2019年12月03日
ドイツ人はみんな大好き政治の話。留学生として持つべき知識とは?
こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
今回はドイツに留学するうえで、1つ大事なポイントと言えるようなことについて書こうともいます。
ドイツ人の政治観
政治の話はタブーじゃない
日本では政治について話すことに対して抵抗を持つ人が多いと思います。
ではドイツはどうでしょうか。
ドイツでは政治について話すことはむしろ非常に重要なことと考えられています。もちろん日本でも政治について話すことは重要なことですが、躊躇してしまいがちですよね。
もちろんドイツでも政治について話について話す相手は本当に信頼できる人だけです。ということはこういった話に発展した場合は、相手に信頼されてるんだとわかる指標にもなりますね。
家族間でも政治観はそれぞれ
たしかに家族だから政治観を同じにする必要はないですよね。
その為、ドイツの家庭内では結構政治の話が話題になって、それで何時間も話し込むという光景を見ます。
もちろん無関心な人もいますし、テレビを見たついでにちょろっと話すという人も多いですが、それでもちゃんと個々に政治観を持っています。
これはドイツの外国人率が高いことも寄与しているんじゃないかと思います。これについてはこの後詳しく書きます。
多民族が一緒に暮らしているから
ドイツは歴史的にも民族ということに対して強い関心がありますし、日本でもよく話題になる難民問題などもあります。またいわゆる国際結婚やハーフの子どもも非常に多いですから、やはり政治の世界でも大きなテーマです。
そしてこの辺についてはについては結構政党ごとに意見が分かれますし、例えば移民排斥を支持する党が台頭してくると僕たちのような外国人は困るわけです。
なので特に最近は僕たちのような外国人はこれについてよく目を張る必要があります。こういった背景が多少なりともVISAの取得に影響しているというのが1番分かりやすいかもしれません。
日本の政治もちゃんと見ている
僕が最初に留学していた時「で、アベノミクスって実際どうなの?」と聞かれました。
その人は当時20歳くらいで特に日本に興味を持っていたわけではないのにです。これは僕たちがドイツ人に「ドイツのインダストリー4.0はうまくいってるの?」と聞くようなものです。
もちろん海外を相手に仕事をしている人は、そういったことを注視しているでしょう。
しかし普通の人でも海外の政治経済を見ているのです。
僕もそうですが、留学する人の多くが若い世代でまだ政治経済についてよくわかっていないと思います。
しかし少なくとも自国の政治や経済についてはちゃんと見ておいたほうがいいかもしれません。
日本の投票率に驚く
まず日本の最近の投票率は50%台です。特に10.20代に関しては30%台です。
一方、ドイツは70%台の投票率なのでドイツ人がこれを聞いて驚くのは当たり前なのかもしれません。
また「自国のことなのに何考えてるんだ」と言われることもありますし、自国のことでも対岸の火事場のように見ている人が多いなと感じます。
確かに日本では政治について知る機会は少ないかもしれません。しかし自分の生活にかかることですから、誰が言わなくてももっと自発的に情報収集する必要がありますね。政治についてでなくても同じことが言えますが…
そうでないと極端に言うと恥をかくことになるかもしれません…
いかがでしょうか。
戦後、同じような歴史を辿ってきたきた両国ですが、こんなところに違いがあるんですね。
留学しようと思っている皆さん、少しでもいいですから政治や経済について見ておくことを強くお勧めします。
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