みんな、どうだろう？？

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あるラジオの討論番組。

お題は「コンビニ弁当、コンビニおにぎりは必要か」
料理を作らない家庭が増えたことを危惧してのことらしい。

女性パーソナリティと男性ゲスト解説者(コラムニスト)を相手に、
一般の方が電話で出演して自身の考えを力説していた。


「自分はフリーライター。23歳。東京在住。とにかく時間がない。
今日の昼食を教えてあげましょうか。コンビニで焼きそばを買って、
その場で急いで立ち食い。容器をコンビニのゴミ箱に捨てて、
すぐに次の取材先へ直行。毎日こんな感じ。自炊なんてしたくても時間がない。
俺は一年中秒刻みで動いているから、コンビニがなかったら飢え死にするんだよ！
夜だってまともに食べられないことが多い。俺は忙しいから！」


かなり荒い口調。けんか腰。
終始時間が無いを連呼。おにぎり1個食べる時間がないのだそうな。

秒刻みの生活でもラジオを聞く時間はあったんだね。
素人参加型、出演者を募集する形態の番組に自ら電話して出演したんだ。


ゲスト解説者が質問。

「君、どんな記事書いてんの？そんなに仕事あるんだったら、
僕のところに君の噂が届いているはずなんだけど、
23歳のフリーライターで仕事が殺到してて、
コンビニで立ち食いしてる人、一人も知らないんだ。収入もいいはずなんだけど。」

フリーライター君、急に言葉に詰まりだした。
大丈夫か？出演時間が長すぎて飢え死にか？


パーソナリティが、
「秒刻みでお忙しいところ、
長時間お出になってくださってありがとうございました。」


フリーライター君、もごもご言いながら電話が切れた。

出演時間でゆっくりとおにぎり5個くらいは食べられたよ。

中学生のとき、湖畔でキャンプしました。

事前の準備で、食材の分担。
まじめな女子が卵の係になった。

「割れないようにしないと！」

そこで余計な冗談を言ってしまいましてね。

「卵はね、ゆでて持っていけば割れないよ。
現地で川の水で冷やせば生卵に戻るから！」

まじめな女の子、信じてゆで卵を持ってきた。
そして川を探しはじめ、川が見つからないことであせっていた・・・

反省してますよ、本当に。
ごめん、冗談のつもりだった。

でも、そのゆで卵でポテトサラダを作って食べた。
すごくおいしくてね、いい思い出でもあります。

子供の頃、遠足などでおにぎりをもって行きましたよね。
鮭、こんぶ、おかかなどが人気で、梅干にがっかりしたり。
私は梅干、大好きだったんですけどね、自家製のやつで。

ある遠足の時、一人っ子でお金持ち、
親が何でもわがままを聞いてくれるということで有名な子のおにぎりに
なんと焼肉が入っていた！

みんな驚きましたね。
何をやっているんだと。
でも本人はおいしいおいしいと。
聞けば自分のリクエストで母親が快諾し、作ってくれたんだと。

ブルジョアを感じましたよ、
おにぎりの具について母親に指示、要望なんて。

そしてその子の二つ目のおにぎりに更なる背徳が！
しょうゆで味付けしたシーチキンが入っていたのだ！！

この子は気がふれてしまったのか？
みんなは心配し始めましたね。
高齢の先生も絶句してしまった前衛的食品。
でも本人はおいしいおいしいと。
これも自分のリクエストに母親が快諾し、作ってくれたんだと。

今となっては定番ともいえる焼肉、
具だけでなく外側に巻きつけて名物にもなっている。
そしてコンビニ売り上げナンバーワンのツナ。

何事もチャレンジですね。