょう。

そもそも寄付が前提のプファンドマシーンもありますが…こういった場所ではボトルを入れる前に返金されるのかというところを見るようにしましょうね。


カートン容器ごとプファンド


時にはカートン容器ごと買うこともありますよね。そういった場合にはそのカートン容器にもプファンドがかけられるので、返却するとまたお金が戻ってくる仕組みです。

僕がシェアハウスを始めた当時は家具が足りなくて、いつか返すつもりで椅子代わりにしていました(笑)

このカートン容器もプファンドの機械で返金できますが、まれに対応していなかったり、カートンにちゃんと空瓶が全部入っていないと受け付けてくれない機械もあります。

そういった場合や機械が見当たらない時は、店員に聞きましょう。ドイツ語に自信が無い方はとりあえず「プファンドマシーン」と言えば、その店にその機会があるか無いか、あるいはどこにあるか身振りなどで教えてくれるはずです。
また機械が無い店ではレジで受け取ってくれるところもあります。


日本にもあったプファンドマシーン


そんなプファンドマシーンですが、なんと日本にもありました。
僕が初めてそれを見たのは海辺の自販機の隣で、機械に入れたら即現金10円が帰ってきたいました。その機会は現在見られなくなっているので、試験的なものだったのかもしれません。

また西東京のスーパーでもこの機械がありました。
たしか1本で0.2円だったので気持ち程度ですよね。そもそも5本単位でないと金として使えない(笑)

ただどちらも元々プファンドが追加で課金されていたわけではないので、店や企業の善意で行われていたものなので、金額が低くても納得ですね。

というよりポイ捨ての観点から言うと、ほぼ全員がちゃんとごみ箱に捨てますからね(笑)





最近は日本でもレジ袋が有料化されたり、ストローがプラスチック以外の物になったりとペットボトルに限らずプラスチック問題は重要な局面を迎えているのは確かです。

海に漂うマイクロプラスチックや、発展途上国に放棄された先進国からのプラスチック容器はドイツでは毎日のようにドキュメンタリーやニュースで取り上げられています。

日本ではあまり表だって出てきませんが、洋上には自然に還らないプラスチックが潮流に流されて巨大な浮島として漂流しているんです。これが細かくなって、プランクトンが食べ、魚が食べ回りまわって人間に帰ってきているんです。

このドイツが先駆けて導入しているプファンド制度は、これから世界に広がっていくのか僕たちの時代で明らかになるでしょう。


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2019年12月01日

ドイツでビールが水より安いは嘘じゃない?!

この記事は1〜3分で読めます。
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こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介

今日は昨日予告していた通り、店で飲み水を買う時の話をしたいと思います

ドイツの飲料水はめっちゃ安い






多くの日本人が耳にする「ドイツはビールのほうが水より安い。」というのは果たして本当なのでしょうか?
スーパーでの様子をみていきましょう。

水がめっちゃ安い


まずは水についてです。
昨日の水道水にの話から続けていくと、ドイツの水道水は基本的に飲めますが、カルキが強かったりたまに濁っていたりします。
そこでスーパーなどで水を買うことについて少しふれましたね。

ではスーパーで水を買うとなると、どういうことになるでしょうか?
まずは値段です。日本でもおなじみのボルビックやイビアンなども売っていますので、初期のころはこれらを買ってしまいがちだと思います。これらは大体0.5〜1ℓで1€前後です。

しかしPVブランド(プライベートランド)の水となると、1〜1.5ℓで0,19€という破格のお値段で買うことができます。もちろんセールなどではなく通常でこの値段です!日本円にすると約20円ということですね。

だからと言ってPVブランドの水がまずかったり低品質かと言われても、普通のペットボトルと同じです。


ボトル入り飲料は炭酸入り?


ただ水を買うときに注意したのが種類です。
ドイツのボトル入り水は基本的に3種類あって2/3で炭酸入りです。炭酸水を好む人はあまりいないと思いますので、ここで炭酸入りでないのをちゃんと選ぶようにしましょう。

炭酸入りでない水にはStillと書いてあります。大体の場合、商品名の下に書いてあってラベルも赤いのが特徴です。

また信じられないかもしれませんがボトル入りの紅茶なども炭酸入りのことが稀にあるし、大体は砂糖盛盛で甘いです。ただの紅茶を飲みたい人はティーバックのを買うんでしょうね(笑)


コーラやファンタも安い、そしてビールも


上記のように水は非常に安く買えるので、水道水に抵抗がある方でも躊躇なく買えるお値段ですね。
しかし次に悩むのはおそらく他の飲料水のことだと思います。

というのもコーラやファンタも0.5ℓで1€を切ってくるんです。そしてPVブランドのコーラなどは1.5ℓでも0.49€で売られていたりするので、せっかく買うならこっちにしようかなとなることが僕自身しばしばあります。

そして肝心のビールもPVブランドで0.5ℓの缶ビールが0.29€で買えちゃうんです!そうでなくても地域によっては0.49€くらいで買えますので、ちょっとお高めの水を買うのであれば本当に「ビールが水より安い」現象が起きるんですね。

こうなると水を買いに行ったのにビール買っちゃったとなってしまうことも無きにしも非ず…(笑)


レジで焦らないで!


いざレジに行くと、0.19€のはずの水がドイツでは0.44€になるんです。
別に詐欺などではないですからここで焦らないでください(笑)

ドイツのボトル飲料水にはPfand(デポジット)がかけられているのです。その金額は、ペットボトルと缶でで0.25€、瓶で0.08€となっています。
例外としてオレンジジュースのボトルはデポジットがありません。おそらく再利用しにくいのでしょう…

これによって値段が高くなったと錯覚しますが、これがドイツなんです(笑)
またこのおかげでポイ捨てなども減っているでしょう。街を歩いていて見るのはひしゃげた缶と割れた瓶くらいですから(笑)

キオスクだと日本並


これまではスーパーでのことについて触れましたが、どうしても今すぐ飲みたいときは広場のキオスクや駅にある自販機を利用することになると思います。

そういった店では、値段も高くなってしまいます。
と言っても日本と同じか、ちょっと高いくらいですけどね(笑)

時間に余裕があるのであれば、安くて種類も多いスーパーで買うことをお勧めします!




水道水の話の流れでここまで来ましたが、きっと「ビールのほうが水より安い」という事実のほうが衝撃が大きかったですよね(笑)

安いビールも普通においしいので、酒好きの僕としてはとても幸せな環境です!酒好きの皆さん、早くドイツに移住したほうがいいですよ(笑)

次回は最後に少しふれたデポジットについてもう少し深堀していこうと思います。

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posted by ニール at 11:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学
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ニール
幼少期の海外旅行を機に海外に興味を持つ。

高校時代には海外旅行のためにアルバイトをし、旅をする。
そこで訪れたドイツを留学先とする。

高校卒業後に単身ドイツに留学。
現地ではドイツ語を勉強しながら、日本語や文化のセミナー開催やブンデスリーガベースボール2部てプレー。(語学学生ビザ)

日本に帰国し、短期大学を首席で卒業。
幼稚園教諭2種免許を取得。

オペアとして再渡独。 (オペアビザ)

ウーファーとして旅を続ける。(観光ビザ)
現在に至る
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