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僕のシェイキーに何か

 Shakin' StevensのCDリリースに異変が起こっています。

 アマゾンUSのオン・デマンド商品(?)として、3種類のCDが発売されました。
 内容は、ソロ独立前のSunsets時代の音源を使用したもので、一応タイトルこそ違いますが、ジャケット写真は3種とも同じという安易なつくりになっています。
 また、どうもCD-Rのようです。
 MP3アルバムでパッケージされるようなものを、ディスクに焼いてリリースしたという感じです。

  
Rock Masters
Shakin' Stevens and the Sunsets

1. Jungle Rock (76' Single Only?) 
2. Monkey's Uncle (7)
3. Tear It Up (7)
4. Silver Wings (?)
5. Ready Teddy (7) 
6. Story Of The Rockers (?)
7. Justine (?)
8. Frantic (7)
9. My Baby Died (7)
10. You Mostest Girl (6)
11. Reet Petite (6)
12. Girl In Red (76' Single Only?)
13. Sweet Little Sixteen (83' Single Only?)
14. Rock Around With Ollie Vee (6)(8)
15. Sugaree (82' Single Only?)
16. Tiger (?)
17. Lonesome Town (1)
 
 実は他にもいろいろとややこしいことになっています。

 2月発売予定だった新作、Rockin' The Bluesは、発売された形跡がないまま、いつのまにか在庫なし扱いになりました。
 シェイキーの母国のアマゾンUKでは、ラインナップから抹消され、痕跡さえなくなっています。
 この新作は、シェイキーのオフィシャル・サイトでは発売の告知さえされていませんでした。

 さらに、英ソニーから、内容不明のアルバム4種が今月発売予定となっていましたが、このうち3種が、これまた発売を直前にして入手不可扱いになり、現在1種のみ予約受付中となっていますが、これも発売されるかどうか怪しいものだと思います。

 これらは、中身が全く明らかになっていず、発売されるとしても、新作ではなく、Epic時代の音源の編集盤である可能性が高いのではないか、と私は考えています。

 こちらの4種も、オフィシャル・サイトでは全く触れられていません。
 ちなみに、幻の3種と残る1種のタイトルは、次のとおりです。

・Country Blues
・Rocking Rhythm
・Rockin' With Country
・Red Hot And Rockin' (このタイトルのみ予約受付中、3月29日発売予定)

 さて、本アルバムです。
 本アルバムは、同時発売された3種のタイトルのうちの1枚です。
 その3枚のタイトルは次のとおりです。

・Rock Masters (本作)
・Rock Masters : I Rocked
・Rock Masters : Hop, Rock & Bop

 いずれも、Shakin' Stevens and the Sunsets名義の録音であり、既存の音源からの企画盤だと思います。
 Sunsetsのオリジナル・アルバムは、Wikiによれば、次の6枚となっています。

(1) A Legend (70)
(2) I'm No J.D. (71)
(3) Rockin'And Shakin' (72)
(4) Shakin' Stevens & Sunsets (75)
(5) Manhattan Melodrama (75)
(6) C'mon Memphis (77)

 しかし、同内容のジャケ違いやタイトル変更ものなどが散発的にリイシューされているのではないかと思われ、現物に当たらなければ分かりにくい状況です。 
 私の知るだけでも、"Tiger"、"Outrow Man"、"Sugaree"といったタイトルで出された編集盤が存在するようです。

 私は、1stのA Legend、5thのManhattan Melodramaはアナログ中古盤で、2ndのI'm No J.D.と3rdのRockin'And Shakin'は、リイシューCD(新品は早くも入手困難)で手に入れました。

 残るは、4thのShakin' Stevens & Sunsetsと6thのC'mon Memphisということになります。
 このうち、特にアーティスト名とセイム・タイトルの4thは、内容を紹介していないオンライン・ショップでは、それらしい中古盤の出品があっても購入しにくい状況です。
 
 今回CD化された3枚は、私が所有している4枚とは収録曲のダブリがほとんどなく、不思議な感じがしています。
 まるで、私が所有していない曲から選曲してくれたかのようだからです。
 普通に考えますと、残る2枚から3枚のCDを編むのは、収録曲が不足しているように思えますが、実は次のEPがあります。

(7) Frantic (75) 5曲入り
(8) Sexy Ways (76) 4曲入り、C'mon Memphisと2曲重複。

 今回私は、分かる範囲で本CD収録曲を整理してみました。
 各曲名の最後にカッコ書きで加えた数字が、それぞれLP、EPの収録曲になります。

 その答えは、EPの"Frantic"から全5曲、6thの"C'mon Memphis"から3曲、1stの"A Legend"から1曲、そして、初出アルバム不明が8曲という、意外な結果となりました。

 不明分については、未知のオリジナル・アルバムが他にあるのか、あるいは、先にあげた編集盤に初出曲が収録されているのか、一層関心が増すことになりました。

 今回、個別の中身に触れませんでしたが、全体的に音が薄く、ガレージっぽいサウンドだと感じました。
 有名曲のカバーが大半ですが、オリジナルと思われるものは、チャック・ベリーや、リトル・リチャードが元ネタだと思われるものが多いです。

 例えば、Monkey's Uncle、Story Of The Rockersは、ベリー・スタイルの曲で、後者などはSweet Little Sixteenそっくりなつくりです。
 また、Franticは、ベリーと・リチャード・タイプの中間のようなワイルドなピアノ・ロックンロールです。
 この曲は、原曲があるかも知れませんね。
 You Mostest Girlは、エルヴィスのBaby I Don't Careを連想させる、ポップで調子のいい佳曲です。

 そして、ジョニー・バーネット・トリオのロカビリー・クラシック、Tear It Upは、後に90年のソロ作、Rock'n'Rollで再演しています。

 もし、現在のモチベーションが持続するようなら、ほかの2種のCD-Rアルバムについても、近いうちに取り上げたいと思います。


Reet Petiteです。




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