2018年06月08日

回復なったか、オショロコマの棲む渓流



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  大氾濫から4年が経過したが・・・

 自分の渓流への釣行は、そこに棲息する魚種や、魚を取り巻く河川の環境を見極める目的で向かうことが多い。
 例えば1昨年は、札幌近郊でオショロコマの棲息する場所を探し歩いた。また昨年は、尺やまめを求めて噴火湾に流れ込む河川や浜益近隣の渓流、あるいは静内川や新冠川といった日高方面に赴いた。
 一方で、大雨や土砂崩れで環境の一変した河川の、その後の状況を取り上げたりもしている。
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 今回の渓流も、その目的から釣行した。それは、道内の渓流釣りの人々の心の底に未だに残る4年前の悪夢。上流部の堰堤、砂防ダム、橋脚の決壊と、広範囲の土地の氾濫を招いた記録的な大雨は、濁流となって水路を大きく捻じ曲げ、沢山の魚を下流に押し流した。
 その結果、堰堤や砂防ダムなどにより、下流域からの遡上が不可能な河川では、魚の姿が一時的に見られなくなった。

 特にこの中では、札幌近郊のオショロコマの棲息する渓流に注意を払ってきた。
 この川には、大雨による大氾濫の後、何度か訪れたが、上流から流れ着いた岩や砂利、倒木が河岸の両脇に堆積した痛々しい姿が未だに残されている。並行して走っていた林道は寸断したままで、今も手付かずのままだ。
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 果たして魚は回復しているのだろうか、その答えを求めての今回の釣行。
 
 6月7日は、オショロコマの棲息する札幌近郊の渓流も、朝から青空が広がって午前7時の温度計は12度を指していた。
 それでも水温は8度と、山岳渓流特有の低温でドライフライに反応するのかぎりぎりのところ。入渓地点は、林道を一跨ぎして下った上流域。

 川の両岸には、堰堤のコンクリートの残骸が見えるが、中心部は決壊したままの素通し状態。下流から遡上した魚の障害には、なりようがない。
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 まずは、ここからフライを投じる。ポイントらしいポイントのないザラ瀬が続き、時折現れる岩陰や落ち込みにカディスを流す。極力流れの遅い瀬脇や淵を落とし場所としたが、100メートルほど釣り上がっても反応はない。

 ようやく魚の姿を確認したのは、大岩の下の水深のある落ち込みから。流れに巻き込まれて水中を漂うカディスに、赤い斑点がはっきりしない、10センチほどのオショロコマがスレがかりした。


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 小さくても、オショロコマが棲息していたことにほっとして、さらに釣り上がる。しばらくして、水深のある平瀬が現れた。上流部からフライを流すと、すぐにフライが引き込まれる。今度は、赤い斑点のはっきりした15〜6センチのオショロコマ。
 このサイズの棲息は、大雨による氾濫を避けたことからだろう。
 さらに同じ場所からのヒットが続いた。上流部に見えた早瀬からも飛び出すほど、魚影は回復しているかに思えた。

 しかし、決壊を免れた1メートルほどの堰堤から上流では、フライはピクリともしない。200メートルほどして、今度は更に背の高い堰堤が現れた。堰堤の落ち込みにフライを投じても反応はない。堰堤と堰堤の間には、オショロコマが棲息できなかったのだろう。
 この最後の堰堤を昇り、上流に向かう。川幅は一段と狭くなり、両岸を崖が覆う。この先は、崖が切れて再び岩だらけの渓相のはず。最後の堰堤から、アタリが遠のいていることもあり、ここで折り返した。
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 オショロコマが回復していたことにほっとしたが、上流域で姿が見えなくなったのも事実。複雑な心境で、オショロコマの棲む渓流を後にした。

写真@上流から流された岩や砂利、倒木が残る痛々しい流れA最後の堰堤では魚影が確認できなかったB崖が覆う上流域の景観CDようやく姿を見せたオショロコマ

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