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2024プロ野球!! 一軍切符をつかんだルーキー選手をピックアップ!!  〜投手編〜

 3月29日に開幕した日本プロ野球は各チーム12〜14試合を消化しました。
ここまではセパともに昨季優勝チームの阪神とオリックスが勝率5割を下回り、苦戦する一方で中日、ソフトバンクが好調な出足をみせています。

 そんな中、今回注目するのは昨秋のドラフトで指名され入団し、一軍の舞台をつかんだ選手達。
はたしてどのような滑り出しを みせているのか!? プロフィールと成績をみていきたいとおもいます。
まずは投手編です。


★ 一軍切符をつかんだルーキー選手
   ピックアップ!!  〜投手編〜

      ※ 成績は4月13日時点
 
【セ・リーグ】

◆ 西舘 勇陽 (巨人)

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出身地 岩手 (22歳)
身長185cm 体重79kg 投打 右投右打
ドラフト年(順位) 2023年(1位)プロ通算年 1年目
経歴 花巻東高−中央大−巨人

・最速155キロを誇るドラフト1位右腕。大学4年秋のリーグ戦では8試合に登板。計57回を投げて60奪三振、防御率1.11の好成績をマーク。自慢のストレートを武器に、ルーキーイヤーから一軍のマウンドで躍動なるか。

● 今季成績
  7試合登板(全リリーフ) 0勝 0敗 0S 7H 投球回6.2 被安打2 奪三振4 
       防御率0.00  WHIP 0.45

◯直近では13日の広島戦で1回無安打無失点で、プロ初登板から7試合連続無失点。7ホールドはリーグ単独トップとなっています。
好投を続ける右腕は「本当に捕手の(小林)誠司さん、大城さんが引っ張ってくれているおかげだと思うので」と感謝し、「あとは結果としていい当たりをされても野手の目の前のところに飛んだり、運のいいこともありながら毎日やっています」と謙虚に語っています。
        防御率0.00 WHIP0.45

◆ 松本 凌人 (DeNA)
出身地 大阪 (22歳)
身長185cm 体重88kg 投打 右投右打
ドラフト年(順位) 2023年(2位)プロ通算年 1年目
経歴 神戸国際大付高−名城大−DeNA

・150キロを超える直球が魅力の新人サイドハンド。大学3年時の明治神宮大会ではチームのベスト4進出に貢献。昨秋のリーグ戦では8試合に救援登板し、防御率1.17を記録。1年目から一軍の戦力となり、フル回転の働きを見せれるか。

● 今季成績
  4試合登板'(全リリーフ) 0勝 0敗 0S 0H 投球回5.2 被安打1 奪三振2 
       防御率0.00  WHIP 0.53



【パ・リーグ】

◆ 武内 夏暉 (西武)

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出身地 福岡 (22歳)
身長186cm 体重90kg 投打 左投左打
ドラフト年(順位) 2023年(1位) プロ通算年 1年目
経歴 八幡南高−国学院大−西武

・高い完成度を誇るドラフト1位左腕。国学院大では3年秋のリーグ戦で優勝に貢献し、MVPを獲得。4年秋には最優秀防御率に輝くなど、主力として活躍。1年目から先発ローテーションに加わり、マウンドで輝きを放てるか。

● 今季成績
  2試合登板(全先発) 1勝 0敗 0S 0H 投球回 14 被安打5 奪三振10 
       防御率1.29  WHIP 0.57
◯武内はデビュー戦となった3日のオリックス戦でプロ初登板初先発し、7回無失点でプロ初勝利をマーク。10日のロッテ戦では7回2失点と好投。
今後は高橋の復帰により、先発陣は厚みを増し、5月末まで6連戦がない状況から登板間隔を空けての登板となりそうです。

◆ 島 泰都 (オリックス)
出身地 北海道 (24歳)
身長181cm 体重80kg 投打 右投右打
ドラフト年(順位) 2023年(5位)プロ通算年 1年目
経歴 滝川西高−明治大−王子−オリックス

・直球とチェンジアップを軸に打者と勝負する新人右腕。王子でプレーした昨年は、都市対抗で2試合に登板。計10イニングを投げて1失点と、チームをけん引する活躍を見せる。与えられた場面で結果を残し、1年目から一軍定着なるか。

● 今季成績
  3試合登板(1先発・2リリーフ) 0勝 0敗 0S 0H 投球回7.2
   被安打9 奪三振6 防御率7.04  WHIP 1.43

◆ 古田島 成龍 (オリックス)
出身地 茨城 (24歳)
身長175cm 体重85kg 投打 右投右打
ドラフト年(順位) 2023年(6位)プロ通算年 1年目
経歴 取手松陽高−中央学院大−日本通運−オリックス

・威力のあるストレートで強気に攻める新人右腕。日本通運では入社1年目から投手陣を支え、昨年の日本選手権では初戦に先発。8回途中を投げて1失点、11奪三振の快投を見せる。ルーキーイヤーから本領を発揮し、一軍の戦力になれるか。

● 今季成績
  3試合登板(全リリーフ) 0勝 0敗 0S 0H 投球回 4 被安打1 奪三振5 
       防御率0.00  WHIP 0.75
◆ 松田 啄磨 (楽天)
出身地 大阪 (22歳)
身長186cm 体重74kg 投打 右投右打
ドラフト年(順位) 2023年(5位) プロ通算年 1年目
経歴 大冠高−大阪産業大−楽天

・長身からキレのあるボールを投げ込む新人右腕。大学4年春のリーグ戦では7勝、防御率1.30をマーク。安定感抜群のピッチングを披露し、最優秀投手賞を獲得。春先から実戦でアピールを見せ、1年目から一軍の戦力になれるか。
● 今季成績
  2試合登板(1先発・1リリーフ) 0勝 0敗 0S 0H 投球回 6
     被安打6 奪三振4 防御率1.50  WHIP 1.67

◆ 糸川 亮太 (西武)
出身地 愛媛 (25歳)
身長170cm 体重78kg 投打 右投右打
ドラフト年(順位) 2023年(7位)プロ通算年 1年目
経歴 川之江高−立正大−ENEOS−西武

・キレのあるシンカーが武器の新人右腕。ENEOSでプレーした昨年は日本選手権で2試合に登板。2回戦では6回無失点の好投を見せ、チームの勝利に貢献した。1年目から首脳陣のあらゆる起用に応え、一軍定着を目指す。

● 今季成績
  3試合登板(全リリーフ) 0勝 1敗 0S 0H 投球回 2.2 被安打2 奪三振1 
       防御率3.88  WHIP 1.88

◆ 澤柳 亮太郎 (ソフトバンク)
出身地 東京 (24歳)
身長178cm 体重88kg 投打 右投右打
ドラフト年(順位) 2023年(5位) プロ通算年 1年目
経歴 明学東村山高−明治学院大−ロキテクノ富山−ソフトバンク

・キレのあるボールを投じる本格派右腕。2022年のU-23ワールドカップでは5試合に救援登板し、チームの優勝に貢献。ロキテクノ富山の選手として、初のドラフト指名を受け、1年目から存在感を示し、即戦力として期待に応えれるか。
● 今季成績
  2試合登板(全リリーフ) 0勝 1敗 0S 0H 投球回 1.1 被安打1 奪三振1 
       防御率6.75  WHIP 1.50
◆ 岩井 俊介 (ソフトバンク)
出身地 愛知 (22歳)
身長181cm 体重92kg 投打 右投右打
ドラフト年(順位) 2023年(2位) プロ通算年 1年目
経歴 京都翔英高−名城大−ソフトバンク

・スピンの利いた直球が光る新人右腕。名城大では4年春のリーグ戦で4勝1敗、防御率1.57を記録。エースとして活躍し、6月には侍ジャパン大学代表に選出される。1年目から与えられた役割で結果を残し、即戦力としての期待に応えられるか。

● 今季成績
  1試合登板(全リリーフ) 0勝 0敗 0S 0H 投球回 1 被安打0 奪三振1 
       防御率0.00  WHIP 0.00
◆ 村田 賢一 (ソフトバンク)
出身地 千葉 (22歳)
身長179cm 体重91kg  投打 右投右打
ドラフト年(順位)2023年(4位) プロ通算年 1年目
経歴 春日部共栄高−明治大−ソフトバンク

・多彩な変化球で打者の芯を外すルーキー右腕。明治大ではリーグ戦通算36試合に登板。計159回2/3を投げ、与四死球が32個と抜群の制球力を誇る。1年目から持ち味の打たせて取る投球を武器に、チームの戦力となれるか。

● 今季成績
  1試合登板(全リリーフ) 0勝 0敗 0S 0H 投球回 1 被安打2 奪三振0 
       防御率18.00  WHIP 2.00
      

 以上 一軍デビューを果たしたルーキー投手はここまで、セが2人、パが8人の合計10選手という顔ぶれとなっています。
その一方でドラ1即戦力として期待されていた中日の草加勝投手(22歳)亜大出が2月に右肘の内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、今月には阪神の下村海翔投手(22歳)青学大出も同手術を受け、今季中の出場は絶望的になっています。
このようにルーキースタートは様々な展開から動き始めましたがこれから先、どれだけチームの勝利に貢献していくのか。その投球に注目です!!           

2024メジャーリーグ!! 「MLB.com」 による新人王の模擬投票をチェック〜!!

 2024メジャーリーグはここまで各チームが10数試合前後を消化。162試合ある中の1割にも達していないものの、米公式サイト「MLB.com」ではシーズン中にMVPとサイ・ヤング賞の模擬投票を実施してきたなかで、今季からは「新人王の模擬投票」もスタートしましたので今回はそこに注目します!!

★ MLB.com による新人王の模擬投票!!

日本時間4月9日、今季1回目の模擬投票の結果が発表されました。今回の模擬投票には43人の記者が参加しており、現時点の成績だけでなく、今シーズンの残りの日程でどんなことが起こるかを予想したうえで投票が行われました。そのため、まだメジャーデビューしていない選手も含まれています。

※(投票者は1位から5位までを選び、1位5ポイント、2位4ポイント、
  3位3ポイント、4位2ポイント、5位1ポイントで集計)

◆ ア・リーグ

1位 ワイアット・ラングフォード 外野手(レンジャーズ)1位票24
   出身地 アメリカ(22歳)
   身長185cm 体重102kg  投打 右投右打
   今季成績
   11試合 打率.261 本塁打0 打点6 盗塁0 OPS.640

2位 エバン・カーター 外野手(レンジャーズ)1位票7
   出身地 アメリカ(21歳)
   身長188cm 体重86kg  投打 右投左打
   今季成績
   10試合 打率.182 本塁打1 打点3 盗塁1 OPS.736

3位 ジャクソン・ホリデイ 内野手(オリオールズ)1位票9
   出身地 アメリカ (20歳)
   身長183cm 体重84kg  投打 右投左打
   ◯メジャーデビュー前

4位 コルト・キース 内野手(タイガース)
   出身地 アメリカ (22歳)
   身長188cm 体重96kg  投打 右投左打
   今季成績
   11試合 打率.222 本塁打0 打点3 盗塁1 OPS.550

5位 コルトン・カウザー 外野手(オリオールズ)1位票1
   出身地 アメリカ (24歳)
   身長188cm 体重100kg  投打 右投左打
   今季成績
   9試合 打率.467 本塁打0 打点5 盗塁0 OPS1.171

※1位票の残り2票はブライアン・ロキオ(ガーディアンズ)とメイソン・ミラー(アスレチックス)が1票ずつ獲得。

◆ ナ・リーグ

1位 ジャクソン・チョーリオ 外野手(ブリュワーズ)1位票17
   出身地 ベネズエラ (20歳)
   身長180cm 体重90kg  投打 右投右打
   今季成績
   9試合 打率.278 本塁打2 打点7 盗塁1 OPS.788

2位 山本 由伸 投手(ドジャース)1位票15
   出身地 日本 (25歳)
   身長178cm 体重80kg  投打 右投右打
   今季成績
   3試合登板(全先発) 1勝 1敗 0S 0H 投球回11 被安打9 奪三振15
            防御率4.09 WHIP1.09

3位 今永 昇太 投手(カブス)1位票7
   出身地 日本 (30歳)
   身長178cm 体重79kg  投打 左投左打
   今季成績
   2試合登板(全先発) 1勝 0敗 0S 0H 投球回10 被安打4 奪三振12
            防御率0.00 WHIP0.40

4位 李 政厚(イ・ジョンフ/ジャイアンツ)1位票3
   出身地 日本(名古屋市生まれ) 国籍 韓国 (25歳)
   身長185cm 体重87kg  投打 右投左打
   今季成績
   12試合 打率.255 本塁打1 打点4 盗塁0 OPS.655

5位 ポール・スキーンズ 投手(パイレーツ)1位票1
出身地 アメリカ (21歳)
   身長201cm 体重106kg  投打 右投右打
   ◯ メジャーデビュー前



 このような結果となり、ア・リーグはワイアット・ラングフォード外野手(レンジャーズ)を筆頭に上位トップ5を野手が独占。
 また、日本時間4月10日、米スポーツ専門チャンネル「ESPN」によると、オリオールズの超有望株ジャクソン・ホリデイ(今投票3位) のメジャー昇格が決まったと報じています。

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今季はオープン戦で15試合に出場して打率.311、2本塁打、OPS.954と結果を残しましたが、「二塁の守備に慣れる必要があること」と「メジャーレベルの左腕を打てなかったこと」を理由にマイナーでの開幕が決定。
マイナーAAA級ではシーズン初打席での本塁打を含め、10試合で打率.333、2本塁打、9打点、12四球、出塁率.482、OPS1.077と打ちまくっており、オリオールズは「もうマイナーでやることはない」と判断するに至ったようで、メジャー昇格が決まった背景には、開幕から二塁手兼三塁手として起用されているジョーダン・ウエストバーグの不振も関係しているとみられます。


 ナ・リーグはジャクソン・チョーリオ外野手(ブリュワーズ)が1位に選ばれていますが、投手はトップ5に3人入り、日本人選手では、山本由伸(ドジャース)がナ・リーグの2位、今永昇太(カブス)がナ・リーグの3位にランクインしました。

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サイトでは、山本について「3月21日のパドレス戦でおそらく最悪のメジャーデビューとなった。1イニングで43球を投げ、被安打4、与四球1、与死球1、暴投1、失点5という投球内容だった。しかし、それ以降は復調しており、直近2試合では合計10イニングを無失点に抑え、被安打5、奪三振13、与四球2と好投している。直近のカブス戦は最もいい内容だった。メジャー初勝利を挙げたこの試合で、山本は8つの三振のうち4つをカーブで奪った」と記しています。



 また、今永については
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「山本のカーブが打者を翻弄している一方で、もう1人の日本人の新人投手である今永はスプリッターと速球で打者を支配している。スプリッターで終わった9打席で5つの三振を奪い、メジャー最初の2登板でスプリッターは空振り率68.4%と驚異的な数字をマーク。速球では相手打者を24打数1安打に封じている。その結果、2試合で合計10イニングを投げて防御率0.00をキープしており、12個の三振を奪っている一方、四球は1つも与えてない」と紹介しています。


 以上 シーズンは始まったばかりですが、なにかと話題の多い新人王争いは
    今後どのような展開となるのか大注目です!!

2024侍ジャパン!!  今年の「国際大会出場スケジュール」をチェック〜!!

 プロ・アマチュアが「結束」し、すべての世代がひとつの野球日本代表となる、「侍ジャパン」!! 
その侍ジャパン・トップチームは昨年「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC) 」で、前回王者・アメリカを下し、2009年第2回大会以来14年ぶり3度目の世界一奪還を果たしたのは記憶に新しいところです。

 そこで今回は、2024年侍ジャパン国際舞台の出場スケジュールをみていきます。

★「侍ジャパン」とは
トップチームを頂点に、社会人、U-23/21、大学、U-18、U-15、U-12、そして女子野球日本代表も含む、すべての世代が同じユニフォームを身に纏い、「世界最強」になることを目指して戦う野球日本代表を総称します。


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 このように各カテゴリーでスケジュール満載となっています。
なかでも、注目度が高い昨年W杯初の頂点に輝いたU18は、今夏に台湾で開催予定の「第13回 BFA U18アジア選手権」に出場し、25年W杯の出場権を懸けて戦いに臨みます。

U18メンバー.jpg◆ 侍ジャパンU-18代表候補選手
  左画像クリックで拡大。

 今年からは日大三高で2度の全国制覇など甲子園通算37勝を挙げた小倉全由監督が就任。
小倉監督が高校日本代表の指揮を執るのは2回目。
前回は「侍ジャパン」が発足される前の2012年に行われたIBAF 18U世界野球選手権(現WBSC U-18ベースボールワールドカップ)を、大谷翔平(ドジャース)や藤浪晋太郎(メッツ)らとともに戦いましたが 6位に終わりました。

加えて昨年、馬淵史郎監督のもとで機動力やバントも絡めた幅広い戦法や堅守で世界一を果たしたこともあり、目指す野球については「確実性の高い野球」を掲げています。

そしてU18強化合宿は、4月4日から3日間 開催され、参加したメンバーは木製バットへの対応や侍ジャパンとしての姿勢など国際大会を見越した充実の合宿を終えました。




 また、昨年9月に行われた「 第9回 WBSC女子野球ワールドカップ・グループB」を5戦全勝の1位通過で、カナダで行われる「 第9回 WBSC女子野球ワールドカップ ファイナルステージ」への出場を決めている日本女子代表は、コロナ禍の影響もあって長らく国際大会ができず、この間に世界のレベルは相当程度上がっており、厳しい戦いとなりますが、ワールドカップは6連覇を達成した2018年の第8回大会以来5年ぶりとなる大会で7連覇に挑みます。

 そして今年最後には、世界のトップ12の各国・地域代表が世界一を懸けて戦う「第3回WBSCプレミア12」が控えています。

侍ジャパンのトップチームを指揮するのは、昨年10月から井端弘和監督が就任。
今年3月に行われた「 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs 欧州代表」戦は連勝を収め最先の良いスタートを切りました。
 振り返ると前回大会「第2回プレミア12」は2019年。稲葉篤紀監督が率いて日本は決勝で韓国に 5 - 3で逆転勝ちし初優勝を果たしており、その後の東京五輪・第五回WBCと国際大会で勝ち続けているだけに大きな期待がかかります。

いずれにしても代表の座をつかむため、大会で結果を残すため「侍ジャパン」全世代の奮闘に期待します!!

2024ドラフト戦線!! 現時点の上位候補 “野手 ” (高校生・大学生) をチェック〜!!

 新年度となる4月第一週の週末。プロ野球はすでに開幕し、高校、大学、社会人、独立リーグと各カテゴリーの公式戦も始まり、ドラフト戦線が動き出す時期がやってきました。

 特にセンバツ高校野球に出場した選手は多くのスカウトも視察しており、大きく評価を上げた選手もいますが、ここでは現時点での高校、大学生の中から10選手のドラフト上位候補「野手」に注目したいと思います。

★ 2024ドラフト上位候補
    高校生・大学生「野手」10選!!


☆ トップ 3

◆ 1位 宗山 塁(明治大・遊撃手)

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● 身長175cm 体重78s 右投左打  広陵高 ー 明治大

 今年ドラフトの目玉となるであろう宗山。2月のオープン戦で右肩に死球を受けて骨折し、春のリーグ戦は出場が絶望的ですが、それでも高い評価が揺らぐことはありません。
ショートの守備は既にプロでもトップクラスとの声が多く、広角に打ち分ける打撃も高レベル。脚力が平凡という声もありますが、昨年はスピードアップにも取り組み、走塁に対する意識も高く、ショートのレギュラーが固定できていないチームにとっては何としても獲得したい選手と言えそうです。

◆ 2位 渡部 聖弥(大阪商業大・外野手)

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● 身長176cm 体重81s 右投右打  広陵高 ー 大阪商業大
 
 今年の関西大学球界を代表する強打の外野手。3月の侍ジャパンの強化試合には残念ながら招集されなかったものの、長打力は西川にも全く引けを取らず、スピードと肩の強さが上回っていることから順位評価は上に。右方向にも軽々と放り込むことができ、ライナーの勢いも大学生とは思えないものがあって、全国大会でも通算で5割近い打率を残しており、高いレベルの投手も攻略しているのもプラス要因です。

◆ 3位 西川 史礁(青山学院大・外野手)

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● 身長181cm 体重82s 右投右打  龍谷大平安高 ー 青山学院大
 
 同僚の佐々木内野手と並んで注目を集める右の大砲候補。龍谷大平安ではそれほど目立つ存在ではなく、大学でも2年までは控えでしたが、3年春に3本塁打を放ってMVPに輝くと、その後の日米大学野球では大学日本代表の4番も務めました。今年3月に行われた侍ジャパンの強化試合でもいきなり長打を放ち、センターの守備でも好プレーを見せて大観衆を沸かせており、春のリーグ戦でも高い注目を集めそうです。


☆ トップ3以降『7選』

◆ 石塚 裕惺(花咲徳栄高校・遊撃手)

  ● 身長181cm 体重81s 右投右打
 今年の高校球界を代表する強打のショート。リストの強さは抜群ですが、それに頼り過ぎることなくしっかり下半身を使ってフルスイングすることができています。
昨年秋の関東大会でも特大の一発を放ってスカウト陣を驚かせ、ショートの守備も派手さはないものの堅実で、肩の強さとスピードも備えています。若いショートが欲しい球団にとっては垂涎の存在と言えそうです。

◆ 佐々木 泰(青山学院大・三塁手)

  ● 身長177cm 体重77s 右投右打
 県岐阜商時代から注目の強打のサード。大学でも1年春にいきなり4本塁打を放って注目を集め、その後は厳しいマークもあって少し調子の波が大きいのは課題ですが、抜群のパンチ力は大きな魅力。
高いレベルで結果を残している貴重な右打ち強打のサードということで、プロからの注目度も高くなっています。

◆ 森井 翔太郎(桐朋高校・三塁手兼遊撃手)

  ● 身長182cm 体重85s 右投左打
 東京でも上位の進学校に現れた左の強打者。フォローの大きい柔らかいスイングでセンター中心に長打を放ち、新基準の金属バットも全く苦にしておらず、また投手としても150キロに迫る強肩も光ります。
昨年も日当直喜(楽天3位)からヒットを放っており、高いレベルの投手を攻略しているのもプラス材料です。

◆ 麦谷 祐介(富士大・外野手)
  
  ● 身長180cm 体重83s 右投左打
 今年の地方リーグを代表する外野手。高校時代は足だけが目立ちましたが、大学で打撃が見違えるほど力強くなり、昨年春は下村海翔(阪神1位)、秋は常広羽也斗(広島1位)とドラフト1位の投手2人からもホームランを放っています。
センターの守備範囲の広さと強肩も武器で、高いレベルで走攻守三拍子が揃った外野手です。

◆ 箱山 遥人(健大高崎高校・捕手)

  ● 身長177cm 体重83s 右投右打
 強肩強打の高校生ナンバーワンキャッチャー。2.00秒を切れば強肩と言われるセカンド送球はコンスタントに1.8秒台をマークし、長打力と確実性を備えた打撃も大きな魅力。
またリード面でも投手の良さを引き出し、リーダーシップも光ります。センバツでの優勝で“勝てる捕手”ということも証明しました。

◆ 正林 輝大(神村学園高校・外野手)

  ● 身長178cm 体重84s 右投左打
 好素材が揃う高校生の外野手の中でも総合的に見てナンバーワン。昨年夏の甲子園では5割を超える打率を残し、今年のセンバツでも2試合でホームランを含む5安打、3打点と新基準の金属バットを感じさせない打撃を見せました。スピードと肩の強さもあり、外野手として高い総合力をもっています。

◆ 柳舘 憲吾(国学院大・三塁手)

  ● 身長180cm 体重82s 右投左打
 今年の東都大学野球を代表する強打のサード。昨年春は打率.375、3本塁打で首位打者とベストナインを獲得。対応力の高さとパンチ力を備えた打撃は大学球界でも屈指と言え、サードの守備も安定し、脚力も申し分なし。プロでも早くから一軍の戦力となる可能性は高い内野手です。


 以上 10選手をピックアップしましたが、高校生がより木製バットに近い金属バット(すでに木製バットを使用する選手も存在) になり、スカウト陣の評価は今秋ドラフトから変わっていって、数年後には高卒即一軍スタメンとなる野手選手が現れるかもしれません。
いずれにしても今秋ドラフト戦線は、まだまだここから当然評価は変動します!!

2024センバツ甲子園で躍動した「今秋ドラフト注目投手」をチェック〜!!

 第96回選抜高等学校野球大会は健大高崎の初優勝で幕を閉じました。
球児達の躍動するプレーはいつになっても、見ている者に元気を与えてくれますが、ここでは今センバツの投球から、2024年ドラフト候補に挙がりそうな 3年生の投手に注目します。

★ 2024センバツ甲子園 
    今秋ドラフト注目投手達!!


◆ 今朝丸 裕喜 投手(報徳学園)

今朝丸 裕喜.jpeg
・ 186cm 81kg 右投右打
・ 今大会球速 最速149キロ 平均球速138.6キロ
・ 今大会成績  4試合 24.1回 15奪三振 2四球 自責点5 失点5

 注目カードとなった準々決勝の大阪桐蔭戦で1失点完投勝利を挙げ、大会の主役になりました。
140キロ中盤の速球は高回転で、さらに両サイドにきっちりと投げ分けができており、相手が強くなるほどエンジンがかかり、ベストピッチングができるメンタルの強さも持っています。
また、24.1回を投げて四球はわずか2。決勝の健大高崎戦も疲労が見える中、1四球に留め、最後までコントロールは安定していました。

現在のサイズは186センチ81キロ。下級生の時と比べれば、たくましくなってきたものの、それでもNPBの投手と比べると、まだ細身。フォーム技術も高く、手足が長い投手向きの体型で、素材の良さ、今大会の成績、投球の完成度。すべてが高水準。将来的にはNPBでも先発で二桁勝利、投手タイトルを狙える投手に育つ可能性を持っています。


◆ 平嶋 桂知 投手(大阪桐蔭)

平嶋 桂知.jpg
・ 186cm 84kg 右投両打
・ 今大会球速 最速149キロ 平均球速143.71キロ
・ 今大会成績 2試合 11回 9奪三振 2四球 自責点3 失点2

 直球の球質を表現すると、報徳学園の今朝丸が「キレ」ならば、平嶋は「威力」。
140キロ中盤〜後半の速球は前に飛ばせない力があり、平均球速は今大会トップ。
フォームも試行錯誤しながら、やや半身の態勢にして、グラブを腰のあたりに置くことで、球速、コントロールも大きく向上しています。130キロ後半のフォーク、スライダーの高速変化球も持っていますが、相手に揺さぶられると、制球を崩しやすく、まだ隙も多くみられます。
将来的には150キロ中盤を当たり前に叩き出す剛腕へ成長する可能性を秘めており、一歩ずつ基礎を高めて成長が期待される右腕です。


◆ 伊東 尚輝 投手(愛工大名電)

伊東 尚輝.jpg
・ 182cm 78kg 右投右打
・ 今大会球速 最速144キロ 平均球速135.82キロ
・ 今大会成績 1試合 9回 9奪三振 2四球 失点3 自責点0

 昨秋は不調に終わったものの、センバツでは両サイドにきっちりと投げ分ける投球が光りました。
この冬は回転効率の高いストレートを目指し、リリースポイントを高い位置にするなどの技術的な修正を行ってきたということで、140キロ前半でも伸びのある球質で体感速度は150キロ近くありそうで、報徳学園打線を9回まで2失点。タイブレークではサヨナラ安打を浴びましたが、自責点は0の好投。甲子園でもう一度見たい投手でした。
直球(自身最速は149キロ) に加え、130キロ近いカット系の変化球の精度もレベルアップ。安定感が非常に高く、夏までさらに出力アップができれば、高い評価を受ける可能性を持っています。


 このほかにも

◆ 関 浩一郎 投手(青森山田)
・ 187cm 85kg 右投右打
・ 今大会球速 最速147キロ 平均球速139.2キロ
・ 今大会成績 3試合 19.1回 10奪三振 4四球 失点8 自責点7

 広陵戦では自己最速タイに並ぶ147キロをマーク。しっかりと真上から振り下ろすフォームから繰り出される球質の良さは抜群。数年後には150キロ〜155キロを連発してもおかしくない素材の良さがあります。

◆ 吉岡 暖 投手(阿南光)
・ 182cm 78kg 右投右打
・ 今大会球速 最速143キロ 平均球速137.24キロ
・ 今大会成績 3試合 25回 30奪三振 5四球 自責点5 失点5

 今大会で評価を大きく高めた投手。140キロ前半の速球、120キロ後半のスプリット、カットボール、カーブを器用に投げ分ける投球は実戦的。特にスプリットの精度の高さは光るものがありました。

◆ 洗平 比呂 投手(八戸学院光星)
・ 177cm 76kg 左投左打
・ 今大会球速 最速143キロ  平均球速136.7キロ
・ 今大会成績 2試合 17回 12奪三振 四球5 失点5 自責点4

 左腕から繰り出す直球は今大会最速143キロですが、手足が長く、角度のあるストレートは魅力的。さらに、左打者の背中越しから大きく曲がるカーブも魅力。今後はストレートの出力アップが課題となりそうです。

◆ 尾 響 投手(広陵)
・ 172cm 72kg 右投右打
・ 今大会球速 最速148キロ 平均球速平均球速139.01キロ
・ 今大会成績 2試合 18.1回 23奪三振 四球6 失点7 自責点5

 140キロ中盤の速球を両サイドに完璧に投げ分け、130キロ中盤のカットボール、130キロ前後のツーシームと、いずれもハイレベル。投球の引き出しも広く、上背はないものの投球の完成度の高さは高校生トップクラスです。

 さあ はたして、センバツで光ったこれらの選手は今後どのような
  成長曲線を描いていくのか。
  夏への山登りはすでに始まっています!!

春のセンバツ甲子園!! 健大高崎(群馬)が春夏通じて初の全国制覇を果たす〜!!

 第96回選抜高校野球大会(春のセンバツ)の決勝戦が3月31日行われ、健大高崎(群馬)が強豪・報徳学園(兵庫)との接戦を 3 対 2 で制し、春夏通じて初の全国制覇を果たしました。

さらに群馬県勢としてはセンバツ初Vの快挙で、甲子園制覇は1999年夏の甲子園の桐生第一、2013年の前橋育英に続く3度目。
昨年準優勝の報徳学園は1点差で及ばず2年連続の準V、22年ぶりの優勝には惜しくも届きませんでした。

健大高崎24.jpg

【決勝戦】3月31日(日)

報徳学園 2 - 3 健大高崎 

報徳学園 |200|000|000|=2
健大高崎 |201|000|00x|=3

『戦評』 健大高崎は背番号10石垣元気(2年)が8回を被安打7・四死球2・奪三振8・失点2・計127球と好投。9回表には、血豆が潰れた背番号1佐藤龍月(2年)が好救援。
攻撃陣は計6安打。2点を先制された直後の1回裏、四球と4番箱山遥人(3年)の安打で走者を出すと、5番森山竜之輔(3年)の2塁打で2点を奪い、すぐさま 2-2 の同点。
3回裏には、1番斎藤銀乃助(3年)が3塁打で出塁すると、3番山裕次郎(3年)の安打で1点を奪い、3-2と勝ち越しました。
 敗れた報徳学園は、背番号10今朝丸裕喜(3年)が被安打6・四死球1・奪三振4・失点3・計85球で完投。
攻撃陣は計7安打。1回表、2番福留希空(3年)の安打と四球から走者を出すと、5番安井康起(3年)の2塁打(失策も絡む)で2点を先制。その後、5回表には2死満塁、6回表には無死1・3塁のチャンスを作るも無得点。
1点を追う9回表には、2死から代打・貞岡拓磨(3年)が四球を選んで2死1塁。ここで代走・西川成久(3年)が盗塁を決めて2死2塁の場面を作るも、得点が奪えず涙をのみました。



◆ 第96回選抜高校野球大会 トーナメント表・結果



66カード.jpg

 2年連続7回目出場の健大高崎は、1回戦で学法石川(福島)に4−0、2回戦で明豊(大分)に4−0と2戦連続で完封勝利を収めると、準々決勝で昨年優勝の山梨学院(山梨)を6−1で破り、2012年以来12年ぶり2度目の4強入りを果たし、準決勝では優勝候補の星稜(石川)との接戦を逆転で制し、春夏通じて初の決勝へ。31日は勢いそのままに2戦連続の逆転勝利で悲願の初優勝を手にしました。

 際立った健大高崎、投打の総合力。
就任22年の青柳監督が「今までで選手の力は一番上」と期待したチームでしたが、始動した当初はバラバラで「みんな能力が高いのに、自分のことしか考えなかった」と箱山主将。
主将として、仲間のために泥臭いプレーを求め、大会前から「日本一」を公言し、大会中に全員で頭を五厘刈りにして一体感を高めました。

 低反発バットが採用された今大会、実際に全31試合で飛び出した本塁打は、わずか3本(うち1本はランニングホームラン)。昨年の12本(35試合)から大幅に減少し、外野手の頭を越えていく豪快な打球は少なく、低反発バットの影響は、はっきり見て取れました。

そんな中で初出場の2012年、足で重圧をかける「機動破壊」を武器に4強入り。その後は甲子園の常連となった健大高崎は今大会、投手陣は左の佐藤、右の石垣の将来有望な新2年生2枚看板を軸にして、2回戦は、内野ゴロなどで4点を挙げ、適時打なしで勝利するなど、伝統の機動力の健在ぶりを発揮。
 決勝は、機動力に長打力も兼ね備えた「攻撃的機動破壊」が実を結び、昨年初戦で敗れた報徳学園に雪辱し、頂点に立ちました!!
 
 低反発バットによって変っていく高校野球。
従来は少々の守備や走塁のミスは打撃=得点力でカバーできましたが、今後は見えないミスが試合を大きく左右するウェートが高まり、そこを各チームがどのように対応していくのか注目されます。

2024日本プロ野球!! いよいよ明日シーズン開幕〜!!

 いよいよ日本プロ野球の2024年レギュラーシーズンはセ・パ同時に3月29日(金)開幕します。
そこで今回は公式戦の前哨戦となる、オープン戦のチーム成績、個人記録。
そして開幕カード、シーズンの行方に注目します。
 まずはオープン戦の結果から。

◆ 2024NPBオープン戦結果!!
  【チーム順位表】
オープン戦.jpg

 オープン戦は24日、全日程が終了。
チーム勝率は6割6分7厘で並んだ中日(10勝5敗5分け)とソフトバンク(10勝5敗2分け)が1位。ヤクルトが3位に続き、昨季日本一の阪神は最下位となっています。

 個人打率はDeNAのドラフト1位ルーキー度会が4割 3分 4厘、本塁打はウォーカー(ソフトバンク)が5本でトップ。防御率は吉村(ヤクルト)が1.35で1位となりました。 

  【個人成績】
成績.jpg

   続いては注目の開幕カードです。

◆ 2024NPB開幕戦日程!!
     (予)=予想開幕投手

カード.jpg


◆ シーズンの行方

【セ・リーグ】本命阪神、追うのは巨人か・・

 阪神はオープン戦で球団ワーストの9連敗を喫するなど苦戦が続いて最下位に。
しかし、岡田監督が「そんなん全然関係ない」と心配無用の様子。昨年の得失点差は+175。2番目に多かったDeNAに151点もの大差をつけており、簡単に埋められない数字。
 オフの目立った補強は、クローザー候補に挙げられている新外国人のゲラぐらい。それでも投手では岡留英貴、門別啓人、野手では前川右京らが急成長し、戦力層は厚みを増しています。

 阪神を追うとみられる巨人は、昨年チーム打率(.252)、本塁打数(164)ともリーグトップだったにもかかわらず、総得点523は3位、さらには投手陣も防御率(3.39)は5位という結果でした。
それでも、個別に見れば能力の高い選手が多く、新人も投手では西舘勇陽、打者では佐々木俊輔がオープン戦で即戦力になり得るポテンシャルを発揮するなどチーム力はアップしています。

【パ・リーグ】本命オリックス、追うのはソフトバンクか・・

 パ・リーグでの4連覇は1975〜78年の阪急、85〜88年と90〜94年(5連覇)の西武と、3例のみ。
大エースである山本由伸を失ったオリックスは 昨年は2位ロッテに15.5ゲーム差。その差は確実に縮まりそう。
 しかし、昨年のチーム防御率は2.95。山本を抜きにしても投手陣は充実しており、東晃平がフルシーズン投げ、山岡泰輔が問題なく先発に再配置できれば、損失も最小限にとどめられるか。これに西川龍馬が加入した打線のカバーがあれば、リーグ史上4度目の快挙もありそうです。

 追うソフトバンクは昨年、千賀滉大の抜けた穴を埋めきれずに3年連続のV逸。小久保裕紀新監督の体制下での覇権奪回は、先発投手陣の柱ができるか否かにかかっています。しかし、チーム最多の10勝を挙げた有原航平が打者を圧倒するタイプではなく、リリーフからの転身を図るモイネロも先発では未知数。
 一方で打線は柳田悠岐と近藤健介がいるだけでなく、山川穂高とウォーカーといったパワーヒッターが加わり、間違いなくリーグトップの破壊力を誇ります。
それだけに有原、モイネロ以外で、エース級の成績を残せる投手の出現があるかがポイントとなります。

 さあ はたして今シーズンはどのような展開となるのか!?
熱く長いシーズンはいよいよ開幕を迎えます!!

2024MLB !! 全30球団の開幕投手 & パワーランキングに注目〜!!

 メジャーリーグ・2024レギュラーシーズンのアメリカ本国開幕が迫るなか、ここでは韓国での先行開幕となった (3月20.21日=ドジャース対パドレス 2連戦) の直前に発表されているMLB公式サイトによる全球団のパワーランキング及び開幕投手に注目します。


 MLBの2024年シーズンは日本時間3月20日、ドジャース対パドレスの韓国シリーズで幕を開けました。
MLB公式サイトではこのシーズン開幕直前のパワーランキングを19日に公開。
14人のライターの投票によって、1位から30位までのランキングが決定されています。

◆ MLB公式サイトによる全球団のパワーランキング!!
       公開3月19日



パワーラン.jpg


スプリング・トレーニング期間中には、ゲリット・コール(ヤンキース)やデビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)の故障離脱、ムーキー・ベッツ(ドジャース)の遊撃転向など、様々な出来事が発生しており、それらを踏まえたうえでの最新のランキングとなっています。

1 ブレーブス
2 ドジャース(大谷翔平・山本由伸)
3 オリオールズ
4 フィリーズ
5 レンジャーズ「昨季ワールドチャンピオン」
6 アストロズ
7 ヤンキース
8 ブルージェイズ(菊池雄星)
9 レイズ(上沢直之=開幕マイナーの見込み)
10 ダイヤモンドバックス
11 マリナーズ
12 カブス(鈴木誠也・今永昇太)
13 ツインズ
14 パドレス(ダルビッシュ有・松井裕樹)
15 レッズ
16 メッツ(千賀滉大・藤浪晋太郎=開幕マイナー濃厚)
17 ジャイアンツ(筒香嘉智=開幕マイナー決定後退団)
18 カージナルス
19 ブリュワーズ
20 タイガース(前田健太)
21 ガーディアンズ
22 レッドソックス(吉田正尚)
23 マーリンズ
24 ロイヤルズ
25 パイレーツ
26 エンゼルス
27 ナショナルズ
28 ホワイトソックス
29 ロッキーズ
30 アスレチックス

1位に選ばれたのはブレーブス。昨季は両リーグ最多の104勝を挙げ、ナ・リーグ東地区6連覇を達成。
MVPのロナルド・アクーニャJr.を筆頭に、打線には強打者がズラリと並んでおり、投手陣もスペンサー・ストライダーを中心に、先発・ブルペンとも大きな穴は見当たりません。

2位のドジャースはギャビン・ラックスの送球難によるベッツの遊撃コンバート、多くのイニングを計算できる先発投手の不在など、懸念材料をいくつか抱えており、現時点では「ブレーブスのほうが上」という判断が下されました。
 
 ア・リーグでは3位にランクインしたオリオールズが最上位。
ブランドン・ハイド監督が「開幕ロースター入りできない好選手がたくさんいる」と語るように、特に野手の層が高厚。カイル・ブラディッシュとジョン・ミーンズが故障で出遅れる先発陣に不安を残すものの、伸びしろの大きい若手が多いため、リーグ最多の101勝を挙げた昨季に匹敵する好成績を残す可能性は十分にあるとしています。
 

◆ 2024年 全30球団の開幕投手 !!
     3月20日 公式発表

       ★=新加入選手。

ドジャース:タイラー・グラスノー(3年ぶり2度目)★
     3月20日対パドレス戦登板 5回 被安打2 与四球4 奪三振3 失点2
                 自責点2 防御率3.60 勝敗なし。
パドレス:ダルビッシュ有(2年ぶり4度目)
    3月20日対ドジャス戦登板 3.2回 被安打2 与四球3 奪三振3 失点1
                 自責点0 防御率0.00 勝敗なし。

ブリュワーズ:フレディ・ペラルタ(初)
メッツ:ホセ・キンタナ(7年ぶり2度目)
ブレーブス:スペンサー・ストライダー(初)
フィリーズ:ザック・ウィーラー(初)
エンゼルス:パトリック・サンドバル(初)
オリオールズ:コービン・バーンズ(3年連続3度目)★
ツインズ:パブロ・ロペス(2年連続2度目)
ロイヤルズ:コール・ラガンズ(初)
ホワイトソックス:ギャレット・クローシェ(メジャー初先発)
タイガース:タリック・スクーバル(初)
パイレーツ:ミッチ・ケラー(2年連続2度目)
マーリンズ:ヘスス・ルザード(初)
カージナルス:マイルズ・マイコラス(2年連続3度目)
ドジャース:未定
ナショナルズ:ジョザイア・グレイ(初)
レッズ:フランキー・モンタス(2年ぶり3度目)★
ブルージェイズ:ホセ・ベリオス(2年ぶり4度目)
レイズ:ザック・エフリン(初)
ヤンキース:ネスター・コルテス(初)
アストロズ:フランバー・バルデス(3年連続3度目)
ジャイアンツ:ローガン・ウェブ(3年連続3度目)
パドレス:未定
カブス:ジャスティン・スティール(初)
レンジャーズ:ネイサン・イオバルディ(2年ぶり4度目)
ガーディアンズ:シェーン・ビーバー(5年連続5度目)
アスレチックス:アレックス・ウッド(初)★
レッドソックス:ブライアン・ベヨ(初)
マリナーズ:ルイス・カスティーヨ(2年連続4度目)
ロッキーズ:カイル・フリーランド(2年ぶり3度目)
ダイヤモンドバックス:ザック・ギャレン(2年連続2度目)

 大役を担う30人のうち、初めて開幕投手を務めるのは14人。30人中20人はオールスター・ゲーム選出の経験があり、30人中4人は今オフ中に移籍した投手となっています。


 なお、MLB公式サイトでは今季全30球団の先発ローテーションのなかからトップ10を選出する特集記事を23日公開。
 記事では、現代のMLBでは各チームの先発投手陣の評価は難しい。5〜6人で1年間を乗り切れることはほとんどなく、15人以上の先発投手を起用するチームもある。そうした事情も踏まえつつ、
 1位に選ばれたのはマリナーズ。
エースのルイス・カスティーヨが先発ローテーションの軸となり、2番手以降はジョージ・カービー、ローガン・ギルバート、ブライス・ミラー、ブライアン・ウーと若手がズラリ。6番手には有望株のエマーソン・ハンコックも控える陣容。

2位はスペンサー・ストライダー、マックス・フリードという強力な2本柱に大ベテランのチャーリー・モートン、新戦力のクリス・セールらを擁するブレーブス。
3位はザック・ウィーラーとアーロン・ノラというメジャー屈指の2枚看板を擁するフィリーズがランクイン。
 タイラー・グラスノーや山本由伸が加入したドジャースは4位。
故障リスクが高い投手も多いため、サイトでは「オフの補強により、ドジャースは才能豊かな先発投手陣を揃えることができた。しかし、データサイトの成績予想では各投手が過去数年よりも多くのイニングを投げることが想定されている。それが実現可能であることを証明しなければならない」とデータサイトの予想通りにイニングを消化できるか、不安視している部分もあるようです。

 5〜9位はジャイアンツ、パドレス、ブルージェイズ、ダイヤモンドバックス、ガーディアンズという顔ぶれ。10位にはアストロズ、マーリンズ、オリオールズの3チームが並び、そのほかの注目チームとしては、レッズ、ツインズ、カブス、ヤンキース、そしてレイズの名前が挙げられています。
 
 さあ果たしてどのような展開となっていくのか!?
いずれにしてもアメリカ本土開幕戦まではあとわずか。
マッチアップはすべてが日本時間3月29日にスタートします!!

2024MLB 「韓国シリーズ」結果 & 「スプリング・ブレイクアウト」に注目〜!!

 センバツ甲子園にプロ野球のオープン戦と活気溢れる野球界ですが、ここでは、二日間 (20、21日) に渡って行われたメジャー史上初、韓国でのレギュラーシーズン開幕戦 (ドジャース対パドレス) の結果。

そしてMLBの新企画「スプリング・ブレイクアウト」に注目します。

◆ 2024MLB 韓国シリーズ結果!!

 日本時間3月20日、ドジャース対パドレスの韓国開幕戦でMLBの2024年シーズンがスタート!!

● 開幕試合【ドジャース5−2パドレス】 ソウル(高尺スカイドーム)

 新天地デビュー戦となった大谷翔平(ドジャース)は5打数2安打1打点の活躍。開幕投手を務めたダルビッシュ有(パドレス)は4回途中2安打1失点(自責点0)で降板し、松井裕樹(パドレス)はメジャーデビューを果たしました。

試合は8回表に一挙4点を奪ったドジャースが5対2で逆転勝利。ドジャース3番手のダニエル・ハドソンが今季初勝利、5番手のエバン・フィリップスが今季初セーブを記録し、パドレス6番手のジョニー・ブリトーは今季初黒星を喫しました。

 大谷は「2番・DH」でスタメン出場。最初の2打席はダルビッシュとの日米を通じての初対戦となり、2打席目でライトへのヒットを放ち、今季初盗塁もマーク。8回表一死1・2塁で回ってきた第5打席はレフトへのタイムリーを放って貴重な追加点を叩き出し、チームの勝利に貢献。5打数2安打1打点1盗塁と上々のスタートを切りました。

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 パドレスは4回途中2安打1失点のダルビッシュ、2/3回を無安打無失点に抑えた松井など、投手陣の好投により7回終了時点で2対1とリードしていたものの、8回表にキケ・ヘルナンデスの犠飛で追いつかれ、一塁ジェイク・クロネンワースのミットが破れるという珍しいタイムリーエラーで勝ち越し点を献上。大谷にもタイムリーを浴び、2対5で逆転負けとなりました。


● 開幕第2戦【パドレス15−11ドジャース】 ソウル(高尺スカイドーム)

 日本時間3月21日、パドレス対ドジャースのソウルシリーズ第2戦が行われ、壮絶な点の取り合いの末にパドレスが15対11で勝利。
パドレス3番手のマイケル・キングが今季初勝利、6番手のロベルト・スアレスが今季初セーブを挙げ、ドジャース先発の山本由伸は1回4安打5失点でノックアウトされてメジャー初黒星を喫しました。
「2番・DH」でスタメン出場したドジャースの大谷翔平は5打数1安打1打点。パドレスの松井裕樹は4番手として登板し、大谷をライトフライに打ち取るなど2/3回を無失点に抑えました。

 パドレスはメジャー初登板初先発の山本に襲い掛かり、1回表に一挙5点を先制。初回に43球を要した山本は1イニングでマウンドを降りることに。ドジャースは大谷の犠飛などで2点を返しましたが、パドレスは3回表に4点を追加。ドジャースは3回裏にムーキー・ベッツのタイムリー二塁打などで4点を返し、6対9と3点差まで追い上げ。

 5回表にパドレスが1点を追加し、リードを4点に広げましたが、ドジャースは5回裏にベッツの1号2ランで反撃。しかし、パドレスは6回表と7回表に1点ずつを追加し、リードを広げていきました。
ドジャースは7回裏にウィル・スミスのタイムリーで1点を返し、8回裏にはベッツの2点タイムリーで1点差まで追い上げたものの、パドレスは9回表に主砲マニー・マチャドが勝利を決定づける1号3ラン。8回裏の途中から登板していたスアレスが9回裏を三者凡退に抑え、パドレスは15対11で逃げ切りました。

なお、7回裏一死1塁の場面では松井と大谷の直接対決が実現。大谷がライト方向へ強い打球を放ったものの、ライトフライに。松井は連打を浴び、一塁走者を生還させたものの、自身が出したランナーは返さなかったため、2/3回を無失点。大谷はライトへのヒット、ライトへの犠飛、ピッチャーゴロ、ライトライナー、ライトフライ、ファーストゴロで5打数1安打1打点でした。

 このように日本人選手も躍動したソウルシリーズ。
メジャーデビュー戦に臨んだドジャース・山本由伸投手は、まさかの洗礼を浴びたものの、修正能力も高いだけにこれからの投球が注目されます。
 そしてドジャースは、アメリカに戻ってからは24〜26日(日本時間25〜27日)に古巣・エンゼルスと3試合のオープン戦を行い、28日(同29日)にカージナルスとの本拠地開幕戦を迎えます。

◆ 新企画「スプリング・ブレイクアウト」!!

 各球団がプロスペクト(若手有望株)を集めて特別なロースターを編成し、エキシビション・ゲームを行う新企画「スプリング・ブレイクアウト」が日本時間3月15日から18日までの4日間にかけて行われました。
当初16試合が予定されていましたが、悪天候のため3試合が中止となり、4日間で合計13試合を開催されて各試合で各球団のプロスペクトたちが躍動しました。

スプリング・ブレイクアウト.jpg

 MLBは合計13試合での活躍を踏まえ、「スプリング・ブレイクアウト」のベストナインとして1stチームと2ndチームを選出していますので紹介します。
 
★ スプリング・ブレイクアウト ベストナイン!!
 なお、チーム名のあとの順位は「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングでの順位を表しています(圏外は球団トップ30に入っていないことを意味します)。

◆1stチーム

捕手:カイル・ティール(レッドソックス3位/全体40位)
一塁手:T・J・ラムフィールド(ヤンキース圏外)
二塁手:キャメロン・コーリー(レンジャーズ13位)
三塁手:ジェイス・ヤング(タイガース4位/全体60位)
遊撃手:カルロス・サンチェス(レッズ26位)
外野手:スペンサー・ジョーンズ(ヤンキース2位/全体84位)
外野手:セダン・ラファエラ(レッドソックス4位/全体76位)
外野手:グリフィン・コナイン(マーリンズ圏外)
指名打者:ゼイビアー・アイザック(レイズ4位/全体58位)
投手:ブロック・セルビッジ(ヤンキース11位)
投手:ジャスティン・ウロブレスキー(ドジャース16位)
投手:ジェイコブ・ミジオロウスキー(ブリュワーズ2位/全体33位)
投手:ティンク・ヘンス(カージナルス2位/全体64位)
投手:ポール・スキーンズ(パイレーツ1位/全体3位)
投手:レット・ローダー(レッズ2位/全体34位)

◆ 2ndチーム
捕手:ドリュー・ロモ(ロッキーズ9位)
一塁手:カイル・マンザード(ガーディアンズ2位/全体59位)
二塁手:イディ・カッペ(マーリンズ7位)
三塁手:ケイデン・ウォレス(ロイヤルズ3位)
遊撃手:ジョーダン・ローラー(ダイヤモンドバックス1位/全体11位)
外野手:ジョシュア・バイエズ(カージナルス30位)
外野手:ケンドール・ジョージ(ドジャース12位)
外野手:ジャスティン・クロフォード(フィリーズ4位/全体77位)
指名打者:T・J・ホワイト(ナショナルズ30位)
投手:ケイデン・デイナ(エンゼルス3位)
投手:トーマス・ホワイト(マーリンズ2位)
投手:パトリック・ライリー(パイレーツ23位)
投手:コール・ヘンリー(ナショナルズ25位)
投手:アンドリュー・ウォルターズ(ガーディアンズ27位)
投手:パトリック・コープン(ドジャース圏外)

 このような結果となっていますが、 「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキング全体トップ10からは、1位のジャクソン・ホリデイ(オリオールズ)、2位のジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)、
3位のポール・スキーンズ(パイレーツ)、7位のディラン・クルーズ(ナショナルズ)、
8位のイーサン・サラス(パドレス)、9位のコルソン・モンゴメリー(ホワイトソックス)、
10位のウォーカー・ジェンキンス(ツインズ)の7人がロースター入りしました。

 その結果、スプリング・ブレイクアウト ベストナインに選出されたのは
  画像下のポール・スキーンズ投手(パイレーツ)のみ。

1122.jpg出身・年齢 アメリカ・21歳 
身長・体重・投打 201cm・106s・右投右打

2023年のMLBドラフト1巡目(全体1位)でピッツバーグ・パイレーツに指名され入団。
スキーンズは、平均99マイル(約159キロ)、最速102マイル(約164キロ)に達する速球が最大の武器。
第2の球種であるスライダーへの評価も高く、この2球種で空振りを量産します。

早ければ今季中にもメジャーデビューの可能性があり、今後長きにわたってエース級の先発投手として活躍する可能性を秘める逸材です。
一部では全盛期のスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)と比較する声も出ています。

 スプリングブレイクアウトに登板したポール・スキーンズは、101mph, 101mph, 102mphと立て続けの剛球でいきなり三球三振を奪うなどポテンシャルの高さを発揮しました。
 今シーズン開幕はマイナースタートが決まっていますが、早期メジャーデビューが期待されます。
いずれにしてもメジャー昇格に向けた若手有望選手の熾烈な争いは続きます!!

2024メジャーリーグ「開幕シリーズ」いよいよ明日に迫る〜!!

 2024年メジャーリーグの開幕シリーズがいよいよ3月20〜21日、韓国・ソウル(高尺スカイドーム)で開催されます。

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 ご存知のように対戦カードは大谷翔平選手、山本由伸投手が所属するドジャースと、ダルビッシュ有投手と松井裕樹投手が所属するパドレスが対戦。

◆ MLB開幕戦のスケジュール

  ・日時(日本時間) 対戦カード/放送予定  
  ・場所 韓国・ソウル(高尺スカイドーム)

3月20日(水) 19:05 サンディエゴ・パドレス vs ロサンゼルス・ドジャース
        (予告先発 ダルビッシュ有  -  グラスノー)

 【地上波】NHK総合 【ネット】SPOTV NOW、NHKプラス、MLB.TV、ABEMA

3月21日(木) 19:05 ロサンゼルス・ドジャース vs サンディエゴ・パドレス
          (予告先発 山本由伸  -  マスグローブ)

 【地上波】テレビ朝日系列 【BS】NHK BS
 【ネット】SPOTV NOW、MLB.TV

  ★ 開幕シリーズに臨む日本人投手!!

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 ● ダルビッシュにとって、開幕投手を務めるのは2年ぶり4度目。
ドジャースには2023年ア・リーグのHR王でMVPの大谷翔平がいることから、いきなり開幕戦で日本人対決が見られることが注目となっています。
 しかしダルビッシュは「敵として戦うのでちゃんと勉強して私情を入れず、一人の打者としてしっかり対戦したい」とコメント。

ダルビッシュがメジャー入りを果たした2012年に大谷が日本ハム入りし、日本での対戦はなし。メジャーでもこれまで2人の対戦はなかったため、20日の開幕戦で初めて直接対決するとみられています。


 ● パドレスとの開幕2連戦で21日の2戦目に先発登板するドジャース山本由伸。
パドレス打線は2番にタティスJr.、4番にマチャド、5番を任されている韓国出身のキム・ハソンなど強打者が揃います。

山本はオープン戦で3試合に登板。直近の試合では三者連続三振という絶好のスタートを切りつつも、その後に連打を浴びるなど課題も残していますが、地元韓国の声援を受けてプレーするキム・ハソンらを抑えるかによって、記念すべきメジャー初勝利との距離も変わってきそうです。


★ 打棒爆発なるか!? 大谷
 

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 開幕を前に2試合、韓国プロチームとのエキシビションマッチに「2番・指名打者(DH)」で臨んだ大谷。
初戦のゲームでは2打席とも三振に倒れ、打席での大谷はわき腹を気にする場面が見られ、昨季の怪我が影響しているのではと不安がよぎりましたが、デーブ・ロバーツ監督は「彼は元気だ。トレーニングスタッフからも翔平からも何も言われなかった」と問題ない様子。
続く18日の試合も3打席凡退ながら、打席に立っています。
そして開幕前日の19日は“休養日”として開幕(20日)に備えています。

 また上記3人に加え、パドレス投手陣では、阪神タイガースでも活躍したロベルト・スアレスと松井裕樹両投手も所属しており、二人の継投が見られるかもしれません。
いずれにしても目が離せない2日間となりそうです!!
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