2012年12月07日
マウスのチャタリング修理を色々試してみました
チャタリングの修理を色々試してみました
マウスをシングルクリックしたにもかかわらず
ダブルクリックの動作になってしまうことがあります。
これを「チャタリング」と言います。
今までとても使い心地が良く愛用していたマイクロソフトマウス(Intelli Mouse Optical 1.1A)が、
2個ともチャタリングを起こしてしまい、修理を決断しました。
このマウスは隠しネジになっています。
裏の矢印の部分2つがネジです。
チャタリングの症状が出た1個目はソフトで回避した後、
別のマウスに交換したのですが、大きさが違うので手首に負担がかかり、
なかなか馴染めずにいました。
既に製造中止になっている型番なので買い替える事もできず、
手間はかかろうとも修理という方法を選択しました。
さらに2個も検体があるのであれば、いっその事どの修理方法が
一番良いかも検証もしてみようと思い立った次第です。
(利用頻度は左ボタンが圧倒的に多く、症状が出ているのは
左のみですので、片側のみの修理を行っています。)
今回は調べた3種類の修理方法を全て試してみての報告になります。
@チャタリングキャンセラー(フリーソフト)を利用して回避
この方法はチャタリングが起こり始めて間もない頃は非常に有効でした。
20〜30回に一度、シングルクリックがダブルクリックとして認識してしまっていた頃です。
ソフトを起動している時は、まったく症状が出なくりました。
しかし一ヶ月程経過して、それでもチャタリングが起こるようになってしまいました。
ソフトの調整を色々試しましたが、
最後にはソフトでは回避する事が出来なくなりました。
しかも、チャタリングの頻度も増しており、
ソフトを利用しても通常使用には耐えれない状態になってしまいました。
非常に有効な手段ではありますが、一時しのぎ程度に考えるのがよいと言えます。
また症状の具合によっては改善しない場合もあります。
Aスイッチ部の交換をする
分解をして中の部品を確認するとD2FC-F7N(MS)という
部品でしたが、同じ部品を探し出す事ができませんでした。
近所のパーツセンターにて形状が同じで、
スイッチが軽いタイプの部品D2F-Fを見つけましたので、
今回はこちらへの交換をすることに決めました。
金額は1個140円。作業はハンダを取り除く作業が少々手間どりました。
交換を終え、使用してみての感想はと言うと、
チャタリングが解消するのは当然の事として、
クリックをしたときの感触というか音がまったく別のマウスを使っているようでした。
マウスを変えたくないので行った修理なのに、
使用感はまったく別のマウスになってしまうという結果になってしまいました。
おそらくこの結果が分かっていたら別の方法を模索していたでしょう・・・。
Bコンデンサを取り付ける
ノイズ除去用にコンデンサをつけるというものです。
積層セラミックのコンデンサ0.1μFを使用しました。
ハンダ付けも非常に簡単で短時間で修理できました。
今回コンデンサを取り付けたのは、チャタリングの症状がひどい方のマウスです。
数日使っていますが、一度もチャタリングは起こっていません。
使用感も問題なく、今のところ自分にとってこの修理方法が
一番納得のいく結果となりました。今後の再発など気になるところですが、
その場合は追記で報告をさせて頂きます。
使用感を変えたくない方は、この修理法が
最も良いのではないかという結論に至りました。
追記
チャタリングの対策を3種類の試行を行って直後の結論として、ノイズ除去用のコンデンサを取り付ける方法が一番適していると判断したのですが、修理から1か月が経過した時点で症状が再発してしまいました。
たまにダブルクリックとなる程度ですが、完全なる修理は無理だったようです。
スイッチを交換したものも同時に利用していたのですが、こちらは現在も問題なく利用できています。
クリックの感触は変わってしまったものの、グリップは変わらないので最終的に最適な修理方法であるという結論になりました。
スイッチをもう一つ購入していましたので、チャタリングが再発したものも再度修理を行おうと思います。
同じ形のスイッチはいろいろ売られているようなので、型番がまったく同じものやスイッチの感触が近いものを探す事に注意すれば納得のいく結果になっていたと考えます。
マウスをシングルクリックしたにもかかわらず
ダブルクリックの動作になってしまうことがあります。
これを「チャタリング」と言います。
今までとても使い心地が良く愛用していたマイクロソフトマウス(Intelli Mouse Optical 1.1A)が、
2個ともチャタリングを起こしてしまい、修理を決断しました。
このマウスは隠しネジになっています。
裏の矢印の部分2つがネジです。
チャタリングの症状が出た1個目はソフトで回避した後、
別のマウスに交換したのですが、大きさが違うので手首に負担がかかり、
なかなか馴染めずにいました。
既に製造中止になっている型番なので買い替える事もできず、
手間はかかろうとも修理という方法を選択しました。
さらに2個も検体があるのであれば、いっその事どの修理方法が
一番良いかも検証もしてみようと思い立った次第です。
(利用頻度は左ボタンが圧倒的に多く、症状が出ているのは
左のみですので、片側のみの修理を行っています。)
今回は調べた3種類の修理方法を全て試してみての報告になります。
@チャタリングキャンセラー(フリーソフト)を利用して回避
この方法はチャタリングが起こり始めて間もない頃は非常に有効でした。
20〜30回に一度、シングルクリックがダブルクリックとして認識してしまっていた頃です。
ソフトを起動している時は、まったく症状が出なくりました。
しかし一ヶ月程経過して、それでもチャタリングが起こるようになってしまいました。
ソフトの調整を色々試しましたが、
最後にはソフトでは回避する事が出来なくなりました。
しかも、チャタリングの頻度も増しており、
ソフトを利用しても通常使用には耐えれない状態になってしまいました。
非常に有効な手段ではありますが、一時しのぎ程度に考えるのがよいと言えます。
また症状の具合によっては改善しない場合もあります。
Aスイッチ部の交換をする
分解をして中の部品を確認するとD2FC-F7N(MS)という
部品でしたが、同じ部品を探し出す事ができませんでした。
近所のパーツセンターにて形状が同じで、
スイッチが軽いタイプの部品D2F-Fを見つけましたので、
今回はこちらへの交換をすることに決めました。
金額は1個140円。作業はハンダを取り除く作業が少々手間どりました。
交換を終え、使用してみての感想はと言うと、
チャタリングが解消するのは当然の事として、
クリックをしたときの感触というか音がまったく別のマウスを使っているようでした。
マウスを変えたくないので行った修理なのに、
使用感はまったく別のマウスになってしまうという結果になってしまいました。
おそらくこの結果が分かっていたら別の方法を模索していたでしょう・・・。
Bコンデンサを取り付ける
ノイズ除去用にコンデンサをつけるというものです。
積層セラミックのコンデンサ0.1μFを使用しました。
ハンダ付けも非常に簡単で短時間で修理できました。
今回コンデンサを取り付けたのは、チャタリングの症状がひどい方のマウスです。
数日使っていますが、一度もチャタリングは起こっていません。
使用感も問題なく、今のところ自分にとってこの修理方法が
一番納得のいく結果となりました。今後の再発など気になるところですが、
その場合は追記で報告をさせて頂きます。
使用感を変えたくない方は、この修理法が
最も良いのではないかという結論に至りました。
チャタリングの対策を3種類の試行を行って直後の結論として、ノイズ除去用のコンデンサを取り付ける方法が一番適していると判断したのですが、修理から1か月が経過した時点で症状が再発してしまいました。
たまにダブルクリックとなる程度ですが、完全なる修理は無理だったようです。
スイッチを交換したものも同時に利用していたのですが、こちらは現在も問題なく利用できています。
クリックの感触は変わってしまったものの、グリップは変わらないので最終的に最適な修理方法であるという結論になりました。
スイッチをもう一つ購入していましたので、チャタリングが再発したものも再度修理を行おうと思います。
同じ形のスイッチはいろいろ売られているようなので、型番がまったく同じものやスイッチの感触が近いものを探す事に注意すれば納得のいく結果になっていたと考えます。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
posted by エコ8 at 00:14| ハードウェアの不具合