2019年01月11日
腸内フローラ活性化が長寿の鍵!驚異の腸内細菌パワー
腸内フローラという言葉を聞いたことがありますか。便秘に悩んでいる人は、もしかしたら一度ぐらい聞いたことがあるかもしれませんね。
便秘だけでなく、様々な病気を防いでくれる可能性を持った腸内フローラ、一体どのようなものなのでしょうか。
要チェック項目
□腸内細菌は3種類ある
□乳酸菌や納豆菌を積極的に摂り腸内環境を整える
□腸内フローラ活性化は精神疾患にも有効
腸内フローラとは何?
私たちの腸の中には、約600兆種類以上の細菌が生息していると言われています。その細菌たちは、私たちの腸をより元気に健康にするために働いています。
この細菌たちは各グループに分かれており、それぞれのグループごとに分かれて腸壁に存在しています。
その様子を顕微鏡でのぞいてみると、まるでお花畑のようだったという理由で、腸内フローラと呼ばれるようになりました。
腸内細菌の種類と理想状態
腸内環境を知るにはまず、腸内細菌について詳しくなければなりません。
3種類の腸内細菌
・善玉菌:腸内に良い働きをする
・悪玉菌:腸内で悪い働きをする
・日和見菌:強い菌の味方につく
善玉菌と悪玉菌でより威力を発揮している方に見方をしてしまうのが日和見菌です。
綱引きで例えると、日和見菌はより強く綱を引いている方に、見方をしてしまうのです。言い換えれば、腸内が悪玉菌だらけの場合は間違いなく日和見菌が味方するのは悪玉菌の方だという事でもあるのです。
では実際にはどれぐらいの割合なら、腸内環境が良くなるのでしょうか?
理想的な腸内環境は、善玉菌2・日和見菌7・悪玉菌1になります。
腸内環境が寿命を左右する!? 腸内フローラ活性化へ
実は腸内フローラが活性化すると、病気や老化を防ぐ働きをしてくれるのです。先ほど腸内にいる細菌たちはグループごとにかたまって腸壁に張り付いているという事を話しましたね。
仲間たちと手をつないで、結託することによって外部から入ってきた細菌をブロックする役割を持っているのです。
自分たちの存在をもうアピールすることができるので、侵入しようとするウィルスは撃退される可能性が高くなりますよね。実際に腸内細菌の働きとして、5つのことを挙げることができます。
腸内細菌の働き
1.病原体が侵入してきたとき、それを排除するように働く
2.腸内細菌が食物繊維を消化する働きを持っている
3.ビタミンB2、・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンKなどのビタミン類を作る
4.幸せ物質であるドーパミンやセロトニンを合成、それを脳に送る
5.免疫力の約70%は腸内細菌と腸粘膜細胞で作られている
これらのことを考えても、腸内細菌を活性化させることで免疫力が増加する傾向にあるという事が挙げられます。そして最終的には人間の寿命までが関係してくるという事でもあります。
腸内フローラは日常生活を改善することで増える
腸内フローラは、実は日常生活の不摂生を正すことで正常になることができるのです。特にジャンクフードやインスタントラーメンなど健康に良くないといわれている食べ物、ありますよね。
それらを手料理に変えて、野菜や魚の摂取量を増加させるようにしましょう。
またオリゴ糖や乳酸菌・納豆菌の積極的な摂取により、腸内フローラを増加させることは可能とされています。日々の生活を正しながら、サプリとの併用で腸内フローラを手に入れるように頑張ってみましょう。
腸内フローラの全容とは 脅威の細菌パワー!
腸内細菌と言えば善玉菌・悪玉菌ですよね。腸の中にいる細菌たちが出す物質の影響で、私達の美容や健康に様々な力を及ぼしていることが分かっています。
病気でもあるがん・糖尿病などはもちろんのこと、肥満やお肌のシワなどの体質まで関係していると考えられているのです。
そしてなんと、腸内環境の影響は脳にまで及ぶと言われているのです。もちろん精神疾患でもあるうつ病とも、大きな関係があるのではないかと考えられています。
この腸内フローラの全容がしっかりと把握されれば、医療業界の大きな進歩ともなります。
そして私たちの生活までもが、大きく変容を遂げることは言うまでもないでしょう。
理想的な腸内環境で毎日健康に
いかがでしたでしょうか。便秘などに苦しんでいる人は、かなりうらやましい理想的な話だったのではないでしょうか。
素敵な腸内環境を手に入れて、病気などとは無縁の生活を送れるようになってほしいですよね。
タグ:健康
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