無事東京に戻りまして、ようやく復活してきました〜(笑)
今日は色々と郵便物の整理をしていたのですが、その中に九州電力からの資料が入ってましたww
タイトルは、「太陽光の出力抑制に関する今後のお手続きについて」です。
アントレが所有(稼働)する太陽光の内、唯一、九州電力管内の発電所が1基ありまして、その発電所についてのお知らせです。
ゴチャゴチャとイロイロ書いてあるのですが、要点をまとめると、、、
@出力抑制に備えてパワコンに出力抑制機能を付けてほしい
Aその機能とインターネットを接続できる環境を構築してほしい
B費用は発電家負担
C対応しなかった場合は?→契約解除します
な、なにぃぃ!
出力抑制は電力会社側の問題であって、変電所サイドでアジャストしてくれればいいんじゃないの??
わざわざパワコン1台ごとに「出力抑制機能」を発電家負担で取り付けて、インターネットでつなぐ必要がある?
なんじゃ、これ?
アントレが知識が無いだけかもですが、発電家に費用負担??そんなやり方なんでしたっけ。。。
かなり疑問満載なので、このあと九電に詰めてみたいと思いますw
何だか、自分の車のスピードメーターに車載オービスその情報をリニアに飛ばせるネット環境を運転者負担で自分でつけてください。的な話ですよね?(ちょっと違うか(笑))
ということで、この「出力抑制」について、アントレなりに簡単に整理してみたいと思います。
■出力抑制とは?
ネット検索ですぐにわかるんですが、簡単に書くと、電力会社側の都合で電力を買い取らない場合がありますよ。という話になります。発電家にとっては、夏場などに売電額が下がってしまう可能性アリ。といった話です。
■なぜ、必要?
電力会社側のキャパシティの問題です。少ないキャパに大きな電力が流れたら設備が壊れちゃうので、こまります。って話です。簡単過ぎに書くと(笑)
■どのくらい抑制されるの?
2パターンあります。以前は旧ルールってのがあったんですが、今では全て新ルール以上が適用です。
@新ルール = 360時間を上限に出力を制御
A指定ルール = 無制限・無補償の出力制御
■どういう電源が対象?
全ての電源です。優先順位はざっくりいうと火力→太陽光→原子力ってな感じになってます。
■各電力会社で対応は違うの?
違います。低圧発電所に限って整理します。
@出力抑制対象外 →東京電力、中部電力、関西電力
A新ルールor指定ルール →北陸電力、中国電力、四国電力、沖縄電力
B指定ルール →北海道電力、東北電力、九州電力
■発電家が気にしないといけないこと
まず、これから買うならこの御三家(東京電力、中部電力、関西電力)の案件で決定です。決定(笑)
無制限抑制の御三家(北海道電力、東北電力、九州電力)は利回り高くても考えちゃいますね。例えば九電で12%の案件があっても東電で10%の案件の方が良い。という感じです。抑制は信販会社や銀行のローン審査にも影響しますのでw
えー、既に抑制御三家案件を持っちゃってるよ・・・。
安心してください、アントレも持ってます(笑)
このケースは以前から何度も記事にしてきているソーラートランスファー(ここをクリック)を真面目に検討ですよ!
無制限抑制の御三家を脱出して、抑制無の御三家に早々に移動しちゃいましょう〜!
ということで、アントレは物理的に移動することを真面目に考え始めています。
つまり、架台、パネルを外してトラックに積んで移動しちゃうという、真正面からのやり方です。
このやり方であれば、経産省も電力会社も正々堂々まーったく問題ないと言っているので大丈夫です。
多少コストをかけても、将来のリスクを鑑みるに、早め早めの方がPayしそうですしねw
PS.この記事を書いていて、非常に気になったのが、原発の再稼働問題ですw
今この時点で、日本全国に約60基の原発があるのですが、現在稼働しているのは川内原発1、2号機と伊方原発3号機、高浜原発4号機の4基となっています。政府はそれ以外の原発を順次稼働させたいと考えておりまして、原子力規制員会の承認がある原発より順次再稼働させようとしています。上述しましたが出力抑制の順序は火力→太陽光→原発の順番になっているので、原発がガンガン稼働すると、太陽光の出力抑制の可能性もガンガン高まってしまうといった形になります。今までは太陽光の出力抑制の実績はほとんどありませんでしたが、原発の再稼働に合わせて、絶対にそのリスクは高まります。原発は高出力、24時間稼働、一度動き出したら中々止められない。ですからねw
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