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2021年01月17日

【英語シャドーイング学習】『No Smiles Today』 〜笑顔のない日。理解ある人格者に囲まれる幸せ〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『No Smiles Today』

Shanti and Arun were good friends.
They had so much fun together.

They shared secrets in class.
They ran races on the way home.

Shanti was always cheerful.



One day, Shanti walked into the classroom slowly.
Her head was bent down.
She looked sad.

"Did someone scold you?" asked Arun.
Shanti shook her head.

She sat down and did not look up.
She did not answer "Present!" when Miss Sona called her name.

Miss Sona called again, louder this time, "Shanti Kumari!"
Shanti raised her hand.

"Do you have a sore throat?" her teacher asked.
Shanti shook her head.

Her cheeks were red and it looked like she had a fever.

"Are you feeling okay?" Miss Sona asked.
Shanti nodded, still not daring to look up.



"Why does Shanti look so sad?"
"Is your little brother okay?"
"Is your puppy okay?"
"Is your grandmother okay?"

Shanti kept nodding her head to each of her friends.
She did not look up.

Arun wanted to make her smile.
He had an idea!




He took out something from his bag.
As he ran to show it to Shanti, it slipped out of his hands.

Shanti saw something flying towards her and she grabbed it.
It was a big, green, rubber frog!

Shanti's eyes flew open.
She opened her mouth to laugh.

That's when Arun and her friends saw why she had not smiled or talked all day!

Four of her front teeth were missing!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『笑顔のない日』

シャンティとアルンは良い友達でした。
彼らは一緒にとても楽しんでいました。

彼らはクラスで秘密を共有しました。
彼らは帰りにかけっこをしました。

シャンティはいつも陽気でした。



ある日、
シャンティはゆっくりと教室に入ってきました。
彼女はうつむき、悲しそうに見えました。

「誰かがあなたを叱ったの?」
アルンはそう尋ねました。
シャンティは首を横に振りました。

シャンティは座り、顔を上げませんでした。

ソナが彼女の名前を呼んだときも、
彼女は「出席です!」と答えませんでした。



ソナは今度はもっと大きな声で
「シャンティ・クマリ!」と呼びました。
シャンティは手を挙げました。

「喉が痛いですか?」先生は尋ねました。
シャンティは首を横に振りました。

彼女の頬は赤く、熱があったように見えました。

「大丈夫ですか?」
ソナは尋ねました。

シャンティはうなずきましたが、
それでもあえて顔を上げませんでした。




「なぜシャンティはとても悲しそうなの?」
「あなたの弟は大丈夫?」
「あなたの子犬は大丈夫?」
「おばあちゃんは大丈夫?」

シャンティは
友達の一人一人にうなずき続けました。
彼女は顔を上げませんでした。

アルンは彼女を笑顔にしたくて、
アイディアを思いつきました!




彼はカバンから何かを取り出しました。

彼がそれを
シャンティに見せるために走ったとき、
それは彼の手から滑り落ちました。

シャンティは何かが
彼女に向かって飛んでいるのを見て、
それをつかみました。

大きくて緑色の、ゴム製のカエルでした!

シャンティの目が開き、口を開けて笑いました。

その時、アルンと彼女の友達は、
彼女が一日中、ほほえんだり話したり
しなかった理由がわかりました!

彼女の前歯の4つが欠けていました!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

「歯が抜けたのが恥ずかしかったのね」

と、好意的に受け取ってくれる友達がいて、
シャンティは本当によかった。

末永く、いじめやからかいのネタにされなくて、
本当によかった。




シャンティもアルンも、
友達も先生も。

人を貶めて優位性を誇示する人間じゃなくて、
本当によかった。









2021年01月16日

【英語シャドーイング学習】『Rosa Goes to the City』 〜ローザ、街へ行く。いつから地球は、人間サマのものになったんだろう〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『Rosa Goes to the City』

In the middle of a big city, there was a small zoo and inside lived a baby elephant.
Her name was Rosa.

The zookeeper loved little Rosa very much and cared for her in every possible way.

Many visitors came to see Rosa and watched in fascination as she ate a dozen bananas in one go.
Rosa was well looked after, but she missed the company of other elephants.



One day, after feeding Rosa, the keeper forgot to lock the door of her cage.
Soon she was out of the zoo!

First, she came across an ice cream vendor standing by the roadside.
He saw Rosa and ran away.

The curious little elephant stuck her trunk into the icebox.
Some thing tasted so cold, sweet and delicious that she simply gulped it all down.



Rosa kept moving about, her eyes searching for someone.
Finally, inside a shop, she saw a herd of elephants on a television screen.

"Friends!" she thought, and marched into the TV shop.
Everybody inside the shop ran out, leaving her alone.

Rosa tried talking to the elephants on the TV screen, but they didn't reply.
Confused and disappointed, she walked out.




Back on the street, she saw a coconut-seller, selling coconuts.
"Wow, I've found a ball! It's play time now!"

She cried and kicked a coconut high into the air.
It flew across the road and landed right beside a boy playing in the park.

Rosa ran across the road, determined to get her coconut-ball.



Cars screeched, buses honked, and drivers began to yell at each other.

Rosa had created a traffic jam!
The traffic police moved in to take control.

The zoo was informed.

Ignoring the commotion around her, Rosa simply ran into the park.
She stopped in front of the little boy, who was smiling at her.

He giggled and patted the elephant.
Rosa trumpeted back with excitement at her newfound friend.



By now, the zookeeper had reached the park.
Seeing Rosa in the open space of the park, he understood that she would never be happy in a cage.

The zoo transferred Rosa to a protected forest, away from the city, where many other elephants roamed freely.
Rosa grew up very happily.




Now, instead of watching Rosa behind bars in a cramped cage, visitors could see her among lots of trees, still gulping down dozens of bananas!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『ローザ、街へ行く』

大都会の真ん中に小さな動物園があり、
象の赤ちゃんが住んでいました。
彼女の名前はローザでした。

動物園の飼育係は小さなローザをとても愛し、
あらゆる方法で彼女の世話をしました。

多くの来園者がローザを見に来て、
彼女が一度に十数本のバナナを
食べているのを見て魅了されました。

ローザはよく世話をされましたが、
彼女は他の象の仲間を恋しく思っていました。




ある日、ローザにご飯をあげた後、
飼育員はケージのドアに鍵をかけるのを忘れました。

すぐに彼女は動物園から出ました!

最初に、彼女は道端にある
アイスクリーム屋に出くわしました。

彼はローザを見て逃げ出しました。

好奇心旺盛な小さな象は、
鼻をアイスボックスに差し込みました。

アイスクリームはとても冷たく、
甘くて美味しかったので、
彼女はすべて食べました。



ローザは動き続け、
彼女の目は誰かを探していました。

ついに、あるお店の中で、
彼女はテレビ画面で象の群れを見ました。

「仲間たちだ!」彼女はそう思い、
テレビショップに歩を進めました。

店内のみんなが逃げ出し、
彼女は一人になりました。

ローザはテレビ画面ごしに
象たちと話そうとしましたが、
返事はありませんでした。

ローザは困惑し、がっかりして
お店を出て行きました。




通りに戻ると、
彼女はココナッツを売っている
ココナッツ売り手を見ました。

「わあ、ボールを見つけた!今は遊びの時間です!」

彼女は泣き、
ココナッツを空中に蹴り上げました。

ココナッツは道路を横切って飛び、
公園で遊んでいる男の子のすぐそばに届きました。

ローザは道を横切って走り、
ココナッツボールに追いつこうと決めました。



車がきしむ音を立て、
バスがクラクションを鳴らし、
運転手はお互いに怒鳴り始めました。

ローザは交通渋滞を引き起こしました!
交通警察が交通整理のために出動しました。

動物園はこのことを知らされました。

彼女の周りの騒ぎを無視して、
ローザはただ公園に走っていきました。

彼女は微笑んでいた小さな男の子の前で
立ち止まりました。

彼はくすくす笑い、象をなでました。

ローザは、
新しく見つけた友人に興奮して戻ってきました。



ようやく、飼育係は公園に到着していました。

公園の広場でローザを見て、
彼はローザがケージの中で幸せになることは
決してないだろうと理解しました。

動物園はローザを
街から離れた自然保護区の森に移しました。

そこでは他の多くの象が
自由に歩き回っていました。

ローザはこの森でとても幸せに育ちました。




今では、窮屈なケージの中の
バーの後ろでローザを見る代わりに、

来園者はたくさんの木々の中で
彼女を見ることができます。

ローザはそこでも
数十本のバナナを一度に食べています!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

地球の生き物の比率は、ずいぶんと偏っている。

小麦、米…
食べるための穀物はものすごく増えた。

なのに、それ以外の自然は減り続けている。



人間の数は70億を超えた。

牛、豚、鶏…
家畜になる動物の頭数はとんでもなく多い。

なのに、それ以外の野生動物は、
もうほとんどいない。



人間サマが食べるための動植物は増やしてくれる。
そうでない動植物は減り続ける。

見世物として商品化できる動物は
ケージの中で世話してくれる。

その商品が引き起こした交通渋滞に
怒鳴り合う。



いつから地球は
人間サマのものになったんだろう?




恐竜がそうだったように、
天下を取った者にはリセットが待っている。

いつか、人間サマにも
絶滅というリセットが下されるのかも知れない。









2021年01月15日

【英語シャドーイング学習】『Too Big! Too Small!』 〜”大きすぎて、小さすぎる”。無条件の愛情という土台あればこそ、迷いながらも学べる〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『Too Big! Too Small!』

"I can't lift you up, Shanu!" says Mom.
"You are too big!"

"You can't walk to school alone, Shanu!" says Dad.
"You are too small!"

"You can't sleep in the baby's cot, Shanu!" says Grandpa.
"You are too big!"

"You can't carry the baby to the park, Shanu!" says Grandma.
"You are too small!"



Shanu is puzzled.
Too big! Too small!
How can she be too big and too small all at once?


Too big to wear her old pink dress.
Too small to make dosas on the stove.

Too big to climb up on Grandpa's back?
Too small to carry the baby on hers?

"What am I the right size for?"
Shanu wonders.




Mom smiles and says,
"Why, you are just big enough to go to the big school."

"And you are just small enough for me to carry you on my shoulders,"
says Dad.

"You are just big enough to come with me on my morning walks,"
says Grandpa.

"And you are just small enough for me to tell stories to,"
says Grandma.

"And you will always, always be the perfect size for this!"
they all say, and give her a warm, wonderful hug.



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『大きすぎて、小さすぎる』

「私はあなたを抱っこできません、シャヌ!」
お母さんは言います。
「あなたは大きすぎます!」

「一人で学校に行くことはできません、シャヌ!」
お父さんは言います。
「あなたは小さすぎます!」

「ベビーベッドで眠れません、シャヌ!」
おじいちゃんは言います。
「あなたは大きすぎます!」

「赤ちゃんを公園に連れて行くことはできません、シャヌ!」
おばあちゃんは言います。
「あなたは小さすぎます!」



シャヌは困惑しています。
大きすぎる!小さすぎる!
どうして彼女は大きすぎたり小さすぎたりするの?


彼女の古いピンクのドレスを着るには大きすぎます。
ストーブでパンケーキを作るには小さすぎます。

おじいちゃんに背負ってもらうには大きすぎますか?
赤ちゃんを抱っこするには小さすぎますか?

「私にちょうどいいサイズはどれ?」
シャヌは不思議に思います。




お母さんは微笑んで言います、
「あなたは学校に行くのに十分な大きさです。」

「そして、あなたは私の肩に乗せるのに十分小さいだけです。」
お父さんは言います。

「あなたは私と一緒に朝の散歩に来るのにちょうどいい大きさです」
おじいちゃんは言います。

「そして、あなたは私が物語を語るのに十分小さいだけです」
おばあちゃんは言います。

「そして、あなたはいつでも、これにぴったりのサイズです!」
彼らはみな、そう言って、
彼女にあたたかくて素晴らしい抱擁を与えます。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

"And you will always, always be the perfect size for this!"
they all say, and give her a warm, wonderful hug.


「私はどんなサイズでも、無条件に愛されている」

これさえ崩れなければ、シャヌはどれだけ迷っても
自己否定に陥る可能性は少ない。




「大きすぎる、小さすぎる、というのは
 ”今の自分の能力に見合うものかどうか”
 ということだ。」

無条件の愛情という土台があればこそ、
これを理解する心の余裕が生まれる。



「私は何をしても”大きすぎる””小さすぎる”と否定される。」
「私には何もできないと言われるほど信頼されていない。」


シャヌがこのように、
自分の存在を、自己肯定感を折られなくて、
本当によかった。








2021年01月14日

【英語シャドーイング学習】『Jack and the Beanstalk』 〜ジャックと豆の木(イングランド童話)。ジャックはただの泥棒か、巨人は本当に悪か〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『Jack and the Beanstalk』

<Table of contents>

  1. <0:00〜0:40>『Musical』
  2. <0:41〜5:10>『Story』


1.<0:00〜0:40>『Musical』

Fee Fi Fo Fum!
I want my eggs back.
Fee Fi Fo Fum!
I want my harp back.
Fee Fi Fo Fum!
Where are you going?
Jack is a thief! Bam!

Fee Fi Fo Fum!
I want my eggs back.
Fee Fi Fo Fum!
I want my harp back.
Fee Fi Fo Fum!
Where are you going?
Jack is a thief! Bam!



2.<0:41〜5:10>『Story』

There is a boy named Jack.
He lives with only his mother.
They are very poor.



One day, Jack's mother gets very sick.
But she has no money for medicine.

So Jack says,
"Let's sell the cow."
Jack goes outside with the cow.



Jack meets a strange old man.

He says,
"If you give me the cow, I will give you magic beans."

Jack gives the cow for the magic beans.

"Oh, no! Did you give the cow for some beans?"
Jack's mother gets very angry.
She throws the beans outside.



The next day Jack is surprised.
A big beanstalk goes up to the sky.
"Wow, those are real magic beans!"

Jack climbs up the beanstalk.

In the sky, there is a fairy.
"Climb up to the top," says the fairy.
Poof! She disappears.



Jack climb up to the top of the beanstalk.
There is a giant's castle.

"Fee Fi Fo Fum!"
"What is this smell?"

Jack hears the giant's voice.
So he hides under the table.

"Lay an egg!"
The hen lays a golden egg.
Jack takes the hen to his house.



The next day, Jack goes to the giant' castle again.
"Sing for me, golden harp," says the giant.

And the golden harp sings a beautiful song.



Now, Jack takes the golden harp, too.
But the golden harp cries,
"A thief! A thief!"


So the giant chases Jack.

Jack jumps down the beanstalk.
Then he cuts the beanstalk.

"Save me! Save me!" screams the giant.
He falls and dies.




The hen lays golden eggs everyday.
Jack and his mother get rich.

The golden harp always sings a beautiful song.


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『ジャックと豆の木』

<目次>

  1. <0:00〜0:40>『ミュージカル』
  2. <0:41〜5:10>『ストーリー』


1.<0:00〜0:40>『ミュージカル』

フィー・ファイ・フォー・ファム!
金の卵を取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
ハープを取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
どこへ行く?
ジャックは泥棒!バン!

フィー・ファイ・フォー・ファム!
金の卵を取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
ハープを取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
どこへ行く?
ジャックは泥棒!バン!



2.<0:41〜5:10>『ストーリー』

ジャックという名前の男の子がいます。
彼は母親と2人で暮らしています。
彼らはとても貧しいです。



ある日、ジャックの母親は病気になります。
しかし、彼女には薬を買うお金がありません。

だからジャックはこう言います、
「牛を売ろう」
ジャックは牛と一緒に外に出ます。



ジャックは不思議なおじいさんに出会います。

おじいさんはこう言い​​ます、
「その牛をくれたら、魔法の豆をあげるよ。」

ジャックは魔法の豆のため、
おじいさんに牛をあげます。


「ああ!豆のために牛をあげたの?」
ジャックの母親はとても腹を立て、
豆を外へ投げ捨てます。



翌日、ジャックは驚きます。
大きな豆の木が空へつながっています。
「うわぁ、あれは本当に魔法の豆です!」

ジャックは豆の木に登ります。

空には妖精がいます。
「頂上まで登りなさい」と妖精は言います。
パッ!妖精は姿を消します。



ジャックは豆の木の頂上に登ります。
そこには巨人のお城があります。

「フィー・ファイ・フォー・ファム!」
「この匂いは何だ?」
(原作:イングランド人のにおいがするぞ)


ジャックは巨人の声を聞きます。
それで彼はテーブルの下に隠れます。

「卵を産め!」
メンドリは金の卵を産みます。
ジャックはそのメンドリを自分の家に連れて行きます。



翌日、ジャックは再び巨人のお城に行きます。
「私のために歌え、黄金のハープよ」と巨人は言います。

すると、黄金のハープは美しい歌を歌います。



さて、ジャックは黄金のハープも持ち去ります。
しかし、黄金のハープは叫びます、
「泥棒!泥棒!」


その声を聞いた巨人はジャックを追いかけます。

ジャックは豆の木を飛び降ります。
そして豆の木を切り倒します。

「助けて!助けて!」巨人は叫びます。
巨人は落下して死んでしまいます。




メンドリは毎日、金の卵を産みます。
ジャックと母親はお金持ちになります。

黄金のハープはいつも美しい歌を歌っています。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

一見、ジャックがしていることは略奪。
Jack is a thief! の通り、泥棒行為。

ただし、
『ジャックと豆の木』成立当時の背景を見てみると、
単純にどちらかが悪とも言い切れなくなる。



  • ジャックの世界のイングランド(800年代後半)

    北欧のデーン人(ヴァイキング)の侵攻を
    阻止する戦いの真っ最中



  • 『ジャックと豆の木』成立当時(1890年代)

    帝国主義の隆盛期

    欧米列強が世界各地へ侵攻、
    現地を支配、略奪、植民地化



こういう時代背景から、

ジャックと巨人は「イングランドと敵対勢力の関係」
を表しているんじゃないだろうか。




ジャックの世界では、
ジャック=イングランド人
巨人=デーン人(ヴァイキング)


原作では、巨人が帰宅した時に
「イングランド人のにおいがするぞ」
と言う。

だから巨人(デーン人)は悪役でいてもらう。



『ジャックと豆の木』成立当時は、
ジャック=欧米列強
巨人=植民地化された現地人(異民族・異教徒)


ジャックがしていることは
現地で略奪を繰り返す欧米列強のそれと同じ。



だから、筆者が伝えたいことは

「自分たちは本当に正しいことをしているのか?」
「何のための争い、誰のための略奪なのか?」


という問いかけじゃないだろうか。

子どもに語る童話に泥棒行為を絡めたのは、
その辺を考えてほしかったから、と思える。








2021年01月13日

【障害者雇用の現実】「指令:家を維持せよ」 〜北海道の冬をストーブなしで乗り切れ〜。

※本記事は
 障害者雇用枠で働く人の生活の一例です。

 すべての障害者雇用労働者に
 当てはまるわけではありません。

 「こういう現実もある」という前提で、
 参考程度にお読みいただければ幸いです。



ー目次ー
  1. 障害者雇用の現実:労働者の状況
  2. 障害者雇用の現実:冬季の目標
  3. 障害者雇用の現実:朝〜午前中
  4. 障害者雇用の現実:昼休み
  5. 障害者雇用の現実:退勤〜入浴
  6. 障害者雇用の現実:帰宅前
  7. 障害者雇用の現実:帰宅後
  8. 障害者雇用の現実:就寝
  9. 障害者雇用の現実:まとめ

1.障害者雇用の現実:労働者の状況

障害者雇用枠で働きながら
副業を育てる一人暮らし。

  • 家族:なし
  • 障害年金:落選
  • 生活保護:現在は受給していない


    • <障害・疾病>
      • 自閉症スペクトラム
        (自閉傾向:強、アスペルガー傾向:弱、hsp傾向:強)

      • 鬱病
        安定剤・睡眠薬の服用あり

      • 精神科への通院歴
        14年目

      • リストカット歴
        常習

      • オーバードーズ歴
        過去2回(現在は行っていない)


        • 2.障害者雇用の現実:冬季の目標

          冬季の目標:家の維持。

          光熱費を抑えるため、
          冬の北海道をストーブなしで乗り切る。


          月収:8万円
          家賃:4万円

          ※ガスストーブを1日に数時間つけた場合の
           平均ガス代:月12000〜15000円

           ストーブ未使用時の
           平均ガス代:月2700〜3300円

          3.障害者雇用の現実:朝〜午前中

          英語のショートストーリーを流しながら
          シャドーイング学習。


          本日の参考動画:『マッチ売りの少女』

          朝食、身支度をすませ出勤、
          地下鉄乗車中は読書。

          午前中の仕事をこなす。

          4.障害者雇用の現実:昼休み

          地下街を散歩し身体を温める。
          水道で空腹をまぎらわす。

          温水の出るトイレで手を温める。


          身体が温まったらベンチで読書か、
          Book off で本の探索。

          午後の仕事に戻る。

          5.障害者雇用の現実:退勤〜入浴

          自治体が運営するトレーニング施設へ。
          (障害者手帳により無料での利用が可能)


          移動中は読書。

          トレーニング、ストレッチに勤しむ。

          無料で熱いシャワーを利用できるのが
          大きなメリット。

          ここで入浴をさせてもらう。


          6.障害者雇用の現実:帰宅前

          Wi-Fi完備の休憩所がある大型スーパーへ。
          半額食材の買い出し。

          休憩所で暖をとりつつ、副業にいそしむ。

posted by 理琉(ワタル) at 18:03 | TrackBack(0) | 働き方

2021年01月12日

【障害者雇用の現実】来なければ欠勤は欠勤、忌引き休暇なし:”命の重さは平等ではないのか?”。

※本記事は筆者自身と、
 周りの障害者雇用枠で働く知人や
 関係者への取材内容がメインです。

 すべての障害者雇用に
 当てはまるわけではありません。

 「こういう現実もある」という前提で、
 参考程度にお読みいただければ幸いです。



ー目次ー
  1. 障害者雇用とは
  2. 障害者雇用の現実:社会保険と厚生年金
  3. 障害者雇用の現実:給与
  4. 障害者雇用の現実:忌引き休暇
  5. 障害者雇用の現実:来なければ欠勤は欠勤
  6. 障害者雇用の現実:まとめ

1.障害者雇用とは

原則として
「障害者手帳」を持つ者が応募できる雇用枠。

<障害者手帳の種類>
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳


障害者雇用促進法により、
企業は全従業員のうち2.2%以上の
障害者雇用が義務付けられている。

(2018年4月1日施行)

2.障害者雇用の現実:社会保険と厚生年金

社会保険
厚生年金

基本的にないが、一般枠と同様、
労働時間によって加入する場合あり。

障害年金や生活保護の受給者については
企業ごとに別途、対応する場合あり。


3.障害者雇用の現実:給与

企業や業務内容により千差万別。

そのため一概には言えないが、
一般枠よりも安価になりがち。

筆者の個人的な体感ながら、
以下の理由が考えられる。

  • 一般枠よりも限られた業務を担当することが多い
  • 障害者雇用への認知度、社会への浸透度が低い
  • 体調の不安定による欠員のリスクが高い


4.障害者雇用の現実:忌引き休暇

なし。

身内に不幸があっても
葬儀に出席する場合は欠勤扱い。

有給が残っている場合は有給を充てる。




とある従業員の言葉が、筆者の胸に突き刺さった。

一般社員の命と
僕たちの命の重さは同じではないのか?

格差社会の前では
命すら平等ではないのか?


5.障害者雇用の現実:来なければ欠勤は欠勤

オフィスのあるビルの設備にトラブル発生。

一部設備が使用不能になったため
出勤を控えてほしいとの連絡が入る。

それでも出勤希望の場合は、
止めることはできないので可。



「もし出勤を控えた場合、その扱いはどうなるの?」

欠勤。
有給が残っている場合は有給を充てる。


完全なるビル側の都合でも、
欠勤数は有無を言わさず増える。


6.障害者雇用の現実:まとめ

障害者雇用枠で働く人たちの現状は厳しい。

特に精神疾患や発達障害など、
見た目に分かりづらい障害の場合、
周囲の理解を得られず孤立してしまう。

そのため、
家族からの支援を受けられなかったり、
信頼できる友人ができなかったりで、
精神的に追い詰められて再発するケースも多い。




「障害者」
という言葉にネガティブな印象を持たれ、
差別の対象になることも多い。

そういった思いをしたくないあまり、
障害を隠して一般枠で働き、無理を重ねて退職、
という悪循環に陥ることもある。

そのような厳しい条件の中で、
障害年金、生活保護などとあわせて
何とか働いている人も多い。




とはいえ、日本社会が
以前に比べて障害者が働きやすい環境を
整えてくれているのも事実。

障害ゆえに、自身の居場所や
存在意義を疑いがちな当事者にとって、

「活躍の機会がある」

というのは大きな希望であり、生きる意味にもなる。



依然として環境は厳しい。
それでも、

「違いは武器、障害は個性」と
胸を張って言える社会の実現を願う。








posted by 理琉(ワタル) at 18:51 | TrackBack(0) | 働き方

2021年01月11日

【英語シャドーイング学習】『The Little Match Girl』 〜マッチ売りの少女(アンデルセン童話)。絶望的な貧困から救われる、唯一の方法は”死ぬこと”〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Little Match Girl』

<Table of contents>

  1. <0:00〜0:28>『Musical』
  2. <0:29〜4:44>『Story』


1.<0:00〜0:28>『Musical』

Brrr, brrr, ahchoo! Brrr, brrr, ahchoo!
I am cold. I am cold.
Buy a match from me.

Brrr, brrr, ahchoo! Brrr, brrr, ahchoo!
I am cold. I am cold.
Buy a match from me.



2.<0:29〜4:44>『Story』

It is a cold, snowy day.
And a little girl is selling matches.
"Matches! Buy some matches."

The little match girl sighs,
"Nobody buys any matches."



Then, a big carriage passes by her.
She is almost hit by the carriage.

"Oh, my!" screams the match girl.
She falls down.

She drops all the matches.
And her shoes fall off.

"Watch Out!"
The driver says and just leaves.

"Let's take her shoes!"
Boys run away with her shoes.
Now, the match girl has no shoes.




It snows and snows.
Her feet are freezing.

She yells,
"Matches! Buy some matches."
But no one buys any matches.



It gets dark.
There is nobody in the street.

The match girl sees a big Christmas tree.
"What a beautiful tree!"

She looks at the tree for a long time.



"Silent night, holy night,"
The match girls hears Christmas carols from a house.

She looks into the window.
There is a cute girl in the house.
She looks warm.
She is hugging her doll.

The match girl thinks,
"She is so lucky."




"It is freezing."
"I will light one match."

There is a small flame.
It gets warm.
But the fire goes out soon.

The match girl lights another match.
She sees food in the flames.

"Wow! I want to eat that!"
But this fire goes out soon, too.



"What will I see this time?"
The match girl lights a third match.

This time, she sees her grandmother.

"Grandma, I miss you."

Her grandmother takes the match girl to heaven.
And the snow covers the little match girl.



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『マッチ売りの少女』

<目次>

  1. <0:00〜0:28>『ミュージカル』
  2. <0:29〜4:44>『ストーリー』


1.<0:00〜0:28>『ミュージカル』

寒い、寒い、ハクション!寒い、寒い、ハクション!
寒いです。 寒いです。
マッチを買ってください。

寒い、寒い、ハクション!
寒いです。 寒いです。
マッチを買ってください。



2.<0:29〜4:44>『ストーリー』

寒い雪の日です。
そして、小さな女の子がマッチを売っています。
「マッチ!マッチはいりませんか。」

マッチ売りの少女はため息をつきます、
「誰もマッチを買ってくれない。」



そのとき、大きな馬車が彼女のそばを通ります。
彼女はもう少しで馬車にぶつかるところです。

「ああ!」マッチ売りの少女は叫び、倒れます。

彼女はすべてのマッチを落とし、
そして彼女の靴は脱げてしまいます。

「気をつけろ!」
運転手はそう言って、ただ立ち去るだけです。

「靴を持っていこう!」
男の子たちは靴を持って逃げていきます。
今、マッチ売りの少女は靴を履いていません。




雪がどんどん降ります。
マッチ売りの少女の足は凍えています。

それでも彼女は叫びます、
「マッチ!マッチはいりませんか。」
しかし、誰もマッチを買いません。



あたりが暗くなってきます。
通りには誰もいません。

マッチ売りの少女は大きなクリスマスツリーを見ます。
「なんて美しいクリスマスツリー!」

彼女は長い間、ツリーを見ています。



「きよしこの夜、聖なる夜」
マッチ売りの少女は、
ある家からのクリスマスソングを聞きます。

彼女は窓をのぞき込みます。
家の中にかわいい女の子がいます。
彼女は暖かそうに見え、人形を抱きしめています。

マッチ売りの少女は思います、
「彼女はとても幸運です。」




「凍えそう。」
「1本のマッチに火をつけよう。」

小さな炎がともり、暖かくなります。
しかし、火はすぐに消えます。

マッチの女の子は別のマッチに火をつけます。
彼女は炎の中に食べ物を見ます。

「わあ!食べたい!」
しかし、この火もすぐに消えます。



「今度は何が見えるでしょう?」
マッチ売りの少女は3番目のマッチに火をつけます。

すると今度は、彼女のおばあちゃんに会います。

「おばあちゃん、あなたがいなくて寂しいです。」

おばあちゃんは、マッチ売りの少女を天国へ連れて行きます。
そして、雪はマッチ売りの少女を覆っていきます。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

マッチ売りの少女は、家にも帰れなかった。
なぜなら、マッチをすべて売り切らなければ
父親にぶたれ、追い出されるから。

そして、この街には
靴を落とすとすぐに奪い去られるほど、
貧しい人であふれている。


絶望的な貧困、帰る場所もない中で、
最期に微笑んで亡くなった少女。



「どれだけの貧困も、辛い状況でも、
 幸せは自分の心が決める。

 だから、寒さに凍えた少女も、
 最期はきっと幸せだったんだ」


そうとも言える。
究極的にポジティブな解釈だ。



だけど、この少女の境遇を見ると、
そう解釈しなければやっていけないほど、
救いがなさすぎる。

だから
アンデルセンがここで伝えたかったことは、

「絶望的な貧困から逃れる唯一の方法は死ぬこと」
「人は食べ物と愛情がなければ生きていけない」


ではないだろうか。



飢えも、寒さもない場所。

父親にぶたれることも、
寂しい思いをすることもない場所。

もはや、少女はそこへ行くほかに、
救われる方法がなかった。


そんな、貧困と愛情不足の
悲しみを訴えている気がしてならない。








2021年01月10日

【英語シャドーイング学習】『The Emperor's New Clothes』 〜裸の王様(アンデルセン童話)。良い服は、自信のなさと劣等感を隠す鎧〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Emperor's New Clothes』

<Table of contents>

  1. <0:00〜0:54>『Musical』
  2. <0:55〜4:32>『Story』


1.<0:00〜0:54>『Musical』

Shirts, shirts, I like nice shirts.
Pants, pants, I like nice pants.
Shoes, shoes, I like nice shoes.
Make my clothes and shoes real nice.

Oh! Oh! Look at the King!
Oh! Oh! He has no clothes!
Shhh! Shhh!
Don't say a word.
He is wearing nothing!



2.<0:55〜4:32>『Story』

There is an emperor who loves nice clothes.
"I want the nicest clothes," he says.

The emperor looks for the best tailor.



Everyone hears the news.

Far away, two brothers hear it, too.
They aren't tailors, but they are good liars.

"We have the best cloth!"
The brothers say everyday at the front of the castle's gate.

Finally, the emperor hears them.
He wants to meet the brothers.

"I want the nicest clothes," says the emperor.

"Our cloth is the best," says the elder brother.
"But foolish people can't see it," says the younger brother.

The emperor says, "Make clothes for me!"
He gives them a lot of money.


"We tricked the emperor!" the brothers say.



They pretend to make the clothes.

Later, someone goes to see the clothes.

"You aren't foolish."
"So you can see them, right?"

"I can't see the clothes," he thinks.
But he doesn't want to look foolish.
So he lies to the emperor.


"Those are nicest clothes."



"Your highness, the clothes are finished!"
The brothers pretend to carry the clothes.

"Hmm...I don't see anything," he thinks.
But he doesn't want to look foolish.


The emperor says,
"Wow! These clothes are really nice."

He puts on the invisible clothes.
People clap for him.



The emperor wants to show his new clothes.
So he has a parade.


All of the people come.
"Huh? He is naked!"

They are shocked.
But no one says anything.



"He, he, he!"
"The emperor is naked!"

And all of the people start to laugh.
The foolish emperor runs to his castle.


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『裸の王様』

<目次>

  1. <0:00〜0:54>『ミュージカル』
  2. <0:55〜4:32>『ストーリー』


1.<0:00〜0:54>『ミュージカル』

シャツ、シャツ、素敵なシャツが好きです。
パンツ、パンツ、素敵なパンツが好きです。
靴、靴、いい靴が好きです。
私の服と靴を本当に素敵にしてください。

ああ!ああ!王様を見て!
ああ!ああ!彼は服を着ていません!
シーッ! シーッ!
それを言わないで。
王様は何も着ていません!



2.<0:55〜4:32>『ストーリー』

素敵な服が大好きな王様がいます。
「私は最高の服が欲しい」と王様は言います。

王様は最高の仕立て屋を探します。



みんながそのニュースを聞きます。

遠く離れた、2人の兄弟もそれを聞きつけます。
彼らは仕立て屋ではありませんが、巧妙なウソつきです。

「私たちは最高の服を持っています!」
兄弟たちは毎日、城の門の前でこう言います。

ついに、王様はそれを聞き、
その兄弟に会いたがっています。



「私は最高の服を着たいんだ」
と、王様は言います。

「私たちの服は最高です」
と、兄は言います。

「しかし、愚かな人には見えません」
と、弟は言います。

王様は
「私のために服を作ってくれ!」と言い、
兄弟にたくさんのお金を与えます。


「私たちは王様をだましたぞ!」
兄弟は言います。



彼らは服を作るふりをします。

しばらくして、
王様の家来が服を見に行きます。

「あなたは愚かではありません。
 それなら、この服が見えますよね?」

「服が見えない。」
と、家来は思います。

しかし、
家来は愚かに見られたくないため、
王様に嘘をつきます。


「これは最高の服です。」



「殿下、服が完成しました!」
兄弟たちは服を持ってくるふりをします。

「うーん…何も見えない」と王様は思います。
しかし、王様は愚かに見られたくありません。


王様は言います、
「わあ!この服は本当に良いものだ。」

王様は見えない服を着ます。
家来たちは王様に拍手します。



王様は新しい服を見せたいと思い、
パレードをします。


すべての国民がパレードを見に来ます。
「え?王様は裸だ!」

国民たちはショックを受けています。
しかし、誰も何も言いません。



「あははは!」
「王様は裸です!」

すると、みんなが笑い始めます。
愚かな王様は、お城へ逃げ帰ります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

裸の王様は
本当に服が好きだったんだろうか。

自信のなさと、劣等感を隠すための
鎧がほしかっただけではないだろうか。




素の自分に自信がないから、良い服で着飾る。

良い服という鎧をまとっていれば、
偽りの優越感を持っていられる。

「良い服を着ている私はすごいんだ」と、

哲人
「権力者と懇意であることをアピールする、
 経歴詐称や服飾品における過度なブランド信仰、
 
 いずれの場合も”わたし”が優れていたり、
 特別であったりするわけではありません。

 ”わたし”と権威を結びつけることによって、
 あたかも”わたし”が優れているかのように
 見せかけている、つまりは、偽りの優越感です。」

青年
「その根底には、強烈な劣等感があるのですね?」



『嫌われる勇気』”優越コンプレックスについて” より



王様が抱える劣等感、自信のなさ。

兄弟のウソに騙されたのは、
そんな心のすき間を埋めてくれそうだったから。

”透明な服”を着てパレードをしたのは、
「見て見て!良い服を着た僕はすごいでしょう?」
とアピールしたかったから。


王様は寂しいんじゃないだろうか。

皇太子の頃から、
親や周りからかまってもらえず、
素の自分を認めてもらえなかったんじゃないだろうか。



王様の深層心理を考えたところで、
もう1つの教訓。

この兄弟のように、
心のすき間につけ込む輩に注意しよう。











2021年01月09日

【英語シャドーイング学習】『Four Umbrellas』 〜4本の傘。固定観念を捨てれば、モノの使い方は無限大〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『Four Umbrellas』

The wind blows hard!
One, two, three, four.
Four umbrellas fly away.

"What are these?"
"Do you know?"

"No, we don't know."
"Let's play with them."




"This is a boat. A sailboat."
"Wonderful."
"It's a sailboat."

"This is a pot. A flowerpot."
"Wonderful."
"It's a flowerpot."

"This is a house. A birdhouse."
"Wonderful."
"It's a birdhouse."

"This is a board. A blackboard."
"Wonderful."
"It's a blackboard."



"A raindrop is falling!"
"A raindrop is falling!"

"It's raining!"
"It's raining!"

"What are these?"
"Do you know?"

"Yes, now we know."
"These are umbrellas!"



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『4本の傘』

風が強く吹きます!
1、2、3、4本。
4本の傘が飛び去ります。

「これは何?」
「あなたは知っていますか?」

「いいえ、わかりません。」
「これで遊ぼう」




「これはボートです。帆船です。」
「素晴らしい。」
「これは帆船です。」

「これは鉢です。植木鉢です。」
「素晴らしい。」
「これは植木鉢です。」

「これは家です。巣箱です。」
「素晴らしい。」
「これは巣箱です。」

「これはボードです。黒板です。」
「素晴らしい。」
「これは黒板です。」



「雨つぶが落ちてきます!」
「雨つぶが落ちてきます!」

「雨が降ってきた!」
「雨が降っている!」

「これは何?」
「あなたは知っていますか?」

「はい、今ならわかります。」
「これは傘です!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

傘が「傘」なのは、固定観念。

モノの使い方は、
発想しだいでいくらでも増やせる。




僕らは、傘という名前を知っている。
生きてきた中で、使い方も学んで知っている。

だから、「傘は雨をしのぐもの」と考えがち。



本当に、雨をしのぐだけでいいの?
もっと有効な使い方があるんじゃないの?


そうやって、固定観念に疑問を持つ。
その大切さを教えてくれている。









2021年01月08日

【英語シャドーイング学習】『The Hardworking Mother』 〜働き者のお母さん。家事の過酷さ、行動と感謝の大切さ〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Hardworking Mother』

It was a Sunday afternoon in the heat of summer.
Chuchu's mother was working in the kitchen.

The children were playing games and having fun.
And the grownups were relaxing.

The hot sun made Chuchu feel thirsty.

"Phew! It's really hot today!"
"I better get myself some cool water to drink."



When Chuchu went into the kitchen, she saw her mother working there.

"Oh! Look at mother! She look so tired."
"But she is still cooking everyone's favorite things."
"And she's doing all the housework all by herself."

"Poor mother! She is trying to make everyone happy and comfortable."
"All by herself. I should help her."




Chuchu stopped playing and went to help her mother.

"Mother, I'd like to help you."
"That's very thoughtful of you, Chuchu."

When the rest of the family saw Chuchu helping her mother, they decided to help out too.

Chuchu's father started washing the dishes.
Chuchu's grandpa filled the water bottles.
Chuchu's grandma helped with the cooking.

Chacha set the dinner table.
The baby didn't want to be left out, and came forward to help too.



Chuchu's mother felt very happy when she saw the whole family helping out.

"Thank you, everyone!"
"It's really nice of you to help me out."
"I'm really lucky to have such a loving family."
"O love you all!"

Chuchu felt very happy when she realized that she had set a good example for the others and made her mother's work easier.


"And we love you too, mother!"


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『働き者のお母さん』

ある暑い夏の、日曜日の午後でした。
チュチュのお母さんはキッチンで働いていました。

子どもたちはゲームをして楽しんでいました。
そして大人たちはリラックスしていました。

太陽が照りつける暑さの中、
チュチュは喉が渇きました。

「ふぅ!今日は本当に暑い!」
「冷たい水を飲んだほうがいい。」



チュチュがキッチンに入ると、
お母さんがそこで働いているのを見ました。

「ああ!お母さんはとても疲れているみたい。

 それでもお母さんは
 みんなの好きなものを料理しています。

 そして、お母さんは
 すべての家事をすべて1人でやっています。

 かわいそうなお母さん!
 お母さんは1人でみんなを幸せで快適にしてくれています。
 私はお母さんを手伝いたい。」




チュチュは遊ぶのをやめ、
お母さんを手伝いに行きました。

「お母さん、お手伝いさせて」

「チュチュは思いやりのある子ね。」

残りの家族は、
チュチュがお母さんを手伝っているのを見て、
自分たちも手伝うことにしました。


チュチュのお父さんがお皿を洗い始めました。
チュチュのおじいちゃんが水筒をいっぱいにしました。
チュチュのおばあちゃんが料理を手伝ってくれました。

チャチャは夕食のテーブルをセットしました。
赤ちゃんは取り残されたくなかったので、
手伝おうと出てきました。



チュチュのお母さんは、家族みんなが
手伝ってくれるのを見てとても幸せでした。

「みんなありがとう!
 手伝ってくれて本当にうれしいです。
 こんなに愛情深い家族がいて本当に幸運です。
 大好きだよ!」

チュチュは、自分が他の人の良い模範を示し、
お母さんの仕事を楽にできたことがわかり、
とても幸せに感じました。


「私たちもお母さんが大好きです!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

「家事の過酷さ」

家事には、休日も有給もない。
重労働でお金も出ないのに生活には不可欠。


それに気づかないまま、
家事の負担がかたよった時、
それが不和の大きな原因になってしまう。



「行動と感謝の大切さ」

チュチュのように率先して行動すれば、
人はついてくる。

お母さんのように言葉と態度で示せば、
感謝の気持ちは伝わる。


誰かがやってくれるだろう、
ではなく、自分が動くこと。

感謝の気持ちは明確に伝えること。

それが、
円滑なコミュニケーションの1つだと
教えてくれている。








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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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