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2020年09月22日

水槽の魚たち

自宅の水槽の川魚が一匹になって厳しくなるので、釣り好きの中3のI君にお願いしたら、N君と一緒にこの連休に何十匹も捕ってきてくれた。

小さいのでよく判別できないが、カワムツやらウグイであろうと思われる。
私の家の裏には川があり、そこにはたくさんの釣り客がやってくる。

すでに渓流魚の禁漁期間になったが、今でも朝夕にはバス釣りとおぼしき彼らが竿を垂らす。

選集I君は、「何匹くらい欲しいんですか?」、と訪ねてきたので、「十数匹は居ないと、水槽が淋しい…」、と答えたところが、私が野球部の練習を見ている間に、川で釣ったり、すくったりして、自宅に戻ると、水槽は魚でいっぱいになっていた。

なかなか壮観である。
しかも、美しい。
ライトアップすると、何だかわくわくする…。

5センチにも満たない、小魚だが、元気よく水槽を泳ぎ回っている。

「人間の癒やしになれば、彼らも仕事をしたことにもなろう…。」
私は、魚たちを捕まえて、水槽で飼っていることを正当化する。

「丹澤先生、すごいもの捕ってきましたよ。見て下さい。」
Tシャツを即席の袋に変形したその中には、20センチほどの鮎が一匹。
「弱って居たので、手で捕ってきちゃいました。」
と、N君。
おそらく落ち鮎と思われる

「焼いて食べましょう。」
とI君。

早速、我が家のガスコンロのグリルで鮎を焼く。
私も一口食べたが、美味だった。

この地には、こんな自然の恵みがある。
本来捕ってきてはいけないのだろうが、そのまま命尽きるくらいなら、人の心を癒やす方がよかろう。

人はあの世から生まれ変わって、この世で生き、またあの世に帰って行くという。
この世は修行の場だから、不自由な世界。
あたかも、水槽の中を生きているようだと言う。

水槽を見ながら、「神様は、そんな気持ちで、私たち人間を見ているのだろうか…」、と思う…。

魚たちを大切に育てよう。
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