野球と神様なんてね

　日本プロ野球のレギュラーシーズン優勝争いは26日、ヤクルトがDeNAに 5 - 1 で勝ち、2位・阪神が中日に敗れたため、2015年以来、6年ぶり8度目のリーグ優勝。

一方パ・リーグは27日、ロッテが楽天に敗れ、残り2試合で連勝しても、勝率でオリックスを上回ることができなくなり、オリックスが2004年の球界再編で近鉄と合併してから初のリーグ制覇。
また、セ・パともに前年最下位からのダブル優勝は史上初となりました。

これにより、11月6日から始まるクライマックスシリーズ（CS）の組み合わせは以下のように決定しました。

★　2021NPB ポストシーズン組み合わせ!!


続いてポストシーズンの日程です。

◆クライマックスシリーズ(CS)：ファーストステージ
※2勝したチームがファイナルステージに進出。9回制で延長なし、同点の場合は引き分け。

【11 / 6 (土) 　14:00開始】
　　阪神　-　巨人　(甲子園)
　　 ロッテ　-　楽天　(ZOZO)

【11 / 7 (日) 14:00開始】
　　阪神　-　巨人　(甲子園)
　　 ロッテ　-　楽天　(ZOZO)

【11 / 8 (月) 18:00開始】
　　阪神　-　巨人　(甲子園)
　　 ロッテ　-　楽天　(ZOZO)

◇クライマックスシリーズ(CS)：ファイナルステージ
※4勝で日本シリーズ進出 (セ・ヤクルト、パ・オリックスはアドバンテージ1勝)。

【第1戦11 / 10 (水)　 〜　第6戦11 / 15 (月) 18:00開始】
ヤクルト　-　ファーストS勝者　(神宮)
オリックス　-　ファーストS勝者　(京セラ)

★日本シリーズ　(7回戦制 4勝先勝)

�@　11 / 20 (土) 　 パ本拠地球場
�A　11 / 21 (日) 　 パ本拠地球場

�B　11 / 23 (火) 　 セ本拠地球場
�C　11 / 24 (水) 　 セ本拠地球場
�D　11 / 25 (木) 　 セ本拠地球場

�E　11 / 27 (土) 　 パ本拠地球場
�F　11 / 28 (日) 　 パ本拠地球場

以上のような日程となっていますが、レギュラーシーズンの対戦成績をみると
ファーストS対戦カードの阪神 - 巨人は13勝9敗3分で阪神優勢。
ファーストS対戦カードのロッテ - 楽天は15勝9敗1分でロッテ優勢。

セ・リーグ制覇のヤクルトは対阪神戦8勝13敗4分と不利。対巨人戦は11勝11敗3分の互角。
パ・リーグ制覇のオリックスは対ロッテ戦10勝10敗5分、対楽天戦10勝10敗5分と共に互角の戦いとなっています。

なお、今季のセ・パ交流戦で優勝したのはパのオリックスでしたがセとの対戦で対巨人2勝0敗1分。対ヤクルトと阪神には2勝1敗といずれも勝ち越しています。

さあ　はたして日本の頂点をつかむのはどのチームとなるのか・・!?
ポストシーズン開幕までは1週間余り先となるなかで各チームがどれだけ戦力を整えて臨むのか注目されます!!

　10月6日に開幕したメジャーリーグのポストシーズンは、ついにワールドシリーズ進出の2チームが決定しました!!

ア・リーグは、優勝決定シリーズ（7回戦制）第6戦で、アストロズ（西地区）がレッドソックス（ワイルドカード）を 5 - 0 で下し、2年ぶりにワールドシリーズ進出。


ナ・リーグも、優勝決定シリーズ第6戦で、ブレーブス（東地区）がドジャース（ワイルドカード）に 4 - 2 で勝利。通算4勝2敗で、1999年以来22年ぶりにワールドシリーズ進出を決めました。


☆　ワールドシリーズ進出2チーム戦績

〜ア・リーグ〜
【アストロズ】
◆地区シリーズ　
アストロズ（西地区1位）3勝 - 1勝 ホワイトソックス（中地区1位）

◆リーグ優勝決定シリーズ
アストロズ（西地区1位）4勝 - 2勝 レッドソックス（東地区2位）


〜ナ・リーグ〜
【ブレーブス】
◆地区シリーズ　
ブリュワーズ（中地区1位）1勝 - 3勝 ブレーブス（東地区1位）

◆リーグ優勝決定シリーズ
ブレーブス（東地区1位）4勝 - 2勝 ドジャース（西地区2位）

★　ワールドシリーズ （４戦先勝で優勝）

アストロズ（ア西地区1位) ━ ブレーブス（ナ東地区1位）

　　　　　◆2021ワールドシリーズ日程


　ア・リーグ優勝のヒューストン・アストロズとナ・リーグ優勝のアトランタ・ブレーブスの両チームがワールドシリーズで顔を合わせるのは史上初。

しかしポストシーズンの対戦は、今回が初めてではなく、1997年から2005年までの9年間に、地区シリーズで5度当たっています。
違うリーグのチームがポストシーズンで相まみえるのはワールドシリーズしかないものの、アストロズは2012年までナ・リーグのチームだったからです。

5度のマッチアップのうち、最初の3度(1997年、1999年、2001年) はブレーブスがシリーズを制しており、この3シリーズの計10試合中、アストロズが勝ったのは、1999年の第1戦だけでした。

一方、直近の2度(2004年、2005年)はアストロズが2004年は3勝2敗、2005年は3勝1敗で制し、2年続けてリーグ優勝決定シリーズへ進んでいます。

さあ はたしてワールドシリーズを制するのはどちらのチームとなるのか・・!?
頂上決戦は間もなく開幕します!!

　来年春のセンバツ甲子園大会出場(2022年3月18日開幕予定) の重要な参考資料となる、2021年秋季高校野球。
今回は秋季高校野球地区大会の日程・進捗状況 第2弾となります。

早速ですが、全国で昨日(10月21日)時点の状況を、下にまとめました。


それでは現在開催中および直前の各地区大会日程、対戦カードです。

★　2021秋季高校野球　日程／対戦カード

【東北大会】
◆8強決定!!　センバツ一般選考出場枠 2

◆10月23日(土) 準々決勝

仙台育英(宮城) vs 花巻東(岩手)
大館桂桜(秋田) vs 八工大一(青森)
能代松陽(秋田) vs 聖光学院(福島)
山形中央(山形) vs 青森山田(青森)

◆10月24日(日) 準決勝


【東京大会】
◆16強決定!!　センバツ一般選考出場枠 1、関東との比較1

◆10月23日(土) 3回戦

明大中野八王子 vs 狛江
二松学舎大付 vs 安田学園
修徳 vs 佼成学園
城東 vs 関東一

◆10月24日(日) 3回戦

日大三 vs 八王子
小山台 vs 帝京
堀越 vs 東海大菅生
国学院久我山 vs 日野台

◆10月30日(土) 準々決勝


【北信越大会】
◆4強決定!!　センバツ一般選考出場枠 2

◆10月23日(土) 準決勝

星稜(石川) vs 富山商(富山)

小松大谷(石川) vs 敦賀気比(福井)

◆10月24日(日) 決勝戦


【近畿大会】
◆8強激突／争う戦い。　センバツ一般選考出場枠 6

◆10月23日(土)
1回戦
八幡商(滋賀) vs 和歌山東(和歌山)
京都国際(京都) vs 履正社(大阪)

準々決勝
市立和歌山(和歌山) vs 天理(奈良)

◆10月24日(日) 準々決勝
大阪桐蔭(大阪) vs 東洋大姫路(兵庫)
金光大阪(大阪) vs 近江(滋賀)
(八幡商–和歌山東) vs (京都国際–履正社)

◆10月30日(土) 準決勝


【中国大会】
◆本日22日開幕。　センバツ一般選考出場枠 2 、四国との比較1

◆10月22日(金) 1回戦　〇数字＝県順位

下関国際(山口�@) vs 創志学園(岡山�B)
倉敷工(岡山�@) vs 米子西(鳥取�B)
広陵(広島�B) vs 倉吉総合産業(鳥取�A)
宇部商(山口�A) vs 出雲西(島根�A)

◆10月23日(土) 1回戦　〇数字＝県順位

尾道商(広島�A) vs 岡山学芸館(岡山�A)
広島商(広島�@) vs 益田東(島根�B)
岩国商(山口�B) vs 立正大淞南(島根�@)
宇部工(山口�C) vs 鳥取商(鳥取�@)

◆10月24日(日) 準々決勝


【四国大会】
◆23日開幕。　センバツ一般選考出場枠 2 、中国との比較1

◆10月23日(土) 1回戦　〇数字＝県順位

尽誠学園(香川�A) vs 高知中央(高知�B)
徳島商(徳島�A) vs 四学大香川西(香川�B)
西条(愛媛�A) vs 阿南光(徳島�B)
高知高(高知�A) vs 済美(愛媛�B)

◆10月24日(日) 準々決勝　〇数字＝県順位

鳴門(徳島�@) vs (尽誠学園–高知中央)
新田(愛媛�@) vs (徳島商業–四学大香川西)
明徳義塾(高知�@) vs (西条–阿南光)
英明(香川�@) vs (高知高–済美)

◆10月30日(土) 準決勝


以上のような状況となっており、センバツ切符をつかむ険しい山登りは23日から大きな山場をむかえ、全国に熱戦は広がっていきます!!

　2021年のプロ野球ドラフト会議から10日が経過し、入団交渉はこれからですが、育成を含め指名されたほとんどの選手が入団し、プロのスタートラインに立とうとしています。

そんな中、今回は2020年 昨年のドラフト1位選手に注目します。
はたして栄えある1位指名をうけた選手のルーキーイヤーはどうなっているのか。成績を以下にまとめました。

★　2020年ドラフト1位ルーキー　今季成績!!
　　　　　　　　　　　　　( )内は出身

〜セ・リーグ〜

【ヤクルト】
木澤尚文・投手（慶應大）
●　1軍　登板なし

　　2軍　22試合　69.2投球回　2勝　8敗　0S　防御率6.77

【阪神】
佐藤輝明・内外野手（近畿大）
●　1軍　122試合　98安打　23本塁打　61打点　5盗塁　打率.237

【巨人】
平内龍太・投手（亜細亜大）
●　1軍　3試合　5投球回　0勝　1敗　0S　防御率14.40

【広島】
栗林良吏・投手（トヨタ自動車）
●　1軍　51試合　50.1投球回　0勝　1敗　35S　0H　防御率0.72

【中日】
高橋宏斗・投手（中京大中京高）
●　1軍　登板なし

　　2軍　14試合　34.2投球回　0勝　5敗　0S　防御率7.01

【DeNA】
入江大生・投手（明治大）
●　1軍　4試合　18.1投球回　0勝　4敗　0S　0H　防御率7.85


〜パ・リーグ〜

【オリックス】
山下舜平大・投手（福岡大大濠高）
●　1軍　登板なし

　　2軍　18試合　65.2投球回　2勝　9敗　0S　防御率5.48

【ロッテ】
鈴木昭汰・投手（法政大）
●　1軍　21試合　77.1投球回　1勝　4敗　0S　1H　防御率4.19

【楽天】
早川隆久・投手（早稲田大）
●　1軍　23試合　134.2投球回　9勝　7敗　0S　0H　防御率3.94

【ソフトバンク】
井上朋也・内野手（花咲徳栄高）
●　1軍　出場なし

　　2軍　45試合　30安打　3本塁打　11打点　0盗塁　打率.246

【日本ハム】
伊藤大海・投手（苫小牧駒澤大）
●　1軍　21試合　132投球回　9勝　9敗　0S　0H　防御率3.00

【西武】
渡部健人・内野手（桐蔭横浜大）
●　1軍　6試合　1安打　1本塁打　2打点　0盗塁　打率.063

シーズンが残りわずかとなったルーキーイヤーのドラ1達は以上のような成績となっています。

この中で今季の新人王レースに顔を出すのがセ・リーグでは広島の栗林、阪神の佐藤。パ・リーグでは楽天の早川、日本ハムの伊藤。
勿論昨年のドラフト2位以下の選手でも著しい活躍を見せている選手は多数存在していますが、上記4人の中には好不調の波がある選手もいるなかでドラ1らしい1年目を送っています。

また高卒ドラ1の高橋(中日)、山下(オリックス)、井上(ソフトバンク)の3人は2軍でプロの洗礼をうけているものの着実に力をつけています。

一方で即戦力として1位指名されながらプロの壁に阻まれたルーキーもいますが、今シーズンの苦い経験を糧に来季以降の飛躍を期待します!!

　10月6日に開幕したメジャーリーグのポストシーズンは、ワイルドカードゲーム（1回戦制、先勝で地区シリーズに進出）→　地区シリーズ（5回戦制、3勝先勝）を経てリーグ優勝決定シリーズ（7回戦制、4勝先勝)進出の4チームが決定し、激突します!!


★　ポストシーズン戦績

〜ア・リーグ〜
【アストロズ】
◆ア・リーグ地区シリーズ　
アストロズ（西地区1位）3勝 - 1勝 ホワイトソックス（中地区1位）

【レッドソックス】
◆ア・リーグワイルドカードゲーム
レッドソックス（東地区2位）1勝 - ヤンキース（東地区3位）

◆ア・リーグ地区シリーズ　
レイズ（東地区1位） 1勝 - 3勝 レッドソックス（東地区2位）

〜ナ・リーグ〜
【ブレーブス】
◆ナ・リーグ地区シリーズ　
ブリュワーズ（中地区1位）1勝 - 3勝 ブレーブス（東地区1位）

【ドジャース】
◆ナ・リーグワイルドカードゲーム
ドジャース（西地区2位）1勝 - カージナルス（中地区2位）

◆ナ・リーグ地区シリーズ　
ジャイアンツ（西地区1位）2勝 - 3勝 ドジャース（西地区2位）

〜リーグ優勝決定シリーズ〜
（４戦先勝でワールドシリーズ進出）

【ア・リーグ　日本時間16日スタート】
アストロズ（西地区1位） - レッドソックス（東地区2位）

【ナ・リーグ　日本時間17日スタート】
ブレーブス（東地区1位） - ドジャース（西地区2位）

このようにいよいよ4強の激突となりましたが、ポストシーズンで最も重要とされるポイントのひとつが、チームの勢い。

レッドソックスとドジャースはともにワイルドカードゲームを勝ち上がると、地区シリーズでは第1シードの同地区ライバルも倒して次のステージへ。勢いを加速させて敵地に乗り込みます。

また短期決戦で問われるものと言えば、監督の手腕。
残った4チームの中で、監督としての勝利数（レギュラーシーズン）が最も多いのは、アストロズの72歳 ダスティ・ベイカー監督の通算1987勝。
これはドジャースのデーブ・ロバーツ監督（542勝）、ブレーブスのブライアン・スニッカー監督（441勝）、レッドソックスのアレックス・コーラ監督（284勝）の勝利数を合計しても遠く及ばない数字です。

しかしベイカー監督(アストロズ) は今季も含めて監督として24シーズン。ポストシーズンにチームを導いたのは今季で11度目ですが、リーグ制覇は02年の1度だけ。監督として世界一の美酒を味わったことがなく「ポストシーズンに弱い」というレッテルが染みついており、はたしてこれを覆すことができるか!?

　そして、日本人選手として唯一ポストシーズンに進出している澤村拓一（レッドソックス）がワイルドカード・ゲーム（対ヤンキース）と地区シリーズ（対レイズ）ではロースターから外れ、タクシー・スクワッド（予備登録選手：最大9名）に名を連ねていましたが、アストロズと対戦するリーグ優勝決定シリーズで初めてロースター26名に登録されており、勝利に貢献するピッチングなるか。こちらも注目されます!!

　来年春のセンバツ切符をつかむために重要な参考資料となる秋季高校野球地区大会。
ここでは全国のトップを切って開催された北海道地区の結果、各地区の日程／進捗状況に注目していきます。

尚、来春センバツ高校野球の日程は、2022年3月18日(金)〜3月30日(水)までの13日間の期間で開催予定。
◆出場校は32校(例年通り)。
出場枠は、北海道=1、東北=2、関東・東京=6[関東4・東京1・比較1]、東海=2、
北信越=2、近畿=6、中国・四国=5[中国2・四国2・比較1]、九州=4、
21世紀枠=3[東1・西1・地域限定なし1]、明治神宮大会枠=1　となります。

まずは、昨日時点での大会結果ならびに日程・進捗を以下にまとめました。


続いて結果・進捗状況です。

◆　北海道地区　終了　
10月12日(火) 決勝戦
クラーク記念国際 3 - 1 旭川実

クラーク｜100｜001｜100｜=3
旭川実業｜000｜001｜000｜=1

☆全国で最も早い地区大会の決勝戦は、クラーク記念国際が3-1で旭川実業に勝利し初優勝！センバツの北海道出場枠は「1」となり、来春センバツ出場が有力となりました。

〇初優勝を決めて、マウンドに駆け寄るクラークナイン。

【試合経過】
先発はクラークが背番号3の辻田旭輝、旭川実はエース佐々木聖和。1回表、クラークは4番麻原草太(1年)のタイムリーで1点を先制。3回裏、旭川実業は2死1・2塁のチャンスから2番弓削がセンター前に安打を放つも、クラークのセンター新岡真輝の好返球で得点を許さず。
6回表、クラークは2番金原が安打、4番麻原が安打＆盗塁、5番山中が四球で1死満塁のチャンスを作ると、6番越智飛王の犠牲フライで1点を追加し、2-0。
6回裏、旭川実は2番弓削・3番柏原が連打で出塁すると、4番河内主将がタイムリーを放ち1点を返す。
ここでクラークはエース山中麟翔に交代し、後続を断つ。7回表、クラークは9番新岡真輝(兄)が安打で出塁すると、1番白取太郎主将のタイムリーで1点を追加し、3-1。7回裏、旭川実業は7番五十嵐と9番川田の安打で1死1・3塁のチャンスを作るも、クラークの山中が得点を与えず。9回表、旭川実はエース佐々木から背番号10の五十嵐に交代。9回裏、2点を追う旭川実は、先頭の6番伊林が四球を選び出塁。ここでクラークはエース山中から先発の辻田に交代(再登板)。7番五十嵐、8番鈴木、9番川田を抑えてゲームセットとなりました。


◆　東京地区　開催中

〇一次予選を勝ち上がった60校が出場し、現在2回戦の途中まで進行。

【3回戦の日程／組合せ】
・10月23日(土)
明大中野八王子vs狛江　　 二松学舎vs安田学園
修徳vs佼成学園　　　　　 城東vs関東一

・10月24日(日)
(日大三–駿台学園) vs (国士舘–八王子)
(小山台–東大和南) vs (駒場学園–帝京)
堀越 vs東海大菅生
(国学院久我山–共栄学園) vs (日野台–上野学園)

・以降10月30日(土) 準々決勝の予定となっています。
※注　上表の東京地区日程は、ずれ込み変更されています。

　現在このような状況ですが、これから開催される他の地区もほぼ大会出場校が決まっています。
そんな中、今夏甲子園優勝校・智辯和歌山は県大会準決勝で、和歌山東に敗れ、ほかにも今夏甲子園に出場したチームでは横浜、愛工大名電、広島新庄、専大松戸、日大山形、倉敷商なども県大会で姿を消してセンバツ出場が絶たれています。

以上　今月、来月とセンバツ切符をつかむ厳しい戦いは全国で繰り広げられますが今後も大会を注視し、掲載していきます!!

　日本プロ野球の2021年「ドラフト会議」が11日開催され、12球団から育成を含めて128選手が指名されました。
そんな中、ここでは12球団の栄えあるドラフト１位指名選手、球団別指名選手を統括していきたいと思います。

まずは1位指名選手からみていきますが、ドラフト前に指名公表をしていた球団は、西武とソフトバンクの2球団と予想難解のドラフトで、各球団がサプライズともいえる指名を連発。単独指名は6球団となりました。

　★　2021.10.11 ドラフト会議　各球団１位指名選手!!

【オリックス】東北福祉大・椋木 蓮 (ムクノキ レン) 投手　
　　　　　　　　　　　　　右投右打　22歳
故障で投げられない時期もあったものの、3年秋にリーグ戦復帰。スカウト勢は短いイニングでの適性を高く評価する最速154キロ右腕。

【ヤクルト】法大・山下 輝 (ヤマシタ ヒカル) 投手　
　　　　　　　　　左投左打　22歳
法政大では手術を乗り越えて3年春に復帰し、自己最速を更新する151キロをマーク。右打者に対してクロス気味に入る真っすぐや、左打者へのスライダーの精度が高い。

※入札では西日本工大・隅田知一郎投手を外し2回目の入札で確定。

【ロッテ】市立和歌山高・松川 虎生 (マツカワ コウ) 捕手　
　　　　　　　　　　　　右投右打　17歳
高校通算43本塁打。打撃が魅力の捕手であり、「紀州のドカベン」の異名も。虎生の名は阪神Vの年に生まれたことに由来する。　

【阪神】高知高・森木 大智 (モリキ ダイチ) 投手　
　　　　　　　　右投右打　18歳
最速154キロのストレート、多彩な変化球は世代屈指の本格派として高い評価を受ける。

※入札では市立和歌山・小園健太投手を外し2回目の入札で確定。

【楽天】昌平高・吉野 創士 (ヨシノ ソウシ) 外野手　
　　　　　　　　右投右打　17歳　
50m走6秒1、天性のリストワークで高校通算56弾の強打、軽快な外野守備と走攻守三拍子そろった外野手。

【巨人】関西国際大・翁田 大勢 (オウタ タイセイ) 投手　
　　　　　　　　　　右投右打　22歳
最速152キロで、変化球はフォーク、スライダー、シンカーの3種類を持つ未完の大器。　

※入札では西日本工大・隅田知一郎投手を外し2回目の入札で確定。

【ソフトバンク】明桜高・風間 球打 (カザマ キュウタ) 投手　
　　　　　　　　　　　　右投左打　18歳
　右上手から真っ向投げ下ろすストレートは、世代最速となる157キロを記録する将来有望な右腕。　

　【広島】関西学院大・黒原 拓未 (クロハラ タクミ) 投手　
　　　　　　　　　　　左投左打　21歳
上背(173�p)はないものの最速151キロの速球を軸に、緩急を駆使して打者を打ち取るスタイルが身上。

※入札では西日本工大・隅田知一郎投手→法大・山下輝投手を外し3回目の入札で確定。

【西武】西日本工大・隅田 知一郎 (スミダ チヒロ) 投手　
　　　　　　　　　　左投左打　22歳
打者の手元で伸びる真っすぐに加え、多彩な変化球でカウントが取れる実戦派サウスポー。

【中日】上武大・ブライト健太 (ブライト ケンタ) 外野手　
　　　　　　　　右投右打　22歳
リストを柔らかく使い、持ち前のフルスイングで飛距離を稼ぐ。50メートル走5秒8の脚力も武器。

【日本ハム】天理高・達 孝太 (タツ コウタ) 投手　
　　　　　　　　　　右投右打　17歳
193センチの長身細身ながらもその体を十分に生かし、長い腕をしならせて投じられるボールは伸びが抜群で伸びしろも十分。

【ＤｅＮＡ】市立和歌山高・小園 健太 (コゾノ ケンタ) 投手　
　　　　　　　　　　　　　右投右打　18歳
最速152キロのストレートだけでなく、多彩な変化球も駆使して打者を打ち取る。高校生離れしたピッチングのうまさは高い評価を得る。


〇　競合したのは高校生右腕、市和歌山・小園健太投手に2球団(阪神・DeNA)。競合の末、DeNAが1位で交渉権を獲得。
また西日本工大・隅田知一郎投手は今ドラフト最多の4球団が競合の末、西武が1位で交渉権を獲得。

単独指名は6球団となり、日本ハムは潜在能力が魅力で長身右腕の天理・達孝太投手、楽天は長距離砲として期待される昌平・吉野創士外野手、ロッテは市和歌山・松川虎生捕手、オリックスは本格派右腕の椋木蓮投手を指名。中日は最有力視されていた強打の上武大・ブライト健太外野手、ソフトバンクは公表通り最速157キロ右腕のノースアジア大明桜・風間球打投手の、それぞれ指名に成功しました。

☆　12球団ドラフト指名選手一覧は こちらから

続いてドラフト総括です。

【セ・リーグ】
【ヤクルト】
外れ１位で法大の山下輝投手の交渉権を獲得。「左投手、即戦力を狙っていた。2回目にはなったけど、山下君を指名できてよかったです」と高津監督。投手力強化へ、最速156キロの剛速球が光る日本通運・柴田も３位で指名。
２位では俊足巧打が光る明大・丸山。４、５位は高校生で将来性も見据え、高津監督も「一巡目のくじを当てられなかったんですけど、そのあとの左ピッチャーであったり野手であったり高校生の内野手、ピッチャー、すごくバランス良く指名できたと思います」と振り返っています。

【阪神】
外れ１位で高知・森木の交渉権を獲得できたことで２、３、５位では大学・社会人の3投手を指名。６位の日立製作所・豊田は補強ポイントだった強打が光る右打ちの外野手。４位では甲子園でも活躍した左の長距離砲の智弁学園・前川、７位は京都国際・中川も将来性豊な強肩捕手。
来季も見据えた補強となり、矢野監督は「いいドラフトができた」と満足げ。「森木が残っていた流れからトータル、左補強できてとか、岡留も取れてか全体的な流れが良かった」と総括。

【巨人】
先発の駒不足に泣いた今季。弱点解消へ、7選手のうち6選手が投手となりました。
外れ１位は右でナンバーワン評価をしていたという関西国際大・翁田を指名。２位でＪＲ東日本・山田、３位も日大・赤星と即戦力で戦力アップを図り、今春センバツ優勝投手の東海大相模・石田、明徳義塾・代木、広島新庄・花田の将来性豊かな投手も3選手指名。５位指名の法大・岡田はチームに不足する左のスラッガー。原監督は「90点以上ですね。上位指名はもちろん、４、５、６、７位も非常に魅力ある選手。よくぞこういう素晴らしい選手が残ってくれた」とうなずいます。

【広島】
ドラフト１位で関西学院大・黒原、２位で三菱重工Ｗｅｓｔ森の左腕２投手、３位では補強ポイントの右打ち外野手、トヨタ自動車・中村を指名。４位で左のスラッガー愛工大名電・田村を挟み、５、６位も社会人2選手を指名するなど即戦力へのこだわりがみえました。佐々岡監督は「左の即戦力として黒原君も評価していた。即戦力と完成度もしっかりできている」とコメント。

【中日】
12球団ワーストの得点力不足解消へ、１位でブライト健太、２位で駒大・鵜飼、６位で大阪商業大・福元と強打の外野手をトリプル獲り。メッセージ性の強いドラフトとなった。
大野雄に続く存在としての期待をこめ、独立リーグの155キロ左腕、九州ＡＬ熊本・石森を３位指名。毎年こだわる地元枠で豊橋中央・星野を５位指名しました。

【ＤｅＮＡ】
ドラフト１位で高校生ナンバーワン投手の呼び声があった市和歌山・小園の交渉権を獲得。５位でも甲子園で活躍した専大松戸・深沢を指名して将来を見据えています。三浦監督は小園について「高校生の中でも飛び抜けている。スカウトの中でも一番評価が高かった。もっとすごい選手になるのが楽しみ」と満足げ。
　一方で今季は12球団唯一のチーム防御率4点台と苦しんだことから、２位で早大・徳山、４位で法大・三浦の先発型右腕も指名。５位では左の強打者、神奈川大・梶原。三原代表は２位指名した早大・徳山は「大学生の投手の中で１番の評価」と明かし、野手についても「内、外野、うちの中では評価の高い選手でバランスのいい獲得」と話しています。


【パ・リーグ】
【オリックス】
１位で東北福祉大・椋木を単独指名。補強ポイントであるリリーフでの起用も見据えた補強となりました。さらに二遊間強化へ巧みなバットコントロールが光る関大・野口を２位指名。３位では強肩捕手の国学院大・福永、４位も慶大・渡部、６位はセガサミーの右腕・横山と即戦力重視のドラフトとなり、高校生は５位の大阪桐蔭・池田だけとなりました。

【ロッテ】
井口監督が「チームの一番の補強ポイントだった」と振り返ったドラフトは、大方の予想を覆して１位で市和歌山・松川捕手を指名。「将来必ずマリーンズそして日本を代表する捕手になる」と太鼓判を押しました。
２位で右のパワーヒッター国士舘大・池田、３位で三菱自動車倉敷の本格派右腕・広畑を指名できたことも大きいところです。

【楽天】
独自路線を貫くドラフトとなりました。１位で長距離砲として期待される昌平・吉野を単独で指名。２位は愛知大の捕手・安田、３位は三島南の外野手・前田と、全国的には無名の選手の指名が相次ぎました。
　石井ＧＭは「名前がすごく分かる方が想像しやすいのかもしれないですけど、スカウトの皆さんはコロナ禍で大変な中でも、選手を担当地区で見てくれている」と説明。５位以下では大学・社会人の３投手を指名し、選手層を厚くしています。

【ソフトバンク】
１位は公表していた明桜・風間で単独指名に成功。２位は大学生ナンバーワン外野手の呼び声が高い慶大・正木を指名。
今季は投手陣の故障に苦しんだことから、４、５位では即戦力投手も指名。王会長は「望んでいた通り風間君の交渉権が獲れて、その後の指名も狙い通り。今年は久々に満点と言える結果になったんじゃないか」と振り返っています。

【西武】
4球団の競合を制し、１位で西日本工大・隅田の交渉権を獲得。２位でも筑波大・佐藤と即戦力左腕のダブル獲りに成功。森に続く捕手として中大・古賀を３位指名。４、５位では素材型の高校生投手、６位では大型遊撃手の白鴎大・中山とチームの補強ポイントを的確に埋めています。

【日本ハム】
最も多い9選手を指名(育成除く)。将来性を重視したドラフトとなりました。１位で長身右腕の天理・達、２位で強打が売りの千葉学芸・有園を指名。４位でも左のスラッガー岐阜第一・阪口、５位でも中京大中京・畔柳、７位で大阪桐蔭の大型左腕・松浦の交渉権を獲得。
ＪＲ四国・水野は俊足巧打が光る遊撃手。下位は即戦力での起用も見据えて大学社会人選手を指名しています。


　以上　ドラフト会議が終了し、12球団から育成を含めて128選手が指名されました。
その成果が分かるのは来季以降となりますが、それぞれ、各球団の狙いが見える指名となる中、選ばれし金の卵たちはどのような成長曲線を描いていくのか今後が非常に楽しみです!!

　目前に迫った10.11 運命の日本プロ野球ドラフト会議。
ここでは昨日時点での12球団ドラフト1位指名予想選手、補強ポイント、さらに2010年から2020年までの11年間で入札方式の1位指名で競合した時の成績(クジ運)に注目していきます!!

★　2021プロ野球ドラフト会議
　　各球団1位指名予想選手!!
　　　　　　補強ポイント／クジ勝率

◆　セ・リーグ

【ヤクルト】
●　補強ポイント
　即戦力左腕、外野手

●　1位指名予想選手
　隅田 知一郎　投手　西日本工業大　左投左打　22歳
打者の手元で伸びる真っすぐに加え、多彩な変化球でカウントが取れる実戦派サウスポー。

　佐藤 隼輔　投手　筑波大　左投左打　21歳
最速151キロの速球に、内外角に投げ分ける制球力にも長けている。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　16戦　4勝　勝率.250


【阪神】
●　補強ポイント
　将来の主戦投手、即戦力左腕

●　1位指名予想選手
　森木 大智　投手　高知高　右投右打　18歳
最速154キロのストレート、多彩な変化球は世代屈指の本格派として高い評価を受ける。

　小園 健太　投手　市和歌山高　右投右打　18歳
最速152キロのストレートだけでなく、多彩な変化球も駆使して打者を打ち取る。高校生離れしたピッチングのうまさは高い評価を得る。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　15戦　5勝　勝率.333


【巨人】
●　補強ポイント
　即戦力投手と将来性のある投手

●　1位指名予想選手
　小園 健太　投手　市和歌山高　右投右打　18歳
最速152キロのストレートだけでなく、多彩な変化球も駆使して打者を打ち取る。高校生離れしたピッチングのうまさは高い評価を得る。

　廣畑 敦也　投手　三菱自動車倉敷オーシャンズ　右投右打　23歳
スピンの利いた直球で空振りが取れ、テンポの良さも評価される社会人ナンバーワン右腕。

　隅田 知一郎　投手　西日本工業大　左投左打　22歳
打者の手元で伸びる真っすぐに加え、多彩な変化球でカウントが取れる実戦派サウスポー。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　12戦　1勝　勝率.083



【中日】
●　補強ポイント
　即戦力野手

●　1位指名予想選手
　正木 智也　外野手　慶応大　右投右打　21歳
4年春終了時点で10本塁打を誇る右のスラッガー。リストが強く、ヘッドを利かせた打撃で長打力が魅力。

　鵜飼 航丞　外野手　駒沢大　右投右打　22歳
長打力が最大の持ち味。大学では3年秋、4年春と2季連続で3本塁打を記録。大柄ながら俊足も武器。

　ブライト 健太　外野手　上武大　右投右打　22歳
リストを柔らかく使い、持ち前のフルスイングで飛距離を稼ぐ。50メートル走5秒8の脚力も武器。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　8戦　5勝　勝率.625



【広島】
●　補強ポイント
　投打ともに戦力の底上げ

●　1位指名予想選手
　森木 大智　投手　高知高　右投右打　18歳
最速154キロのストレート、多彩な変化球は世代屈指の本格派として高い評価を受ける。

　小園 健太　投手　市和歌山高　右投右打　18歳
最速152キロのストレートだけでなく、多彩な変化球も駆使して打者を打ち取る。高校生離れしたピッチングのうまさは高い評価を得る。

　風間 球打　投手　明桜高　右投左打　17歳
右上手から真っ向投げ下ろすストレートは、世代最速となる157キロを記録する将来有望な右腕。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　9戦　3勝　勝率.333


【DeNA】
●　補強ポイント
　即戦力投手

●　1位指名予想選手
　隅田 知一郎　投手　西日本工業大　左投左打　22歳
打者の手元で伸びる真っすぐに加え、多彩な変化球でカウントが取れる実戦派サウスポー。

　佐藤 隼輔　投手　筑波大　左投左打　21歳
最速151キロの速球に、内外角に投げ分ける制球力にも長けている。

　椋木 蓮　投手　東北福祉大　右投右打　22歳
故障で投げられない時期もあったものの、3年秋にリーグ戦復帰。スカウト勢は短いイニングでの適性を高く評価する最速154キロ右腕。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　12戦　3勝　勝率.250




◆　パ・リーグ

【オリックス】
●　補強ポイント
抑え投手、俊足巧打野手

●　1位指名予想選手
　小園 健太　投手　市和歌山高　右投右打　18歳
最速152キロのストレートだけでなく、多彩な変化球も駆使して打者を打ち取る。高校生離れしたピッチングのうまさは高い評価を得る。

　正木 智也　外野手　慶応大　右投右打　21歳
4年春終了時点で10本塁打を誇る右のスラッガー。リストが強く、ヘッドを利かせた打撃で長打力が魅力。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　11戦　1勝　勝率.090



【ロッテ】
●　補強ポイント
　即戦力投手と将来性のある投手

●　1位指名予想選手
　隅田 知一郎　投手　西日本工業大　左投左打　22歳
打者の手元で伸びる真っすぐに加え、多彩な変化球でカウントが取れる実戦派サウスポー。

　佐藤 隼輔　投手　筑波大　左投左打　21歳
最速151キロの速球に、内外角に投げ分ける制球力にも長けている。


　小園 健太　投手　市和歌山高　右投右打　18歳
最速152キロのストレートだけでなく、多彩な変化球も駆使して打者を打ち取る。高校生離れしたピッチングのうまさは高い評価を得る。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　15戦　10勝　勝率.666　2010年から昨年までの間、12球団トップのクジ運!!


【楽天】
●　補強ポイント
主戦投手、右の大砲

●　1位指名予想選手
　風間 球打　投手　明桜高　右投左打　17歳
右上手から真っ向投げ下ろすストレートは、世代最速となる157キロを記録する将来有望な右腕。

　小園 健太　投手　市和歌山高　右投右打　18歳
最速152キロのストレートだけでなく、多彩な変化球も駆使して打者を打ち取る。高校生離れしたピッチングのうまさは高い評価を得る。

　正木 智也　外野手　慶応大　右投右打　21歳
4年春終了時点で10本塁打を誇る右のスラッガー。リストが強く、ヘッドを利かせた打撃で長打力が魅力。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　13戦　6勝　勝率.461



【ソフトバンク】
●　補強ポイント
将来見据えた投手、即戦力野手

●　1位指名予想選手
　隅田 知一郎　投手　西日本工業大　左投左打　22歳
打者の手元で伸びる真っすぐに加え、多彩な変化球でカウントが取れる実戦派サウスポー。

　小園 健太　投手　市和歌山高　右投右打　18歳
最速152キロのストレートだけでなく、多彩な変化球も駆使して打者を打ち取る。高校生離れしたピッチングのうまさは高い評価を得る。


☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　13戦　3勝　勝率.230



【西武】
●　補強ポイント
　左腕投手

●　1位指名選手
　隅田 知一郎　投手　西日本工業大　左投左打　22歳
打者の手元で伸びる真っすぐに加え、多彩な変化球でカウントが取れる実戦派サウスポー。

西武は8日、編成会議を行い、ドラフト会議で西日本工大・隅田知一郎（ちひろ）投手を１位指名すると公表。１位指名選手を公表するのは2019年の佐々木朗希（ロッテ）以来2年ぶり。12球団最速での公表となりました。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　7戦　3勝　勝率.428



【日本ハム】
●　補強ポイント
投手軸に捕手、二遊間

●　1位指名予想選手
　風間 球打　投手　明桜高　右投左打　17歳
右上手から真っ向投げ下ろすストレートは、世代最速となる157キロを記録する将来有望な右腕。

　小園 健太　投手　市和歌山高　右投右打　18歳
最速152キロのストレートだけでなく、多彩な変化球も駆使して打者を打ち取る。高校生離れしたピッチングのうまさは高い評価を得る。

　隅田 知一郎　投手　西日本工業大　左投左打　22歳
打者の手元で伸びる真っすぐに加え、多彩な変化球でカウントが取れる実戦派サウスポー。

　廣畑 敦也　投手　三菱自動車倉敷オーシャンズ　右投右打　23歳
スピンの利いた直球で空振りが取れ、テンポの良さも評価される社会人ナンバーワン右腕。

☆　ドラフト　入札方式の1位指名で競合した時の成績 (2010〜2020年)
　　14戦　5勝　勝率.357

さあ はたして小園健太（市和歌山高）、森木大智（高知高）、ドラフト当日に18歳の誕生日を向かえる風間球打 (明桜高) の高校ＢＩＧ3や、1位指名競合必至の隅田 知一郎 (西日本工業大)を射止める球団はどこになるのか!?
各球団のドラフト戦略は11日のドラフト当日まで続きます!!

　10月11日に開かれるドラフト会議がいよいよ迫ってきました。
ここではプロ入り即戦力が期待される社会人・独立リーグのドラフト候補選手を見ていきたいと思います。
またその中でも1巡目から2巡目以内で指名される選手もピックアップしています。

★　2021ドラフト会議　社会人・独立リーグのドラフト候補選手!!


◆　広畑 敦也　( ヒロハタ アツヤ)
投手　最速154キロ
所属　三菱自動車倉敷オーシャンズ
生年月日　1997年12月3日
身長177cm体重75kg
経歴　玉野光南高−帝京大−三菱自動車倉敷オーシャンズ
投打　右投右打

スピンの利いた直球で空振りが取れ、テンポの良さも評価される社会人ナンバーワン右腕。スタミナは豊富で、どの球種でもカウントが取れるのも強み。1巡目指名が確実視されています。



◆　山田 龍聖　(ヤマダ リュウセイ)
投手　最速148キロ
所属　JR東日本
生年月日　2000年9月7日
身長182cm体重80kg
経歴　高岡商高−JR東日本
投打　左投左打

鋭い腕の振りから140キロ後半の速球を投げ込む本格派左腕。高校時代はU-18日本代表を経験。ドラフトでは2巡目以内での指名が予想されます。



◆　森 翔平　(モリ ショウヘイ)
投手　最速149キロ
所属　三菱重工West
生年月日　1998年1月1日
身長177cm体重80kg
経歴　鳥取商高−関西大−三菱重工West
投打　左投左打

制球力に課題があるとされており、実戦で修正する必要があるものの、長いイニングを投げることができ、総合力の高い左腕としてスカウトの評価は高く、ドラフトでは3巡目以内での指名が予想されます。




以上　投手でドラフト上位に入る目玉選手がいるなかで、野手陣はやや見劣りするものの、大柄ながら軽快なフットワークから強肩を見せる守備が持ち味の中川 智裕(セガサミー)。力強いスイングから鋭い打球を飛ばす右の強打者 檜村 篤史(ホンダ)。上背はないもののパワーのある打撃が魅力の 水野 達稀(JR四国)。

外野手では、パンチ力と俊足が持ち味の 火ノ浦 明正(NTT東日本)。 打撃ではミート力、バットコントロールに遠投125メートルの強肩、俊足も武器とする藤井 健平(NTT西日本)。俊足、広角に打ち分ける打撃に広い守備範囲を誇る舩曳 海(日本新薬) らの3巡目以下での指名もありそうです。

また今年の社会人ルーキーでいえば阪神のドラフト6位・中野 拓夢 内野手(三菱自動車岡崎 出身) のようにレギュラーに定着し、打率.274 リーグトップの26盗塁をマークするなど熾烈な首位争いをする阪神の貴重な戦力となる選手も現れるなど、
ドラフト指名されれば順位に関わらず、皆が横一線でスタートを切ることになり、各チームのドラフト戦略、スカウトの眼力も加えてどのような指名となるのか注目されます!!

　2021年のメジャーリーグは数時間前にレギュラーシーズン162試合制が終了しました。
本塁打王の期待がかかるエンゼルスの大谷翔平選手は最終マリナーズ戦で先頭打者弾となる46号を放つも惜しくもトップのペレス（ロイヤルズ）とゲレロJr.（ブルージェイズ）に2本及ばず本塁打王は逃したものの、シーズン100打点到達。100安打、100得点、100投球回、100奪三振を加え、メジャー史上初となる投打混合5部門での「クインティプル100」を達成し、偉業尽くめの2021年シーズンが幕を閉じましたが、
ここではこれからはじまるポストシーズン進出チームが決定しましたのでそこに注目します。

まずはレギュラーシーズン全日程終了の順位表から。


ブルー表示がポストシーズン進出を決めたチームです。

〜熾烈な争いが決着〜
最終戦までもつれたア・リーグのワイルドカード(WC) 争いは、ヤンキースがレイズに1−0でサヨナラ勝ち。レッドソックスはナショナルズに7−5で逆転勝利し、WC進出の可能性を残していたブルージェイズとマリナーズはわずかに及びませんでした。
92勝70敗で並んだヤンキースとレッドソックスは、5日（日本時間午前9時8分）に直接対決で勝率上位のレッドソックスの本拠地フェンウェイパークでWCゲームが行われます。

またナ・リーグ西地区では、2012年以来9年ぶりの地区優勝に向けて優勝マジックを1としていたジャイアンツが、パドレスとのレギュラーシーズン最終戦に11−4で大勝。球団史上最多となるシーズン107勝目をマークし、自力で地区優勝を決め、ドジャースとの争いに決着をつけました。

これらによりポストシーズンの組み合わせは以下のように決定しました。息をつく間もなく開幕するポストシーズンですが、日程は10月5日のア・リーグのワイルドカードゲームからスタート。
10月6日にナ・リーグのワイルドカードゲームが行われ、地区シリーズはア・リーグが同7日、ナ・リーグが8日から開始。
15日からはア・リーグ優勝決定シリーズ、16日からはナ・リーグ優勝決定シリーズが始まり、
ワールドシリーズは26日から最長で11月3日までの予定となっています

　さあ はたして約一ヵ月に及ぶ長丁場を制して30球団の頂点に立つのはどこになるのか!?
なお、日本人選手のポストシーズンに進出する選手は、レッドソックスの澤村拓一投手ただ一人となっています。