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2013年06月05日

感謝するということについて 〜スポーツ選手のコメントから

昨夜、ワールドカップ最終予選のオーストラリア戦、
試合終了間際に本田選手がPKを決めて引き分けに。
来年のブラジル大会に出場決定!

「ありがとう!」だし「おめでとう!」でもあります。


試合終了直後や一夜明けた今日のインタビューで
「感謝」を口にする選手が何名かいますね。

いろいろな人への思いがあるのでしょう。
きっと直接伝えたりもしているでしょうが、
会えない人にも選手の「感謝」は伝わっていくのでしょう。



この「感謝」。


時々「なんで?」と思うことがあります。



例えば昨年のロンドンオリンピック予選。

男子バレーボールの選手は予選が始まる前に

「バレーボールが出来ることを感謝して戦います。」


これ、きっと、日本社会では美談なんでしょうねぇ。

私は「?」

男子バレーボールの選手は、他にも
「夢を与えるプレーをしたいと思います。」とか
「勇気を与えるプレーをします。」とか、
「見ていて面白い試合ができたらいいな、と思います。」とか、
正直、「何言ってんの?」というコメント連発。

結果は予選敗退。ロンドンに行けなかったですよね。



女子バレーボールの選手はロンドンでメダル獲得。
その後に周囲への「感謝」を口にする選手が
すごく多かったと記憶しています。


女子レスリングの吉田選手もそうでした。
メダル獲ってから周囲に「感謝」。


応援している私としては結果を出してから
「結果を出せたのは皆さんの協力や応援のおかげ」
と感謝される方が選手ともに喜べます。

結果が出ない場合は周囲のサポートが足りないのか?
応援が足りないのか?と。


予選が始まる前に「感謝、感謝」と連発し、
国際試合が始まると下を向いて、
相手からナメられて負けていく選手たちから
「夢」や「希望」を貰うことはありません。

結果が伴うのが一番嬉しいですが、
まず見たいのは戦う姿なのに。


なんていうか、
「感謝」という素晴らしい行為というか、
そういうものの悪用にさえ見えてしまいます。



私ごときがこんなことを言うのは失礼ですが、

負ける選手は試合前から「感謝」を主張し、
勝つ選手は成し遂げてから「成し遂げられたのは」
と言って感謝する。


特にスポーツの大きな試合後の選手のインタビューを見ると、
いつもこういうことを感じます。

サッカー日本代表は、大きなプレッシャーの中、
「ワールドカップ出場」という結果を出してから「感謝」とコメントする選手が多くて、期待通りでした。
posted by コバヤシタッキー at 17:51| その他
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