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2023年版 「MLBネットワーク」の選手ランキングTOP100をチェック〜!!

 オープン戦がスタートしたメジャーリーグですが、「MLBネットワーク」では毎年恒例のプレーヤー・ランキングTOP100を今年も発表。
先日は、10〜1位が発表され、ようやくTOP100が出揃いましたので今回はそこに注目します。

1位に選ばれたのは大谷翔平(エンゼルス)。2020年に不本意なシーズンを送り、2021年のランキングではTOP100圏外でしたが、2年連続の大活躍により、2022年、そして2023年と2年連続で1位に選ばれました !!

2位には昨季ア・リーグMVPのアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、3位には大谷の同僚マイク・トラウトがランクイン。
 また、日本人選手では大谷に続いて、ダルビッシュ有(パドレス)が95位にランクインしました。


★ 2023 MLBネットワークの
    選手ランキングTOP100 !!



1位 大谷翔平 二刀流 28歳(エンゼルス:昨年1位)

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 メジャーリーグ公式サイトのマニー・ランダワ記者は、大谷が1位に選ばれたことについて「過去10年くらいの期間、球界で最高の選手と目されてきたトラウトに異を唱えることは難しい。しかし、それと同様に、過去2年間、打席ではフレディ・フリーマン、マウンドではカルロス・ロドンと同等の働きを見せた男がランキングのトップに君臨することに異を唱えるのも難しいのだ」とコメント。
「2年連続で大谷が1位に選ばれたのは不思議なことではない」と「MLBネットワーク」が2年連続で大谷を1位に選んだことに賛同しています。

◆大谷翔平 
高校時代から二刀流として注目を集め、2012年にドラフト1位で日本ハムへ入団。2年目の14年に96年ぶりとなる2桁勝利&本塁打を達成。17年オフにメジャー挑戦を表明し、エンゼルスと契約。
1年目の18年はメジャー史上初の「10登板、20本塁打、10盗塁」が評価され、ア・リーグ新人王を受賞。21年はオールスターに史上初の投手と野手両方で選出。シーズンでは9勝、46本塁打と数々の快挙を果たし、リーグMVPに輝きました。22年は史上初の選手となった、同一シーズンで打者と投手両方で規定に到達。そして今季も2桁勝利はもちろん、本塁打王の機運も高まります。


2位 アーロン・ジャッジ 外野手 30歳(ヤンキース:11位)

3位 マイク・トラウト 外野手 31歳(エンゼルス:2位)

4位 ムーキー・ベッツ 外野手 30歳(ドジャース:6位)

5位 マニー・マチャド 内野手 30歳(パドレス:18位)

6位 ノーラン・アレナド 内野手 31歳(カージナルス:19位)

7位 ポール・ゴールドシュミット 内野手 35歳(カージナルス:27位)

8位 ホセ・ラミレス 内野手 30歳(ガーディアンズ:15位)

9位 ヨーダン・アルバレス 外野手 25歳(アストロズ:46位)

10位 フレディ・フリーマン 内野手 33歳(ドジャース:9位)


11位 トレイ・ターナー 内野手 29歳(フィリーズ:13位)
12位 フアン・ソト 外野手 24歳(パドレス:4位)

13位 サンディ・アルカンタラ 投手 27歳(マーリンズ:84位)

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 投手では堂々のトップに立ったアルカンタラ。
2022年は3年連続で開幕投手を務め、7月11日に自身2度目となるオールスターゲームに選出。最終的には前年を上回る14勝を挙げ、リーグ2位の防御率2.28を記録。また、投球イニングは228.2イニングで、2位のアーロン・ノラに20イニング以上の差をつけての1位となるなどして、ナ・リーグのサイ・ヤング賞投票では満票で1位に選出され自身のみならずマーリンズの選手としても史上初の受賞となりました。そして昨年12月には自身初となるファーストチームの先発投手としてオールMLBチームに選出されています。

14位 ジャスティン・バーランダー 投手 40歳(メッツ:92位)
15位 マックス・シャーザー 投手 38歳(メッツ:12位)
16位 フリオ・ロドリゲス 外野手 22歳(マリナーズ:圏外)
17位 ブライス・ハーパー 外野手 30歳(フィリーズ:5位)
18位 ブラディミール・ゲレーロJr. 内野手 23歳(ブルージェイズ:8位)
19位 ラファエル・デバース 内野手 26歳(レッドソックス:22位)
20位 オースティン・ライリー 内野手 25歳(ブレーブス:34位)
21位 フランシスコ・リンドーア 内野手 29歳(メッツ:68位)
22位 カルロス・コレア 内野手 28歳(ツインズ:14位)
23位 ホセ・アルトゥーベ 内野手 32歳(アストロズ:28位)
24位 アレックス・ブレグマン 内野手 28歳(アストロズ:29位)
25位 ロナルド・アクーニャJr. 外野手 25歳(ブレーブス:10位)
26位 フェルナンド・タティスJr. 内野手 24歳(パドレス:3位)
27位 コービン・バーンズ 投手 28歳(ブリュワーズ:24位)
28位 ジェイコブ・デグロム 投手 34歳(レンジャーズ:7位)
29位 J・T・リアルミュート 捕手 31歳(フィリーズ:54位)
30位 カイル・タッカー 外野手 26歳(アストロズ:30位)
31位 ピート・アロンソ 内野手 28歳(メッツ:62位)
32位 ザンダー・ボガーツ 内野手 30歳(パドレス:23位)
33位 コリー・シーガー 内野手 28歳(レンジャーズ:21位)
34位 ボー・ビシェット 内野手 24歳(ブルージェイズ:32位)
35位 ザック・ウィーラー 投手 32歳(フィリーズ:25位)
36位 マックス・フリード 投手 29歳(ブレーブス:48位)
37位 ゲリット・コール 投手 32歳(ヤンキース:16位)
38位 カルロス・ロドン 投手 30歳(ヤンキース:圏外)
39位 ダンズビー・スワンソン 内野手 29歳(カブス:圏外)
40位 ホセ・アブレイユ 内野手 36歳(アストロズ:45位)
41位 アドリー・ラッチマン 捕手 25歳(オリオールズ:圏外)
42位 ウィル・スミス 捕手 27歳(ドジャース:53位)
43位 マット・オルソン 内外野手 28歳(ブレーブス:26位)
44位 カイル・シュワーバー 外野手 29歳(フィリーズ:80位)
45位 ジェフ・マクニール 内野手 30歳(メッツ:圏外)
46位 マーカス・セミエン 内野手 32歳(レンジャーズ:20位)
47位 アンドレス・ヒメネス 内野手 24歳(ガーディアンズ:圏外)
48位 バイロン・バクストン 外野手 29歳(ツインズ:39位)
49位 ジョージ・スプリンガー 外野手 33歳(ブルージェイズ:33位)
50位 フリオ・ウリアス 投手 26歳(ドジャース:49位)

51位 エドウィン・ディアス(メッツ:圏外)
52位 エマニュエル・クラセ(ガーディアンズ:圏外)
53位 マイケル・ハリス2世(ブレーブス:圏外)
54位 ブランドン・ニモ(メッツ:圏外)
55位 ディラン・シース(ホワイトソックス:圏外)
56位 フランバー・バルデス(アストロズ:圏外)
57位 アレック・マノア(ブルージェイズ:圏外)
58位 ワンダー・フランコ(レイズ:40位)
59位 ウィリー・アダメス(ブリュワーズ:81位)
60位 ブライアン・レイノルズ(パイレーツ:43位)
61位 スターリング・マルテ(メッツ:41位)
62位 ランディ・アロザレーナ(レイズ:71位)
63位 ルイス・アライズ(マーリンズ:圏外)
64位 ジェレミー・ペーニャ(アストロズ:圏外)
65位 スペンサー・ストライダー(ブレーブス:圏外)
66位 スティーブン・クワン(ガーディアンズ:圏外)
67位 ルイス・カスティーヨ(マリナーズ:圏外)
68位 シェーン・マクラナハン(レイズ:圏外)
69位 ザック・ギャレン(ダイヤモンドバックス:圏外)
70位 ナサニエル・ロウ(レンジャーズ:圏外)
71位 セドリック・マリンズ(オリオールズ:44位)
72位 ティム・アンダーソン(ホワイトソックス:31位)
73位 ウィルソン・コントレラス(カージナルス:圏外)
74位 アンソニー・リゾ(ヤンキース:圏外)
75位 マット・チャップマン(ブルージェイズ:83位)
76位 シェーン・ビーバー(ガーディアンズ:37位)
77位 ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ:38位)
78位 トミー・エドマン(カージナルス:圏外)
79位 アーロン・ノラ(フィリーズ:圏外)
80位 クリスチャン・ハビアー(アストロズ:圏外)
81位 クレイトン・カーショウ(ドジャース:93位)
82位 デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ:圏外)
83位 テオスカー・ヘルナンデス(マリナーズ:65位)
84位 ショーン・マーフィー(ブレーブス:圏外)
85位 ドールトン・バーショ(ブルージェイズ:圏外)
86位 ルイス・ロバート(ホワイトソックス:50位)
87位 エロイ・ヒメネス(ホワイトソックス:圏外)
88位 クリスチャン・ウォーカー(ダイヤモンドバックス:圏外)
89位 タイ・フランス(マリナーズ:圏外)
90位 アレハンドロ・カーク(ブルージェイズ:圏外)
91位 ネスター・コルテス(ヤンキース:圏外)
92位 ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ:圏外)
93位 ジャズ・チザムJr.(マーリンズ:圏外)
94位 リース・ホスキンス(フィリーズ:圏外)

95位 ダルビッシュ有 投手 36歳(パドレス:圏外)

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◆ダルビッシュ有
2004年にドラフト1位で日本ハムに入団。07年に沢村賞に輝き、11年まで5年連続で防御率1点台をマーク。11年オフにメジャー挑戦を表明し、レンジャーズと契約。1年目は16勝を挙げ、13年はメジャー初となる最多奪三振のタイトルを獲得。17年途中にはドジャースへ移籍し、ワールドシリーズで先発を務めました。
カブスへ移籍3年目の20年(コロナによる短縮シーズン) に8勝を挙げ、日本人選手初の最多勝。防御率2.01と圧巻の投球を見せ、パドレスに加入した21年はチーム2位の8勝。22年はチーム1位・自身最多タイの16勝を挙げ、今季は悲願のサイ・ヤング賞に大きな期待がかかっています。

96位 ジョー・マスグローブ(パドレス:圏外)
97位 ローガン・ウェブ(ジャイアンツ:圏外)
98位 ヤンディ・ディアス(レイズ:圏外)
99位 アドリス・ガルシア(レンジャーズ:圏外)
100位 ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース:61位)

 以上のようなランキングとなり、シーズン開幕までには一ヵ月ありますが、その機運は徐々に高まっています!!

2023MLB!! 今季各リーグの『新人王候補』5人をチェック〜!!

 2023年のメジャーリーグはオープン戦がいよいよ近づき、各選手の動向に注目が集まってきます。
そんな中、メジャーリーグ公式サイトでプロスペクト(若手有望株)の情報を専門的に扱うジム・キャリス記者とジョナサン・マヨ記者が23日、2023年シーズンの各リーグの新人王候補を5人ずつ選出する記事を発表しましたのでここで紹介します。

 なお、キャリス記者がナショナル・リーグ。
マヨ記者がアメリカン・リーグを担当し、日本人選手では5年7500万ドルでメッツと契約した千賀滉大がナ・リーグ5番手に登場しています。


 マヨ記者が選出
【ア・リーグの新人王候補】


1位 ガナー・ヘンダーソン 三塁手(オリオールズ)

0011.jpg出身地 アメリカ(21歳)
身長188cm 体重95kg
投打 右投左打

リーチを生かしたスイングスピードの速さとアッパースイングで、フィールドのあらゆる方向に打球を弾き返しフェンス越えもあります。身体能力と強肩を兼ね備え遊撃手、三塁手として適正を有し、横方向への敏捷性に加えスプリントスピードにも優れ、22年シーズンにマイナーリーグで22盗塁を記録。
2019年のMLBドラフト2巡目(全体42位)でボルチモア・オリオールズから指名されプロ入り。
2022年8月31日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りし、同日のガーディアンズ戦に「7番・三塁手」で先発出場してメジャーデビュー。この試合でメジャー初安打となる本塁打を放つ。
〇メジャー成績 2022年 
34試合 116打数 30安打 4本塁打 18打点 打率.259 OPS.788

2位 ローガン・オホッピー 捕手(エンゼルス)

ローガン・オホッピー.jpg出身地 アメリカ(23歳)
身長193cm 体重111kg
投打 右投左打

2018年のMLBドラフト23巡目(全体677位)でフィリーズから指名されプロ入り。
22年8月にブランドン・マーシュとのトレードで、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍。
移籍後は傘下の2Aをへて、9月28日、メジャー初昇格し、即先発マスクを被りデビュー。初打席初安打を記録。
〇メジャー成績 2022年 
5試合 14打数 4安打 0本塁打 2打点 打率.286 OPS.611


3位 トリストン・カサス 一塁手(レッドソックス)

0033.jpg出身地 アメリカ(23歳)
身長188cm 体重84kg
投打 右投右打

パワーのポテンシャルは最上級と言われており、高校時代は三塁手と投手を兼任しているなど強肩の持ち主。2018年のMLBドラフト1巡目(全体26位)でボストン・レッドソックスから指名されプロ入り。
21年東京オリンピックのアメリカ代表のメンバーに選ばれオリンピック本大会ではノックアウトステージの日本戦で青柳から3ランホームランを放つなど3本塁打、大会トップとなる8打点を挙げ、アメリカ代表の銀メダル獲得に貢献。個人でも大会ベストナインに選ばれました。
22年9月4日にボストン・レッドソックスとメジャー契約を結び昇格。
〇メジャー成績 2022年 
27試合 76打数 15安打 5本塁打 12打点 打率.197 OPS.766



4位 ハンター・ブラウン 投手(アストロズ)

ハン.jpg出身地 アメリカ(24歳)
身長188cm 体重96kg
投打 右投右打

2019年のMLBドラフト5巡目(全体166位)でアストロズから指名されプロ入り。
22年は3Aで開幕を迎え、オールスター・フューチャーズゲームに選出され.る。
9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、5日のレンジャーズ戦に先発登板してメジャーデビューを果たす。
〇メジャー成績 2022年 
7試合登板 2勝 0敗 0S 2H 20.1投球回 22奪三振 防御率0.89


5位 ジョシュ・ヤング 三塁手(レンジャーズ)

rrhh.jpg出身地 アメリカ(25歳)
身長188cm 体重97kg
投打 右投左打

2019年のMLBドラフト1巡目(全体8位)でレンジャーズから指名されプロ入り。
22年開幕前に左肩の関節唇を断裂して手術を受けて7月に実戦復帰し、9月9日にはメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると、その日のブルージェイズ戦に「7番・三塁手」で先発出場してメジャーデビューを果たし、初打席でメジャー初本塁打を放つ。
〇メジャー成績 2022年 
26試合 98打数 20安打 5本塁打 14打点 打率.204 OPS.654


 1位のヘンダーソンは昨年8月末に21歳でメジャーデビューし、34試合で打率.259、4本塁打、OPS.788を記録しました。
今季は開幕からレギュラーとして起用される見込みで、パワーやスピードなど多くのツールを兼ね備えたヘンダーソンの実力をマヨ記者は高く評価しているようです。
2位のオホッピーについては「正捕手になるチャンスがある。我々の期待以上の選手になるかもしれない」と話しています。



 キャリス記者選出
【ナ・リーグ新人王候補】

1位 コービン・キャロル 外野手(ダイヤモンドバックス)

コービン・キャロル.jpg出身地 アメリカ(22歳)
身長178cm 体重75kg
投打 左投左打

走攻守を高いレベルで兼備するスター候補。一方で肩は平均レベルと評されています。
2019年のMLBドラフト1巡目(全体16位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名されプロ入り。
2022年は2Aで開幕を迎え、その後3Aへ昇格。8月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のフィリーズ戦に「8番・右翼手」で先発出場してメジャーデビューを果たす。
〇メジャー成績 2022年 
32試合 104打数 27安打 4本塁打 14打点 打率.260 OPS.830




2位 ジョーダン・ウォーカー 外野手(カージナルス)

qqq.jpg出身地 アメリカ(20歳)
身長196cm 体重100kg
投打 右投右打

2020年のMLBドラフト1巡目(全体21位)でカージナルスから指名されプロ入り。
21年、傘下のA-級でプロデビュー。A+級ピオリア・チーフスでもプレーし、2球団合計で82試合に出場して打率.317、14本塁打、48打点、14盗塁を記録。
昨季もマイナーでプレーし、メジャー経験はまだないものの、長身から生み出すパワーと強肩が売り。打席でのコンタクト能力が課題と言われています。


3位 ミゲル・バルガス 三塁手(ドジャース)

ミゲル・バルガス.jpg出身地 キューバ(23歳)
身長191cm 体重93kg
投打 右投右打

2017年にアマチュア・フリーエージェントでドジャースと契約してプロ入り。
22年は3Aで開幕を迎え、オールスター・フューチャーズゲームに選出され.る。
8月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のジャイアンツ戦に「7番・指名打者」で先発出場してメジャーデビューを果たす。
〇メジャー成績 2022年 
18試合 47打数 8安打 1本塁打 8打点 打率.170 OPS.455


4位 エゼキエル・トーバー 遊撃手(ロッキーズ)

dddd.jpg出身地 ベネズエラ(21歳)
身長183cm 体重74kg
投打 右投右打

2017年8月にアマチュア・フリーエージェントでコロラド・ロッキーズと契約してプロ入り。
21年は1Aと1A+でプレーし、2球団合計で104試合に出場して打率.287、15本塁打、72打点、24盗塁を記録。オフの11月にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入り。22年メジャーデビューを果たす。
〇メジャー成績 2022年 
9試合 33打数 7安打 1本塁打 2打点 打率.212 OPS.590


5位 千賀 滉大 投手 (メッツ)

7d(.jpg出身地 日本(30歳)
身長185cm 体重92kg
投打 右投左打

2010年の育成ドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスから4巡目指名を受けて入団。
育成選手出身者として数々の記録を持っており、初のノーヒットノーランと投手三冠王達成、日本シリーズの開幕投手、育成出身選手最多の通算勝利数・奪三振数記録、甲斐拓也と共に育成出身選手史上初のオリンピック代表選手。同大会の金メダリスト。

・NPB 通算成績 224試合登板 87勝 44敗 1セーブ 20ホールド 
              1089投球回 1252奪三振 防御率2.59

・2022年NPB 成績 22試合登板 11勝 6敗 0セーブ 0ホールド 
              144投球回 156奪三振 防御率1.94

 1位のキャロルは昨年8月末に22歳でメジャーデビューし、32試合で打率.260、4本塁打、OPS.830を記録した。ハイレベルな守備と走塁には特に高い評価が与えられており、ア・リーグのヘンダーソンと同様に、メジャーで通用することをすでに証明していることが高い評価につながっているとみられます。

5位の千賀については「お化けフォークだけで新人王を狙える。ほかに90マイル半ばの速球、カッター、スライダーを持ち、ストライクを投げることができる。エースの重責を担う立場ではない」とその実力だけでなく、先発3番手以降でプレッシャーを負わずに投げられるチーム環境も活躍を後押しすると判断したようです。

なお、ア・リーグの吉田正尚 外野手(レッドソックス)と藤浪晋太郎 投手(アスレチックス)は5番手までに選ばれていませんが、今季の成績予測では高評価となっているだけにこちらも新人王に食い込んでくるか注目されます!!

2023MLB !! 米データサイトによる、今季日本人選手 成績予測 〜!!

 2023年のメジャーリーグ・レギュラーシーズンは3月30日(日本時間31日)に、1968年以来となる全チーム同時開幕でスタートします。


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 第5回 WBC (ワールドベースボールクラッシック) の戦いを終えた後となり、どのような結末となって迎えるレギュラーシーズンなのか興味津々といった感がありますが、ここでは、米国の野球データサイト「ファングラフス」の今季メジャーリーグの成績予測が今月初めに更新されていますので、日本人選手の今季成績予測に注目します。


◆ 米データサイト「ファングラフス」による
    今季日本人メジャー成績予測!! 


「ファングラフス」の今季成績予測によると、上位に日本人選手の名前が並んでおり、エンゼルスの大谷翔平は、どれだけ勝利に貢献したかを図る数値「WAR」でメジャートップ。
オリックスからレッドソックス入りした吉田正尚外野手はア・リーグ首位打者と、投打で日本人選手が大活躍との予測となっています。

◇ 日本人選手成績予測

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 公開されたデータによれば、大谷は打者として打率.257、本塁打35本、91打点との予測。
本塁打部門は昨季リーグ新の62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が45本でキング。
大谷のチームメートであるマイク・トラウトが42本で2位。
大谷はア・リーグ5位と予想されています。また打者としてのWARは3.3との予測となっています。

 大谷は投手としては13勝8敗で防御率3.08、213奪三振で昨季並み。
こちらでは「WAR」4.3を稼ぎ、投打合計は「7.6」で堂々のメジャートップと予測されています。
打者トップはアーロン・ジャッジで7.5。
投手トップはメッツからレンジャーズに移籍したジェイコブ・デグロムで5.6と予測されています。

 今季メジャーデビューとなる吉田の評価の高さも特筆ものです。
112試合に出場し18本塁打、72打点。打率はア・リーグトップの.302と予測されています。出塁率もジャッジらに次ぐリーグ3位の.380で、リーグ有数の強打者になるとの予測です。


 また、こちらもメジャーデビューとなる、藤浪晋太郎投手(アスレチックス)はリーグ最多の90四球を与えるも、10勝8敗で2桁勝利を挙げると予測。千賀投手もイニングを上回る三振を奪い11勝と予測。

 メジャー2年目、鈴木誠也外野手(カブス)や 右ひじ手術から復帰する前田健太投手(ツインズ)らは、軒並み成績を伸ばすと見られているようです。
メジャー11年目ベテランの域に達するダルビッシュ投手は昨季は下回るものの安定した投球をみせると予測。
ブルージェイズの菊池投手は昨季と同等の勝敗で防御率は良化するとみられています。

 その一方で厳しい予測となっているのが筒香嘉智外野手。
レンジャーズとキャンプ招待選手付きのマイナー契約からメジャーを目指しており、マイナー契約からの開幕メジャーは各球団で毎年1人いるかどうかという「狭き門」ですが、左翼が手薄なチーム事情もあり、オープン戦の活躍次第でチャンスはあり、予測を覆す活躍を期待します!!

日本プロ野球!! 2023シーズンに達成が期待される個人記録!! 〜野手編〜

 前回のブログでは日本プロ野球で2023年シーズンに迫っている「投手」の個人記録に注目しましたが、
今回は“節目”となる数字が迫っている野手の今季達成が期待される記録に注目します。


★ NPB 2023シーズン 達成が期待される記録!!
               〜野手編〜


◆ 出場試合
 ★歴代最高 谷繁元信  3021試合

【通算2000試合・・過去54人】
坂本 勇人(巨人)1985(残り15試合)
中村 剛也  (西武) 1954(残り46試合)
中島 裕之  (巨人) 1925(残り75試合)
松田 宣浩  (巨人) 1910(残り90試合)

坂本 勇人.jpg

 坂本は2000試合にあと98試合で迎えた昨年、故障で1か月以上の離脱が2度もあり、出場83試合、87安打5本塁打はいずれも入団2年目以降では最少となりました。怪我さえなければ早々に記録達成となりそうです。

他には西武・中村剛也があと46試合(昨年88試合)、巨人・中島宏之が75試合(同62試合)、巨人・松田宣浩(巨人)が90試合(43試合)に迫っています。


◆ 塁打
 ★歴代最高 王 貞治  5862塁打

【通算3500塁打・・過去30人】
坂本 勇人  (巨人) 3463 (残り37塁打)

【通算3000塁打・・過去61人】
中島 裕之  (巨人) 2939 (残り61塁打安打) 
栗山 巧 (西武) 2899 (残り101塁打)
浅村 栄斗 (楽天) 2818 (残り182塁打)


◆ 安打
 ★歴代最高 張本 勲  3085安打

【通算2000安打・・過去54人】
中島 裕之 (巨人) 1923 (残り77安打)
大島 洋平 (中日) 1885 (残り115安打)
青木 宣親 (ヤクルト) 1874 (残り126安打)

 7月31日に41歳になる中島の直近2年間の安打数は49、24本。どれだけ出場機会を増やせるか、正念場の今季となります。
大島は昨季137安打。故障による離脱がなければ大台に到達しそうです。
日米通算2648安打(NPB1874、MLB774)のヤクルト・青木宣親はNPB通算2000安打まで126本。昨季は55安打で、41歳シーズンの今季はどこまで伸ばせるか注目されます。

【通算1500安打・・過去131人】
菊池 涼介  (広島) 1477 (残り23安打)
中田 翔  (巨人) 1456 (残り44安打)
秋山 翔吾  (広島) 1446 (残り54安打)
長野 久義 (巨人) 1445 (残り55安打)
山田 哲人 (ヤクルト) 1401 (残り91安打)
鈴木 大地 (楽天) 1398 (残り102安打)
柳田 悠岐 (ソフトバンク) 1379 (残り121安打)


◆ 本塁打
 ★歴代最高 王 貞治  868本塁打

【通算300本塁打‥過去44人】
中田 翔 (巨人) 288 (残り12本)
山田 哲人 (ヤクルト) 271 (残り29本)
坂本 勇人 (巨人) 266 (残り34本)

 日本ハムで261本塁打を積み上げた大砲・中田は2021年の不振を経て昨季復調し、24本塁打をマーク。今季も開幕から好調を持続してシーズン序盤でクリアしたい数字です。

山田は、キャプテン2年目の昨季は23本塁打を放つも、打率.243と低迷。リーグワーストの140三振を喫するなど、満足のいく結果を残せず。今季は本来のバッティングを取り戻して到達なるか。

【通算200本塁打‥過去113人】
岡本 和真  (巨人) 165 (残り35本)
村上 宗隆 (ヤクルト) 160 (残り40本)

岡本和真.jpg


 史上最年少の22歳で3冠王に輝いた村上は昨季56本塁打をマーク。23歳で迎える今季、200本に到達する可能性は十分。
NPBの最年少200号は西武・清原和博が1992年6月26日にマークした24歳10か月。大幅な更新なるか注目です。

 新キャプテンとなった26歳の岡本。昨季は5年連続の30本塁打以上を記録するも、全体としては満足のいく結果を残せず。シーズン後半には3年ぶりに4番を外される悔しさを味わっており、今季は好不調の波を抑え記録を達成したいところです。


◆ 打点   
 ★歴代最高 王 貞治  2170打点 

【通算1000打点‥過去47人】
中島 裕之  (巨人) 994 (残り6打点)
浅村 栄斗 (楽天) 994 (残り6打点)
松田 宣浩 (巨人)991  (残り9打点)
坂本 勇人 (巨人) 944 (残り56打点)

 1000打点に3選手が“カウントダウン”状態で、中島は昨季62試合に出場し20打点。代打としてチームで最も多く起用され、3割を超える得点圏打率をマークしており達成は可能。
32歳浅村は昨季7年連続となる全試合出場を達成し86打点をマークしており、早期に達成しそうです。
松田は昨季7打点。巨人・坂本勇人はあと56打点。一昨年は46、昨年は33打点で巻き返しなるか。


◆ 盗塁   
 ★歴代最高  福本 豊  1065盗塁

【通算350盗塁‥過去18人】
西川 遥輝(楽天)330盗塁(残り20盗塁)

  移籍1年目の昨季は3、4月の月間MVPに輝くも、シーズン中盤に打撃が低迷。リードオフマンの働きを全うできず、最終的には打率.218 19盗塁でシーズンを終えており、今季は年間を通して調子を保ち、チームを引っ張り。記録も達成なるか。

【通算200盗塁‥過去232人】
中島 卓也 (日本ハム) 198 (残り2盗塁)
山田 哲人 (ヤクルト) 190 (残り10盗塁)


◆ 犠打  
 ★歴代最高 川相 昌弘  533犠打

【通算350犠打‥過去3人】
今宮 健太(ソフトバンク)346犠打(残り4犠打)
菊池 涼介(広島)328犠打(残り22犠打)

 今宮は選手会長に就任した昨季、130試合に出場し、5年ぶりに規定打席へ到達して、犠打は19をマークしており。達成は確実。

菊池は昨季、得点圏打率.340と勝負強さを発揮しながら犠打もリーグトップの32をマークしており、達成は十分可能性があります。


 以上 2023年のプロ野球はパ・リーグが3月30日、セ・リーグが3月31日に開幕しますが、成長著しい若手や長年一線級で活躍してきた選手ならではの記録達成に期待がかかります!!

日本プロ野球!! 2023シーズンに達成が期待される個人記録!! 〜投手編〜

 野球界では WBCの一大イベントが近づいていますが、2023年のプロ野球はパ・リーグが3月30日、セ・リーグが3月31日に開幕します。各チームの状況やレギュラーシーズンの行方は早くも気になるところ。
そして合わせて気になるのが個人記録。そこで今回は2023シーズンに達成が期待される個人記録に注目します。
まずは投手編から。

★ NPB 2023シーズン 達成が期待される個人記録!! 
              〜投手編〜

◆ 登板
★歴代最高 岩瀬 仁紀  1002試合登板

【通算700試合登板・・過去17人】
益田 直也(ロッテ)645試合登板(残55試合)
鋭く落ちるシンカーを操るリリーバー。昨季は5年連続で50試合登板をクリアする52試合に登板するも(21年は67試合)、好不調の波が安定せず。シーズン終盤には抑えの役割をオスナ(現ソフトバンク)に明け渡しました。
今季は本来の投球を取り戻し、守護神の座を奪回する投球で大台到達を目指します。

平野 佳寿 (オリックス)643試合登板(残57試合)

【通算500試合登板・・過去102人】
涌井 秀章 (中日) 468試合 (残り32試合)
森 唯斗 (ソフトバンク)  464試合 (残り36試合)


◆ 投球回   
★歴代最高  金田 正一  5526.2投球回

【通算2000投球回・・過去92人】
和田 毅 (ソフトバンク) 1973.1 (残り26.2回)
伸びのあるストレートで三振を奪う今月42歳になるベテラン左腕は、昨季17試合に登板し、81イニングを投げており、日米通算では2000投球回(米通算101.2回)をクリアしているも、NPB単独での達成を目前に控えています。

【通算1500投球回・・過去181人】
大野 雄大 (中日) 1498.2 (残り1.1回)


◆ 勝利   
★歴代最高  金田 正一  400 勝


 投手にとっての花形は、なんといっても200勝。日米通算ながら200勝に最も近いのは田中将大(楽天)であり、NPB通算では石川雅規(ヤクルト)となります。

【通算200勝・・過去24人】 
石川 雅規 (ヤクルト) 183勝 残り17勝

1990年以降、NPBだけで200勝した投手は、北別府学(広島/1992年)、工藤公康(西武、巨人など/2004年)、山本昌(中日/2008年)の3人しかおらず、極めて難しい記録。200勝を最大の目標とする石川が、この偉大な数字にどれだけ近づけるか。

◎日米通算200勝
田中将大(楽天)190勝(残り10勝)

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 2014年から7年間ヤンキースに在籍し、メジャー78勝をあげた右腕は2021年に古巣へ復帰。この2年間で13勝(21敗)をマーク。
打線と噛み合えばNPBで10年ぶりに2桁勝利をあげる可能性は十分。節目の数字に到達できるか注目されます。

【通算150勝・・過去50人】 
岸 孝之 (楽天) 149 (残り1勝)

【通算100勝・・過去141人】 
小川 泰弘 (ヤクルト) 92 (残り8勝)


◆ セーブ   
★歴代最高  岩瀬 仁紀  407 セーブ

【通算200セーブ・・過去8人】
松井 裕樹 (楽天) 197セーブ (残り3セーブ)

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 2022年は32セーブで自身3年ぶり2度目のタイトルを獲得。プロ10年目早々に、史上9人目の大台に到達しそうです。
昨季、DeNAの山崎康晃が29歳10か月で史上最年少200セーブに到達しましたが、松井は27歳。大きく更新する勢いです。

 また、200セーブまでロッテ・益田直也はあと18セーブ、西武・増田達至はあと25セーブに迫っています。益田は昨季25、増田は31セーブを挙げておりクリア可能な数字です。

益田 直也 (ロッテ) 182 (残り18セーブ)
増田 達至 (西武) 175 (残り25セーブ)

【通算150セーブ・・過去18人】
森 唯斗 (ソフトバンク) 127 (残り23セーブ)



◆ ホールド   
★歴代最高  宮西 尚生  380 ホールド

【通算400セーブ・・過去 0人】
宮西 尚生 (日本ハム) 380 (残り20ホールド)
NPB最多の380ホールドをマークしている宮西ですが、15年目の2022年は、入団1年目から続いていた50試合登板以上が途絶え、24試合で3敗1セーブ7ホールドにとどまり、38歳シーズンで巻き返しなるか。

◎日米通算200ホールド
平野佳寿(オリックス)198 (残り2ホールド)
 ここまで日米通算221セーブ(NPB213セーブ)、198ホールド(同150ホールド)。史上初の日米通算200セーブ&200ホールドが目前に迫っています。起用法にもよりますが、可能性は大です。


◆ 奪三振  
★歴代最高 金田 正一  4490 奪三振


 38歳の岸は最初の登板でNPB23人目の偉業を達成する可能性があります。
中日に移籍した涌井は過去2年間76、35奪三振。規定投球回程度のイニング数を投げれば大台突破か。
また、楽天の田中将大はNPB通算1490、日米通算2481奪三振をマークしており、節目の数字に迫っています。

【通算2000奪三振・・過去22人】
岸孝之(楽天 1996  (残り4)
涌井秀章(中日)1909 (残り91)

 【通算1500奪三振・・過去58人】
田中将大(楽天) 1490 (残り10)

 【通算1000奪三振・・過去154人】
美馬 学 (楽天) 966 (残り34)
平野 佳寿 (オリックス) 963 (残り37)

◎日米通算2500奪三振 
田中将大(楽天)2481 (残り19)


 昨シーズンは、佐々木朗希の完全試合を含め、ノーヒッター5人が誕生するなど、投手力優勢の年となりましたが、はたして今シーズンは、どのような記録が達成されるのか注目です!!

「2023 WBC」特集 第四弾!! 豪華出場プレーヤー & MLB公式サイトによる有力チームとは〜!?

 3月8日から野球の世界一を懸けて開幕する第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、出場する20カ国・地域の代表最終登録選手30人が発表されました。

そこで今回は、豪華な顔ぶれとなった出場選手。また、MLB公式サイト『MLB.com』では敏腕記者が有力チームを紹介していますので、ここでみていきます。


★ 2023WBC に出場する豪華メンバー!!

メジャーリーグにて、アメリカ代表の主将を務めるマイク・トラウトを筆頭に、オールスター・ゲーム選出経験のある選手が67人。
MVP受賞経験のある選手が8人、昨季のナ・リーグMVP投票トップ18から16人、昨季のア・リーグMVP投票トップ10から6人が選出されるなど、大会史上最高クラスの豪華なメンバーが揃いました。なお、5大会連続出場はベネズエラ代表のミゲル・カブレラ、メキシコ代表のオリバー・ペレスの2人だけとなっています。

 連覇を狙うアメリカ代表は、主将のトラウトを筆頭に、ムーキー・ベッツ、ポール・ゴールドシュミット、クレイトン・カーショウとMVP受賞経験者が4人。
登録選手30人の7割にあたる21人がオールスター・ゲーム選出経験のある選手という豪華なメンバー。

 対抗馬とみられる2013年大会王者のドミニカ共和国代表は、先発投手陣に辞退者が続出したものの、それでも昨季ナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したサンディ・アルカンタラ、昨季のア・リーグ新人王フリオ・ロドリゲス、パドレスの強打者コンビであるマニー・マチャドとフアン・ソト、2021年に大谷翔平とア・リーグMVPを争ったブラディミール・ゲレーロJr.など、こちらも豪華なメンバーがズラリ。ブルペンに好投手を揃えているのも特長です。

 戦力的に3番手とみられている日本代表は、大谷翔平、ダルビッシュ有、鈴木誠也、吉田正尚、ラーズ・ヌートバーと5人のメジャーリーガーを揃え、昨季のNPB 両リーグMVPである村上宗隆と山本由伸、「完全試合男」の佐々木朗希など、NPBスター選手も勢揃いしており、史上最強との呼び声も高くなっています。

 メジャーリーグ公式サイトによると、30球団の40人ロースターに登録されている選手から186人が今大会に出場予定。マイナー契約なども含めると、332人の選手がメジャー球団との契約下にあるようです。
また、イタリア代表のサル・フレリック、パナマ代表のイバン・ヘレーラ、カナダ代表のボー・ネイラー、イギリス代表のハリー・フォード、イスラエル代表のザック・ゲロフなど、各球団のプロスペクトも出場登録しており、彼らの活躍にも注目が集まりそうです。

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☆ MLB公式サイトによる大会有力チーム!!

 ロースター発表後、MLBの敏腕記者であるモロシ記者は「今大会はスリリングな試合になる」とMLB公式サイト『MLB.com』のなかで予想を立てており、「第5回大会の注目すべきストーリー」として、WBC各国の注目点を紹介。

 連覇を狙うアメリカ代表については、優勝候補最有力と言われるドリームチームであることは認めているものの、「連覇への道は険しい」と言及。

今大会のアメリカ代表は過去にないほど、超一流のメンバーを揃えている。主将のマイク・トラウト(エンジェルス)を筆頭に、ムーキー・ベッツ、クレイトン・カーショウ(ともにドジャース)、ポール・ゴールドシュミット(カーディナルス)とMVP受賞経験者が4人。さらに21人がMLBオールスター選出経験のある選手という非常に豪華なメンバー構成。

しかし、モロシ記者は「2006年の米国代表には、デレク・ジーター、ケン・グリフィーJr、チッパー・ジョーンズといった、のちの殿堂入り選手や、ロジャー・クレメンス、アレックス・ロドリゲスらがいたが、カナダとメキシコに敗れ、準決勝に進出できなかった。勝つために必要な結束力を養うことは急務である」と第1回大会も豪華メンバーを揃えながら、第2ラウンドで敗退した点を指摘。チームの結束力がカギを握ると見解を立てています。

 一方、3大会ぶりの優勝を狙う侍ジャパンについては「日本には才能がある。そして大会で培われたものがあり、日本はどの国よりも優勝するための準備が整っている」と好評価を下しています。

その理由として、同記者は「侍ジャパンは2019年にWBSCプレミア12を制し、その2年後には自国開催のオリンピックで金メダルも獲得した。それらのロースターから何人かの主力選手がWBCに戻ってきており、17年の大会を怪我で欠場したオオタニも加わっている」と近年の国際試合での充実ぶりや大谷翔平(エンジェルス)をはじめ、5人のメジャー組を揃えた過去最高メンバーに注目しており、優勝候補の最右翼と見ています。
 
 第3回の優勝国であるドミニカ代表は先発投手陣に辞退者が続出したものの、マニー・マチャド、ファン・ソト(ともにパドレス)、ジェレミー・ペーニャ(アストロズ)、ブラディミール・ゲレーロJr(ブルージェイズ)など、「ロドニー・リナレス監督は史上最高の内野陣を揃えた」と綴り、こちらも優勝候補と見ています。

 他にダークホースとして、モロシ記者は中南米のメキシコとベネズエラを挙げています。

「メキシコは、2009年以来初めて1次ラウンドを突破し、準決勝に進出する可能性が十分ある。先発のフリオ・ウリアス(ドジャース)をはじめ、投手陣が充実。フェニックスで行なわれるメキシコ対アメリカの一戦は、今大会で最も衝撃的な試合のひとつになる」と予想。

 一方のベネズエラも侮れない国だと指摘し「ルイス・アラエス(マーリンズ)、ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、アンドレス・ヒメネス(ガーディアンズ)の強力ラインナップに、スーパースターのロナルド・アクーニャJr(ブレーブス)も後発のロースターに加わった」と、昨シーズン打率.316でア・リーグ首位打者のアラエスや首位打者3回、シルバースラッガー賞を5回受賞したアルトゥーベなどを擁する強力打線を警戒しています。

 さあ はたして、第5回大会を制するのは、ここに挙げた国になるのか。それとも・・。
世界最高峰の戦いは、開幕までついに1か月を切っています!!

「2023 WBC」特集 第三弾!! 出場チーム紹介、戦績、展望に着目!! 〜プール C.D 編〜

 野球の世界一を決める第5回目となる「2023WORLD BASEBALL CLASSIC」まで約一ヵ月。
ここでは前回のプール A . B に続いてプール C . D の出場チーム紹介、戦績、展望に着目していきます。


◆ プールC

【アメリカ】

大会戦績
2006年:2次ラウンド敗退
2009年:ベスト4
2013年:2次ラウンド敗退
2017年:優勝

 いわずと知れた野球大国アメリカ。第1回大会から優勝候補の筆頭に挙げられながら、3大会は不本意な結果に終わっていたものの、ついに前回大会で初優勝。その前回大会では、強豪国であるドミニカ共和国と1次ラウンドから同一プールという激戦区を勝ち抜き、決勝ラウンドへと進出。日本との対戦となった準決勝では、2-1の接戦を制して勝ち上がると、決勝のプエルトリコ戦では3安打完封勝利を収め、大会終盤は投手力の高さが際立っていました。

 それから6年が経って迎える今大会。この間にもメジャーリーグのレベルはさらに上がっており、強固な投手陣が構築され、過去4大会と比較しても投打にわたってスタープレーヤーが数多く出場し、大会連覇へ向けて準備は万端。世界最高峰リーグのオールスター集団が、プライドを懸けて負けられない決戦に挑みます。


【メキシコ】

大会戦績
2006年:2次ラウンド敗退
2009年:2次ラウンド敗退
2013年:1次ラウンド敗退
2017年:1次ラウンド敗退

 5大会連続の出場となるメキシコ。直近2大会は続けて1次ラウンドでの敗退に終わっており、雪辱を期する今大会では、昨季メジャーで最優秀防御率のタイトルに輝いたドジャースのJ.ウリアスが、代表チームのキャプテンとして参戦。
そのほかにも有力な投手が複数出場する見込みで、前回大会での経験を糧に投手陣の強化を図っています。
世界ランキングは5位につけているものの、ここまでのWBCでは大きな結果を残せておらず、今大会では上位進出を果たしたいところです。


【コロンビア】

大会戦績
2006年:不参加
2009年:不参加
2013年:予選敗退
2017年:1次ラウンド敗退

 前回大会では予選を勝ち上がって本大会に出場したコロンビア。1次ラウンドで敗退したものの、初戦となったアメリカとの試合では、接戦を演じて延長までもつれる展開に。惜しくも2-3で敗れたものの、優勝を果たすこととなる相手にほぼ互角に渡り合いました。続くカナダ戦で大会初勝利を収めると、ドミニカ共和国との試合でも延長戦を繰り広げ、前回大会で躍進を果たし、有力なメジャーリーガーの参加は少数ながら、爪痕を残しました。
 今大会はメジャーで実績のあるベテランと勢いのある若手で構成され、かつてソフトバンクでもプレーしたJ.カブレラ監督のもと、新進気鋭のチームが今大会で大番狂わせを起こすかもしれません。


【カナダ】

大会戦績
2006年:1次ラウンド敗退
2009年:1次ラウンド敗退
2013年:1次ラウンド敗退
2017年:1次ラウンド敗退

 メジャー球団のトロント・ブルージェイズが国内に本拠地を構えるカナダ。過去4大会はいずれも1次ラウンドで敗退しており、近年は大舞台で苦戦が続いています。
前回大会では1次ラウンド3試合で計3得点、長打の数はチームで合計2本にとどまっており、打線の迫力不足が課題。
 その打線の中心として期待されるのが、F.フリーマン(ドジャース)とT.オニール(カージナルス)の2人。フリーマンは昨季ナ・リーグ最多の199安打を放つ活躍でチームの地区優勝に貢献しており、前回大会でも代表の4番に座っています。オニールは2021年にメジャーで34本塁打を記録したスラッガー。今大会では攻守でかみ合った試合展開を披露し、上位進出を目指しています。


【イギリス】

大会戦績
2006年:不参加
2009年:不参加
2013年:予選敗退
2017年:予選敗退

 今大会が初出場となるイギリス。2019年にはロンドンでメジャー史上初の公式戦としてレッドソックス対ヤンキースの試合が開催され、初戦で田中将大(現楽天)が先発。ロンドンでは今年の6月にもカブス対カージナルス戦の開催が予定されるなど、野球への注目度が近年上がりつつあります。
 昨年9月に開催された予選A組では、6カ国による争いを制して出場権を獲得。勝てば本大会進出という状況で迎えたスペイン戦では、初回に4点を先制される苦しい展開となるも、そこから粘りを見せて試合は延長戦へ。続く10回に決勝点を奪い取り、10-9という熱戦をものにして出場の切符をつかみとり、予選のメンバーは主に米球界に所属するマイナーリーガーや独立リーグの選手で構成されていましたが、本大会からはメジャーリーガーの合流も予想され、悲願の大会初勝利を目指しています。


★ プールC 展望

 前回大会王者であるアメリカの優位は動かないものの、その前回大会でも1次ラウンドでは苦戦しており、決して油断はできない状況です。
そのアメリカに続く有力候補としては、メキシコとコロンビアの2国。メキシコは今大会で有力なメジャーリーガーを擁しており、3大会ぶりとなる1次ラウンド突破を狙います。コロンビアは前回大会でアメリカとドミニカ共和国を相手に善戦を見せ、あと一歩のところまで追い込んでおり、今大会でもダークホース的な存在となる可能性を秘めています。両国は本プール初戦で相対する日程のため、いきなり注目の対戦カードとなります。
残るカナダとイギリスは、休養日がない4連戦と日程的にも厳しい戦いが予想され、逆境を乗り越え、大会に波乱を巻き起こせるか注目です。




◆ プールD

【プエルトリコ】

大会戦績
2006年:2次ラウンド敗退
2009年:2次ラウンド敗退
2013年:準優勝
2017年:準優勝

 メジャーに数多くの選手を輩出しているプエルトリコ。2013年の第3回大会では、アメリカや日本といった優勝候補を破って準優勝。続く第4回大会でも次々と強豪国を破って決勝進出を果たすも、アメリカに対して0-8 と力の差を見せつけられました。
 2大会連続で準優勝という好成績を収めているものの、なんとしても頂点に立ちたい今大会は、代表選手として長年チームを引っ張ってきたY.モリーナが監督に就任。メジャー通算2226試合の出場数を誇る名捕手で、昨季限りで現役を引退したばかり。モリーナとともに代表でプレーした選手も数多く招集される見込みで、C、コレア(ツインズ) の出場辞退は痛いものの、前回大会までの経験が豊富な陣容となりそうで、新指揮官のもと、念願の初優勝を果たすことができるか注目です。


【ベネズエラ】

大会戦績
2006 年:2次ラウンド敗退
2009 年:ベスト4
2013 年:1次ラウンド敗退
2017 年:2次ラウンド敗退

 西武などで活躍したA.カブレラやDeNA で監督を務めたA.ラミレスのほか、メジャーにも多くのスター選手を輩出しているベネズエラ。2013年の第3回大会では、前年に三冠王に輝いたM.カブレラを筆頭に強力な打撃陣を形成するも、まさかの1次ラウンド敗退。第4回大会では2次ラウンドに進出するも、投手陣の乱調や守備のミスが目立ち、3戦全敗。近年は目立った結果を残せず、苦戦が続いています。
 今大会もメジャーの主力級が顔を並べるラインアップが予想され、首位打者を3度獲得した実績を誇るJ.アルトゥーベ(アストロズ)を中心に、高い打撃力がチームの特徴。前回大会で不安を見せたディフェンス面を補うような攻撃を展開し、上位進出を果たしたいところです。


【ドミニカ共和国】

大会戦績
2006 年:ベスト4
2009 年:1次ラウンド敗退
2013 年:優勝
2017 年:2次ラウンド敗退

 第3回大会ではメジャーで中軸を務める強打者を要し強豪国を次々と撃破。全8試合すべてで勝利を収め、大会史上初となる全勝優勝。連覇を狙う第4回大会も強力な打撃陣を形成し、1次ラウンド全勝と好スタートを切り首位で突破。続く2次ラウンドではベネズエラを撃破するも、プエルトリコやアメリカといったライバル国に敗れ大会から姿を消しました。
 今大会では選手として優勝経験のあるN.クルーズがGMとなってメンバー選考に尽力。先発ではナ・リーグでサイ・ヤング賞に選出されたS.アルカンタラ(マーリンズ)が参戦する見込みで、リリーフにはメジャーでクローザーを務める投手を複数招集するなど、盤石の投手陣体制と思われましたが、L.カスティーヨ(マリナーズ)、L.セベリーノ(ヤンキース)、F.ペラルタ(ブリュワーズ)らが出場を辞退しており、一転して先発投手不足が懸念されており、チーム一丸となり、2大会ぶりの栄冠をつかみ取れるか注目です。


【イスラエル】

大会戦績
2006 年:不参加
2009 年:不参加
2013 年:予選敗退
2017 年:2次ラウンド敗退

 近年、国際大会で頭角を現しつつあるイスラエル。前回の第4回大会では、予選の激闘を制して本大会に初出場。開幕戦となった韓国との試合では、延長戦をものにし、大会初となる白星を手にして、勢いそのままに全勝で1次ラウンドを突破すると、2次ラウンドのキューバ戦でも大金星を収めています。オランダと日本には敗れてしまったものの、初出場ながら台風の目として確かな実力を示しました。
 今大会は東京五輪で代表選手としてプレーしたI.キンズラー氏が監督に就任。2017年にはアメリカ代表の選手として優勝に貢献するなど、国際舞台の経験も豊富な指揮官であり、今大会では決勝ラウンド進出を目指し、強豪のカリブ勢に挑みます。


【ニカラグア】

大会戦績
2006 年:不参加
2009 年:不参加
2013 年:予選敗退
2017 年:予選敗退

 野球が国技ともいわれるほど国内での競技人気が高いニカラグア。世界ランキングではイスラエルを上回る17位につけるも、今大会が初出場。2022年9月に本大会出場を懸けたブラジルとの再戦では、初回に適時打などで2点を先制すると、そのままリードを守りきって、悲願の本大会出場を決めました。
 予選のメンバーは、主にニカラグアの国内リーグでプレーする選手で構成され、本大会からはメジャーで活躍する J.ロアイシガ(ヤンキース)らも加わる見込みですが、有力選手は数少ない状況。チームで一致団結して総力戦を演じ、母国に熱狂を届けたいところです。



★ プールD 展望

 決勝ラウンドの舞台となるフロリダのローンデポ・パークで行われるプールD。強力なタレントをそろえるドミニカ共和国は、優勝候補の筆頭に挙げられる存在であるものの、本プールは強豪国がひしめき合っており、1次ラウンドから激しい争いが予想されます。
プエルトリコは過去4大会すべてで1次ラウンドを突破。前回大会の2次ラウンドではドミニカ共和国から勝利を収めるなど、確かな地力を備える有力候補。
大物メジャーリーガーをそろえるベネズエラは、初戦で激突するドミニカ共和国相手に勝利を収めるようだと勢い付く可能性があります。
そして、前回大会で躍進を遂げたイスラエルは、今大会でも波乱を巻き起こせるか。初の本大会出場を果たしたニカラグアにとっては、厳しい戦いのなかで爪痕を残したいところです。



 なお、WBCに出場する20カ国・地域の代表最終登録選手30人が、日本時間10日に発表され、メジャーリーグ機構によると、連覇を狙うアメリカは唯一、30人全員がメジャー40人枠に入っており、続くのは28人のドミニカ共和国となっています!!

「2023 WBC」特集 第二弾!! 出場チーム紹介、戦績、展望に着目!! 〜プール A.B 編〜

 野球の世界一を決める第5回目となる「2023WORLD BASEBALL CLASSIC」まで約一ヵ月。2017年以来、6年ぶりの開催となる今大会は、過去最多となる20の国と地域が出場しますが、今回のブログではプール A とB の 出場チーム紹介と大会戦績。および1次ラウンド プー A.B の展望に着目します。


◆ プールA

【台湾=チャイニーズ・タイペイ】

大会戦績
2006年:1次ラウンド敗退
2009年:1次ラウンド敗退
2013年:2次ラウンド敗退
2017年:1次ラウンド敗退

 今大会もこれまでと同様に楽天の宋家豪や、日本ハムの王柏融など、NPBでプレーする選手も数多く参戦する予定。10年ぶりに1次ラウンドが地元で開催されることもあり、選手のモチベーションも高いはず。熱い応援を背に1次ラウンドを勝ち抜いて、準々決勝が行われる東京へと駒を進めたいところ。


【オランダ】

大会戦績
2006年:1次ラウンド敗退
2009年:2次ラウンド敗退
2013年:ベスト4
2017年:ベスト4

 長年にわたり欧州野球界のトップに君臨し続けているオランダ。
チームの大きな特徴は、カリブ海のキュラソー島出身の選手を中心とする強力な野手陣。今大会もX.ボガーツ(パドレス)といったメジャーリーガーや、W.バレンティン(元ソフトバンク)が参加する見込みです。一方、投手陣は過去の大会でも大量失点を喫するケースが度々あり、やや安定感を欠くところもあり、決勝まで駒を進めるには、持ち前の打ち勝つ野球を貫けるかどうかがカギとなりそうです。



【キューバ】

大会戦績
2006年:準優勝
2009年:2次ラウンド敗退
2013年:2次ラウンド敗退
2017年:2次ラウンド敗退

 今大会は、亡命選手の参加が初めて実現することになり、これまでにない強力なチームとなります。Y.モンカダ、L.ロベルト(ともにホワイトソックス)をはじめとするメジャーリーガーや、マイナーでプレーする選手たちが加わり、投打ともにレベルアップが期待されます。
 中でも、NPBでおなじみのL.モイネロ(ソフトバンク)、R.マルティネス(元中日)らを擁するブルペン陣は強力。それだけに先発投手の出来が勝敗のカギを握っており、世界各国で活躍する選手たちが集結する今大会では、悲願の頂点を目指しています。


【イタリア】

大会戦績
2006年:1次ラウンド敗退
2009年:1次ラウンド敗退
2013年:2次ラウンド敗退
2017年:1次ラウンド敗退

 今大会はM.スタッシ(エンゼルス)ら、過去大会に比べて多くのメジャーリーガーが参加する見込みでしたが、B.ニモ(メッツ)、T.マンシーニ(カブス)、J.ロマノ(ブルージェイズ)が出場辞退となったのは痛いところ。しかしイタリアは前回大会1勝2敗で並んだベネズエラとのプレーオフでは、9回に逆転を許し、惜しくも2次ラウンド進出を逃したほか、2013年の2次ラウンドでドミニカ共和国とプエルトリコに1点差で敗れるなど、強豪国と紙一重の勝負を展開しており、今回こそは接戦をものにして、ベスト4進出を果たしたいところです。


【パナマ】

大会戦績
2006年:1次ラウンド敗退
2009年:1次ラウンド敗退
2013年:予選敗退
2017年:予選敗退

 今大会も予選からのスタートとなったものの、2回戦でアルゼンチン、決勝でブラジルに完封勝利を収め、3大会ぶりの本大会出場を決めたパナマ。
 予選の代表メンバーは、マイナーの有望選手やパナマ国内リーグに所属する選手が中心。本大会からはメジャーリーガーも加わることが予想されます。歴史あるリーグを持ち、国内の競技人気は非常に高いだけに、久々の大舞台にかける思いは強いはず。大会初勝利にとどまらず、1次ラウンド突破を目指したいところです。


★ プールA 展望

 台中インターコンチネンタル野球場で行われるプールA。メジャーやNPBから有力選手が集結するキューバがやや優勢と見られるものの、チーム間の戦力差はそれほど大きくなく、他のプールに比べて混戦が予想されるか。得点力に定評のあるオランダは、打線の力で序盤から試合の主導権を握れるか。同じく欧州勢のイタリアは、2015年のプレミア12以来となる台中での試合。同大会では5試合すべてで敗北しており、リベンジを果たしたいところ。地元開催の台湾にとっては強敵ぞろいの難しいプールといえますが、地の利を生かして粘り強く戦えるかがカギとなりそう。14年ぶりの出場となるパナマは、予選で見せた堅実な試合運びを再現できるか。大本命が不在なプールだけに、熱戦が期待されます。



◆ プールB

【日 本】

大会戦績
2006年:優勝
2009年:優勝

2013年:ベスト4
2017年:ベスト4

栗山英樹監督率いる侍ジャパン。2017年の前回大会ではアメリカに一歩及ばず、2大会連続の準決勝敗退となったものの、その後の国際大会では強さを取り戻しています。
19年のプレミア12では、4番・鈴木誠也が打線をけん引して優勝。21年の東京五輪では山本由伸ら投手陣の活躍などで接戦を制し、金メダルを獲得したことは記憶に新しいところ。
 これらの栄冠を経験した選手は今大会のメンバーにも数多く名を連ね、投打ともに隙のない陣容となっています。さらに大谷翔平ら複数のメジャーリーガーが参戦。日系選手では初となるL.ヌートバー(カージナルス)が代表に加わるなど、戦力の充実度は侍ジャパン史上最高といっても過言ではないでしょう。3大会ぶりの頂点を目指すドリームチームの戦いぶりに注目です。


【韓 国】

大会戦績
2006年:ベスト4
2009年:準優勝
2013年:1次ラウンド敗退
2017年:1次ラウンド敗退

 2009年の第2回大会で日本と5度対戦するなど、多くの大会でしのぎを削ってきた韓国ですが、2大会連続の1次ラウンド敗退という悔しい結果に終わっており、雪辱を期する今大会では、3人のメジャーリーガー野手が参戦。キム・ハソン(パドレス)とT.エドマン(カージナルス)が守る二遊間は今大会屈指の鉄壁コンビ。野手陣は充実した戦力を誇る一方、投手陣は国内リーグの選手のみで構成され、やや不安を残しています。国際大会の経験が豊富なベテラン投手の活躍がキーポイントとなりそうです。


【オーストラリア】

大会戦績
2006年:1次ラウンド敗退
2009年:1次ラウンド敗退
2013年:1次ラウンド敗退
2017年:1次ラウンド敗退

 前回大会1次ラウンドでは1勝1敗で迎えたキューバ戦で3-4と惜敗し、初の突破は果たせなかったものの、日本戦でも終盤まで1点差ゲームを演じるなど、あと一歩で強豪国に肩を並べるレベルに手が届きつつあります。
 オーストラリアでは国内リーグが11月から1月にかけて開催され、そのため本国でプレーする選手はコンディションが整った状態で大会に臨むことができ、それがチームのアドバンテージとなるか。昨年秋の侍ジャパンとの強化試合を経験した選手も多くが代表入りする見込みで、油断できない相手となりそうです。


【中 国】

大会戦績
2006年:1次ラウンド敗退
2009年:1次ラウンド敗退
2013年:1次ラウンド敗退
2017年:1次ラウンド敗退

 前回大会では日本、キューバ、オーストラリアに大差で敗れており、中でも3試合の総得点がわずか1点と攻撃力に大きな課題を残しており、厳しい戦いが続いている中国ですが、チーム強化に向けて明るい材料もあり、国内にはメジャーリーグが野球アカデミーを設置しており、このアカデミーを経てマイナーリーグやアメリカの大学でプレーする選手が増えつつあります。今大会も大量得点はあまり望めないだけに、守りを中心とした僅差の展開に持ち込みたいところです。


【チェコ共和国】

大会戦績
2006年:不参加
2009年:不参加
2013年:予選敗退
2017年:予選敗退

 ヨーロッパ中央部に位置するチェコ共和国。予選の成績を振り返ってみると、4試合で計10本塁打を放った長打力や、34イニングでわずか3失策という堅実な守備が印象的でした。
代表メンバーの多くは国内のリーグでプレーしており、同プールの各国にとっては未知の相手といえ、そのアドバンテージを生かし、大会初勝利をつかめるか注目です。


★ プールB 展望

 東京ドームで行われるプールBは、日本と韓国の2強に残る3カ国が挑む構図となる見込み。互いに充実のメンバーで臨む日韓戦が最大の見どころであることは間違いないでしょう。両国にとって1次ラウンド通過のイメージは描きやすいですが、それだけに絶対に負けられないというプレッシャーとの戦いにもなりそうです。オーストラリアは本プールの初戦である韓国戦で白星を挙げれば大きく弾みをつけられるため、この試合はラウンドの行方を占う一戦といえます。中国はメジャー流の指導を受けた若手の活躍で、格上の相手に食らいつきたいところ。初出場のチェコ共和国は過去の大会におけるイタリアやオランダのような、欧州勢の存在感を示す戦いぶりを見せられるか注目です。



 このように今回は、プールA.Bに注目しましたが、次回はプールC.D となります。

なお、WBC公式サイトは6日(日本時間7日)、第5回大会のルールを発表しましたので、記しておきます。

投手は最少でも14人、捕手は2人必要。ワンポイント救援は禁止され、最少でも打者3人かイニング完了まで登板となる。延長は10回から、無死二塁でタイブレーク。前回大会は一、二塁だった。リプレー検証を要求できるチャレンジ制度は準々決勝まで1度、準決勝以降は2度認められる。コールドは5回15点差以上、7回10点差以上。MLBで今季から始まるシフト制限やピッチクロックなどは採用しない。

球数制限は前回大会と同じ。1次ラウンドは65球、準々決勝は80球、準決勝以降は95球。50球以上で中4日、30球以上か2連投で中1日が必要となる。指名投手枠は最大10人まで登録可能。準々決勝、準決勝で2人まで交代できる。1度外れた選手は再登録できない。

       以上です。

「2023 WBC」特集 第一弾!! 出場チーム・頂点までの道のり& 侍ジャパン代表選手をチェック〜!!

 いよいよ野球の世界一を決める「2023WORLD BASEBALL CLASSIC」が3月8日に開幕します。
2013年はドミニカ共和国、2017年はアメリカに優勝を譲ったものの、過去4回の開催で2回の優勝を誇る侍ジャパンは覇権奪回なるか。

そこで今回はまず第一弾として、出場チームと頂点までの道のり。侍ジャパン代表選手に注目します。

◆ 2023 (第5回) WORLD BASEBALL CLASSIC

〇 頂点までの道のり

2017年以来、6年ぶりの開催となる今大会は、過去最多となる20の国と地域が出場。
1次ラウンドはA〜D の4つのプールに分かれての総当たり戦が行われ、プール上位の2チームが準々決勝ラウンドへと進出。
ここからはトーナメント方式となり、4強はアメリカに舞台を移し、フロリダのローンデポ・パークにて準決勝・決勝戦が行われます。
 下には準々決勝までの道のりを示しています。

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続いて出場予定の日本代表「侍ジャパン」の登録選手です。
なお、大会に出場する各チームの最終決定メンバーは、2月9日(米国時間)に発表されます。

◆ 2023WBC 侍ジャパン代表選手一覧

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 1月6日に先行して大谷翔平(エンゼルス)ら12選手の発表が行われましたが、さらなる熟考の末、30選手がついに発表され、侍ジャパントップチームの栗山英樹監督は選手構成の意図や世界一への強い覚悟を次のように語っています。

「日本野球の魂を最大限に活かせる形は何なのかを考え続けました」と栗山監督は話し、その中で投手の人数について最後まで頭を悩ませたと明かしました。選ばれたのは半数にあたる15投手。当初の構想よりも1人多い数だということです。
 その理由について問われると「投手力で我慢して勝つということを決めたからには、投手交代のところで“足りない”ことは許されないので厚みを増そうと決めました」とコメント。

大谷、ダルビッシュ有、山本由伸、佐々木朗希ら日本のみならず世界トップレベルとも言える投手陣の中で初選出は、昨シーズンの日本一の立役者となった宇田川優希(オリックス)。昨年7月28日に育成選手から支配下選手登録されたばかりですが、栗山監督はランナーを置いた場面で起用した際に特殊球(フォーク)や球の強さ(最速159キロのストレート)が高い効果を発揮すると評価。アマ時代を含めても初めての侍ジャパン入りとなりました。

 さらに過去のWBCに出場した日本代表と比べて最も出場選手の平均年齢が若いことについては「(あえて)若い選手を選ぼうとしたつもりはありません」、中継ぎ専門の左腕が松井裕樹(楽天)しかいないことについては、ワンポイント継投が不可というルールの前提に加え「左右関係なく良いボールを投げる投手を選んだ方がいいと判断しました」と、これまで何度も繰り返し口にしてきた「一番勝ちやすい形を作る」という信念をブレずに選んだ結果だということです。

 また、日系人メジャーリーガーとして初選出となったラーズ・ヌートバー選手(カージナルス)の選出については「肩の強さ、一球一球一生懸命でガムシャラな姿勢、学び続ける姿勢を持って様々なことを吸収して形にしていく力を信じました」と期待を込めたコメント。

 目標を問われると「世界一!それだけです」ときっぱり。その思いを持ってともに戦う30選手が決まり、侍ジャパンはいよいよ臨戦体制へと入っていきます!!

2023メジャーリーグ!! ポジション別プロスペクト(若手有望株)・ランキングTOP10 〜!!

 前回ブログではメジャーリーグ2023年シーズン開幕前のプロスペクト・ランキング全体TOP100に注目しましたが、ここではその前日に守備位置すべてが出揃ったメジャーリーグ公式サイトによるポジション別プロスペクト・ランキングTOP10 を紹介します。

★ メジャーリーグ公式サイト選出
  ポジション別( 投手は右腕、左腕)
  プロスペクト・ランキングTOP10 !!




◆ 右腕投手

1 アンドリュー・ペインター(フィリーズ)

アンドリュー・ペインター.jpg出身地 アメリカ(19歳)
身長201m 体重98kg 
投打 右投右打

2021年のMLBドラフト1巡目(全体13位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名されプロ入り。
投球スタイルは、90マイル中盤の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で98マイルをマーク。常に93〜96マイルを出すことができる安定感が魅力。
また、チェンジアップは回転数を極力落とし、初見ではスイングも仕掛けられないほどブレーキがきいており、スライダー、カーブは平均レベルですが、いずれでもストライクを取れる点が大きな強み。
22年は1・2A級で支配的な投球をみせ、今季飛び級の10代メジャー開幕ローテなるか注目されています。

2 グレイソン・ロドリゲス(オリオールズ)
3 エウリー・ペレス(マーリンズ)
4 ダニエル・エスピノ(ガーディアンズ)
5 タジ・ブラッドリー(レイズ)
6 ボビー・ミラー(ドジャース)
7 ギャビン・ウィリアムス(ガーディアンズ)
8 ハンター・ブラウン(アストロズ)
9 ミック・エイベル(フィリーズ)
10 ギャビン・ストーン(ドジャース)

◆ 左腕投手

1 カイル・ハリソン(ジャイアンツ)

ジャイ.jpg出身地 アメリカ(21歳)
身長188m 体重91kg 
投打 左投右打

2020年のMLBドラフト3巡目(全体85位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名されプロ入り。
21年に傘下のA級サンノゼ・ジャイアンツでプロデビューし、23試合に先発登板して4勝3敗、防御率3.19。22年は25試合に登板して113イニングを投げ、防御率 2.71をマーク。
プロ入り後に球速が増し、曲がりの大きいスライダーで空振りを量産できるのが強み。制球力に課題を残しており、克服できれば将来像は先発ローテ、またはクローザーと評されています。

2 リッキー・ティードマン(ブルージェイズ)
3 ケン・ウォルディチャック(アスレチックス)
4 DL・ホール(オリオールズ)
5 ダックス・フルトン(マーリンズ)
6 ジョーダン・ウィックス(カブス)
7 マシュー・リベラトーア(カージナルス)
8 ジェイク・エダー(マーリンズ)
9 ブランドン・バリエラ(ブルージェイズ)
10 ブレイク・ウォルストン(ダイヤモンドバックス)

◆ 捕手

1 フランシスコ・アルバレス(メッツ)

フランシスコ・アルバレス.jpg出身地 ベネズエラ(21歳)
身長180cm 体重100kg
投打 右投右打

2018年7月にアマチュア・フリーエージェントでニューヨーク・メッツと契約してプロ入り。
22年は2Aで開幕を迎え、シーズン途中に3Aへ昇格。その後9月30日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りし、同日のブレーブス戦に「7番・指名打者」で先発出場してメジャーデビューを果たす。
〇メジャー成績 2022年 
5試合手 12打数 2安打 1本塁打 1打点 打率.167 OPS.786

2 ディエゴ・カルタヤ(ドジャース)
3 ケビン・パラダ(メッツ)
4 ハリー・フォード(マリナーズ)
5 ローガン・オホッピー(エンゼルス)
6 エンディ・ロドリゲス(パイレーツ)
7 ヘンリー・デービス(パイレーツ)
8 ボー・ネイラー(ガーディアンズ)
9 ドリュー・ロモ(ロッキーズ)
10 エドガー・クエロ(エンゼルス)

◆ 一塁手

1 トリストン・カサス(レッドソックス)

カサスt.jpg出身地 アメリカ(23歳)
身長193cm 体重111kg
投打 右投左打

パワーのポテンシャルは最上級と言われており、高校時代は三塁手と投手を兼任しているなど強肩の持ち主。2018年のMLBドラフト1巡目(全体26位)でボストン・レッドソックスから指名されプロ入り。
21年東京オリンピックのアメリカ代表のメンバーに選ばれオリンピック本大会ではノックアウトステージの日本戦で青柳から3ランホームランを放つなど3本塁打、大会トップとなる8打点を挙げ、アメリカ代表の銀メダル獲得に貢献。個人でも大会ベストナインに選ばれました。
22年9月4日にボストン・レッドソックスとメジャー契約を結び昇格。
〇メジャー成績 2022年 
27試合手 76打数 15安打 5本塁打 12打点 打率.197 OPS.766

2 タイラー・ソダーストロム(アスレチックス)
3 カイル・マンザード(レイズ)
4 マット・マービス(カブス)
5 ジョーダン・ディアス(アスレチックス)
6 マイケル・トーリア(ロッキーズ)
7 グラント・ラビーン(ロッキーズ)
8 イバン・メレンデス(ダイヤモンドバックス)
9 イグゼイビアー・アイザック(レイズ)
10 ニコ・カバダス(レッドソックス)


◆ 二塁手

1 タマー・ジョンソン(パイレーツ)

202266.jpg出身地 アメリカ(18歳)
身長178cm 体重79kg
投打 右投左打

2021年にはU-18のアメリカ代表に選出される。
22年のMLBドラフト1巡目(全体4位)でピッツバーグ・パイレーツから指名されプロ入り。
小柄ながら抜群の打撃センスを誇り、「ウェイド・ボッグスとブラディミール・ゲレーロを足したようだ」との声もあります。

2 マイケル・ブッシュ(ドジャース)
3 ジェイス・ヤング(タイガース)
4 ジャスティン・フォスキュー(レンジャーズ)
5 ザック・ゲロフ(アスレチックス)
6 コナー・ノービー(オリオールズ)
7 エデュアルド・フリエン(ツインズ)
8 ニック・ゴンザレス(パイレーツ)
9 ニック・ヨーク(レッドソックス)
10 ウェンシール・ペレス(タイガース)


◆ 三塁手

1 ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)

ガナー・ヘンダーソン.jpg出身地 アメリカ(21歳)
身長188cm 体重95kg
投打 右投左打

リーチを生かしたスイングスピードの速さとアッパースイングで、フィールドのあらゆる方向に打球を弾き返しフェンス越えもあります。身体能力と強肩を兼ね備え遊撃手、三塁手として適正を有し、横方向への敏捷性に加えスプリントスピードにも優れ、22年シーズンにマイナーリーグで22盗塁を記録。
2019年のMLBドラフト2巡目(全体42位)でボルチモア・オリオールズから指名されプロ入り。
2022年8月31日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りし、同日のガーディアンズ戦に「7番・三塁手」で先発出場してメジャーデビュー。この試合でメジャー初安打となる本塁打を放つ。
〇メジャー成績 2022年 
34試合手 116打数 30安打 4本塁打 18打点 打率.259 OPS.788

2 ブレット・ベイティ(メッツ)
3 カーティス・ミード(レイズ)
4 ジョシュ・ヤング(レンジャーズ)
5 ミゲル・バルガス(ドジャース)
6 ジェイコブ・ベリー(マーリンズ)
7 キャム・コリアー(レッズ)
8 コルト・キース(タイガース)
9 コビー・マヨ(オリオールズ)
10 デイビソン・デロスサントス(ダイヤモンドバックス)

◆ 遊撃手

1 アンソニー・ボルピー(ヤンキース)

アンソニー・ボルピー.jpg出身地 アメリカ(21歳) 
身長180m 体重82kg 
投打 右投右打

メジャー昇格はまだですが、強打の遊撃手で、将来は打率.280、25〜30本塁打前後を記録できると評されています。

2019年のMLBドラフト1巡目(全体30位)でニューヨーク・ヤンキースから指名されプロ入り。


2 マルセロ・メイヤー(レッドソックス)
3 エリー・デラクルーズ(レッズ)
4 ジョーダン・ローラー(ダイヤモンドバックス)
5 ジャクソン・ホリデイ(オリオールズ)
6 ジャクソン・メリル(パドレス)
7 マルコ・ルシアーノ(ジャイアンツ)
8 エゼキエル・トーバー(ロッキーズ)
9 ノエルビ・マルテ(レッズ)
10 ブルックス・リー(ツインズ)

◆ 外野手

1 コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)

キャロル.jpg出身地 アメリカ(22歳)
身長178cm 体重75kg
投打 左投左打

走攻守を高いレベルで兼備するスター候補。一方で肩は平均レベルと評されています。
2019年のMLBドラフト1巡目(全体16位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名されプロ入り。
2022年は2Aで開幕を迎え、その後3Aへ昇格。8月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のフィリーズ戦に「8番・右翼手」で先発出場してメジャーデビューを果たす。
〇メジャー成績 2022年 
32試合手 104打数 27安打 4本塁打 14打点 打率.260 OPS.830

2 ジョーダン・ウォーカー(カージナルス)
3 ジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)
4 ドリュー・ジョーンズ(ダイヤモンドバックス)
5 ジェームス・ウッド(ナショナルズ)
6 ザック・ビーン(ロッキーズ)
7 ピート・クロウ=アームストロング(カブス)
8 サル・フレリック(ブリュワーズ)
9 ロバート・ハッセル3世(ナショナルズ)
10 コルトン・カウザー(オリオールズ)


 以上のような結果となっていますが、すでにメジャー昇格を果たしている選手もいれば、今季メジャーデビューを狙う選手と多士済々の顔ぶれ。
さすがに投打の両方で規定数に到達するという、前代未聞のパフォーマンスを昨季やってのけた “二刀流” 大谷翔平のようなプレーヤーはいませんが、今季誰が話題をさらい、ファンを熱狂させるのか注目です!!

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