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2018年12月28日

ドイツにサンタクロースは来ない!?ドイツ家庭のクリスマス

Grüß Gott!

こんにちはニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。

今回は記事名の通り、ドイツ家庭のクリスマスの様子をお伝えします。欧米のクリスマスは家族で静かに過ごすことが知られていると思いますので、どんな時間を過ごすのかご紹介します。
まず街の雰囲気としては24(午後だけ祝日)、25日そして26日は静まり返っています。もちろんお店も24日の昼からやっていないので3日分の買い物を済ませなければなりません。イメージとしては日本の年末年始みたいな感じです。日本の年賀状のようなクリスマスカードも親類や親友に送りあうんですよ。そして24日にはすでに外に置いていたクリスマスツリーを片付けちゃいました。
半日祝日となる午後は教会へ礼拝(ミサ)に行きます。礼拝では、牧師の方がお言葉を述べたり、様々な儀式的なことを行いました。また礼拝の終盤には、伝統的なクリスマスの曲Stille Nacht , heilige Nacht(きよしこの夜)を唱歌しました。僕はキリスト教徒でないので礼拝に参加して良いのかとためらいましたが、神聖な雰囲気でとても心地よくこのような経験をさせてくれたホストマザーに感謝です。

その後は帰宅して、たんまり買い込んだいつもより豪華な食糧で夕飯です。僕の家では、個々に小さなフライパンのようなものを使って鉄板焼きみたいなことをしました。シャンパンを飲んで食事も終わったところで就寝と思いきや、ここでプレゼントを見始めました。
子どもがクリスマスで何よりも楽しみにするもの、それはプレゼントですよね。ドイツではなんと24日の夜にプレゼントを開けてしまうのです。夕方のうちに大人たちが部屋の一角に用意したプレゼントを家の全員がどんどん開けていきます。それぞれがお互いにプレゼントしあうので山のように重なっていく包装紙の光景はなかなかカオスです。ちなみに日本でいう「サンタが来たよ」は「ChristusKind(クリストキントという天使らしい)が来たよ」になります。ここで気づいた方もいるかもしれませんが、じゃあサンタはいつ来るのか… 話を聞いたところドイツにサンタ(ドイツ語ではWeihnachtsmann)はいない?来ない?ようです。というのも前回の記事でもご紹介しましたが、ドイツでは12月6日にニコラウスからプレゼントをもらうのが伝統なので、クリスマスのプレゼントは外から入ってきた文化ということになります。ここまで世界的にクリスマスのイメージが定着してしまいましたからね…プレゼントの内容も、タブレットやキックシューターなどよくあるプレゼントです。僕も寝袋と、ボストンバッグなどをもらいました。

こうして24日の夜は過ぎ、25日がクリスマス。26日が第二クリスマスと言って祝日です。この2日間は子どもは新しいおもちゃで遊ぶし、大人はとにかく呑んでだらだら…かなりゆったりした時間です。27日から31日の午前まで再び町は動くわけですが、日本の年の瀬と違って全体的にいつもよりなんとなくだらだらしている気がしますね。

こうしてクリスマス後、ドイツの年末は過ぎていきます。余談ですがクリスマスマーケットも24日の昼には店じまいをし、それぞれの家族のもとへ帰ります。そしてクリスマスの後に片づけをするんです。店や地域によってはクリスマス後もそのまま年末年始くらいまで店を開けているところもありますが…
ということで次回は年明け、ドイツの年越し(Silvester)をご紹介します。皆さん良いお年を!

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posted by ニール at 15:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | オペア

2018年12月16日

クリスマスまでのカウントダウン、第2、3アドベント

Grüß Got!

こんにちはニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。今回は前回に引き続きアドベンドについてご紹介します。





まずは12月6日のイベント、「ニコラウス」です。個人的には「サンタじゃん」って感じですが…
この日の夕方、子どもたちはいつもはいている靴の汚れを落とすなり、磨くなりしてきれいにそろえてから寝ます。というのもニコラウスが来るから!
冒頭のサンタでおそらくくづいたと思いますが、翌朝靴の中にプレゼントが入っているのです!!普通にクルミやらチョコやら入れてたから、子どもが寝たあともう少しきれいにしておけばよかったと思いました。
このニコラウスというのは4世紀にサンタのモデルとなった人なんだそうで貧しい人たちのために煙突にお金などを投げ入れていたそうです。ということで本来ドイツでは12月6日に今でいうクリスマスプレゼントをもらっていたそうです。それがクリスマスにプレゼントが送られるようになったので現在のように2回プレゼントがもらえるんだとか…
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そして僕にも来ていました、ニコラウス!肩こりや腰痛に聞く入浴剤等が入っていました。オペアの苦労にも目を向けてくれてありがたや… 早速その日の夜使いました。(効き目は…気持ちのもんだい!笑)





次に紹介するのはクッキーこちらはクリスマスの前に作って、友達の家に持って行ったり親戚に送ったりします。しかし子どもがいるとお菓子作りも粘土遊びも大差がありません…
オペアとして?「食べ物は粗末にしてはいけない」「粗末にしたら神様に視界を奪われるよ」なんて親みたいなこと言ってます(笑)
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(これはちゃんとやってるとき…)
出来上がってみると確かにおいしい。苦労しただけのことはあるのかな…

こうしてドイツではクリスマスの準備を進めていきます。さすがは本場のクリスマス!だからと言って商売染みた感じもしないしバイエルン地方ならではの人の温かさと、この時期の雰囲気が良いが相まって、本当に欧州に住んでいるんだと実感する機会が多くあります!なかなか言葉で表すのは難しいですが、一昔前のクリスマスを題材にした映画にでも入り込んだような感じです。
オペアをするならぜひクリスマスは家にいるようにしてみてください!

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posted by ニール at 06:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | オペア

2018年12月11日

クリスマスまでのカウントダウン、第1アドベント

Grüß Got!

こんにちはニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。





今回はドイツの一般家庭での生活について紹介します。この前の日曜日は「第1アドベント」ということで、この日の前後で一気に家も町もクリスマス一色になりました!そして「アドベント」と聞くとクリスマスまでの毎日、窓を開け行く「アドベントカレンダー」を思い浮かべると思います。
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そもそも「アドベント」とはイエスキリストの誕生日(12月25日)を待つ期間です。12月24日から数えて4週間前の日曜日を「第1アドベント」と呼び2,3,4と続いていきます。
クリスマスマーケットも大体これくらいの時期から始まります。
これまでいくつかのクリスマスマーケットに行くことができました。クリスマスマーケットの様子などは
こちら(準備中) から。





そして我が家では第1アドベントの前にアドベンツクランツとドアに掛ける飾りを作り、今日クリスマスツリーを飾りつけしました!
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アドベンツクランツとは、4本のろうそくが立てられていて、アドベントの週に合わせて火を灯すろうそくを増やしていくものです。もちろんスーパーなどで完成品も売っていますが、伝統ということで、子どもと一緒に飾りを買ってきて、家で作りました!
この時期はどこのスーパーに行ってもこのような飾りやリースが売られています。
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そしてクリスマスツリーも本物の「モミの木」を買いに行きました。

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車に入りきらないようなサイズでも38€。昔見た絵本にこんな描写があったような…
こうやって本物を買うのは、子どもがいるから伝統を忠実にというのもありますが田舎に住むドイツ人のこだわりなのかもしれません。
そして飾りつけ… 子どもを肩車したり、飾りのボールを落として割ったり、本物の木なので何度掃除機をかけても5分後には木の付近は葉でいっぱいになってしまうなどオペアとしては散々です(笑)
でも完成するとそんな思いはだいぶ薄れて見とれてしまいます。
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ドイツのクリスマスツリーの飾りつけっていつも結構スカスカなんです。

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玄関前にも小さいクリスマスツリーを飾り、ひと段落です。こうしてクリスマスを迎える準備ができたと思うのもつかの間、まだまだドイツのクリスマスを迎えるにはやるべき伝統行事があるのです。
ということで、次回に続きます。

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posted by ニール at 20:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | オペア

2018年12月03日

ワーホリでも学生ビザや就労ビザでもない、Au Pair VISAについて

Grūß Gott!

こんにちはニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。
今回は以前から予告していたVISAについてご紹介します。今回は字ばかりになのでVISAについての余談を飛ばしたい方はこちら


当然ですがドイツで日本人は外国人ですから、査証(VISA)と滞在許可が必要になります。この2つは良く同じでと思われがちですが、実は違います。というのもVISAを持っていても入国(滞在許可)はできない場合があるのです。しかし日本のパスポートの場合、多くの国と地域で観光ビザ(シェンゲン圏内では90日まで)においてを取得するための手続き免除されていて、入国(滞在)拒否されることも少ないので混同しやすいですね。

なぜこんなことを前置きしたかと言いますと、もしあなたがドイツVISAを取る場合、こちらに来てから取得することができるからです。要は観光VISAで入国(滞在許可)し、現地の外国人局でVISAを切り替えます。
ちなみにこの方法はオペアVISAだけでなくワーキングホリデーや語学学生VISAでも経験があります。
ここでのメリットは、滞在期間が伸ばせること。現地でVISAを取得した場合、申請日がVISAの有効開始日になるはずです。ということはほぼ無条件で取れる観光VISAが生かせるわけです。
逆にデメリットは、入国の際に見せる航空券から異様な滞在期間の長さを疑われる可能性があること。僕はシェンゲン圏に入る際この方法で3回中1回だけ質問攻めにあいました。(何かでトラブルにならなければ大丈夫だと思います。)たとえば僕の場合、シェンゲン圏に入ってもすぐにドイツ入りせず1か月くらいEU放浪の旅をしてからドイツ入りし、少ししてから外国人局に行ってオペアの契約書と申請書を提出してVISAの有効開始日も申請日から少し先のオペアの契約開始日になっています。

一方で日本でVISAを取得される方も多いと思います。この場合は日本の在ドイツ大使館で申請か受け取った日、つまり日本にいるときからVISAが有効になります。本当はこれが正しい手順なのでしょうね。(だからと言って上記が間違いとも言ってない。)というのも日本のパスポートが観光VISAの手続き免除されていなければ入国前に何かしらVISAの申請をしなければなりませんから、とりあえず入国なんてまずできないわけです。例えばロシアなどは観光でもVISAの申請が必要です。

余談が長くなりましたが、

オペアVISA取得の流れをご紹介します。

ちなみにこの流れは語学学生、ワーキングホリデーVISAも同様です。入国後にVISAを取る前提で進めます。
あまり特別なことはありません(笑)
まずはホストファミリー(語学学生VISAの場合は語学学校。)と契約を締結します。ホストと自分の直筆署名入りの契約書のみ有効です。

航空券を購入し、住むことになる最寄りの外国人局にVISA取得の申請で伺いたいとアポイント(メールが多い)を取ります。(最寄りの役所はホストマザーに聞くかマップ等で調べてみてください。)

保険の加入。オペアの場合、ホストがオペアのために保険を用意するのが必須条件だったはずなので、保険の証書も契約書同様に送ってもらってください!(語学学生等の場合は信用のおける保険会社、例えばAllianzなどで帰国までの期間保険に加盟します。)

ドイツ入国。最近はテロ警戒なので前より少し厳しいように感じます。と言っても契約書見せて少し質問に答えればきっと大丈夫!

住民登録。これも契約書とパスポートを見せてホストの家に住むことを伝えましょう。宗教などを聞かれることもあります。

(外国人局に申請書を取りに行く。これはホストが準備していたり、アポイントの段階で必要ないといわれることもあるようです。)

VISAの申請。パスポート、契約書、証明写真、(申請書)をもって外国人局の担当者と面会します。ここでは背の高さや目の色なども聞かれます。心配であればホストや現地人についてきてもらうよう頼みましょう。

VISAの受け取り。手数料、100€を払いカード型のVISAと付属の紙をもらいます。これはホストが払ってくれるはずです。レシートと一緒に払ったことを伝えましょう。(語学学生の場合は50€でパスポートに張り付けか100€でカード、ワーホリは無料です。)

これでVISAの取得完了です!ちなみにVISAというのは常に携帯していなければなりません。提示を求められた場合必ず手元にあるようにしてください。主な場面としては、事故などで警察のお世話になる場合、国内から出入国する場合、ホテルやレンタカーを借りるときなどです。とにかくいつ必要になるかわからないので常に持ち歩くように書ましょう。僕はたまに家に忘れますが、最悪の場合を想定してコピーを財布に写真も携帯に入っています。手元にないから即連行(連行されるような犯罪を犯した場合以外)ということはあまり聞いたことはありませんが、あとあと困るのは御免ですから。またホストが変わる際には、住民登録をし直し、外国人局にその旨を伝えましょう。これをせずにトラブった人が身近にいました。

ちなみにオペアVISAは在日ドイツ大使館でも取得できますが、連絡をしたところあまりに事例が少ないからかなかなか対応に苦労されているようでした。大使館では最大半年しかVISAが出せないとのことだったので、ドイツに入国後に申請することをお勧めします。そして大使館も申請前のアポイントなどが必要ですから手間が倍増するのはかなり面倒ですよね(笑)

ということで余談も多くなりましたが、VISAについてご紹介しました。


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posted by ニール at 05:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | オペア

2018年11月19日

アルプスの端で初積雪!

Grüß Got!




こんにちはニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。
今日は初降雪、初積雪でした!

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インスタ用に撮った写真なので、テキストが消せず…

ここでみなさんにお尋ねしたいんです。僕は横浜出身なので、雪の中で生活したことがないんです…
車の運転もそうですが、雪国ではどんなことに気をつけて冬を生き抜いていますか?
天気が良くても最近は気温が1℃くらいなので10キロ離れた語学学校に自転車で行くと、途中で服に霜がついて手袋やヘッドホンをしていなければ凍ってしまいそうです笑
また車の運転でも、霧が濃すぎていつもの道で曲がる場所を通り過ぎてしまったりもしました。
気温が下がってきてアルプスに住んでいることを実感しています…



それでも子どもたちは元気に学校へ行き、時にはコートを忘れて帰ってくることも笑
いっそのこと、雪には降りまくってもらってスキー通学とかしてみたいですけどね笑
そんなここ最近の日々です。

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posted by ニール at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学

2018年11月10日

ドイツでぎっくり腰

Grüß Got!

こんにちはニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。

今回はぎっくり腰についてお話します。
僕は中学時代の部活で腰を痛めていたのですが、子どもを3人持ち上げた瞬間、再び腰が悲鳴を上げたのです。 ついにやってしまいましたぎっくり腰…
幸い倒れたりすることもなく、子どもを下したうえでソファでもがいていました(笑)日本にいたときは子どもの3人や4人軽々と持ち上げていたのですが、自分の筋力が落ちたんだか、ドイツ人の骨格は日本人よりもしっかりして重いのか、、、
その日から安静にして療養生活とも行かず、明日もオペアです。もちろん子どもには僕からも親からも説明し、あまり動けないことを一応!理解してもらいました。
医者に翌日の予約を入れて、ホストマザーにも伝えて午前中に病院に行くことにしました。ぎっくり腰とはいっても歩いたり座る程度ならゆっくりでなんとかできたので自分で運転していきました。
いざ医者に行くと
医者「ぎっくり腰になったの?若いのに?」
僕「はい、昔柔道で痛めてから腰が悪いんです。」
医者「なるほど。ちょっと腰触るよ。」
Tシャツを脱いで軽く痛むところを確認してもらって
医者「じゃリハビリと痛み止めの処方箋出しとくから。」
僕「あ、どうも」

これで終わりです!病院でどんな処置をされるのか、めっちゃいろいろされるのかと思っていたのですが、本当にこれだけ、5分もかかってないと思います。日本なら「一応レントゲン撮ってみましょう、こちらへどうぞ。」的な感じになるだろう所ですが。
まあ今回は確実にぎっくり腰だったから、こんなもんかと思いながらまた車で帰りました。
決して藪医者ではないですよ!わざわざホストマザーの紹介で片道30分かけていきましたから!(移動時間のほうが長い…)

同日これもホストマザーの紹介でリハビリの施設(医者とリハビリが分かれているんです。)にアポを取って翌日行ってみると「今回は予約だけだよ。」だって。「いや、電話で行くって言ったし、もうめっちゃ動ける格好で準備してきたじゃん」ちょっと間が抜けた答えに一瞬唖然としてしまいました(笑)
なんのためにアポ取って来たと思てるんだ。って感じです。「予約なら電話でいいじゃん」と言うと、「診断書が必要だから」と、そうだここは 紙社会 ドイツ なんです!
まあ初めてくる人だししょうがないか…
ということで、これから週1でリハビリ生活です。
近いうちにリハビリについても書きますね。


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posted by ニール at 06:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | オペア

2018年11月01日

オペアとしての日常

Grüß Got!

こんにちはニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。

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前回に予告したVISAについては記事にするためにまとめるのに意外と苦戦し、加えて子どもの秋休みや子どもの誕生日があり非常に更新が遅くなってしまいました。VISAについてはもう少し待っていてください(-_-;)

今回は「オペアの普通の一日」の流れについて、ご紹介します。家庭によって違いはあると思いますが、オペアの生活がどんなものなのかぜひ参考にしてください。





とその前に家族構成は ホストマザー、息子P(8)、娘V(6)、子猫S(0.5)、ニール(21)の4人と1匹で暮らしています。そんな僕たちの日々の生活は
6:45 起床(この時間にみんな起きます。)
7:00 学校での軽食と朝食の準備
7:10 朝食、歯磨き
7:30 近所の友達と小学校へ(準備が遅くなったときは車で送っていきます。徒歩5分ですが笑)
後片付けと自分の学校への準備
8:00 語学学校へ出発 / 子どもの帰宅まで自由時間
11:00 帰宅(帰り道に日用品や食べ物を買って帰ることが多いです。)
11:15-14:00 子ども帰宅(昨年度は迎えにも行っていました。)
12:00 昼食(午前で子どもが返ってくる日は子どもの分も作ります)

12:00-14:00 以降のは日によって大きく異なります。特に何もなければ夕飯の時間まで子どもと遊んだり、一緒に掃除や洗濯物をします。また宿題も子どものと自分のを一緒にやるようにしています。(子どものモチベーションを上げるだけでなく、お互いに教えあうことができるのでお勧め!)

   ここからは習い事の一番多い木曜日の午後の流れを紹介します。





13:00-14:00 息子Pのピアノ
14:30 息子Pを友人宅に送り、娘Vをバレエに連れて行く
15:00-16:00 娘Vバレエ
17:00-18:30 息子Pサッカー(14:30ごろに送った友人宅から直接行きます。)


19:00 夕食
19:30 シャワー/お風呂 歯磨き
20:00 就寝前の本タイム(僕の家では1日3ページずつ一か月くらいかけて本を読んでいきます。)

子どもの就寝後自由時間
僕はオンラインでもドイツ語のクラスを取っているので、この時間でこれをします。またこの日の洗濯物が多ければ、また洗濯。ホストマザーも暇であればワインを一緒に飲みながら、進路について話したり子どもの様子について話をします。
        
1日を通して言えること
これらすべてをドイツ語で行うため、日本にいた時より時間に余裕はあるが疲れる。また間違ったドイツ語などはその都度、身近な人に修正してもらうようにしています。
ルーティンがある程度固まってはいるが、イレギュラーなことがあると崩れやすい。まだ子どもなので、ホストマザーの帰宅が遅れたり、新しい物がきたりすると、全体的にこれより遅れがちになります。
喧嘩が始まると面倒くさい。口喧嘩の様子を見て、子どもたちだけで解決できるような助け舟を出します。手が出るときはもちろん止めに入るわけですが、こうなると厄介でどちらかが必ず不貞腐れてしまいます。(兄のほうが不貞腐れやすい。)その残りの1日はいかに正当な手段で子どもの気分をって治せるかにかかってきます。うまくいけばむしろいつもよりスムーズな1日、悪ければその後喧嘩が頻発、最悪の場合はホストマザーが1日「外出禁止/部屋からの外出禁止」を発令します(笑) 慣れればそんなに苦ではないです。

こんな感じで1日が過ぎていきます。日々ドイツ語だけでなく、生活力が上昇していると実感しています。一番大事なのは、オペアとして子どもの手本になるような行動を心がけることです。平日は親より長い時間子どもと接するわけですから、信頼関係もとても大切です。
また最初はタスクが億劫だったり不安に思うこともあると思います。そういった個所もホストを決めるときにできるだけ減らしておくと良いでしょう。僕の場合は日本の実家の家族構成と同じ(両親の離婚以外)なので子どもたちが感じていることも良く解りますし、懐かしささえ感じます。何かを教えたり注意したりするときには子どもが屁理屈を言うことも多いですが、オペアの人のほうが長く生きているしそれだけ経験もしているということなのである程度は踏み込んだ話をしても親は怒らないはずです。僕の家庭ではむしろ感謝されるくらいです。ホストファミリーが求めるオペアの在り方を聞き、理解できればより良いオペアとしていられると思います。僕の場合はお父さんがいないので、子どもたちの兄兼父のような立場を求められています。なので息子は男のオペアが来て大喜びでした。





前回の記事で紹介したホストを決める段階でこの生活内容にも多少は差が出ると思いますから、いろいろな可能性を探ってみてくださいね!

この記事を見て「留学しようかな。」「ここもう少し知りたい。」という方がいらっしゃいましたら是非「いいね」とコメントお願いします。また友人などにシェアをしていただけたらとてもうれしいです!オペアをしようか悩んだらコメント欄から連絡してくださいね!良い先輩かわかりませんが、力になれたらと思います。

あわせて読みたい。
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posted by ニール at 05:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | オペア

2018年10月03日

オペアになるために…ホストファミリーの探し方から契約まで。



Guten Tag
こんにちは、ニールです!





今日はドイツ統一の日です。28年前の今日、45年間にも分断されたドイツが再び一つになった日。とてつもなく長いですね… 今日は祝日なので、みんなで近場にお出かけする予定です!


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前置きはこれくらいにして、今回はオペアのホストファミリーをどうやって見つけたかご紹介します。

僕は2つのホームページに自分の情報をアップしてホストファミリーを探しました。(ページの最後にホームページの紹介と、リンクが見れます。)
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自分が投稿したホストファミリー募集のページ


まずこちらがアクションを起こす際に大切だろうと感じた項目は、

自己紹介

→自分が何者なのか性格や趣味、日本での生活スタイルなど出来るだけ詳しく分かりやすく書きましょう。

これまでの経歴

→特に子どもとの関わった経歴などはホストが欲しい情報です。

自分がオペアとして出来ること。
→料理が得意や綺麗好きなどは好かれると思います。(日本人というだけでこの辺りは大分信頼が厚いです。)

オペアの後は何をしたいのか。

→子どものお世話には直結しませんが、何故オペアをしたいのか、この経験をどうしたいのか等をよく聞かれました。

ドイツ語のレベル

→家庭によっては英語かもしれませんが、子どもとコミュニケーションが取れなければオペアの意味がありませんから。


これくらいでしょうか。もちろんこちらが選ぶ時も契約の条件や、ホストにして欲しいこと、何が好きなどの情報を得たうえで探すことが出来ます。僕は幸いすでに一年ドイツに住んでいましたし、幼稚園教諭2種免許を持っていたり子どもの美術教室でバイトをしていたことに加え、オペアとしては珍しい日本男児だったので(らしい)多くのホストファミリーからオファーをいただきました。

オファーをするかされた場合まずは文字でのやり取りが始まります。
そして何度かFaceTime等で話をしてまたメールなどでやり取りをしてホストを決めて行くという流れです。稀にホスト側と会うということもあります。僕も一度だけあります。(このあたりで、ホストの仕事の頻度や、もらえるお金など細かい内容もしっかり話して詰めておきましょう!)

その後は書類のやり取りドイツでは紙の契約書が絶対なので、サインをする際はしっかり目を通してからにしましょう!


オファーをする事もあるしされる事もありますが、どちらの立場も契約期間中は基本的に1つ屋根の下で一緒に暮らすわけですから、どんな人なのか何が好きなのか等はお互いに良く知るべきです。
 しっかり相手の求めていることを理解し、自分の考えや希望も伝えられるようにしましょう。オペアに限らず海外のホストファミリーとしっかり意思疎通ができることは最も大切なことの一つです。文化も生活習慣も違うので最初は説明等が慣れなくて大変かもしれませんが…日本人同士みたいに空気を読むといったようなことはまずないと思ったほうが良いです。

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連絡を取っている様子
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ここまで僕がホストファミリーを見つけた方法を紹介しました。

別の方法もあるにはありますが、なかなかチャンスは少ないでしょう。

例えば、

友人などの伝手からホストファミリーを見つける。

現地にすでに在住なら街の掲示板などで見つける。又は売り込む。

などです。これはある程度、現地で根をはる必要がありますね。



ホストファミリーを決定するのは、とても悩むと思います。また相手の受け入れも必要ですから、ここが最初の難所になるでしょう。

それでもやはり「日本人は几帳面で真面目」というイメージを植え付けてくれた先人の頑張りのおかげで、オペアに限らず海外で多少のアドバンテージが出来るのでとてもラッキーな事だと思います。



ここからは余談ですが、オペアをしている外国人の中にはオペアを利用してドイツ人の恋人を見つけて結婚、ドイツ籍を取りたい(つまりオペアはただドイツに住むための手段ということ。)という人や勝手に夜遊びに行ってしまう。嘘をつく、サボりまくると言ったことも多いようです。あまりこういうことをする日本人ていないんじゃないかな笑

例えば遊びに行くにしても、事前にホストと話をつけておけばトラブルになりません。変なホストでなければ、そこはしっかり対等に話をして調整してくれるはずです。

その辺も契約前にしっかり自分の目で見極めるか、確認をしておきましょう。(日本人の本音を見抜くより、割と簡単にどういう人なのか見抜けると思います笑)



以上が僕がホストファミリーを見つけた方法+余談です。特に誰かが誘導してくれると言ったことはないので、受け身にならず積極的な行動が吉と出るでしょう。

もう少しここが「知りたい。」などの意見がございましたらコメントよろしくお願いします!


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次回は僕が取得したオペアビザなるものについてご紹介します!



ここからはおまけ、ホームページの紹介です。

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まずは僕が今のホストファミリーを見つけたのが、
AuPairWorld というところで世界中で斡旋をしているようです。無料で使うことが出来ます。サイト上の掲示板で好きな条件をつけてホストファミリーを探すことが出来ます!ホストもオペアも相当数が登録してるので、結構オファーも来ると思います。
AuPairWorld(英語、ドイツ語、他):https://www.aupairworld.com/en
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この条件で検索すると僕の募集ページがすぐに出で来ると思います。参考にしてみてくださいね。




もう1つはAnette Wandersというサイトです。こちらはおそらくドイツ国内のみですが地元に特化していることと長年のノウハウがあるのではと思って登録しました。、基本的にメールでのやりとりになります。規模も小さそうですがその分、スタッフの対応は丁寧で僕の書いた条件に合いそうなホストファミリーがいたら説明付きで送ってくれる、手厚いエージェントだと思います。
Anette Wanders(ドイツ語のみ):https://www.aupair-vermittlung.de/de/
IMG_3585.PNG

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これらの他にもたくさんホームページがありますから、適当にいくつもでなく使いやすく信頼できるサイトで探してみてください!
あわせて読みたい。
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posted by ニール at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | オペア

2018年09月30日

最安値留学?費用が10万円でも行ける長期留学の方法をご紹介します。

この記事は1〜5分で読めます。

Grüß Got!



こんにちは、ニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。

今回はオペアについて詳しくご紹介します。
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オペアでは子どものお世話が大前提として各家庭にホームステイをします(簡単に言えば住み込みのベビーシッター)。普段は子どもの送り迎えや、家で一緒に遊んだりといったことがメインの生活です。オペアとして働く時間は6時間と定められていて、子どもが家にいない間は基本的に学校に行くか自由な時間になります。
また衣食住を保証してくれることに加え、オペアは基本的に月260€のお小遣いと学校に行く援助として月50€がもらえます。
そしてオペアビザの場合は語学学校に行く権利を持ち、ホストファミリーはこれを支援しなければなりません。
そしてホストファミリーがオペアの保険に加入してくれるはずなので、病気やケガ、事故などもほぼ保証されます。(お金や保険のことはしっかり確認して紙に署名をもらいましょう。ドイツは契約書がすべての国です!大抵のドイツ人は直接的に聞いてしまって大丈夫です。)

田舎に住む場合、これらのためにオペア専用の車を用意してくれる家庭も少なくありません。
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用意してもらった車はプジョーでした。せっかくならドイツ車がよかったな笑




そしてここからはホストファミリーとの契約の方法にもよりますが、僕がオファーを受けた家庭はほぼすべてで同じ条件でしたので、ご紹介します。

・隔週末で子どもを父親の住む町に送迎をすること。
(ドイツでは子どもができても結婚しないあるいは、離婚してもある程度自立して子育てができるような支援体制が整っています。そのため片親家庭にオペアをする場合はこれをすることが多いです。)送った後は、お迎えまで自由です。僕の場合、ミュンヘンまで帰るのは馬鹿らしいということで、現地での宿泊代や食費をいただいています。

・昼食などの料理。
これは子どもの親が忙しかったり家にいないときに頼まれることが多いです。親が働いている場合、昼食を作る頻度はとても高くなります。料理といっても毎食ちゃんとというわけではなくパンケーキやオムライス、パスタなど簡単なものが多いです。また僕の場合は捕食として野菜や果物のスムージーを作ったりしています。

・買い物。
日常の買い物がメインです。僕の場合は車もあるし日曜大工好きということでホームセンターで簡単な家具を買ってきて子どもと一緒に作ったりなんてこともしています。買い物はホストがしてくれることも多いですが、自分で買い物をした場合、自分の食べたいものも買えるのでこのほうが気楽な感じがします。

・掃除洗濯。
家庭にもよりますがこれは補助的なものになることが多いでしょう。子どもがいるということで家を掃除する率は非常に高いです。オペアも一緒に住んでいる家族のようなものなので、子どもや親と一緒に掃除することがあるでしょう。

といった感です。
日本では三世代住宅の祖父母がオペアと似たことをしているなと思います。そもそも別の国から来た他人を同じ屋根に住まわせるということが文化的に馴染まないのかもしれませんね。


このヨーロッパでは事例の多い制度は金銭的な支援もあるので、留学資金がないといった人でも割と少額の貯金で始められる留学の方法です。(極論、航空券さえ買ってしまえば現地で生きていくことはできます。ということで最安値、10万円留学を題することにしました笑)またワーキングホリデーなどより地元の人とのつながりが濃くなりやすいので、言語の習得も早まりますし、なにより「海外で生活してる!」と実感する機会が多くなると思います。そしてオペアビザだとAusweissと呼ばれるIDカードももらえます!これは身分証明書なのでお酒を買う際やほかのヨーロッパの国に行く時でもパスポートを持ち歩く必要がなくなります飛行機に乗るときはパスポートの提示が求められました。
皆さんもぜひ留学する際の選択主として検討してみてください。

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次回は僕がどうやってホストファミリーを見つけたかについてご紹介します。
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見ての通り田舎なので庭もでかい!


海外旅行に興味のある方はこちらのブログもお勧め!
シェアしたい!旅の記憶を書いたブログ



posted by ニール at 16:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | オペア

2018年09月28日

初めまして

Grüß Got!



初めましてニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。「オペア」とは大まかにいうと子どものお世話をする代わりに、衣食住と少しの給料を提供してもらうという制度でホストファミリーと契約をします。僕は1年契約をし同時にオペアでのビザも同期間で発給されています。
日本では知名度もなじみも薄いこの制度をもっと知ってもらおう。また「留学費用がない」や「海外に住んでみたいけど不安要素が多い」といった方の参考にしていただけたらと思い自分の経験をもとにブログを書いていくことにしました!
これから子どものお世話の暇を見つけてオペアについてや、ドイツでの生活について紹介していくのでよろしくお願いします!
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posted by ニール at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | オペア
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ニール
幼少期の海外旅行を機に海外に興味を持つ。

高校時代には海外旅行のためにアルバイトをし、旅をする。
そこで訪れたドイツを留学先とする。

高校卒業後に単身ドイツに留学。
現地ではドイツ語を勉強しながら、日本語や文化のセミナー開催やブンデスリーガベースボール2部てプレー。(語学学生ビザ)

日本に帰国し、短期大学を首席で卒業。
幼稚園教諭2種免許を取得。

オペアとして再渡独。 (オペアビザ)

ウーファーとして旅を続ける。(観光ビザ)
現在に至る
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