くらしの情報屋

忘年会にクリスマスと食べに食べ続けた12月。今度はお正月料理が目白押しだ。ここで「おせちは和食だから」と侮らない方がいい。おせち料理は保存が利くようにと、基本的に味付けが濃いめ。砂糖、みりんといった糖質から、塩分も多いので食べ過ぎは禁物だ。「microdiet.net」に掲載されていた主なおせち料理のカロリーがこちら。

•煮しめ　1人前　314kcal
•栗きんとん　栗2粒（約80g）　170kcal
•伊達巻き　1切れ　65kcal
•黒豆　1人前（約20g）　57kcal
•昆布巻き　1切れ　44kcal
•紅白なます　1盛り　30kcal
•田作り　1盛り　29kcal
•かずのこ　1切れ　16kcal
•かまぼこ　1切れ　14kcal



「栗きんとん」は餅より高カロリー。意外な落とし穴「煮しめ」

ダントツのトップで高カロリーなのが、やはり「栗きんとん」。2粒で170kcalと、切り餅1枚（約120kcal）よりもカロリーが高い。また伊達巻き、黒豆といった甘い味付けのメニューは少量でも高カロリーなので量を控えたい。意外な落とし穴が「煮しめ」。野菜だからと侮るなかれ、味付けが濃いめなのでやはり量は考えたい。

低カロリーな「かまぼこ」「かずのこ」は塩分に注意

低カロリーメニューは、甘さのない「かまぼこ」や「かずのこ」。ただし、これらは塩分が多いため、そこにさらに醤油をかけて食べると言う場合は、やはり量を考えたいところ。量を気にせず食べられるものは「なます」などの酢の物系だろう。

お正月料理は、甘いおせちにお雑煮と、全体的に糖質過多になりがちなので気をつけたい。栄養バランスを考え、たんぱく質や、緑の野菜を意識して摂ることをおすすめする。また、ぐうたらがゆるされる正月ではあるが、食べたら動くという意識も大切だろう。

（ Photo by (c)Tomo.Yun )