2020年10月29日
WS制覇はドジャース!! 一方 最後で力尽きたレイズ・筒香の1年目はどのようなシーズンだったのか〜!?
2020年のメジャーリーグ・ワールドシリーズはナショナルリーグのドジャースが4勝2敗でレイズを破り、1988年以来32年ぶり7度目となる世界一に!!
MVPには打率.400、2本塁打、OPS1.256の好成績でドジャース打線を牽引したコリー・シーガーが選出。
同じ年にリーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズのMVPを連続受賞するのは史上8人目の快挙となりました。
敗れたレイズはレギュラーシリーズで40勝20敗と圧倒的な強さを見せてア・リーグ東地区を制し、第1シードでポストシーズンに駒を進め、ブルージェイズとのワイルドカードシリーズ、ヤンキースとの地区シリーズ、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズを勝ち進んで、球団史上初の頂点を狙いましたが、あと一歩届きませんでした。
★ ワールドシリーズ(7回戦制、4勝先勝でワールドチャンピオン)
10/20 ドジャース 8-3 レイズ
10/21 ドジャース 4-6 レイズ
10/23 レイズ 2-6 ドジャース
10/24 レイズ 8x-7 ドジャース
10/25 レイズ 2-4 ドジャース
10/27 ドジャース 3-1 レイズ
【注】日時はすべてアメリカ東部時間、日本時間は翌日
このように新型コロナウイルス感染拡大に見舞われた超異例のシーズンで、最後に笑ったのはドジャースとなりましたが、ここで注目するのは、ポストシーズン最終のワールドシリーズまで戦った侍戦士・レイズ・筒香嘉智外野手(28歳)の この1年に注目します。
〜レイズ・筒香嘉智の悔しい1年目が終戦〜
レギュラーシーズンでは60試合中、42試合でスタメンに名を連ねるなど51試合に出場したメジャー1年目の筒香。
打率は1割9分7厘と苦しみましたが、8本塁打24打点、26四球でチームの地区優勝に貢献。
8本塁打は、通常のシーズン試合数(162)に換算すると、21・6発ペース。日本人野手のメジャー1年目で比較すると、2018年にエンゼルス・大谷翔平が記録した22本に匹敵する数字で、2003年のヤンキース・松井秀喜の16本を上回り、日本で205発を放った持ち前の長打力は発揮しました。
ただ一方で、打率1割台というのはさみしい数字となり、特に苦戦したのは速球の対応。
150キロ以上の速球はもはやメジャーでは当たり前で、160キロ以上のボールを投げる本格派も多いなか、打ち崩すことが出来なかった今季。
シーズン終盤からポストシーズンにかけては同じ左翼を守る25歳・アロザレーナが存在感を示したことで、スタメンを外れることも増えてポストシーズンでは、20試合を戦って先発は3度だけ。
WSは代打出場のみの3打数無安打に終わり、スタメンは一度もありませんでした。
また、初のメジャー挑戦に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたのも事実で、オープン戦の打ち切り、キャンプ中断、開幕延期が決まり、練習場所を確保するために一時帰国して、可能な限りの調整を余儀なくされ、例年とは何もかもが異なる一年で調整も難航しました。
そして2021年は2年契約の最終年となりますが、同じ左翼を守る25歳のアロザレーナはポストシーズンで大活躍。三塁を守る同じ左打ちのウェンドルも攻守で信頼を得ており、まずは、レギュラー奪取が目標となる来季。
メジャー独特の練習方法、過酷な移動、日本とは異なる投手の球筋、球場の特徴など多くの経験を経て、課題を克服し、レイズの戦力となって勝利に貢献できる活躍を期待したいと思います!!
MVPには打率.400、2本塁打、OPS1.256の好成績でドジャース打線を牽引したコリー・シーガーが選出。
同じ年にリーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズのMVPを連続受賞するのは史上8人目の快挙となりました。
敗れたレイズはレギュラーシリーズで40勝20敗と圧倒的な強さを見せてア・リーグ東地区を制し、第1シードでポストシーズンに駒を進め、ブルージェイズとのワイルドカードシリーズ、ヤンキースとの地区シリーズ、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズを勝ち進んで、球団史上初の頂点を狙いましたが、あと一歩届きませんでした。
★ ワールドシリーズ(7回戦制、4勝先勝でワールドチャンピオン)
10/20 ドジャース 8-3 レイズ
10/21 ドジャース 4-6 レイズ
10/23 レイズ 2-6 ドジャース
10/24 レイズ 8x-7 ドジャース
10/25 レイズ 2-4 ドジャース
10/27 ドジャース 3-1 レイズ
【注】日時はすべてアメリカ東部時間、日本時間は翌日
このように新型コロナウイルス感染拡大に見舞われた超異例のシーズンで、最後に笑ったのはドジャースとなりましたが、ここで注目するのは、ポストシーズン最終のワールドシリーズまで戦った侍戦士・レイズ・筒香嘉智外野手(28歳)の この1年に注目します。
〜レイズ・筒香嘉智の悔しい1年目が終戦〜
レギュラーシーズンでは60試合中、42試合でスタメンに名を連ねるなど51試合に出場したメジャー1年目の筒香。
打率は1割9分7厘と苦しみましたが、8本塁打24打点、26四球でチームの地区優勝に貢献。
8本塁打は、通常のシーズン試合数(162)に換算すると、21・6発ペース。日本人野手のメジャー1年目で比較すると、2018年にエンゼルス・大谷翔平が記録した22本に匹敵する数字で、2003年のヤンキース・松井秀喜の16本を上回り、日本で205発を放った持ち前の長打力は発揮しました。
ただ一方で、打率1割台というのはさみしい数字となり、特に苦戦したのは速球の対応。
150キロ以上の速球はもはやメジャーでは当たり前で、160キロ以上のボールを投げる本格派も多いなか、打ち崩すことが出来なかった今季。
シーズン終盤からポストシーズンにかけては同じ左翼を守る25歳・アロザレーナが存在感を示したことで、スタメンを外れることも増えてポストシーズンでは、20試合を戦って先発は3度だけ。
WSは代打出場のみの3打数無安打に終わり、スタメンは一度もありませんでした。
また、初のメジャー挑戦に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたのも事実で、オープン戦の打ち切り、キャンプ中断、開幕延期が決まり、練習場所を確保するために一時帰国して、可能な限りの調整を余儀なくされ、例年とは何もかもが異なる一年で調整も難航しました。
そして2021年は2年契約の最終年となりますが、同じ左翼を守る25歳のアロザレーナはポストシーズンで大活躍。三塁を守る同じ左打ちのウェンドルも攻守で信頼を得ており、まずは、レギュラー奪取が目標となる来季。
メジャー独特の練習方法、過酷な移動、日本とは異なる投手の球筋、球場の特徴など多くの経験を経て、課題を克服し、レイズの戦力となって勝利に貢献できる活躍を期待したいと思います!!
投稿者:toocheebase|11:26
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