2019年11月15日
ヨーロッパのスーパーで売られているBIO(オーガニック)は偽物!? 「真のBIO」とは…
この記事は1〜3分で読めます。
Hallo
こんにちはニールです。僕は今週から、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ヨーロッパのBIO(オーガニック)は偽物?
皆さんもヨーロッパで生活していると、日常のスーパーでBIO(オーガニック)製品を見かけると思います。
しかもBIOでない製品とそこまで値段に大差ないものも多いんです。
しかしそういったBIO製品は本当にBIOなのでしょうか。
餌はBIOだけど…
ドイツにはBIOの野菜や果物だけでなく、肉や魚もBIOとして売られています。
しかしそういった家畜の一部は、ただBIOの餌を食べているだけなんだそうです。
むしろBIOの餌のためにコストがかかるので、普通の家畜より密度が高い環境で育てられていることもあるようです。
確かにそれでBIOを名乗ることは出来はしますが、その分混んだ農場で育てられるので、ストレスが多くBIO以前に「良い製品」になるのかは不明です。
野菜や果物も?
野菜や果物も農薬などを使わないことで、通常より手間がかかるようになります。
その為、家畜と同様になるようです。
また農薬などを使わないので、食品のサイズもBIOでない製品より小さい状態で熟すことになります。
僕がウーファーをしている家庭もBIOの野菜や家畜を育てているので、こういったことを知ることができました。
それでも、BIOを名乗る製品は農薬もりもりの製品よりは健康でしょうが…
BIOとしての本質を貫くのであれば、できるだけ自然に近い形で育てられるのが理想でしょう。
真のBIOはめちゃくちゃ高い
上記の話を踏まえたうえで、僕のホストファミリーも野菜を納品している店の様子を見てみましょう。
チェーン店などではなく、個人商店で、個々に製品の発注をしているようです。
例えば、ミルクライス(Milchreis)と呼ばれる日本と同じ品種の米は、通常50セントで500g買うことができますが、ここでのBIOの米は2.9ユーロでした。
実に5倍以上もの値段がするんですね。
なるほどこれがホストファミリーの言うBIO、言うなれば「真のBIO」ということかと納得できます。
僕はウーファーで農作業をしますが、食に対する知識や感覚が疎いので値段で理解していました笑
でも今回ばかりは味も本当に良かったです!
BIO製品はたしかに他より健康には良いかも知れませんが、製品の製造過程で「環境もBIO仕様か」と言う事を考えた方が良いかもしれませんね。
もちろんいわゆる安いBIO製品だって公的に認められてマークを掲載しているわけですから、家畜の数や畑の大きさや肥料の種類などに厳格な決まりがあり、タイトルの「?」マークに対する答えは「偽物ではない」です。
また、普通のスーパーのBIO製品が粗悪である言いたいのではなく、れっきとしたBIO製品です。
でもやはりいわゆる「真のBIO」のほうがこだわり抜いていて、より体に良いということです。
そしていわゆる「真のBIO」は本当に美味しいですから食べてみてください!
せっかくこういった場所で経験ができているので、もっといろいろなことを知って皆さんに紹介できたらと思います。
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数日中にBIOについての詳しい内容を書いた記事をご紹介いたします。
BIOについてもう少し詳しく知りたいです。