2019年11月20日
ドイツにはペットショップが無い?
この記事は3〜5分で読めます。
Hallo
こんにちはニールです。僕は現在、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ドイツのペット事情は?
今回はドイツのペット事情をご紹介します。
ドイツでも犬や猫をはじめとしたペットを飼ている家族はたくさんいます。
ペットを飼っている人が多い
ドイツの家庭でこれまで僕が訪れた家は数えきれないレベルになってきました。
そういった中で、大部分の家族が犬か猫、魚などを飼っていました。
田舎の方では、ウサギや鶏、馬まで自分で育てている家庭もありました。最近は日本でも様々なペットが人気ですよね。
ペットショップが存在しない?
ペットを飼っている人は多い反面ペットショップというものはほぼ皆無です。見たことありません。
正確に言うとペット用品を売っている店はありますが、そこで売られている生き物は魚くらいです。
なので日本に来るドイツ人はみんなペットショップで犬や猫が売られているのを見て、大変驚きショックを受ける人さえいます。
前にペットを飼っている人が多いと書きましたが、ではどうやってペットを飼い始めるのでしょうか?
もちろんドイツも日本と同レベルで野生の犬などは少ないですよ。
飼い始めるのが日本より大変
ではペットを飼いたい人がどこに行くかというと、ブリーダーの元で買うのが主流です。
そしてペットを始めるときに必要になってくるが税金です!
例えば犬を飼い始めた場合、役所に行って登記と犬税を納める必要があります。
そうすると、登録証が来るので首輪に付けておかなければなりません。日本と同様にワクチン接種も定期的にありますね。
またもし引っ越しをする場合には、移転などの届けを出す必要もあります。
他にも、週によっては犬保険に入る義務も発生します。
こうなってくると人間並みにしっかり管理されているように思えますね。
動物愛護のルーツはナチス?
上記のように飼い始めるのも結構大変なペットですが、もしどうしても飼えくなってしまった場合にはTiergartenという保護施設に入ります。
ただし日本よりも動物愛護の進んでいるヨーロッパですから、そこでも殺処分はされていないはずです。
むしろここを訪れて里親としてペットを受け入れる人は多いです。
ただし飼育放棄にもさまざまなパターンがあって、超アグレッシブなペットだったり、虐待を受けていたペットといったことが多いのも事実です。
そしてこういった制度を整えたのはナチス時代と言われています。
実は今でもナチス時代に整えられた法律や制度というのは残っていて、それで生活の恩恵を受けている人も少なくありません。
ペットを連れたまま店や乗り物に入れる
ドイツに来た日本人がこの光景を見ると驚くのが通例です。
というのも、特に犬がリードを付けたまま店や乗り物に入ってくるからです。
もちろん介助犬などではなく普通の犬です。電車やバスに乗るときは犬用の運賃なんかもあります。
流石に人間と同様に出入りできるわけではなく、一部の店や施設ではペットの入場が制限されている場所もあります。
それでも、乗り物に限らずスーパーやレストランといった、かなり多くの場所で犬などの入店に制限がありません。
犬の免許証がある
もちろん運転免許証ではありません(笑)
犬がこうして店などに普通には入れる理由は、訓練を受けている前提であるからです。
というのも犬は、一定の年齢になるまでに訓練を受けなければなりません。そういった学校があるらしいです。
なのでドイツにいる犬は基本、おとなしくてお利巧さんです。たまに暴れ馬みたいなのが店に入ってきますけどね(笑)
いかがですか?
日本と似たところもある反面、かなり飼い主に対して制約が厳しかったり緩かったりと様々なことに気を付ける必要があります。
それでもドイツ人がいっぱいペットを飼っているのは、それだけ動物が癒しになるんだろうなと思います。
皆さんがもし海外でペットを飼おうかと思ったとき、こういったこともしっかり調べるようにしましょう。
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