2020年01月11日
【ビール】ノンアルコールビールなのにノンアルコールじゃないドイツのビール
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ドイツのノンアルコールビール
今回はちょっと銀行の話題から外れて、ビールの話題について書こうと思います。
ノンアルじゃないの?
今回これを話題にしようと思ったのは、僕がホストファミリーとやっている新年禁○○チャレンジの一環で、禁酒もしているからです。
そして今日はどうしても飲みたいホストファザーと一緒にノンアルコールビールを飲みました。
ところが、そのラベルには「alc.0.5% vol」と書いてありました。要はノンアルのビールなのにアルコールが入っているということです。
「いやいやノンアルコールじゃないじゃん」と突っ込みを入れたくなりました。
というより「アルコール成分が入っているのにノンアルコールで売り出しちゃっていいの?」ということで調べてみました。
ご覧の通りAlkoholfreiと書かれたラベルの裏にはしっかりアルコール成分の表記が…
理由は2通り。
これについては、ドイツでも多くの人が気になって調べているようで、検索するとすぐに出てきました。
ノンアルのビールにアルコールが含まれている理由には、2つのが原因がありました。
ドイツの有力な週刊誌Focusによると…
- 製造プロセスで生じてしまう
- そもそも原材料に含まれている
これがノンアルコールビールと自称しながらアルコールが微量入っている原因であることが分かりました。
ではもう少し詳しく見ていきましょう。
ビールは製造過程で小麦や麦芽を発酵させるのは有名な話です。ビール工場なんかに行くとその様子がよく見られると思います。
その発酵過程でアルコールが発生するのがビールにアルコールが含まれる理由です。
そしてノンアルコールのビールも、できるだけ普通のビールに近づけるために同じ過程を踏むのですが、アルコールが0.5%程度のところで発酵を止めるのだとか。
こうすることで本来のビールの味に近いノンアルコールビールが製造されています。
そしてそもそも原材料にアルコールが含まれるという点ですが、ビールに限らず食品には微量のアルコールが含まれていることがあるのです。
そういったものは、あまりに微量であるということで身体に影響を及ぼさないとして処理されています。(日本でもおそらく同様)
つまりノンアルコールビールで発酵過程を踏まなくてもそういった原材料が使われると、微量のアルコールが含まれているということになります。
味は?
日本のノンアルコールビールは不味いとよく言いますが、ノンアルコールビールが不味いのはおそらく万国共通です。
ドイツのノンアルコールビールのほうが、日本のノンアルコールビールよりは本物に近い完成度かなとは思いますが…
もともとのビールに入っているべきアルコールが入っていないのですし、完成した商品から何かを取り除こうとすれば、味が落ちるのは普通ですよね。
流石にノンアルコールビールより水のほうがましとまでは言いませんが、雰囲気で酔うための手助けになるかもしれないくらいに個人的には思っています。
お値段は?
ではドイツでノンアルコールビールを買うとなると値段はどうなのでしょうか。
実際のところ普通のビールよりは安いです。
これは、スーパーやレストランほぼすべての場所で共通です。少しだけですけどね。
また会社によってはもともとの値段設定が高いので、別の会社の普通のビールより高いと言った逆転現象が起こることはあります。
とは言っても、値段の差は大したことないのでちゃんとした理由が無いのであれば、普通のビールのほうが味も良いですし、そちらを選択するでしょう。
いかがでしょうか。
僕が幼いときに、アルコールフリービールが日本でも登場し、酒好きには衝撃的な出来事だったと思います。
しかし味に関しては、ちゃんとしたビールにはかないませんから、禁酒を継続しない限り僕が禁酒チャレンジが終わった後もノンアルコールビールを飲むのはこれっきりになるでしょうね(笑)
次回もノンアルコールビールについてもう少しだけ紹介しようと思います。
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