2018年12月28日
ドイツにサンタクロースは来ない!?ドイツ家庭のクリスマス
Grüß Gott!
こんにちはニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。
今回は記事名の通り、ドイツ家庭のクリスマスの様子をお伝えします。欧米のクリスマスは家族で静かに過ごすことが知られていると思いますので、どんな時間を過ごすのかご紹介します。
まず街の雰囲気としては24(午後だけ祝日)、25日そして26日は静まり返っています。もちろんお店も24日の昼からやっていないので3日分の買い物を済ませなければなりません。イメージとしては日本の年末年始みたいな感じです。日本の年賀状のようなクリスマスカードも親類や親友に送りあうんですよ。そして24日にはすでに外に置いていたクリスマスツリーを片付けちゃいました。
半日祝日となる午後は教会へ礼拝(ミサ)に行きます。礼拝では、牧師の方がお言葉を述べたり、様々な儀式的なことを行いました。また礼拝の終盤には、伝統的なクリスマスの曲Stille Nacht , heilige Nacht(きよしこの夜)を唱歌しました。僕はキリスト教徒でないので礼拝に参加して良いのかとためらいましたが、神聖な雰囲気でとても心地よくこのような経験をさせてくれたホストマザーに感謝です。
その後は帰宅して、たんまり買い込んだいつもより豪華な食糧で夕飯です。僕の家では、個々に小さなフライパンのようなものを使って鉄板焼きみたいなことをしました。シャンパンを飲んで食事も終わったところで就寝と思いきや、ここでプレゼントを見始めました。
子どもがクリスマスで何よりも楽しみにするもの、それはプレゼントですよね。ドイツではなんと24日の夜にプレゼントを開けてしまうのです。夕方のうちに大人たちが部屋の一角に用意したプレゼントを家の全員がどんどん開けていきます。それぞれがお互いにプレゼントしあうので山のように重なっていく包装紙の光景はなかなかカオスです。ちなみに日本でいう「サンタが来たよ」は「ChristusKind(クリストキントという天使らしい)が来たよ」になります。ここで気づいた方もいるかもしれませんが、じゃあサンタはいつ来るのか… 話を聞いたところドイツにサンタ(ドイツ語ではWeihnachtsmann)はいない?来ない?ようです。というのも前回の記事でもご紹介しましたが、ドイツでは12月6日にニコラウスからプレゼントをもらうのが伝統なので、クリスマスのプレゼントは外から入ってきた文化ということになります。ここまで世界的にクリスマスのイメージが定着してしまいましたからね…プレゼントの内容も、タブレットやキックシューターなどよくあるプレゼントです。僕も寝袋と、ボストンバッグなどをもらいました。
こうして24日の夜は過ぎ、25日がクリスマス。26日が第二クリスマスと言って祝日です。この2日間は子どもは新しいおもちゃで遊ぶし、大人はとにかく呑んでだらだら…かなりゆったりした時間です。27日から31日の午前まで再び町は動くわけですが、日本の年の瀬と違って全体的にいつもよりなんとなくだらだらしている気がしますね。
こうしてクリスマス後、ドイツの年末は過ぎていきます。余談ですがクリスマスマーケットも24日の昼には店じまいをし、それぞれの家族のもとへ帰ります。そしてクリスマスの後に片づけをするんです。店や地域によってはクリスマス後もそのまま年末年始くらいまで店を開けているところもありますが…
ということで次回は年明け、ドイツの年越し(Silvester)をご紹介します。皆さん良いお年を!
海外旅行に興味のある方はこちらのブログもお勧め!
この記事を見て「留学しようかな。」「ここもう少し知りたい。」という方がいらっしゃいましたら是非「いいね」とコメントお願いします。また友人などにシェアをしていただけたらとてもうれしいです!
こんにちはニールです。僕は現在「オペア」という制度を利用して、バイエルン州ミュンヘン郊外の村で暮らしています。
今回は記事名の通り、ドイツ家庭のクリスマスの様子をお伝えします。欧米のクリスマスは家族で静かに過ごすことが知られていると思いますので、どんな時間を過ごすのかご紹介します。
まず街の雰囲気としては24(午後だけ祝日)、25日そして26日は静まり返っています。もちろんお店も24日の昼からやっていないので3日分の買い物を済ませなければなりません。イメージとしては日本の年末年始みたいな感じです。日本の年賀状のようなクリスマスカードも親類や親友に送りあうんですよ。そして24日にはすでに外に置いていたクリスマスツリーを片付けちゃいました。
半日祝日となる午後は教会へ礼拝(ミサ)に行きます。礼拝では、牧師の方がお言葉を述べたり、様々な儀式的なことを行いました。また礼拝の終盤には、伝統的なクリスマスの曲Stille Nacht , heilige Nacht(きよしこの夜)を唱歌しました。僕はキリスト教徒でないので礼拝に参加して良いのかとためらいましたが、神聖な雰囲気でとても心地よくこのような経験をさせてくれたホストマザーに感謝です。
その後は帰宅して、たんまり買い込んだいつもより豪華な食糧で夕飯です。僕の家では、個々に小さなフライパンのようなものを使って鉄板焼きみたいなことをしました。シャンパンを飲んで食事も終わったところで就寝と思いきや、ここでプレゼントを見始めました。
子どもがクリスマスで何よりも楽しみにするもの、それはプレゼントですよね。ドイツではなんと24日の夜にプレゼントを開けてしまうのです。夕方のうちに大人たちが部屋の一角に用意したプレゼントを家の全員がどんどん開けていきます。それぞれがお互いにプレゼントしあうので山のように重なっていく包装紙の光景はなかなかカオスです。ちなみに日本でいう「サンタが来たよ」は「ChristusKind(クリストキントという天使らしい)が来たよ」になります。ここで気づいた方もいるかもしれませんが、じゃあサンタはいつ来るのか… 話を聞いたところドイツにサンタ(ドイツ語ではWeihnachtsmann)はいない?来ない?ようです。というのも前回の記事でもご紹介しましたが、ドイツでは12月6日にニコラウスからプレゼントをもらうのが伝統なので、クリスマスのプレゼントは外から入ってきた文化ということになります。ここまで世界的にクリスマスのイメージが定着してしまいましたからね…プレゼントの内容も、タブレットやキックシューターなどよくあるプレゼントです。僕も寝袋と、ボストンバッグなどをもらいました。
こうして24日の夜は過ぎ、25日がクリスマス。26日が第二クリスマスと言って祝日です。この2日間は子どもは新しいおもちゃで遊ぶし、大人はとにかく呑んでだらだら…かなりゆったりした時間です。27日から31日の午前まで再び町は動くわけですが、日本の年の瀬と違って全体的にいつもよりなんとなくだらだらしている気がしますね。
こうしてクリスマス後、ドイツの年末は過ぎていきます。余談ですがクリスマスマーケットも24日の昼には店じまいをし、それぞれの家族のもとへ帰ります。そしてクリスマスの後に片づけをするんです。店や地域によってはクリスマス後もそのまま年末年始くらいまで店を開けているところもありますが…
ということで次回は年明け、ドイツの年越し(Silvester)をご紹介します。皆さん良いお年を!
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