やまめを求めて秋の白老河川へ: ホラー好きのフライマン
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2017年10月03日

やまめを求めて秋の白老河川へ



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毛敷生川と別々川に釣行したが・・・

 お気づきではないと思うが、最近の釣行先はやまめの棲息する河川や渓流が増えてきた。これまでの釣行先は、好奇心と想像力の高まりに任せた、渓流の源流や河川上流が多かった。
そうなると、釣果の対象は岩魚やアメマスなどが中心となる。もっとも、放流魚が主体のサーモン系の河川の釣行を、敢えて行ってこなかったこともあるのだが。
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 渓流釣りを行う釣人の中には、釣行を重ねる内にやまめに傾斜される方が多いようだ。なぜだろうと考えてみた。自分は、釣った魚を手にした時に、型の大小はともかくとして他のトラウトとやまめでは感動が異なる。
やまめの、凛とした姿に魅了されることもしばしば。

 フライのできない晩秋から春先まで、自分の釣りの対象はショアトラウトに向かう。そこでの最終目的は、銀毛のまばゆいサクラマス。そのサクラマスの子どもがやまめだ。
だから河川でも、何れはやまめに惹かれる運命だったのだろう。

 今回の釣行先は、白老河川のひとつの毛敷生川。目的は、いま記したようにやまめに絞り込んだ。やまめは、白老ならばどの河川でも釣れるが、敢えてこの川を選んだ。というのも、7月中旬の飛生川の釣行の後に訪ねた毛敷生川での出来事から。
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 はっきり言って、毛敷生川では碌な釣果はない。入った場所や季節もあるのだろうが、これまでは一釣行で小型のやまめがせいぜい5〜6匹。
ところが、7月中旬の飛生川の釣行の後に入ったときには、20センチに欠けるやまめが何匹も流れ出しや平瀬、小淵から飛び出た。途中から振り出した雨のために遡行を止めたが、あのまま釣りあがっていたら・・・。
それが、今回の釣行のきっかけだ。

 毛敷生川は、流域が短い割りに堰堤が何基も構築されている。流れ出るフジ川も含めると、両手で数え切れないほど。まだ中流部には、魚道が設けられているが、上流の堰堤には魚道がない。

そのため、やまめの生息域は敷生川の出会いから、魚道のない堰堤の区間に限定される。それは、距離にして僅か4キロほど。多くの釣人がいっぺんに入ると、魚影は枯渇する。

 前回の釣行は解禁からまだ日が浅く、なおかつ週の後半だった。今回は月曜日で、多くの釣人の入った後の秋の釣行。普通に考えれば、厳しい釣りが予想されるのだが、そこまで頭は回らなかった。

 中流域から遡行を開始して、迎える堰堤を2基クリアーした。ティペットに結んだカディスが#10ということもあるが、そこまでの釣果はゼロ。途中で小さなアタリは何回もあったが、フライが大きすぎて銜えることができない。
 川岸の砂の上には、真新しい靴の跡がいくつも残されている。どの道、釣行するには厳しい条件だったのだろう。

 そして、遡行から1キロほどして3基目の魚道のない堰堤が姿を現した。ここから先の上流にも、堰堤が連続して構築されている。だから、高巻きしてまでいく価値はない、と判断した。
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 さて、時間は10時を回り、これからどうしょうと考えた末、鮭釣りの様子を見るために白老漁港へ。防波堤の上には7、8人がウキルアーを投じていたが、誰にもヒットした様子はない。砂浜の投げ釣りも、波が時化気味で釣人の姿も疎ら。
 国道を経由して苫小牧に向かう道すがら、左手に別々川が見えてきた。この先はインクラの滝に続く。

 そして、いつの間にかハンドルを左に切り、その別々川に向かう。頭を過ぎったのはやはりやまめのこと。この川もやまめが生息する。以前に一度、中流部の魚道のある堰堤の下に入ったことがあるが、小さなやまめしか釣れなかった。
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 今回は、堰堤と堰堤の間だけに絞って釣り上がる。ただ、直線化した流れでポイントを見極めるのは難しい。川岸のボサの下や、倒木の周りに打ち込んだカディスにアタリがくるが、やはり小さい。手にしたのは、10センチ足らずのやまめ。
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現れた堰堤の下でも、それを越えるサイズのやまめは出てこない。それでも、手にしたやまめは凛としていて、「綺麗だな」という口癖のもと、川に戻す。この時期、型ものを目的とするのは難しいのかも知れない。
 秋本番を迎えた。さて次はどこに行こうか。

写真は@前日までの雨の影響か、少し濁りの入った毛敷生川の流れ。A遡行から3基目の堰堤。魚道を設置する工事が進めらていたが、途中の道路は崩落して使えなくなっていたB別々川中流の直線化した流れC堰堤の下から小さなやまめがヒットした

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