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2012年06月23日

子供の野球 〜「打たしていくぞー」で延々打たれ続けた

小学生の頃、放課後や休みの日など、
ゴムのボールと木の棒で野球をやってました。

コントロールの悪いピッチャーはみんなの機嫌が悪くなるので、
コントロールの良い子がバッターの打ち安いボールを投げる、という感じで。

でもピッチャーは打たれるのが嫌なので時々力が入る。

そうするとコントロールが乱れみんなの機嫌が悪くなる。

打たれると、敵は調子付き、味方からは打たれすぎと非難される。


打たれながらも味方の守備がうまくいき、アウトをとる。

そこそこ点が入り、逆転、また逆転という、
夢のような展開はまれなのですが、それでもみんなで遊んでましたね。


ピッチャーは独りよがりのピッチングはしないよ、という意味で、
回が始まるとき、「打たしていくぞー!」と言うのが恒例となった。

「打たしていくぞー!」は
力まず投げるからみんなの守備でアウトを取ろう、という意味。

しかしある日、クリーンヒットの連発でアウトが取れないことがあった。
ピッチャーはそれでも時々、「打たしていくぞー!」
守備陣は「おー・・・」

延々と続く相手の攻撃。

守り疲れて無口になる守備側と、
最初は歓喜の連続だったが、打ち疲れて無口になる攻撃側。

そんなことがあってもまた次の日にみんなで集まり
同じような遊びをする。

何が楽しかったんでしょうね。でもいい思い出です。
posted by コバヤシタッキー at 07:06| その他
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