2017年07月06日
今は男性が美容整形する時代!?バストダウン手術が米国人男性に人気
美容整形手術といえば、美しさに敏感な女性が行うイメージが強い。ところが今、美容整形人口の増加とともに男性の整形手術希望者も増えてきているという。
実は最近、米国形成外科学会の調べで、胸部のボリュームダウン手術を受ける男性がアメリカで増加していることが判明したのだ。
□1年で400万件以上も!美容整形大国アメリカ
国際美容外科学会が発表した2014年の統計によると、全世界で行われた美容整形は2000万件以上。なかでもアメリカでの美容整形件数は400万件以上、専門医である形成外科医は約6300人と、ともに世界トップという「整形大国」だ。
美容整形するのはセレブだけ。そんなイメージを持ちがちだが、もはやアメリカでは一般的なものになりつつあるようだ。手術件数は2000年から2015年にかけて115%増加しており、患者が選ぶ整形手術の種類も徐々に変化してきているという。
□男性の整形手術? バストサイズダウンの半数近くが男性!
2015年にアメリカで実施された胸のサイズダウンを行う手術は約6万8000件。
女性がほとんどかと思いきや、この手術を受けた40%以上はなんと男性だ。前年度からは5%増と変化は少ないように感じられるが、2000年から見ると実に35%も増加している。
有名な話かもしれないが、特に欧米では昔から「胸板が厚く、胸毛が生えていること」が男性の象徴だとされていた。しかし、最近は時代が変わってきているのだろう。
□男性の整形手術 中性的な男性の人気が背景か
美容外科クリニックでおなじみの高須クリニック院長・高須克弥氏によれば、整形手術を受ける日本人男性の数自体は変わらないものの、時代に沿ってその内容は変化しているという。
例えば、昔はワキガ治療や包茎手術が一般的だったが、「草食系男子」ブームなどの男性中性化の流れで、二重(ふたえ)手術や脱毛などが増加しているそうだ。
もしかすると、アメリカ男性の胸部のサイズダウンも、男性の中性化傾向が背景にあるのかもしれない。
□日本の美容整形数、世界で順位は第3位!
近年、美容整形といえば韓国がまず浮かび、日本はそれほど多くないと思われているかもしれない。
しかし、実は美容整形の数は全世界3位(2014年)と立派な上位国なのだ。
日本人男性の体格を考えると、バストダウンがはやることはないかもしれないが、日本でも男性の美容整形が男女ともに受け入れられる日も遠くないのかもしれない。
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