2014年01月04日
寒い日冬でも水分補給が簡単にできる料理
冬は夏と比べて汗をかかないし、寒いから水分を摂る機会が少ないですよね。
けれど汗をかかない冬でも、しっかりと身体から水分が出ていっているから摂った方がベスト。寒い季節は空気が乾燥しているから、水分をしっかり摂らないと風邪をひきやすくなったり、シワの原因にもなります。
まず、朝起きた時は血液の流れがスムーズでないから、起きた時にはまずコップ1杯水分摂取するのがいいでしょう。
そして、冷えた身体を起こすためにも、朝食に温かなスープを用意するのがおすすめ。
冬は大根や人参、かぶなどの根菜類が旬を迎えるから、具材にするとたっぷりとビタミン、ミネラルが摂れます。
味噌汁や豚汁のように、塩分が多すぎると、余計身体から水分が奪われるからあまり塩辛くないスープにしてくださいね。
キャベツやレタスやトマトなどの野菜は水分が多いから、食べることで水分補給にもなります。
日中はカフェインの含まれていない白湯やほうじ茶で水分補給をするといいでしょう。電子レンジで水をコップ1杯、1分半温めると適度な白湯ができるからおすすめ。
夜寝る前は、あまり飲みすぎると睡眠の質が悪くなるから、朝起きた時とおなじように、コップ1杯くらいの水分補給をしましょう。
寒い季節は汗とは別に、皮膚や呼吸することで水分が身体から出ていく「不感蒸泄」が、夏よりも20%も多いということを知っていましたか?知らない間にどんどんと身体から水分が奪われていくのです。
寝ているときも、約コップ1杯分(200ml)は身体から出ていっています。
だからこまめな水分摂取が冬も重要。1日に必要な水分量は、「体重(kg)×30ml」が目安。50kgの人だったら一日1,500ml(1.5L)になります。
自分の必要量を計算して水分を摂って、冬の乾燥を防ぎましょう。
今回は、旬の大根や人参がたっぷりでかつ、お正月らしいみぞれ椀の簡単レシピをご紹介いたします。お正月にお雑煮を食べるのは、室町時代から600年以上も続く伝統的な風習。
この”みぞれ椀”は、大根おろしに含まれるジアスターゼが胃腸の働きを活発にしてくれるから、年末・年始で疲れた胃にも食べやすいお雑煮となっています。
●みぞれ椀
材料(2人分)
モチ 1/2個×2
大根 100g
人参 20g
かいわれ 少々
ナメコ 30g
ユズ 少々
●汁
だし汁 300cc
塩 小1/2
醤油 小1
●作り方
1・大根はすり下ろしてザルにあげ、余分な水気をとる(水分をとりすぎると旨みがなくなる)
2・人参は2〜3ミリのいちょう切りにし、ミツバは3センチ幅に切る。ナメコはザルにあげ、水洗いする。
3・だし汁に人参とナメコを入れ、火が通ったら塩・醤油で味を調える。1とかいわれを入れて温める。
4・モチは焼いて椀に盛り、3のみぞれ汁を注ぐ。千切りしたユズ皮を散らす。
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