2017年09月08日
歯磨き粉に含まれる「フッ素」は歯に効果がない、癌や障害の原因になるは本当か?
「歯磨きのすすぎは1回が有効」という説が最近出回っていますが、本当なんでしょうか?試してみたという人に感想を聞きましたが、残留感や不快感があって、その後何回かすすぎをしたといいます。本当に虫歯予防効果があるのか、歯磨き粉そのものの安全性はどうか、気になるところです。
意外と知らない、フッ素の歴史「フッ素は虫歯予防になる」という説が浸透していますが、真相はどうなのでしょうか?
フッ素使用の始まりは、1930年代までさかのぼります。アメリカのアルミニウム工場の工業廃棄物であったフッ素の毒性の強さをごまかすため、「フッ素は安全である」という説が広められ、虫歯予防に使うことが推奨されるようになりました。
第二次世界大戦中の外国ではその後、住民が反抗しないで従順になるように 水道水にフッ素を混入するという悲劇もありました。
フッ素の毒性フッ素は殺虫剤や農薬にも使われています。人体に多量に入ると何かと危険性のある存在です。
・歯にシミができたりする「フッ素症」を起こす
・脳に蓄積されると、脳機能障害を起こす
・発がん性も指摘されている
最近では、「フッ素は虫歯予防効果がなく、歯の形成を逆に妨げる」という説もあります。
歯磨き粉にはもちろんフッ素だけではなく、多種類の添加物が含まれている≪歯磨き粉の添加物≫
・ラウリル硫酸ナトリウム…洗剤に使われる成分で、毒性があります。
・プロピレングリコール…保湿剤で、発がん性があるといわれる成分です。
・サッカリン…香味料で、発がん性が指摘されています。
代表的な成分だけでも、「安全な物質」とはとても言い難く見えます。そして口腔粘膜は吸収が早いため、全身に影響を及ぼすという懸念があります。
「フッ素は歯に悪い」説は、本当なのか?フッ素などが悪く言われる理由を 簡単にご紹介しましたが、「歯磨き粉に含まれるフッ素は本当に、歯に悪いものなのでしょうか?」
専門家の間でも意見が分かれているそうですが、意見の食い違いは何に対しても起きていることですし…結局どうなのかよく分かりません。
論文が国内でもいろいろと発表されていたので、ここで少しご紹介します。
フッ素が多量に入ると中毒症状などが出る、に対する疑問これは理論的なものでしょう。フッ素が多量に入るとカラダになんらかの影響が出る可能性があるのは、当たり前です。
過剰に摂取し続ければ、それがフッ素でなくとも何らかの症状は出ます。
メーカーも劇薬をわざわざ販売しません。普通の使い方をしていれば問題ないでしょう。
駄菓子のように1本丸々飲み込んでしまわない限り…
フッ素が低濃度であっても 長期的にとれば障害や骨硬化症になる、に対する疑問薬には適切な使用量というものが設定されています。大量であれば毒になることが多いからです。
ちなみに国内の水質基準では、0.8ppm以下となっています。これを1日あたりのフッ素の摂取量に置き換えると、大人で1.6mg子供で約0.5mg以上となります。
フッ素の濃度が濃いと言われている歯磨き粉でも900~950ppmです。毎日2gずつ食べてもフッ素症すら起こすことができないでしょう。
メーカーも、うがいができない子供用歯磨き粉であれば、低濃度に設定したりし、事故が起こらないようにきちんと考えて作ってます。
総括、歯磨き粉は丸々飲みこまなければ大丈夫!このほか、ダウン症や脳性麻痺におけるフッ化物の濃度を比較・測定した結果、「フッ化物の差はなく、関係なかった」ことも示されています
タグ:健康
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