2019年11月19日
ドイツ中世の街並みで行われた市場に参加
この記事は3〜5分で読めます。
Hallo
こんにちはニールです。僕は現在、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
中世の様子が色濃く残る町で
タイトルにあるように、先週の土曜日に中世からある町で行われた市場に参加してきました。
今回はその様子をご紹介します。
市場会場は旧市庁舎
今回、市場が開かれた会場は旧市庁舎のホールでした。
ドイツで旧市庁舎というと、ミュンヘンやベルリンの旧市庁舎が有名ですよね。
こういった建物は観光資源としてだけではなく、今回のようにイベントで使われたり今でも街の象徴であったりするんです。
僕の出身のと横浜ではも開港当時の建物を保存したり、別の用途で使っていたりするので、そういった歴史的価値のある建物が保存されるのはうれしいことですね。
一方で近くの区役所は、お役御免とともに即解体されてしまいました。
建物の再利用をする上では見た目というのも非常に大事ですね。ということでこの町の旧市庁舎もとても素敵でした。
出展者は?
肝心の出展内容は、僕のホストファミリーの農家からBIO(オーガニック)の八百屋やドイツらしく肉屋、そして狭い会場にもかかわらず2店舗もパン屋が出店していました。
また外ではキッチンカーで出店があったり、NPO団体と思われる活動もありました。
他にも地元の人がワッフルやコーヒーを売っていたり、手作りのアートも販売されていました。
全体的に値段は高めですがその分健康志向な出展者が多く見られました。
かなりラフな雰囲気
この市場は8時からでしたが、8時前に営業していたり、8時を過ぎてやっと準備を始める出展者もいました。
逆に12時までで売り切れてもいないのに、開催時間中にさっさと片付けをしてをしている様子も見られました。
時間は定められていましたが、時間にはルーズであるようですね。
それもそのはず、主催者らしき人が全然見当たらなかったのです。
一応旧市庁舎ですから市の職員などがいると思っていたのですが、1時間も様子を見ていれば出展者以外の人は完全に入れ替わり、何度も来場している人もいなかったんですよね…
片付けの時にやっと主催者っぽい人が来ていましたが、日本のように開始前後のあいさつなどはありませんでした。
食品が多く売られているので、こんな雰囲気で大丈夫かなと思ったりもしましたね(笑)
出展者は顔見知りの集まり
この市場は毎週土曜日に開催されているようで、ホストファミリーも毎回参加しているそうです。
その為、周囲の店との交流が自然と生まれ、商品も物々交換などでやり取りしている様子も多く見られました。
こういうスタイルは結構好きです。お金が存在しなければこれが普通ですからね。
また隣の店などの搬出入の手伝いや、店番もや自然となされてしていました。
商品の質が良いからか雰囲気が良いからか、おすそ分けの食品もとてもおいしかったです。
良いコマーシャルになる
実は今回の市場会場はホストファミリーの家からは結構遠いので、近場の市場に出店すればいいのにとか思っていました。
しかしどうやら現地にもお得意さんがいるらしく、あらかじめ用意したカゴを近場の家に配って回ったりもしていました。
またリピーターなども多いようでレジは常にお客がいる状態でした。
つまり遠くまで出店するのは、コマーシャルも兼ねているのです。車にもがっつり宣伝がありますしね。
これがまた市場の良いところですね。
以上、中世の町で開かれた市場の紹介でした。ほかにもいろいろな売り方があるようなので、また紹介できればと思います。
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