相手にとっての当たり前であるとは限らない、という意味で
自分は日本人であるというアイデンティティがあることで
そこに世界から見たときに、偏った思い込みを生み出している可能性もあります。
自分という存在が他者の視点を通して
その存在が浮かび上がってくるように
普段から意識することの少ない日本人であることに対しての視点も疑ってみる。
そのあり方を見つめ直してみることが
個人としての固定概念を見つめ直すことに繋がることもあります。
世界でバカにされる日本人(谷本真由美氏)の書籍の中では
日本人として当たり前であると感じていることを
外からみると必ずしもそうではなく
逆に違った見方をしていることを説いています。
著書の中で、どうしたところに問題意識を
持たせていく必要があるのか、について
以下の5点でまとめられています。
@本質をみる(ムダなことや必要のないことを疑う)
A所属先にこだわらない(肩書きの発言を鵜呑みにしていないか)
B他人と自分は違うと心得る(相手も同じように考えているとは限らない)
C自信を持って行動する(謙遜が良いこととは限らない)
D感性を磨く(感性に訴えかけることがこれからの時代では大切)
行動や習慣を見つめ直していく際にも
これまでに当たり前だと思っていることだからこそ
そこに疑問として浮かび上がってくることはありません。
そうした意味でも
世界の目という視点から見ることによって
そこで違った見方をしている人がいることを意識することから
これまでの当たり前に疑問を持てるところもあるのではないでしょうか?
日本人という総論の中にも
そこに個人としての問題点が見えてくるかもしれません。
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