2019年11月18日
農家のパーティーはどんな感じ?
この記事は1〜3分で読めます。
Hallo
こんにちはニールです。僕は現在、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
農家のパーティーは面白い?
今回は、ホストファミリーと一緒に農家の人の集まりに行ってきました。そうなるともちろんパーティーです。
そんなパーティーの様子をご紹介します。
超美味しい!
農家のパーティーはとにかくめちゃくちゃ美味しいのです。
その理由はもちろん食材が新鮮で料理も採れたてそのままだからなんです。
食材に関しては、もちろん売れ残ったものを自分で料理することも多いですが、こういった場合は採って数時間で食卓に並びます。
おなかがいっぱいなのにひたすら食べていました。
年齢層が幅広い
ドイツの農家は流石に日本ほど高齢化しているようには見えませんが、それでもパーティーに参加している人は僕とホストファミリーを除けば35歳が最若年でした。
僕が会話した人の中で最長老は62歳で翌日も早朝に起きるそうです。
それでもさすがドイツ人というべきか、農家の方だからというべきかめちゃくちゃ呑みます(笑)
そしてすごく呑むし、食べますが太っている人は1人もいませんでした。むしろみんな筋肉質なんでしょうね。
騒いでも問題ない
やはり農家の家ですから、周辺の土地も自分のもので、隣人と言えないくらい離れています。
その為、音楽を結構な音量で流しても、他人の迷惑にはなりません。ただしその家は家畜や犬がいましたから、犬などがすごく鳴いていました。
とにかく隣人より遠い、むしろパーティーに参加していた可能性もあるので、警察が来る気配すらありませんでした(笑)
また家の外は真っ暗なので、星がとてもきれいでした。
超寒い
冬な始まりですからもちろん夜は氷点下まで下がります。
そうすると、家周辺の草などが凍るので実際よりも体感気温がかなり寒いです。
ただ外でバーベキューをしていたのでその周辺は深夜まで余熱で温まることができました。
また喫煙者も多かったので、外に出れば誰かしらと話すことになりますね。
話の内容は?
農家のパーティの序盤はそれぞれの農家の状況や将来の展望など、農業に特化した話の内容になっていました。
また同業者ということにはなりますが、それぞれ生産しているものが違いますので、情報を隠したり腹の探り合いのようなことは無いようでした。
この辺の話はちょっと農家でウーファーをしたからと言って分かるものではありませんでした。
他にも知り合いとして、農家以外の職種の友人もたくさん来ていますから、それぞれの職について話していました。
もちろん僕は唯一の日本人ですから、きりのない質問攻めでした(笑)ちょっと「日本では」と言いすぎだなと思いながらも…
そして時間が経つと、話の内容は普通のドイツのパーティーという感じになっていきました。聞いている音楽の話や映画の話など、歳なんて関係ありませんね。
帰りは?
パーティーも佳境に入ってくると帰る人がちらほら出てきます。
そこでどうやって帰るのか、もちろん田舎ですから車で帰るわけです。では飲酒運転なのかというとそうでもなく、最初に一口だけ飲み時間をかけてノンアルの飲み物で血中アルコール濃度を下げているんですね。
なので飲酒運転ではないでしょう。
また車をそこにおいて、乗り合いで帰る人が多かったですね。
でも家が遠い人はどうするのか、
パーティーの主催者の家に泊まるんです。そこはさすが農家の家、ゲストルームが沢山あるようでした。
途中で疲れた人もそこで寝ていたみたいです。
帰宅後も
帰宅後はすぐに寝るのかというと、そうでもなくまた少し飲んでから寝るのでした。
久しぶりのパーティーはとても楽しかったです。
また年齢層の幅が広くても、やはり話すことはいくらでもあるし盛り上がるということが分かりました。
それだけでなく、色々なことを教えてもらったり教えたりできたので、情報共有の場としてもとても良いものでした。
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