2013年06月14日
寝る前のホットココアで糖尿病が防げる!?:研究結果
「甘いもの=ダイエットの大敵」というイメージがあり、スイーツを食べることに罪悪感を感じている人も多いのでは。ところがこのほど、寝る前にホットココアを飲むと、糖尿病を防ぐ効果があることが明らかになった。
米ペンシルバニア州立大学のジョシュア・ランバート教授がおこなった実験では、高脂肪の食事を食べさせて2型糖尿病を発症させたマウスにココアパウダーを与えたところ、炎症が治まり、脂肪性肝疾患の緩和が確認できたそう。摂取させたココアパウダーの量は、人間でいうと10週間の期間中に4〜5杯のホットココアを飲んだのと同じくらいだったという。また、これだけのココアパウダーを与えても、マウスの体重に際だった変化は見られなかった上、糖尿病の症状は低脂肪の食事を摂取させていたマウスとほぼ同等になるまで改善されていたという。
ココアは、血管を広げて血流をよくする効果があるフラバノールを豊富に含んでおり、これまでの研究でもさまざまな健康効果が明らかになっている。ランバート教授は、「肥満の人は、脂肪分や糖分を多いチョコレートを敬遠しがちだが、ただのココアパウダーであれば、脂質も糖質も少ない上に食物繊維がたくさん含まれているので健康に良い」とし、寝る前のホットココアを推奨している。
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投稿者:タロウ|23:17|健康 美容 ダイエット
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