2019年11月17日
農家は超きれい好き?
Hallo
こんにちはニールです。僕は今週から、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
農家のお掃除事情
僕はこれまで複数の農家でホームステイをしていました。
そんな中で気づいた、農家の掃除に対する感覚をご紹介します。
掃除のレベルが高い
最近は、冬に向けて家畜を室内に誘導するために、屋内の小屋を掃除する様子をよく見てきました。
もちろん僕も、そういった小屋を掃除してきました。
ごく普通のレベルで掃除をしてみたのですが、全然足りないようで結局、普通に掃除したのと同じくらいの時間がかかりました。
具体的には、高圧洗浄機で洗うわけですが、地面だけでなく壁はもちろん、木のドアや壁までコーティングがはがれるくらいの勢いと距離で洗い流します。
また小屋などまで水道が来ていないことが多いので水タンクを用意しています。その量何と1000ℓになります。
しかしそんなタンクも、2,3時間も掃除をしていると空っぽになるんです。もちろん水代はそれなりにしますから、こういった場合は貯めた雨水を使っているのではないかと思います。
もちろん屋外も
屋外での作業も、かなりその後の掃除を意識して作業をします。
例えば、野菜や果物を集めるとき、傷んでいたり熟しすぎて収穫できないものに関しては、そのまま放置ではなく、潰して自然の肥料にするかある程度の距離ごとに集めておきます。
また少し汚いになりますが、糞などもそこにそれがあったことが分からないくらいきれいに集めます。
僕もそこまで適当に集めていたわけではありませんが、それでも農家の人の求める掃除の基準には届きませんでした。
ではなぜ臭いや汚れたイメージがあるのか。
これについては事実ではあります。
やはり掃除をしていても、そもそもの汚れのレベルが会社や家とは段違いですし規模も大きいですから、水を使えば跳ねてくるし、汚れを気にして収穫なんてしていたら、体制が悪くなって体が痛くなるし、そもそもの収穫スピードはがた落ちです。
また匂いについては、家畜によるものが多いでしょう。流石に家畜を人間並みにふろに入れたりはできませんし、する必要もありませんから。
そういった理由で小屋などもどんなに掃除をしても匂います。
生鮮食品を扱う農家に関しては、臭いというよりはやはり土のにおいが強いです。
僕がオペアをしていた時の村は牛の畜産が盛んで、しばらく村を離れて戻ってくると、強烈な家畜臭がしたのを覚えています。
それでも住んでいると慣れてしまうんですよね…
遠出をするときは、湯船につかって香水などを使うようにしていました(笑)
以上のようにここまで奇麗好きだったというのには驚きましたし、偏見でこういったことを思っていたことに対して申し訳なさもありました。
僕のように偏見を持っている人はそう少なくないと思いますので、こういった経験を多くの人が知ってもらえたら良いですね。
生きていくうえで食事は必要不可欠のものですから、もっと農家の方々を尊敬できるきっかけもウーファーということでした。
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