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3日間化粧品を変えるだけで、内分泌かく乱物質が低下 海外製品には注意を

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米カリフォルニア州公衆衛生局とカリフォルニア大学バークレー校による研究チームは、「内分泌かく乱物質」を含むパーソナルケア製品の使用を数日控えるだけで、体内の内分泌かく乱物質レベルが有意に低下すると発表した。

「内分泌かく乱物質」は、存在が確認されている化学物質のうち、人体にホルモンのような作用を起こし、有害な影響を与えるとされているものだが、具体的にどの物質が内分泌かく乱物質なのか、という公的な指標は存在しない。今回の研究では、さまざまな調査研究で、内分泌かく乱物質の可能性が強いとされている「フタル酸エステル」「パラベン」「トリクロサン」「ベンゾフェノン」を対象としている。

研究は、カリフォルニア州が、カリフォルニア大学バークレー校と連携して実施している、ラテン系の10代女性を対象とした、健康と環境の関係を追跡調査「HERMOSA(Health and Environmental Research in Make-up Of Salinas Adolescents)」研究から、100人を無作為に選出。尿検査を実施し、内分泌かく乱物質のレベルを測定した。

その後、3日間に渡って、彼女らに普段使用している化粧品や洗顔料、シャンプーをやめてもらい、研究チームが選定した、内分泌かく乱物質を含まない代替製品を提供。さらに、最終日に再度尿検査を実施している。

実験前後の尿検査の結果を比較したところ、香水由来と思われるフタル酸エステルの濃度は、実験後に27%低下。化粧品由来と思われるパラベンは40%、トリクロサンとベンゾフェノンは36%低下していた。

研究チームは、米国におけるパーソナルケア製品の主要な消費者は10代の女性であるとし、「生殖系の発達が進む時期で、内分泌かく乱物質から影響を受けるリスクも大きいため、製品に含まれる物質に注意を払う必要がある」とコメントしている。

発表は、2016年3月7日、米国立環境健康研究所が査読する専門誌「Environmental Health Perspectives」オンライン版に掲載された。

なお、日本国内で製造されているパーソナルケア製品には、自主規制などで、こうした内分泌かく乱物質はほとんど含まれていないが、海外で製造されている安価な製品には多量に使用されている可能性もある。個人輸入や現地で購入したものを使用する場合は、十分注意する必要がある。






タグ:健康

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