2021年01月14日
【英語シャドーイング学習】『Jack and the Beanstalk』 〜ジャックと豆の木(イングランド童話)。ジャックはただの泥棒か、巨人は本当に悪か〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『Jack and the Beanstalk』
<Table of contents>
Fee Fi Fo Fum!
I want my eggs back.
Fee Fi Fo Fum!
I want my harp back.
Fee Fi Fo Fum!
Where are you going?
Jack is a thief! Bam!
Fee Fi Fo Fum!
I want my eggs back.
Fee Fi Fo Fum!
I want my harp back.
Fee Fi Fo Fum!
Where are you going?
Jack is a thief! Bam!
There is a boy named Jack.
He lives with only his mother.
They are very poor.
One day, Jack's mother gets very sick.
But she has no money for medicine.
So Jack says,
"Let's sell the cow."
Jack goes outside with the cow.
Jack meets a strange old man.
He says,
"If you give me the cow, I will give you magic beans."
Jack gives the cow for the magic beans.
"Oh, no! Did you give the cow for some beans?"
Jack's mother gets very angry.
She throws the beans outside.
The next day Jack is surprised.
A big beanstalk goes up to the sky.
"Wow, those are real magic beans!"
Jack climbs up the beanstalk.
In the sky, there is a fairy.
"Climb up to the top," says the fairy.
Poof! She disappears.
Jack climb up to the top of the beanstalk.
There is a giant's castle.
"Fee Fi Fo Fum!"
"What is this smell?"
Jack hears the giant's voice.
So he hides under the table.
"Lay an egg!"
The hen lays a golden egg.
Jack takes the hen to his house.
The next day, Jack goes to the giant' castle again.
"Sing for me, golden harp," says the giant.
And the golden harp sings a beautiful song.
Now, Jack takes the golden harp, too.
But the golden harp cries,
"A thief! A thief!"
So the giant chases Jack.
Jack jumps down the beanstalk.
Then he cuts the beanstalk.
"Save me! Save me!" screams the giant.
He falls and dies.
The hen lays golden eggs everyday.
Jack and his mother get rich.
The golden harp always sings a beautiful song.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ジャックと豆の木』
<目次>
フィー・ファイ・フォー・ファム!
金の卵を取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
ハープを取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
どこへ行く?
ジャックは泥棒!バン!
フィー・ファイ・フォー・ファム!
金の卵を取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
ハープを取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
どこへ行く?
ジャックは泥棒!バン!
ジャックという名前の男の子がいます。
彼は母親と2人で暮らしています。
彼らはとても貧しいです。
ある日、ジャックの母親は病気になります。
しかし、彼女には薬を買うお金がありません。
だからジャックはこう言います、
「牛を売ろう」
ジャックは牛と一緒に外に出ます。
ジャックは不思議なおじいさんに出会います。
おじいさんはこう言います、
「その牛をくれたら、魔法の豆をあげるよ。」
ジャックは魔法の豆のため、
おじいさんに牛をあげます。
「ああ!豆のために牛をあげたの?」
ジャックの母親はとても腹を立て、
豆を外へ投げ捨てます。
翌日、ジャックは驚きます。
大きな豆の木が空へつながっています。
「うわぁ、あれは本当に魔法の豆です!」
ジャックは豆の木に登ります。
空には妖精がいます。
「頂上まで登りなさい」と妖精は言います。
パッ!妖精は姿を消します。
ジャックは豆の木の頂上に登ります。
そこには巨人のお城があります。
「フィー・ファイ・フォー・ファム!」
「この匂いは何だ?」
(原作:イングランド人のにおいがするぞ)
ジャックは巨人の声を聞きます。
それで彼はテーブルの下に隠れます。
「卵を産め!」
メンドリは金の卵を産みます。
ジャックはそのメンドリを自分の家に連れて行きます。
翌日、ジャックは再び巨人のお城に行きます。
「私のために歌え、黄金のハープよ」と巨人は言います。
すると、黄金のハープは美しい歌を歌います。
さて、ジャックは黄金のハープも持ち去ります。
しかし、黄金のハープは叫びます、
「泥棒!泥棒!」
その声を聞いた巨人はジャックを追いかけます。
ジャックは豆の木を飛び降ります。
そして豆の木を切り倒します。
「助けて!助けて!」巨人は叫びます。
巨人は落下して死んでしまいます。
メンドリは毎日、金の卵を産みます。
ジャックと母親はお金持ちになります。
黄金のハープはいつも美しい歌を歌っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一見、ジャックがしていることは略奪。
Jack is a thief! の通り、泥棒行為。
ただし、
『ジャックと豆の木』成立当時の背景を見てみると、
単純にどちらかが悪とも言い切れなくなる。
こういう時代背景から、
ジャックと巨人は「イングランドと敵対勢力の関係」
を表しているんじゃないだろうか。
ジャックの世界では、
ジャック=イングランド人
巨人=デーン人(ヴァイキング)
原作では、巨人が帰宅した時に
「イングランド人のにおいがするぞ」
と言う。
だから巨人(デーン人)は悪役でいてもらう。
『ジャックと豆の木』成立当時は、
ジャック=欧米列強
巨人=植民地化された現地人(異民族・異教徒)
ジャックがしていることは
現地で略奪を繰り返す欧米列強のそれと同じ。
だから、筆者が伝えたいことは
「自分たちは本当に正しいことをしているのか?」
「何のための争い、誰のための略奪なのか?」
という問いかけじゃないだろうか。
子どもに語る童話に泥棒行為を絡めたのは、
その辺を考えてほしかったから、と思える。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『Jack and the Beanstalk』
<Table of contents>
- <0:00〜0:40>『Musical』
- <0:41〜5:10>『Story』
1.<0:00〜0:40>『Musical』
Fee Fi Fo Fum!
I want my eggs back.
Fee Fi Fo Fum!
I want my harp back.
Fee Fi Fo Fum!
Where are you going?
Jack is a thief! Bam!
Fee Fi Fo Fum!
I want my eggs back.
Fee Fi Fo Fum!
I want my harp back.
Fee Fi Fo Fum!
Where are you going?
Jack is a thief! Bam!
2.<0:41〜5:10>『Story』
There is a boy named Jack.
He lives with only his mother.
They are very poor.
One day, Jack's mother gets very sick.
But she has no money for medicine.
So Jack says,
"Let's sell the cow."
Jack goes outside with the cow.
Jack meets a strange old man.
He says,
"If you give me the cow, I will give you magic beans."
Jack gives the cow for the magic beans.
"Oh, no! Did you give the cow for some beans?"
Jack's mother gets very angry.
She throws the beans outside.
The next day Jack is surprised.
A big beanstalk goes up to the sky.
"Wow, those are real magic beans!"
Jack climbs up the beanstalk.
In the sky, there is a fairy.
"Climb up to the top," says the fairy.
Poof! She disappears.
Jack climb up to the top of the beanstalk.
There is a giant's castle.
"Fee Fi Fo Fum!"
"What is this smell?"
Jack hears the giant's voice.
So he hides under the table.
"Lay an egg!"
The hen lays a golden egg.
Jack takes the hen to his house.
The next day, Jack goes to the giant' castle again.
"Sing for me, golden harp," says the giant.
And the golden harp sings a beautiful song.
Now, Jack takes the golden harp, too.
But the golden harp cries,
"A thief! A thief!"
So the giant chases Jack.
Jack jumps down the beanstalk.
Then he cuts the beanstalk.
"Save me! Save me!" screams the giant.
He falls and dies.
The hen lays golden eggs everyday.
Jack and his mother get rich.
The golden harp always sings a beautiful song.
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3.日本語に翻訳
『ジャックと豆の木』
<目次>
- <0:00〜0:40>『ミュージカル』
- <0:41〜5:10>『ストーリー』
1.<0:00〜0:40>『ミュージカル』
フィー・ファイ・フォー・ファム!
金の卵を取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
ハープを取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
どこへ行く?
ジャックは泥棒!バン!
フィー・ファイ・フォー・ファム!
金の卵を取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
ハープを取り戻したい。
フィー・ファイ・フォー・ファム!
どこへ行く?
ジャックは泥棒!バン!
2.<0:41〜5:10>『ストーリー』
ジャックという名前の男の子がいます。
彼は母親と2人で暮らしています。
彼らはとても貧しいです。
ある日、ジャックの母親は病気になります。
しかし、彼女には薬を買うお金がありません。
だからジャックはこう言います、
「牛を売ろう」
ジャックは牛と一緒に外に出ます。
ジャックは不思議なおじいさんに出会います。
おじいさんはこう言います、
「その牛をくれたら、魔法の豆をあげるよ。」
ジャックは魔法の豆のため、
おじいさんに牛をあげます。
「ああ!豆のために牛をあげたの?」
ジャックの母親はとても腹を立て、
豆を外へ投げ捨てます。
翌日、ジャックは驚きます。
大きな豆の木が空へつながっています。
「うわぁ、あれは本当に魔法の豆です!」
ジャックは豆の木に登ります。
空には妖精がいます。
「頂上まで登りなさい」と妖精は言います。
パッ!妖精は姿を消します。
ジャックは豆の木の頂上に登ります。
そこには巨人のお城があります。
「フィー・ファイ・フォー・ファム!」
「この匂いは何だ?」
(原作:イングランド人のにおいがするぞ)
ジャックは巨人の声を聞きます。
それで彼はテーブルの下に隠れます。
「卵を産め!」
メンドリは金の卵を産みます。
ジャックはそのメンドリを自分の家に連れて行きます。
翌日、ジャックは再び巨人のお城に行きます。
「私のために歌え、黄金のハープよ」と巨人は言います。
すると、黄金のハープは美しい歌を歌います。
さて、ジャックは黄金のハープも持ち去ります。
しかし、黄金のハープは叫びます、
「泥棒!泥棒!」
その声を聞いた巨人はジャックを追いかけます。
ジャックは豆の木を飛び降ります。
そして豆の木を切り倒します。
「助けて!助けて!」巨人は叫びます。
巨人は落下して死んでしまいます。
メンドリは毎日、金の卵を産みます。
ジャックと母親はお金持ちになります。
黄金のハープはいつも美しい歌を歌っています。
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4.所感
一見、ジャックがしていることは略奪。
Jack is a thief! の通り、泥棒行為。
ただし、
『ジャックと豆の木』成立当時の背景を見てみると、
単純にどちらかが悪とも言い切れなくなる。
- ジャックの世界のイングランド(800年代後半)
北欧のデーン人(ヴァイキング)の侵攻を
阻止する戦いの真っ最中 - 『ジャックと豆の木』成立当時(1890年代)
帝国主義の隆盛期
欧米列強が世界各地へ侵攻、
現地を支配、略奪、植民地化
こういう時代背景から、
ジャックと巨人は「イングランドと敵対勢力の関係」
を表しているんじゃないだろうか。
ジャックの世界では、
ジャック=イングランド人
巨人=デーン人(ヴァイキング)
原作では、巨人が帰宅した時に
「イングランド人のにおいがするぞ」
と言う。
だから巨人(デーン人)は悪役でいてもらう。
『ジャックと豆の木』成立当時は、
ジャック=欧米列強
巨人=植民地化された現地人(異民族・異教徒)
ジャックがしていることは
現地で略奪を繰り返す欧米列強のそれと同じ。
だから、筆者が伝えたいことは
「自分たちは本当に正しいことをしているのか?」
「何のための争い、誰のための略奪なのか?」
という問いかけじゃないだろうか。
子どもに語る童話に泥棒行為を絡めたのは、
その辺を考えてほしかったから、と思える。
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