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2019年12月08日

悪の巨頭、ナチスが残したものとは… 負の遺産だけでない?(ドイツ国内編)

この記事は1〜3分で読めます。
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こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介

今回はドイツにとっておそらく最大の負の遺産であるナチ党(ナチス)について書こうと思います。
世界的に見ても最も悪名高いと言えるであろう政治政党ナチ党は、意外なことに現在もドイツ国内外に残るものを生み出してきました。ここではそれらの紹介をします。

ドイツ国内では






速度制限なしの高速道路「アウトバーン」


実は現在ドイツに住む人が恩恵を受けまくっているアウトバーンはナチスドイツの時代に事業がスタートしているんです。
その目的は軍事目的だと言われるかとも多いですが、時代背景として第一次世界大戦で敗北したドイツの失業者救済のための公共事業としての一面も持っていました(確かに戦時中は滑走路として使った経緯もあるらしいです)。

またこの事業ではパーキングエリアも一緒に建設されたりと、現在の世界各国にある高速道路のパイオニアとも言えますね

ちなみにアウトバーンは速度制限が無いのかという点ですが、たしかに本当に無い区間もありますが制限速度が決まっている区間も多いです。詳しくは別の機会にご紹介しますね。


全土に広がる鉄道網


もちろん鉄道に関しては、ナチスドイツになる前から存在していました。
しかしこれもナチ党がこれも国策として推し進めた結果かなりの発展を遂げたと言われています。
また日本ではあまりなじみが無い路面電車の整備もこの時に勧められたらしいですが、実際のところ定かではありません。

当時は鉄道が国威を表すのに一役買っていたということもナチ党が建設に力を入れていた理由ともいえるでしょうし、軍事的な輸送にも貢献していたことでしょう。

しかし第二次世界大戦で施設が多数破壊されたり、東西にドイツが分断されてしまったりが原因で、現在でも東西の移動が南北ほどスムーズでないのは確かです。


ロケットや航空機技術


これも軍事的な面が強いですね。
しかし当時、開発に携わっていたフォンブラウン博士が月面着陸のためのロケット開発で功績をあげているのは結構有名な話だと思います。

またジェットエンジンの飛行機もナチスドイツは戦闘に用いていました。しかしこういった技術は未熟であるうちにドイツは敗戦しました。

現在ではジェットエンジンの旅客機が主流になったりしているのは、つまりナチスドイツが開発していた技術は現代にもちゃんと残っているということなんです。


医療技術


ここまでは工業ばかりでしたが、ドイツは医療分野でも名を馳せていますね。
当時からこういったことに対して非常に力を入れていたのでした。

そしてその医療現場はクリーンなものだけでなく、ホロコーストに収容された人たちが残酷な人体実験に強制的に参加させられたということがありました。
ナチスドイツが行った人体実験について実際に強制収容所で見たところでも信じられないほど非情で、あまりの残酷さに故に例えて書くのも簡単ではありません。(見なくても分かりますね…)

分かりやすく言うと、わざと被験者に毒を盛って病気にさせたり、麻酔なしでどこまで痛みに耐えられるかといったことをいくつも行っていました。
また強制的な治験とは別に負傷した兵士の処置方法について研究したり、海水を飲めるようにする研究というのも行われていました。

しかし実験結果から現在の医療の発展があることも事実ですから、こういった過去から現在の高度医療の礎が築かれていることは忘れてはならないことかと思います。


自動車産業


現在では、日本と競り合っている自動車産業もこの時に作られたものが大きく関係してきます。
その会社名は日本でも人気の高いVolkswagen(フォルクスワーゲン)です。

この自動車会社はナチスドイツの時代に国有企業として設立され、戦後は他国の介入もあって民間の会社になりましたが、現在も名前は変わっていません。
そもそもVolk(国民)とWagen(車)が社名なので、そのまま大衆車ということになっていました。

今はポルシェなども傘下に入り日本のトヨタと販売台数で世界一を競り合っていますね。
この会社も当時は強制労働などをさせていたらしいです。




いかがでしょうか。
いくら現在のドイツの発展に関与しているとしても、僕が当時のナチスを支持しているというわけではありません。それはあまりにも非人道的で多くの人が今もつらい思いをしているからです。
今回紹介しようと思ったのは、今でも当時の物が存在していてこういった政策が現代でも恩恵をもたらしているのは事実であるということ。そこからまた歴史などにつて考えることができればと思い書かせていただきました。

明日は海外にも広がった政策を見ていこうと思います。

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posted by ニール at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学
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ニール
幼少期の海外旅行を機に海外に興味を持つ。

高校時代には海外旅行のためにアルバイトをし、旅をする。
そこで訪れたドイツを留学先とする。

高校卒業後に単身ドイツに留学。
現地ではドイツ語を勉強しながら、日本語や文化のセミナー開催やブンデスリーガベースボール2部てプレー。(語学学生ビザ)

日本に帰国し、短期大学を首席で卒業。
幼稚園教諭2種免許を取得。

オペアとして再渡独。 (オペアビザ)

ウーファーとして旅を続ける。(観光ビザ)
現在に至る
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