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2012年07月23日

中国産農作物 〜産地が印刷された箱は日本製

聞いた話です。
野菜を運んでいるトラックドライバーから直接この耳で。

青果市場には
沢山のトラックドライバーたちのほかに、
ダンボール業者もいるそうだ。

そのダンボール業者の方、
産地が印刷されているダンボールを売っている。

○○産のキャベツとか○○産のなすとか。

そしてそれを買っているのは、
印刷されている産地の方々だけではない。

産地がブランドとなるため、
違う土地の農家が自分の野菜や果物の値段を上げるため、
当たり前のように買っていく。

これって20年以上前にもニュースで取り上げられたりしていたけど、
なんと今なお続いているそうだ。

そして驚いたのは、
一番のお得意さんは中国の農家なんだそうな。

中国の農家に日本の産地が印刷されたダンボールを輸出する。
そうしなければ会社がつぶれるから。

青果市場に出入りするトラックドライバーは
みんな知っている常識だと。(ここまでが直接聞いた話。)


中国の農家は、
日本の商社が持ち込んだ農薬を使って形の整った野菜を沢山作り、
日本の業者から買った、日本の産地が印刷されたダンボールに詰め、
日本の商社に卸す。

日本の消費者は中国産を「悪」として扱う場合が多いけど、
仕掛けているのは日本人。
日本人が利益を手にしている。
posted by コバヤシタッキー at 06:41| 社会
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