2013年12月14日
家で食べる料理で多いのは?
「和食・日本人の伝統的な食文化」がユネスコの無形文化遺産に登録されて以来、和食や日本料理が何かと話題になっているが、キッコーマン食品株式会社では「日本人の和食に関する意識実態調査」を実施、結果を発表している。調査は2013年11月27〜28日、首都圏・近畿在住の20〜60代の主婦830人を対象に行われた。
「和食」に欠かせない調味料を複数回答してもらったところ、「しょうゆ」98.4%、「だし」88.3%、「砂糖」86.0%がトップ3となった。ついで「みりん」84.9%、「みそ」84.3%、「酒」83.2%で、上位6位まですべて8割以上という高い支持を集めている。和食といえばイメージされる調味料は、世代を問わず、みな同じのようだ。
よくつくる和食メニューは以下の通り。
Q.あなたがよくつくる和食の家庭料理をいくつでもお答えください。(白米・みそ汁除く)
普段、家庭でよくつくる料理のタイプでは「和食」91.6%、「洋食」72.1%、「中華」52.1%、「エスニック」5.2%で、「和食」が9割となっているが、家族が好きな料理のタイプでは「洋食」が僅差で1位だった。特に小学校から高校までの子どもがいる世帯では「洋食」が9割前後の高い支持を集めている。
Q.ご家族が好きな料理のタイプについて、次の項目に当てはまるものをすべてお答えください。
和食のよいところを複数回答してもらったところ、「野菜がたくさん食べられる」77.0%、「栄養バランスがよい」76.0%、「健康に良い」65.2%がトップ3。逆に、和食のよくないところは「どれも似たような味になる」32.9%、「下処理に手間がかかる」26.6%、「調理に手間がかかる」24.6%だった。
和食を作る時に実践していきたいポイントは「旬の食材を生かした料理であること」が過半数を集め、もっとも支持される結果となっている。
同社では今回の調査結果をもとに、和食をもっと身近な料理として提案するプロモーションを2014年3月よりスタートする予定だ。
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