2019年11月16日
ドイツの農家は日本のサラリーマン並?
Hallo
こんにちはニールです。僕は今週から、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ドイツの農家の労働環境
今回はドイツ農家の様子をご紹介します。
ただ家庭によってルーティンなどに差があるので、感覚的なところでご紹介します。
やっぱり朝は早い
これは多くの方が良く知っているでしょう。
しかしドイツ国内においては、日の上る時間が夏と冬でかなり差があるので、それによって1日の流れも変わっています。
なのでやはり夏は結構早く(6時代)、冬はそこまで早くはない(8時代)という感じです。
そもそも冬は採れるものが少ないですから、畑に出る時間は夏より短くなります。
その代わり、他の国から輸入して物などを品定めしたり、家畜の世話により多くの時間を割いたりしています。
機械に対する能力が長けている
少し逸れますが、
多くの場合で、商品を売ったり自分の活動を発信したりするために、SNSなどの能力が長けている人が多いです。
まずウーファーとしてホストファミリーをしている時点で、それなりに機械の利用が得意ですよね。
また実際の勤務時間としては、畑以外にももちろん販売でお客を相手にもしますし、個人営業主なので税金や売り上げの計算なども自分でします。
そこに前回紹介しはBIO(オーガニック)の畑の場合は、検査などのためにいろいろ準備をする必要があるそうです。
他にも、それぞれの畑にあった電気設備などを用意する必要もあるので、そう言った面での技術も必要になってきます。
午後も遅くまで…
上記のような作業がある為、深夜の日が変わるギリギリまで事務所のようなところで仕事をしている日も少なくありません。
今のホストファミリーは子どもがいるので、夕方には帰宅して、自宅の部屋でパソコンでの作業を結構遅くまでやっているようです。
また大学生が農家であることも結構多いので、そう言った人は農作業とは別で勉強もしなければなりません。
ここまでくると日本のサラリーマン並でしょう?
いくら農家が忙しいとは言っても、流石に日本のモーレツに働く人と比べると、時間的にはサラリーマンほどでは無いでしょう。
昼や夕方のごはん時は、1,2時間ゆっくり過ごすこともざらにありますし、畑が家から近いことが多いので通勤などももはやないと言えますからね。
それでも、やはり畑での作業はかなりの重労働ですし、家事にもかなり参加していたり、個人で経営を安定させなくてはならない為、これらを加味するとサラリーマン並と言えるのでは無いでしょうか。
流石に、風邪をひいたり天気がとても悪い時は、強行しませんが…
それでも個人で畑を経営してるのは…
上記のように個人経営の農家はかなり忙しいことがお分かりいただけたと思います。
僕もドイツでいろいろな業種な人を見てきましたが、ホストファミリーのように働く人はやはりかなり少ないです。
また自然を相手にしますから、天候などの変化で売り上げが乱高下するリスクもあります。
それでも個人営業主として農家を続けているのは、やはり意識の高さでしょう。
大学生などの言う「意識高い系」とは次元が違うレベルだと思います。
ただ生産しているだけではなく、農業に対して改革をしようと動いている人が多いので、そのエネルギーのすごさも理解できるでしょう。
また自分たちが食料自給率を上げているという意識もありますし、特にBIOの生産をしている人はプライドが高いです。(もちろん良い意味です。)
こうしてホストファミリーにいると、自分も頑張らなくてはという気持ちが強くなりますね。
そういった面もウーファーをする良さと実感していましす。
費用を抑えて海外留学したい方はこちらの記事もお勧め!
海外旅行に興味がある人のためのブログ
この記事を見て「留学しようかな。」「ここもう少し知りたい。」という方がいらっしゃいましたら是非「いいね」とコメントお願いします。また友人などにシェアをしていただけたらとてもうれしいです!
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9423520
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック